万城目学のレビュー一覧

  • 偉大なる、しゅららぼん

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    さすが万城目学さん。ゴリゴリにクセの強い奴らのオンパレードで、ブッチギリの想像力による世界観が展開される。そうです、これが欲しかったんですというものを「はい、これです」と提示してくれた万城目さんすごい。ファンタジーだけどコミカルテイストも加えてくる、気楽に読めるけど展開は裏切られるのでどっかに連れていかれてもいいくらいな感じで読んでほしい。

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    2022年10月17日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    棗がかっこいいし絶対に好きになる
    とはいえ淡十郎も、涼介もいいキャラ

    かなり現実離れしてるけど、
    万城目さんの現実離れ感はすき

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    2022年10月12日
  • べらぼうくん

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    大学受験時代から就職を経て小説家になるまで。赤裸々におもしろおかしくかたる。がそこに小説家になるべくしてなった要素が詰まっていた。

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    2022年09月30日
  • バベル九朔

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    ★それがこのバベルの源だった(p.322)

    【感想】SFでもなくファンタジーとも言えず、不条理系というほどでもない奇妙な小説。でもけっこう読みやすくはありました。主人公がもう少しお気楽な性格でもよかったかなあとは思いました。

    【内容】
    ・祖父の建てたバベル九朔というカラス群がる雑居ビルの管理人をしつつ小説家を目指す青年はある日黒衣の女に追われもうひとつのバベルに迷い込んでしまった。

    【一行目】「qua」/「quaa」/「quaaa」/バベルの朝はカラスが連れてくる。

    ▼簡単なメモ

    【飲食二年】昔は「飲食十年」と言われ飲食店の寿命はだいたい十年くらいが標準だったがそれが五年になり、今は

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    2022年09月26日
  • べらぼうくん

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    万城目さんの浪人時代から作家デビューするまでを描いた,青春/青年記のようなエッセイ.どうでもいいんやけど半額か,ちと悔しいかな.

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    2022年09月09日
  • 時の罠

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    面白かった。複数作家の短編集は良いものだなあ、と思った。一番面白かったのは米澤穂信か。ああいうヘンテコな短編が好きなのかもな。よって万城目学のものも好きだった。湊かなえのものはシンプルに良い物語だと思った。辻村深月の作品はやはり俺の体質に合わない。女性だからか? と思ったが湊かなえもいるので違うらしい。なんというかな、人物が単調で「良い話」を見せられているとだけ。回想形式を交える物語が好きなのかもしれない。短編というのはどれも、それぞれの人生のハイライトを切り取ったような、一人だけの物語という気がした。

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    2022年07月25日
  • 時の罠

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    ”時間“をテーマにした4人の作家たちの競演

    辻村深月「タイムカプセルの八年」
    不器用な父親と息子の物語、ジワリと涙腺がやられるやつです。

    万城目学「トシ&シュン」
    この人の感性は本当に面白い。
    “時間”をテーマにしたとき、よくこの発想へたどりつくなと、感心してしまう。

    米澤穂信「下津山縁起」
    今度の時間は気の遠くなるほどの長さ。
    “時間”という概念について少し前いろいろ本が出ていたけど、”知性“という概念と合わせて編年体にして描く、お上手です。

    湊かなえ「長井優介へ」
    “イヤミスの女王“と言われた作者らしい短篇。でも最後に少し光が見え読後感がいい。

    辻村深月と湊かなえが少しかぶり気味

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    2022年07月21日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

    ネタバレ

    気合の入った力作ながら…。

    2022年5月読了。

    「鴨川ホルモー」で心を奪われて以来、ずっとずっと大好きだったのですが、「偉大なる…」で心底ガッカリしてしまい、万城目先生の著作からは一歩引いておりました。

    ある日、「久々の大作!」と書店で見かけて購入したものの、長らく積ん読しておりましたが、縁有って今回読破いたしました。

    「本当は熱い歴史小説が書きたいんだけど、時代的にありきたりに思われたら嫌だから、作者独特のとてもヒン曲がった角度から歴史を描く」と云う稀有な作家さんだとズ~ッと思ってきたのですが、
    やっぱり此処(大坂の陣の時の京大坂!!!)の部分だけは、同時代の視点で描かなくてはいけないと、思い入れ

    #笑える #切ない #アツい

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    2022年05月08日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    タイトルの『とっぴんぱらりの』や紹介文の『京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”』でのほほんとした内容かと思いきや、のっけから命を賭ける殺伐とした闘いがあり読むのを諦めようかと思った。
    面白くなったのは伊賀を出てからだが、やはり争いのシーンはかなり残虐。
    忍びってこうだったのか。
    忍びしか知らない人生なら自由の身になってもそれを自由と気付けないのかもしれない。
    権力にとことん利用される風太郎を解放してやりたいと思った。
    あと、ひょうたんの作り方がよくわかった。

    ひさご様、因心居士、果心居士、残菊の正体が気になります。

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    2022年05月04日
  • 鴨川ホルモー+ホルモー六景【2冊 合本版】

    購入済み

    京都に浸りたい人は是非

    京都に馴染みのある身としてはとても親近感を持って読むことができた。設定も作り込みも面白い。ただ、同じ京都を舞台とする作家の森見登美彦氏の文章と比べると、やや華やかさに欠ける感はあった。

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    2022年04月10日
  • バベル九朔

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    設定が面白そうだなと思ったのですが、難しかったです。終わり方は複雑なきもちですが、ハラハラドキドキして楽しいシーンが多かったです。

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    2022年03月05日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    面白かった事は面白かったけど…
    ファンタジーなのかな。
    神様のイメージがオッさんというのが自分には違和感を感じました。
    ベタ過ぎるのかな。

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    2022年02月11日
  • 時の罠

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    〈時〉をテーマにしたアンソロジー。
    辻村さんは父子の人情話、万城目さんは神様が夢を叶えるトリッキーなファンタジー、米澤さんはSF、湊さんはミステリ。
    アプローチも語りも異なった競演。読みやすく楽しかった。タイムカプセルに始まりタイムカプセルに終わったけれど、二つともパンドラの匣にならなくて良かった。
    個人的に意外性No. 1は米澤さん。

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    2022年01月15日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    神様の奮闘記。
    どこか人間的で憎めない神様。
    独特の世界観であっという間に読み終わった。
    楽しく読める本って感じ。

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    2021年12月11日
  • 時の罠

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    どの話も面白かったが、
    特に湊かなえさんの話が良かった。
    耳の障害で、音が3秒遅れて聞こえる主人公の話。

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    2021年11月27日
  • ザ・万字固め

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    「マキメマナブの日常」「旅するマキメ!」「デリシャス七重奏」「やけどのあと」
    「マキメマナブの関西考」「ザ・万字固め」

    最初の2つは面白かった。他はあんまり。

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    2021年09月28日
  • 時の罠

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    再読。
    というよりも、湊かなえさんワールドに浸かりたくて
    湊さんの話だけ読もうと思って手に取ったら
    他のも結局読み返してしまった!

    アンソロジーなので、一つ一つのお話は短くて
    でもしっかりと世界観を魅せてくれる安心の4名……
    湊かなえさんの「長井優介へ」がすごくすき。
    15年は長すぎるけど、またこれからの15年は
    長井にとって明るい15年であってほしいなと思いました!
    そして辻村さんの「タイムカプセルの八年」は
    胸が熱くなった。
    親父たちがすごい!かっこいい!
    小学校卒業から成人までの八年と、
    成人からの八年は本当に全く違うだろな。
    他二編はファンタジー?要素もあり
    不思議な感覚で面白いです

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    2021年08月15日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    万城目さんの作品は京都を舞台にして独特なものが多く、たまに読みたくなる。
    これは京都は全く関係ないけど、本当に気軽に読める作品。本当にこんな感じで神様は仕事してるのかも。

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    2021年02月23日
  • バベル九朔

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    出だしから一気に面白くて、店名に笑いながら、ハラハラしながら読み進めて、最後どうなるのか!・・・・ん?終わり?というラスト。そこからまた回り始めるのか?何があっても書いていくという作家の決意表明か?モヤモヤ。

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    2021年02月20日
  • バベル九朔

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    時間軸や背景がもう一つ理解しきれなかったのでもう一度読み直したいと思う。それでも後半のスピーディーな展開には引き込まれる様でさすがの万城目節で満足しました。

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    2020年11月04日