【感想・ネタバレ】偉大なる、しゅららぼんのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年01月26日

ものすっごく面白かった!
やはり長編小説は読み応えがあるし、私の中のファンタジー成分が満たされた。

琵琶湖周辺に住む日出家と棗家は不思議な力を持つ同士、古くから敵対してきた。
琵琶湖に住む龍にご神水、不思議な力、不念堂、登場人物のキャラクター付けもしっかりしていて、本当にいる様な、起きている様な、...続きを読む事実かもしれないと思わせる情景描写にすっかりのめり込んだ。
何年か前に竹生島を訪れたこともあり、(その時はタイミング悪く工事中かなにかでかわらけを投げられなかった)琵琶湖をフェリーで渡ったことや、大きな森、静かな龍神拝所から見下ろした琵琶湖、日差しが強く朱い鳥居が鮮やかに輝いていたことなどを思い出した。

第3の力の持ち主に関しては予想が当たった。
「しゅららぼん」の音の真相には笑ったが、そこに龍神にとっての人間のちっぽけさ、龍神の大きさ恐ろしさを感じた
最後の終わり方も最高だった。

また内容を忘れた頃に読みたい。

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Posted by ブクログ 2023年11月28日

U-NEXTでたまたま映画を見つけた。
琵琶湖が舞台だったので気になって見始めたが面白くない!でも話が気になるので原作を読むことに。

原作めっちゃ面白い!!

琵琶湖には、何か深いところに、奥底に、生き物がいそうな、秘めた力がありそうな気がしていたのでどんぴしゃ!
ノンフィクションでもおかしくない...続きを読む^^
万城目学作品初めてだったけど気に入ったので、次はホルモーにする。

琵琶湖も改めて旅したい。神社とか。

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Posted by ブクログ 2023年03月27日

滋賀を題材にした物語
滋賀県民はもちろん県外の方にも楽しめるとおもう。正直滋賀PR用くらいに思っていたがきちんと小説として完成されていた。この本に魅せられて城崎裁判も購入。

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Posted by ブクログ 2022年09月23日

万城目さんの本は最初からどんどん引き込まれる。
読み始めるとすぐに話に入り込めて、通勤中読んでたけど電車降りるのがもったいなくて嫌だった。
面白かった〜登場人物が魅力的だ〜終わりもよかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月27日

漫画のようにさっくり楽しみながら読めてしまうお話でした。

以前から万城目学さんの名前はよく目にしていたのですが、読むのは今回が初めて。
ファンタジー色強めでありつつ、主人公たちが高校生なので、それっぽい甘じょっぱさが味わえるのも良かったです。青春群像劇。
万城目さんの他著作も読みたいなと思える作品...続きを読むでした。


ラストは時かけのような切なさも感じました。
最後の最後の締めも悲しくなりすぎない希望を見せてくれたのが良かったですね。

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Posted by ブクログ 2019年06月16日

He refuses to have great power because he does not want to lose his mind to feel beauty.I thought that heart and preparedness were beautiful.

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Posted by ブクログ 2019年01月05日

万城目学さんの作品は結構ドラマ化されているようですが、今回初めて小説を読みました。
ボリュームがありましたが、面白く、一気に読んでしまいました!
主人公は高校生の男の子。年代も性別も違えど、瑞々しい描写に自分もその空間にいる気持ちになれます。とにかく、登場人物が皆魅力的です。

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Posted by ブクログ 2018年12月24日

面白かった!万城目さんワールド全開で、キャラクターも大好きでした。私の中で丁度いいファンタジー感!
もっとこの世界に入り込んでいたいなぁ…と、物語が終わるのが悲しい様な寂しい様な、けど、わくわくする様な楽しい作品でした。
万城目さんの頭の中、清子さんが覗いたらどんなのなんだろう。。

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Posted by ブクログ 2018年11月11日

大学生の頃まで、毎年頻繁に遊びに行った琵琶湖にそんな一族がいたとはビックリ。
確かに琵琶湖には他の水辺とは違う力を感じる・・・気もしないでもない。
しかし、相変わらず万城目さんの作品は舞台となる地域に対するリスペクトをひしひ
しと感じる。しっかりと下調べされているから時間的感覚や街や野山の規模がきち...続きを読む
と伝わり頭に浮かべられる。
それがあるから小鬼が出たり、鹿や鼠が話したりするような変な話でもスムーズに受
容れてしまえるんだろう。
ホルモーで受けた衝撃は未だに継続中です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年10月06日

名前にさんずいを持つ日出一族は、高校生になると石走の本家で能力をコントロールするための修行をしなければならない。青春万歳。最近の万城目作品はもうちょっと鬱々とした感じが漂っていたが、本作はホルモーに近い、青春と友情の物語で面白かった。
棗も捨てがたいが、やはり日出本家の姉弟が最強過ぎて格好よい。2人...続きを読むともある意味尋常じゃないマイペースなのだが、なにげに真面目で律儀で強い。特に淡十郎が深いのか深くないのか、でもあれが彼の目指した自然だったのだという。源爺の話は切なくなったがラストはある意味ハッピーエンド?でよかった。しゅららぼんの意味も酷いが、万城目さんっぽくてよい。

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Posted by ブクログ 2024年04月17日

万城目学版の『幻魔大戦』…いや、『童夢』か?そんな超能力合戦(?)が展開します(笑)

舞台は琵琶湖。石走(いわばしり)という湖東にある架空の城下町。日出涼介は湖西の日出分家出身。生まれつき、日出一族に伝わるある"能力"を保持していたので、石走の本家から高校に通う事になった。本家...続きを読むには同い年の淡十郎がいた。石走の殿様の居城だった屋敷に住む本家の人々は、皆一筋縄ではいかない人ばかり。しかも二人のクラスには、対立する棗(なつめ)家の息子、広海がいて…。

読み始めてしばらくは「は?」という状況が、"これでもかっ"ってくらい続きます。やがて少しずつ"能力"の秘密がわかって来ると一気読みがやめられません。
SF?…全然違う。陰陽師の術合戦?…近いけど違うなぁ。何しろ「しゅらら、ぼん」ってのが、何とも情けないもんなぁ。…というお話です。

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

そういえば、今まで全く触れていなかった作品。べらぼうくんを読んだ後だと、この作品を見る目が大きく違ってくる。
個人的にはすごく好きな作品だ。

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Posted by ブクログ 2023年05月04日

安定の万城目ワールドは面白かったんだけど、ちょっとだけ長いかな。この内容なら3分の2くらいの長さにできた様な気がするが…。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月01日

タイトルからどんな話か全然わからなかったけど、なかなか面白かった。
たんじゅうろうのキャラは大丈夫か?と最初思ったけど、終わってみればとても愛らしい奴でした。

青春ありファンタジーありという感じ。ただ、あんなに分厚さが必要だったかな、、とも感じました。
とは言え、読後感も悪くなかったのでよかったと...続きを読む思う。

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Posted by ブクログ 2022年08月10日

また変な話だ!なんでいつもムチャクチャな話なのにいい話を書くんだよ!
その後が気になる終わり方だった

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Posted by ブクログ 2022年03月17日

どんな深刻な場面であれ止むことがない、くだらなくも真剣な心のささやきの描写力がピカイチ!そこらの人もみんな頭の中でこんなこと考えてるのかと思うと世界が好きになれそう
伏線回収しながら進むも最後まで予測不能!非現実的だが子供っぽくなく大人も楽しめる
個人的にはあをによしのほうが好き。

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Posted by ブクログ 2021年08月15日


「お前ーーー僕の供にしてやる」

琵琶湖から特殊な力を授かった日出一族。その本家に移り住んだ涼介は、跡継ぎのナチュラルボーン殿様、淡十郎に出会う。さらにライバルの棗一族の跡継ぎと同じクラスに…
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どのキャラも個性的で、力を持ったもの同士の戦いに元気を貰えた。展開が面白くて後半一気に読み進めた...続きを読む。棗ええやつ過ぎんか…。
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映画化された時の濱田岳さん岡田将生さんのブックカバーだったのでそのイメージで読み進めた。淡十郎の濱田さんとくにぴったり(笑)
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終わり方が素敵。
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Posted by ブクログ 2021年02月08日

不思議な力の話なんだけど
よくある感じとはちょっと違うことで
ぐっと掴まれた感じ

「しゅららぼん」が出てきたとき
少年ジャンプの世界と繋がった(笑)

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Posted by ブクログ 2019年11月30日

気になるタイトルです。しゅららぼんとは一体何なのか?この言葉の意味はかなり読み進めないとわかりません。
主人公の日出涼介は、父の命で高校入学を前に日出家の本家へ居を移します。琵琶湖畔にある城の主である日出家のスケールは桁違いに大きく、この町では権勢を誇っています。
この家の長男である日出淡十郎は涼介...続きを読むと同級生です。淡十郎もかなり風変わりな人物で、真っ赤な学生服を着用しているお陰で涼介もこのスタイル。二人で城の周りの堀を船頭付きの舟で学校へ通うという特異ぶり。お手伝いさんと思われた女性はパタ子さんという愛称ですが本当の正体は…?白い馬に乗って登場する淡十郎の姉は、引きこもりのグレート清子。高校の同級生で校長の娘という大柄で声の小さい女子、速瀬さん。日出家とは大昔から敵対関係にあるという棗家の長男も同級生で登場というように、かなり濃いキャラクターの組み合わせでお話はコミカルに進むのですが、途中から様相が変わってくるところが見もの。
涼介がこの家に居る訳は日出家の一族が持つある特殊能力に関係するのですが、この能力にまつわるエピソードがこのお話の肝で、最後までどのような結末になるのか予想がつきませんでした。エピローグが期待の持てる流れになっていていい感じです。

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Posted by ブクログ 2022年10月17日

さすが万城目学さん。ゴリゴリにクセの強い奴らのオンパレードで、ブッチギリの想像力による世界観が展開される。そうです、これが欲しかったんですというものを「はい、これです」と提示してくれた万城目さんすごい。ファンタジーだけどコミカルテイストも加えてくる、気楽に読めるけど展開は裏切られるのでどっかに連れて...続きを読むいかれてもいいくらいな感じで読んでほしい。

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Posted by ブクログ 2022年10月12日

棗がかっこいいし絶対に好きになる
とはいえ淡十郎も、涼介もいいキャラ

かなり現実離れしてるけど、
万城目さんの現実離れ感はすき

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Posted by ブクログ 2022年06月18日

万城目作品を読みたくなって読んだ。
長かった。

万城目学はいつも摩訶不思議な世界観を作り上げる。
それでいて、どこかリアリティがある。
この小説も“琵琶湖に関わる力”をテーマにしている。
この力は現実には決してない(と思われる)のに、もしかしたら現実にもあるのではないか?と思わせる力がある。
本当...続きを読むに不思議だ。

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Posted by ブクログ 2021年11月23日

万城目さんの本を初めて読みました。
少々厚かったので手に取るまで時間がかかるし、読むのも時間がかかり、まどろっこしくなって途中とばし読みしちゃいました。それでも楽しいし、ラストもよかった。

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Posted by ブクログ 2021年09月16日

序盤はあまり進展がなく読んでいて少々退屈でしたが、中盤からどんどんテンポが良くなっていき、最後まで一気に読み進めることが出来ました。
物語の設定や登場人物の力の設定がよくできていました。

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Posted by ブクログ 2021年01月25日

なんだろいまいち高揚しないこの感じ。平熱未満の体温で終始するこの感じ。
たぶん、「能力」のルールが恣意的で都合が良すぎるんだよね。きちんとルールが固められてこそ、ルールを踏まえたその上でいかにルールの裏をいくかみたいな駆け引きが成立して緊張感が生まれるのだけど。本作では能力のルールがきちんと定められ...続きを読むないまま終盤に突入してしまうので、結局著者の都合のいいように能力が使われてハッピーエンドになるんでしょ?というだらけた印象のまま読み進めることになってしまう。異能バトル的な駆け引きがメインの作品ではないのだけど、それでも最低限の緊張感が必要だと思う。
とぼけた味わいを狙っているのだろうけど、緊張と緩和の間話ばかりでは単にぬるいだけになってしまう。鴨川ホルモーは本作よりもすっとぼけていたけどシリアスさがあったからメリハリがあったんだよね。

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Posted by ブクログ 2020年05月09日

琵琶湖の民として、代々特殊な力を受け継いできた日出家。
その分家に生まれた主人公は、
高校入学を機に本家に居候し修行することになる。
本家の長男である淡十郎や、その姉のグレート清子、
さらに、昔から同じ琵琶湖の民として対立を続けてきた棗家の息子と力を合わせ、
琵琶湖の民の存亡を賭けて新たな...続きを読む脅威と戦う。

プリンセストヨトミといい鴨川ホルモーといい、
ユーモアあふれる発想でとても楽しませてくれる話です。
この人、本当に関西が好きなんだろうな~。

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Posted by ブクログ 2020年03月01日

飽きることなく最後まで一気に読んでしまった。マンガ読んでる感じ。”しゅららぼん„だもんなぁ。敵の存在が誰なのか、”しゅららぼん„って何なのか、かなり読み進まないとわからないから気が付いたら読みきっちゃった、オイラに残ったのは娯楽かな。
日出涼介、淡十郎、清子、棗広海、ともに力の存在に否定的なのが前提...続きを読むだけど、オイラ的にはお金みたいなもので使い方次第じゃないの?って思う。清子みたいに聞きたくないのに聞こえてくる声はちょっと困りものだけど。使いたくなければ使わなきゃいいだけだ。淡十郎は力があると自然さがなくなるみたいに言うけど、そうなのかな?そもそも何でも思いのままの本家の跡継ぎに生まれている時点で違う気がするけど。お金じゃ買えないものまでコントロール出来るという意味なのかな。城に住んでるだけでその力を持っているようなものだけど。だからオイラはそこのところが突き抜けちゃっている清子に好感持ってしまう。誰かに気に入られるよりも、何をするべきかっていう基準で行動していて迷いがないんだもの。カッコいい!

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Posted by ブクログ 2019年11月13日

すごい想像力。飛躍飛躍の連続です。

子供の戦いごっこの延長にあるような、ありえない状況と笑える冗談のようなヘンテコなストーリーがごたまぜになってよくぞここまでまとめたな!っていう。

普通とありえないのミックスが絶妙です。

なんだこりゃ。

っていうのがもう全ての感想。笑
映画も見たい。

そし...続きを読むて、万城目学の本初めてなんだけど、ずっとマンジョウメガクだと思ってました。

そう、私は菅田将輝はカンダマサキだと思ってたし、ディーン藤岡はDEENの藤岡さんだと思ってました。

若い女の子にディーン藤岡かっこよくないですか?

って言われて、DEENに藤岡っていたのかなー?って思いつつ

歌上手いよね。っていう話にも

そうですよねーって返ってきて、ドラマに出てるって聞いて、DEENといえばボーカルの角刈りみたいな人しかわからないから、きっとあの人なのかなー?って思ってました。

渋くなったの?って聞いたら、渋めですよねー!って言うし。やっぱ、DEEN、今になってブレイクしてるんだと。

のちにディーン藤岡をなんかで見て、全然違うじゃん。って思う私でした。

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Posted by ブクログ 2018年10月15日

まさに奇想天外です(笑)琵琶湖畔の街、石走に代々住み続ける日出家と棗家。両家に受け継がれた特別な力を使った戦いのお話です。まず、『しゅららぼん』が何なのか?が気になりますよね。でも、種明かしは最後の最後(笑)、しかもたいしてというかほとんど意味はない(^^;)滋賀県しかも湖東というかなり限定的な範囲...続きを読むだけで終始する展開にちょっと(笑)湖シリーズいけるかも(笑)

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購入済み

気になりすぎて。。。

yuu
2014年03月12日

映画が公開されてて、
気になりすぎて
万城目さんの作品
初読みです。

うふふ( ´艸`)
映画の役者さんの顔を思い浮かべながら
読みました。
配役バッチリな感じです。

私もグレート清子になりたい。

万城目作品、はまりそう。

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Posted by ブクログ 2020年03月12日

再読4回目。
なんとも壮大であり得ない物語が、ものすごく狭い地域で展開されてる。発想の突飛さにただただ驚かされるばかり。この、切なすぎる読後感よ...。

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