万城目学のレビュー一覧

  • べらぼうくん

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    彼我くん差は明白だった それほどの俊英ならば 客観的視点が常に欠落し、あくまでズレまくった主観のみが存在するのがオウムの真髄である。 その怒りに似た貴君の不満はわからないでもないが バブル経済の残滓である不良債権問題が一気に顕在化し こんなモラトリアム(猶予期間)のじゅういつ充溢した、居心地が良い土地は他にない。しかし、ゆっくりと確実に、心と体は毒に蝕まれていく。 容易く面接官を籠絡できるはず 「エウレカ(発見)!」と叫び、謎が氷解する日は唐突に訪れた。 競争の最終勝者は「十万画素」の携帯電話だった がいため外為 「鴨川デルタ」と呼ばれる賀茂川と高野川が合流して鴨川に一本化される地点 就職に有

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    2023年04月02日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    内容はほっこりしていてそれなりに面白いものの、神様の扱い方が他の作家さんの作品でもたまに見られる感じであまりオリジナリティが感じられない。
    万城目氏の最大の特徴であるオリジナリティ溢れる作品をしばらく読めていないのが寂しいなあ。

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    2023年02月21日
  • 時の罠

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    辻村深月さん、万城目学さん、米澤穂信さん、湊かなえさんの〈時〉をテーマにしたアンソロジー。辻村さんのタイムカプセルを題材に書かれたもの。私も小6の時、タイムカプセル埋めたけど、あの後どうなったんだろ。何を入れたかも全く覚えてないし、大した物入れてないんだろな。米澤さんのはよくわからなかった。湊さんのは、短編だけどよくできていて、面白かった。

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    2023年02月04日
  • 悟浄出立

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    時折やってしまう、S潮文庫の呪縛による、内容未確認予約物件。悟浄は、沙悟浄のことでした。
    中国古典文学の多少脇役にスポットを当てた短編集5編。
    この作品を書くに至った万城目学さんの序文に、すごく、いいね!っと思いました。彼は、高校時代の現文テストに出題された小説に心奪われた。その後、それが中島敦の「わが西遊記 悟浄歎異」と知る。中島敦は33歳で亡くなり、これは未完といったところ。そして、万城目学さんがその歳になり、そのオマージュに挑戦となる。
    私は高校の現文の教科書で読んだつもりの森鷗外の寒山拾得のラストが心残りで時々思い出していたのですが、それが寒山拾得縁起のラストであったことがわかった時、

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    2023年02月02日
  • 悟浄出立

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    万城目学作品だが、これまでとは異なり、原作から想像を膨らませた短編集。様々な作品をキャラクターそれぞれの目線で感情や行動が描写されているため、どれも主体者の目線で情景やエピソードが感じられる。おすすめは表題作よりも、虞姫寂静。
    万城目氏、中島敦や沙悟浄が推しとは、やはり面白い。

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    2023年01月31日
  • ザ・万歩計

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    ネタバレ

    万城目さんのエッセー面白いと思って購入。ところどころオチが入っていて面白い。ゴキブリの話やモンゴルの話がおもしろかった。

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    2023年01月21日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    さすが万城目学さん。ゴリゴリにクセの強い奴らのオンパレードで、ブッチギリの想像力による世界観が展開される。そうです、これが欲しかったんですというものを「はい、これです」と提示してくれた万城目さんすごい。ファンタジーだけどコミカルテイストも加えてくる、気楽に読めるけど展開は裏切られるのでどっかに連れていかれてもいいくらいな感じで読んでほしい。

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    2022年10月17日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    棗がかっこいいし絶対に好きになる
    とはいえ淡十郎も、涼介もいいキャラ

    かなり現実離れしてるけど、
    万城目さんの現実離れ感はすき

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    2022年10月12日
  • べらぼうくん

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    大学受験時代から就職を経て小説家になるまで。赤裸々におもしろおかしくかたる。がそこに小説家になるべくしてなった要素が詰まっていた。

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    2022年09月30日
  • バベル九朔

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    ★それがこのバベルの源だった(p.322)

    【感想】SFでもなくファンタジーとも言えず、不条理系というほどでもない奇妙な小説。でもけっこう読みやすくはありました。主人公がもう少しお気楽な性格でもよかったかなあとは思いました。

    【内容】
    ・祖父の建てたバベル九朔というカラス群がる雑居ビルの管理人をしつつ小説家を目指す青年はある日黒衣の女に追われもうひとつのバベルに迷い込んでしまった。

    【一行目】「qua」/「quaa」/「quaaa」/バベルの朝はカラスが連れてくる。

    ▼簡単なメモ

    【飲食二年】昔は「飲食十年」と言われ飲食店の寿命はだいたい十年くらいが標準だったがそれが五年になり、今は

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    2022年09月26日
  • べらぼうくん

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    万城目さんの浪人時代から作家デビューするまでを描いた,青春/青年記のようなエッセイ.どうでもいいんやけど半額か,ちと悔しいかな.

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    2022年09月09日
  • 時の罠

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    面白かった。複数作家の短編集は良いものだなあ、と思った。一番面白かったのは米澤穂信か。ああいうヘンテコな短編が好きなのかもな。よって万城目学のものも好きだった。湊かなえのものはシンプルに良い物語だと思った。辻村深月の作品はやはり俺の体質に合わない。女性だからか? と思ったが湊かなえもいるので違うらしい。なんというかな、人物が単調で「良い話」を見せられているとだけ。回想形式を交える物語が好きなのかもしれない。短編というのはどれも、それぞれの人生のハイライトを切り取ったような、一人だけの物語という気がした。

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    2022年07月25日
  • 時の罠

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    ”時間“をテーマにした4人の作家たちの競演

    辻村深月「タイムカプセルの八年」
    不器用な父親と息子の物語、ジワリと涙腺がやられるやつです。

    万城目学「トシ&シュン」
    この人の感性は本当に面白い。
    “時間”をテーマにしたとき、よくこの発想へたどりつくなと、感心してしまう。

    米澤穂信「下津山縁起」
    今度の時間は気の遠くなるほどの長さ。
    “時間”という概念について少し前いろいろ本が出ていたけど、”知性“という概念と合わせて編年体にして描く、お上手です。

    湊かなえ「長井優介へ」
    “イヤミスの女王“と言われた作者らしい短篇。でも最後に少し光が見え読後感がいい。

    辻村深月と湊かなえが少しかぶり気味

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    2022年07月21日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

    ネタバレ

    気合の入った力作ながら…。

    2022年5月読了。

    「鴨川ホルモー」で心を奪われて以来、ずっとずっと大好きだったのですが、「偉大なる…」で心底ガッカリしてしまい、万城目先生の著作からは一歩引いておりました。

    ある日、「久々の大作!」と書店で見かけて購入したものの、長らく積ん読しておりましたが、縁有って今回読破いたしました。

    「本当は熱い歴史小説が書きたいんだけど、時代的にありきたりに思われたら嫌だから、作者独特のとてもヒン曲がった角度から歴史を描く」と云う稀有な作家さんだとズ~ッと思ってきたのですが、
    やっぱり此処(大坂の陣の時の京大坂!!!)の部分だけは、同時代の視点で描かなくてはいけないと、思い入れ

    #アツい #笑える #切ない

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    2022年05月08日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    タイトルの『とっぴんぱらりの』や紹介文の『京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”』でのほほんとした内容かと思いきや、のっけから命を賭ける殺伐とした闘いがあり読むのを諦めようかと思った。
    面白くなったのは伊賀を出てからだが、やはり争いのシーンはかなり残虐。
    忍びってこうだったのか。
    忍びしか知らない人生なら自由の身になってもそれを自由と気付けないのかもしれない。
    権力にとことん利用される風太郎を解放してやりたいと思った。
    あと、ひょうたんの作り方がよくわかった。

    ひさご様、因心居士、果心居士、残菊の正体が気になります。

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    2022年05月04日
  • 鴨川ホルモー+ホルモー六景【2冊 合本版】

    購入済み

    京都に浸りたい人は是非

    京都に馴染みのある身としてはとても親近感を持って読むことができた。設定も作り込みも面白い。ただ、同じ京都を舞台とする作家の森見登美彦氏の文章と比べると、やや華やかさに欠ける感はあった。

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    2022年04月10日
  • バベル九朔

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    設定が面白そうだなと思ったのですが、難しかったです。終わり方は複雑なきもちですが、ハラハラドキドキして楽しいシーンが多かったです。

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    2022年03月05日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    面白かった事は面白かったけど…
    ファンタジーなのかな。
    神様のイメージがオッさんというのが自分には違和感を感じました。
    ベタ過ぎるのかな。

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    2022年02月11日
  • 時の罠

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    〈時〉をテーマにしたアンソロジー。
    辻村さんは父子の人情話、万城目さんは神様が夢を叶えるトリッキーなファンタジー、米澤さんはSF、湊さんはミステリ。
    アプローチも語りも異なった競演。読みやすく楽しかった。タイムカプセルに始まりタイムカプセルに終わったけれど、二つともパンドラの匣にならなくて良かった。
    個人的に意外性No. 1は米澤さん。

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    2022年01月15日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    神様の奮闘記。
    どこか人間的で憎めない神様。
    独特の世界観であっという間に読み終わった。
    楽しく読める本って感じ。

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    2021年12月11日