万城目学のレビュー一覧

  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    京都にゆかりのある亡くなった人達によって、スポーツで実力よりも少し上の力を発揮できた2つのお話。

    方向音痴の女子高生の、憎めない愛されキャラ感が、可愛らしくて好きだった。

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    2025年10月22日
  • あの子とO

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    ヴァンパイアにオオカミ男。話が完結しないままでモヤモヤ。「人間の世界に馴染めない人間以外の種は簡単に殺される。どれだけ理屈に合わない話でも人間の都合で簡単に実行される。ここはずっとクマの居場所だった。そこに勝手に入ってきたのは人間。僕たちが暮らしにくいからといってクマを殺したら…」クマ騒動、感情的にならず、対応考えないと絶滅してしまう…

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    2025年10月21日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    都大路を走る全国女子高校駅伝中に新鮮組が亡霊として走ったり、京都の御所グラウンドでの草野球に沢村栄治が参加する奇妙な青春物語。
    万城目学氏の本はいくつか読んで、物語のスケールの大きさに感動したけれど、今回の本は短編2作ということもありそういうものではなかった。

    内容で気になったのが、
    「十二月の都大路上下ル」で新鮮組の亡霊が出てくるが、何故ここに新選組が出てくるのかが分からない。例えば、駅伝当日が池田屋事件があった日だとか。。
    「八月の御所グラウンド」で沢村栄治が出てくるが、何故ここに沢村栄治が出てくるのか、沢村栄治でなければならないのか。。

    等々、直木賞受賞作ということで楽しみしていたが

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    2025年10月20日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    万城目先生の話を読んでみたくてこちらをチョイス。お話が2つ載ってます。「三月の局騒ぎ」に「六月のぶりぶりぎっちょう」

    六月の方が圧倒的に長い話ですが、わたしは三月の方が好みでした。三月の方が、先日読んだ「八月の御所グラウンド」にテイストが似てるからかな。

    本能寺の変は日本史上、最大のミステリーとも言えますが、この本の中で居酒屋の大将がいってた「誰からも嫌われすぎ」の話がそういう見方もあるのか…と新鮮でした。でも、明らかになっていることと分からないことと共存しているからこそ皆んなが惹きつけられるのかもしれません。

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    2025年10月19日
  • ザ・エッセイ万博

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    何作品か読んでいる著者のエッセイを初めて読んだ お人柄が垣間見れたような… 「才能とは」で人間の自然な変化とその人の資質を分ける話は感じ入った

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    2025年10月19日
  • ザ・エッセイ万博

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    万城目節炸裂、書きたいことをつらつら描いたエッセイ13章、面白い話とそうでないのと…

    一章目の京都ナインはちょっと読むのやめようかな、と思うほど。なんせ野球も歴史にも興味ないとただ字面を追っているだけ、面白いが幅を持たせられない… とりあえず読み進めると「飾りのない歌」をCHAGEに歌詞提供したのは知らなかったー 一ファンとしての万城目氏の一挙手一投足がかわいい。

    「早生まれの甘え」との言葉をもらったところから真意は忘却、わからずしまい…ただ小説家にとって何よりも必要な要素である観察者としての能力を、早生まれであるがゆえに会得した…と勝手な観察論、これぞ万城目学 笑
    もっともらしいところが

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    2025年10月18日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    前作、八月の御所グラウンドと同じく京都を舞台とした歴史に触れたファンタジー。

    【三月の局騒ぎ】
     今は作家である主人公の、昔にょごだった頃に起こった作家を目指すきっかけが綴られる。

    かなり昔から寮の一室に住んでいる不思議でちょっと近寄り難い「キヨ」と主人公が相部屋になってしまう。キヨに完全に無視を決め込まれるなか、ある日のこと。
    キヨに『なんで、書くのやめたの』と唐突に質問される。小学生のときネットにあげた文章が中傷されてからぱったりと文章に触れていない主人公はその言葉に戸惑うが…。

    にょごにはじまり、局やら壺やらキヨやら…、おそらくそのへん詳しければ序盤には察しがすぐつく人も多いのかも

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    2025年10月16日
  • あの子とO

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    「あの子とQ」のスピンオフ的な作品。
    タイトルが似ているので、まちがえてこちらから先に読み始めてしまった、、
    Qを読んでからのほうが絶対おもしろいので、順番にご注意を。


    Qで出てきた人物たちに、各話ごとにスポットが当たる。かなり個性のつよいキャラたちなので短編の話もおもしろい。

    1作目はおもしろ全開、いつになっても親友ヨッちゃんはヨッちゃんで、天然ポジティブおもろい。

    個人的には2作目がダークで悲しくて日本の怪談ものを読んでる感じが心震った。佐久の話が怖くてゾクっとくるけど続きが気になる!

    3作目は双子のお話。可愛い二人に、新たな登場人物が出てきてこんな展開になるとは!?

    シリーズ

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    2025年10月15日
  • あの子とO

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    現代の吸血鬼一族を主人公とした連作短編集。
    世代を選ばず楽しく読めると思います。
    イラストもポップ!
    が、失敗しました。
    「あの子とQ」のほうを先に読むべきでした。
    そのままでも大丈夫ですが、読んでおけばもっとわかりやすかったかもという場面がありました。
    記憶が新しいうちにQも読んでおきたい。

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    2025年10月12日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    女子寮のお局様が気になる話と本能寺の変の謎に巻き込まれる話。どっちも大変好みで大好き。お局様があのお方で思わずあぁって膝を打つ。せやな、私もその篇首知ってる。本能寺もそんなことになる?って展開が楽しみ。古都ってこういうことありそうでいいよな。

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    2025年10月08日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    他の方も書いてらしたけど、私も、ぶりぶりぎっちょうより、局騒ぎの方が良かったです。ぶりぶりぎっちょうは、少しSFっぽい感じがしてしまって…さり気なさが良いのになぁ、と。

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    2025年10月05日
  • 八月の御所グラウンド

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    京都を舞台にした二篇からなるお話。知った土地の名前が出るとその時主人公が見たであろう景色が容易に想像できる。京都は通り名があるからそれがわかりやすい。本のタイトルにもなっている二篇目は送り火に合わせたタイミングと相まって、どう言えばいいのか、心が澄むというか、静かに目を閉じたくなるというか、そんな気持ちにさせてくれる。実写で観てみたくなる。

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    2025年10月04日
  • ザ・エッセイ万博

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    万博開催中なのでエッセイのタイトルにピッタリ。真面目さとユーモアのかけ合わせが絶妙で面白かったです。

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    2025年09月30日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    局の方は、直木賞の世界観を残し、じんわりしてくる。
    ぶりぶりの方は、そんな未練もあるのか?という思いを組んだストーリー構成は面白いが、やり過ぎと感じてしまった。さりげなく主役の存在を感じさせる展開の方が、この手のストーリーは適していると思う。織田信長とさりげなさの組み合わせは難しそうだから、主役の選択が残念ということか。

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    2025年09月27日
  • ザ・エッセイ万博

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    タイトルから全編、大阪・関西万博の話かと思ったら違った。まあ、最後にひとつだけ出てきたがね。ちょっとタイトル詐欺っぽい。内容的にはまあ彼らしいエッセイ。万筆舎の話は面白かった。エッセイより、もっと面白い長編を書いて欲しいなあ。小説の井戸が枯れてないことを祈る

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    2025年09月19日
  • ザ・エッセイ万博

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    万城目さんのファンだけど、エッセイ作品は初。
    ちょうど時期だし、万博という言葉に惹かれて購入。
    作家さんの生活とか、視点が垣間見れて楽しい。他のエッセイもチャレンジしてみようかな。

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    2025年09月15日
  • ザ・エッセイ万博

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    タイトルからまんま万博紀行かと思いきや、エッセイのタイトルには「万」を付ける流れで万博となり、タイトルからの後付けで大阪万博訪問記で〆られていた。
    Chageとの融合話が面白かった。
    そしてマシュー・マコノヒーはつい検索しちゃったよw

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    2025年09月09日
  • あの子とO

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    「あの子とQ」の続編と云うかスピンオフ。前の話はすっかり忘れていたが、多分大したつながりはない。まあ、3作、軽い話なので軽く読める

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    2025年08月28日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    八月の御所グラウンドに続いて読んだ今作品。
    またまた京都が舞台で楽しめましたが、六月のぶりぶりより三月の局騒ぎの方が響きました。
    にょごと呼ばれる人たちとか、女子学生寮の雰囲気が良きでした。
    坊ちゃんの小説に出てくるキヨさんから、キヨと名のつく人に悪い人はいないって思っちゃう感性とか偏愛ぶりにズキッてきてしまう。1000年経っても日本人に忘れられないフレーズを残すなんて、明治の文豪たちもまだまだ足元に及ばないし何故めいたところも良かったです。
    20年前の出来事で娘が駅伝のアンカーって前作繋がりもあったりで・・

    それにしても京都は歴史上の人もいまだに現世を彷徨っているようで魅力的な街でした。

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    2025年08月25日
  • ホルモー六景

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    ホルモーに関する古今東西あれやこれのスピンオフ短編集。
    バカバカしく面白い。鴨川ホルモーを読まずにこっちを読んでしまうとより訳が分からないかもしれない。ホルモーとは何ぞやと。
    しかし、鴨川ホルモーを呼んでもホルモーとはなんぞやということが書かれている訳でもないし、本書でもホルモーの謎が解き明かされる、ということは別にない。

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    2025年08月22日