万城目学のレビュー一覧
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京都だと本当に見えていないものを見ていそうな人がいそうだと感じました。
また、冬の京都に旅行に行ってみたいです。
「それは-彼らは信じているからだ。彼らは自分の力を信じている。」Posted by ブクログ -
直木賞受賞作であり、万城目さん作品を初拝読。
京都を舞台にしたちょっと不思議なお話2作を収録。京都らしさ漂うファンタジー要素はあれど、どちらも大きく波風が立たない展開だけに、やや物足りなさも感じてしまった。それで手にとったわけではないが、帯にかかれている「感動&感涙の傑作青春小説」というのも、ちょっ...続きを読むPosted by ブクログ -
琵琶湖から授けられた特殊な“力”を持つものの、対立していた「日出家」と「棗家」。その末裔が高校で同じクラスになったことから、再び“力”で“力”を洗う戦いが始まる…?
意外な人物が強大な“力”を持っていて、物語は思いがけない方向へ進んで行く。命懸けの戦いの後、最終章・『エピローグ』が青春小説っぽく...続きを読むPosted by ブクログ -
かのこちゃんと猫のマドレーヌ夫人のユーモアある日常がたんたんと繰り広げられる物語…と思っていたら、マドレーヌ夫人の口から語られた真実に感動してしまいました。かのこちゃんの成長とマドレーヌ夫人の旅立ちに涙しそうになりました。最近忘れがちですが、ちょっとした思いやりの積み重ねに導かれることもあるんだよな...続きを読むPosted by ブクログ
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この本を「青春」というカテゴリに分類してもよいものか。舞台は京都。二浪の末の京大一回生が主人公。同じサークルの女子に惚れたり惚れられたり。帰国子女のトンチンカンな同輩を翻弄したり翻弄されたり…。やはり「青春」のエッセンスはすべて含まれています。ただ、余計なエッセンスもふんだんに含まれていますが…。Posted by ブクログ
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長い間本棚で眠っていた本。なんて可愛らしい物語なんだろうと幸せな気持ちになった。
万城目さんが書く美しい比喩表現と、タイトルからは想像もつかない意外な展開にすぐ本の世界に浸れた。
かのこちゃんが色んな経験を積みながら日に日に成長していく姿が本当に健やかで、マドレーヌ夫人と玄三郎さんの関係性もとても...続きを読むPosted by ブクログ -
もちろん話はおもしろいし、こんなワールドを書けるなんてすごいなあと思うのだけど、最後の方はひっぱってひっぱって、、の割に解決の仕方がいまいち印象に残らない感じでした。
歴史好きだったらいろんな言葉がもっと頭に入ってくるのかなー。Posted by ブクログ -
スピンオフだったから500代目のメンバーがどうなってるのか気になりました。
でも長持の恋はキュンときたし、そこからの高村なのかな〜と。
他の作品も繋がるところあって面白かったです。
二人静は結局何だったんだ?Posted by ブクログ -
読んでて、疾走感を感じれなかった。なぜ?と考えると、文中の活字をスラスラ読み込めてなかったから。馴染みのない漢字、語彙を調べながら読んでたから。本の面白さの有無で面白くなかったと言ってる場合、読み手の問題であり、私自身の語彙力の無さが原因である場合が多いのでは?という気づきを得た。下巻に続く。Posted by ブクログ