万城目学のレビュー一覧
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ネタバレ「八月の御所グラウンド」よりこちらのほうが好きかな。前作を読んで、歴史と京都の話だという心構えがあり、なおかつ清少納言と信長という分かりやすい題材なのも大きいだろうけど。
「三月の局騒ぎ」は、壺の例で藤壺などが出ていたから源氏物語?と思ったが、清少納言だった。ほんとにこんな女子寮があったら楽しそう。
表題作は、まずぶりぶりぎっちょうって何?というところから興味を惹かれる。言葉の響きが我が子たちにウケていた。実際はミステリのような任侠もののような、オカルト?はたまた旅行記?いろいろ入り混じっていて、世界観に入り込むまでに時間がかかるが、このまま進むのか、と見当がつくと読み進めるのが愉快になった。 -
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第170回直木賞受賞作
十二月の都大路上下る」と表題作の2編収載
十二月の都大路上下る
女子全国高校駅伝に前日いきなり出場することになった超方向音痴の高1女子と、一緒に競って走った他校の高2女子、彼女たちが出会った歴史上の彼ら。マキメワールドだが割と控えめである。女子高生ランナー二人の気持ちが通じるのが爽やかだ。
八月の御所グラウンド
メンバーすらまともに揃わない草野球チームの早朝に駆り出され、行き当たりばったりの試合が始まる。
メンバーはその都度不定。野球未経験の中国人留学生シャオさん、その場にいたえーちゃんを彼女が引っ張ってきて、彼が工場仲間の山下君、遠藤君を連れてくる。どう言うわけか -
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Posted by ブクログ
『まあ、いい先生だったんだろうけど。』比留間先生の真実。親父会のその後。
タイムカプセルの八年 辻村深月
『縁結び一本、ざっと千年のお勤めを果たしてきたところであります』
トシ&シュン 万城目学
『意識らしきものはあった。だがそれは知性ではなかった』
下津山縁起 米澤穂信
『研究室からパクってきた』『優介の好きなように使えばいい。』
長井優介へ 湊かなえ
最初の比留間先生の衝撃が凄くて(親父会にすくわれましたが、さすが辻村深月さん)、その後の万城目学さんの語り口の神様にほっとしました。
山との通信の不思議(米澤穂信さんの)におっと思い、最後もタイムカプセルで、湊かなえさん独 -
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Posted by ブクログ
オーディブルにて視聴。
ひょんなことから奈良の女学校への一時赴任が決まった物理教師が、鹿・鼠・狐にまつわる歴史の運命の輪に巻き込まれていくというお話。
第2章くらいまではかなり冗長に感じて、残り何分か、どこまでこの調子が続くのか何度も時間を確認してしまうくらいだったが、中盤から展開が大いに盛り上がり、楽しみながら聞き進められた。
各キャラがしっかり描かれていて、ドラマ化しているということもあり人物像が想像しやすくて聴いていて楽しかった。読後感も爽やかで、心にモヤモヤが残らない感じ。
ダークで後味悪いストーリーが個人的に好みなのでこの評価になるけれど、ドラマも見てみたいと思った作品。