万城目学のレビュー一覧

  • 悟浄出立

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    特に表題の悟浄出立が面白いです。1つ1つが短いので読みやすいと思います。万城目学さんの個性が出てます!

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    2021年04月15日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    にわかに信心を起こし、神社詣でするお正月休みに読むといい感じだろうか?
    うららかな新春の雰囲気に、ぴったり。

    縁結びの神として千年、小さな神社で務めてきた下級神が主人公。
    何と神界にもノルマがあり、査定があり、転勤も昇進もある!
    そして、この神さん、小心で出世欲もあり、ちょっと小ずるかったりする。
    なかなか「人間的」なお方。
    でも、いざという時、出世より、人間に寄り添い、縁結びをすることを選んでしまう、泣かせる神さんでもある。

    物語は凝った構成を持つ。
    神の世界の話と、神を見ることができない人間の世界とを交互に描いていくのだが、時に交錯したり、夢が何層にも入れ子になっていたりと、多彩だ。

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    2021年02月28日
  • 悟浄出立

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    万城目さんのは、映像化されてるのは、全部観てる!
    (そんなんばっかやな(・・;))
    で、はじめて本読んだ。
    何か、あらすじなどに、惹かれて。
    西遊記、三国志などのサブキャラをメインにしての短編5つ。
    スラスラ読めるし、なかなか面白い。
    好みは、やっぱり「悟浄出立」かな?
    ・結果が全てではなく、過程も大事!
    ・先頭に立って、道のない道を行く厳しさ(楽しい事もいっぱいあるけど)
    何か、今にも通じるもんもあって、ジーンときた!
    後書きにあたる?「著書解題」も面白い。
    中島敦さんの「わが西遊記」を読みたくなった!

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    2021年02月13日
  • 悟浄出立

    購入済み

    異世界

    万城目さんの小説を読むと、異世界に入り込んでしまった様な感覚になります。孫悟空の世界、古き中国の世界へと。様々な人々の生き様を、まるで今目の前にしているような驚き。
    今後の作品も楽しみにしています。

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    2021年01月29日
  • 時の罠

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    面白かった。続きが読みたくてあっという間に読んだ。
    4人の作家さんの短編集。
    題名の時の罠はなぜそのタイトルにしたのかやや不明。
    私の好きな作家の辻村深月さん、湊かなえさんの短編は本当にワクワクした。さすがのお2人。
    ただあとの2人の作家さんの話は面白くなかった。星4つは辻村さんと湊かなえさんの面白さだけでつけた。あとの2人は興味のあった作家さんだったのでとっても残念。

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    2021年01月09日
  • 時の罠

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    4人の人気作家による『時』をテーマとしたアンソロジー。
    女性作家2人の作品は、どちらも学校の卒業記念で埋めたタイムカプセルがコア。しかし、辻村深月はハートフル。湊かなえはちょっとウエット気味と、それぞれの持ち味が存分に出ていて興深い。
    対して男性作家2人の作品は、どちらかと言うとSF的作品。万城目学は、神様モノ。米澤穂信は過去から未来にかけての壮大な時間モノ。
    売れっ子作家さんだけにハズレなし。
    装丁の猫は何故?と思うが、読み終えるとおそらくシュレーディンガーの猫なのだろうと気付かせてくれる。
    何れも初出は別冊文藝春秋らしいが、このアンソロジーは、企画が先にあって雑誌に掲載されたのか、掲載後に

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    2020年11月22日
  • ザ・万歩計

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    著者初のエッセイ集です。

    『虚航船団』など読者を驚かす発想を生み出した鬼才・筒井康隆に、『着想の技術』という本があります。それになぞらえていえば、本書はマキメ版「着想の技術」でしょうか。『鴨川ホルモー』や『プリンセス・トヨトミ』といった怪作を生み出した知性の実演を見ているような印象を受けます。

    もちろん筒井の本と同様、ほとんど名人芸の領域であって、「技術」として学べるようなものでありません。読者になしえることは、笑いつつ、ひたすら感心することだけなのではないかという気がします。

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    2020年11月13日
  • バベル九朔

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    これぞ、万城目学とも言うべき怪作。バベル九朔というビルの管理人をしながら、小説家を目指す主人公。そんなにも流行っていないテナントが4つだけのたった5階のバベルの塔。そこに現れた黒ずくめの怪しい女。大ネズミをハイヒールで踏み付けたその女は「扉はどこ?」と言う。ぐるぐる回る世界。よくもまあこんな物語を作れるもんだと感動。その結末たるや、よくわからん。おまけの短編の落ちはわかった自分にバンザイ\(^o^)/。

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    2026年01月12日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    再読3回目。
    おもろー。こんな毒にも薬にもならん作品(最大級の賛辞)、最近あんまりないのよね。読んだら、人にやさしくなれそうな気がした。

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    2020年05月31日
  • 悟浄出立

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    あとがきの「著書解題」★5つ。
    中国と日本における歴史の記録の違いを司馬遷のに見てとるのは非常に説得力があります。

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    2020年04月18日
  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    最高なタイトルからわかるように、大阪から台湾まで、ぼくらの大好きな近代建築が蘊蓄とともに紹介されるゆるガイドブック。
    訪れたことのある場所でも、その建物や建築家のエピソードを知るとまた行きたくなる。
    「建ってから八十年以上も焼けてないのは大阪城史上最長」など、どうでもいい記録がわかったりします。

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    2020年01月13日
  • 悟浄出立

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    言ってみれば中国の歴史小説のパロディですが、万城目氏が本書を書いた理由が非常に興味深いです。
    ヘンテコな作品ばかり書いている天才だと思っていたら、意外と正統派の感性を持っていたんだ。
    ついでに言うと、内容も充分面白い。

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    2020年01月11日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    いくさのシーンは血生臭い。生々しい表現もたくさんあるし。それでも読み進められてしまう、風太郎たちの生きざま。助けられたあの子がどうなっていくのか、非常に気になる...。

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    2019年11月27日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    風太郎のイメージが、勝手にむくむく膨らんで止まらない。のんびり瓢箪育ててるかと思えば、殺伐とした戦いのシーンもあって。登場する人物がみんな魅力的...。着地点が気になる気になる。

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    2019年11月23日
  • バベル九朔

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    ネタバレ

    万城目学のデビュー作『鴨川ホルモー』を読んだとき、その発想の奇抜さとストーリーの愉快な展開に、なんてすごい作家が現れたんだ!とすぐにファンになった。
    ところが『とっぴんぱらりの風太郎』や『悟浄出立』を読んで、あれ?本当に書きたいのはこういう作品なのかな?と思った。

    主人公の俺は、バベル九朔という5階建ての雑居ビルで管理人として働きながら、作家デビューをするために小説を書いては応募する毎日を送っている。
    が、一次予選すら一度も通ることなく、二年の月日が過ぎようとしていた。


    ###以下ちょっとネタバレ###

    どこにでもあるありふれた雑居ビルのはずだったバベル九朔が、人びとの夢や希望を絶望に

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    2019年09月07日
  • バベル九朔

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    嫌いでは無い世界観。
    閉鎖された空間で己の希望が叶う夢の中で生きていく。
    現実世界での夢を積み上げたバベル。
    途中理解が出来なくなって読むのが止まってしまったが、小説家というのは自分のバベルを築いているのかと感じた。

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    2019年08月28日
  • 悟浄出立

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    悟浄は八戒に聞く。英雄を超越して自由。
    趙雲は張飛を見る。豪胆さがうらやましい。
    虞姫は項王を知る。代わりの存在としての己。
    京科は荊軻に再会。運命は分かれて明暗。
    榮は父と話す。書くことこそ父司馬遷の命。
    万城目学の書きたかった短編集。中国が舞台の物語5編。

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    2026年01月12日
  • ザ・万歩計

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    たまに「ふふぇぁっ」って一人で笑ってしまうようなゆるいエッセイなのに、完全に油断しているところ、ふと泣ける話を入れてくるのやめて欲しい。
    両方の理由により、電車内閲覧危険。

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    2019年04月02日
  • 悟浄出立

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    学生時代に中島敦の山月記を読んで鳥肌が立ったことを思い出します。悟浄出立、上手いね。確かに中島さんと同じ匂いがする万城目作品です。大満足です

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    2019年03月24日
  • 悟浄出立

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    悟浄の視点で書かれた西遊記という感じ。なかなか良いと思いました。万城目好きにはたまらないでしょう。あっという間に楽しめた一冊。

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    2019年02月10日