万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オーディブルにて視聴。
ひょんなことから奈良の女学校への一時赴任が決まった物理教師が、鹿・鼠・狐にまつわる歴史の運命の輪に巻き込まれていくというお話。
第2章くらいまではかなり冗長に感じて、残り何分か、どこまでこの調子が続くのか何度も時間を確認してしまうくらいだったが、中盤から展開が大いに盛り上がり、楽しみながら聞き進められた。
各キャラがしっかり描かれていて、ドラマ化しているということもあり人物像が想像しやすくて聴いていて楽しかった。読後感も爽やかで、心にモヤモヤが残らない感じ。
ダークで後味悪いストーリーが個人的に好みなのでこの評価になるけれど、ドラマも見てみたいと思った作品。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ面白いんだけど情報量多すぎて理解できなかった部分も多かったかも…、説明が長いところは目が滑ってしまったな〜。
父と息子のトンネル内の2時間で交わされる約束、男どもがアホなことしてるわ〜まぁ放っておこ、と放置いや見守ってくれている母娘たち。男と女の暗黙の了解で200万人(いや女性も知ってるから結局は大阪府民全員なのか?)で構成された大阪国とかいう日本の中で実は独立した国。とんでもない設定やけど、大阪城の地下に大理石でできた議事堂が本当にあったら面白いなと想像が膨らんだ。主人公の大輔がずっと意思を貫いてセーラー服を身に纏って茶子を守っていたのがよかった〜、二人の関係性も素敵!蜂須賀は反 -
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Posted by ブクログ
出版区で綿矢りささんが購入していたエッセイ本。
万城目さんの小説は「八月の御所グラウンド」しか読んでいないのだけど、こちらのエッセイ本は万城目さんの人間味溢れる内容で、上手なエッセイを書くなぁという印象。
初っ端の、京都で活躍する歴代の偉人で野球チームを作ってみると発想は面白いし、それぞれの人物の特性やイメージを上手く表現している。なかには、まさかの現代人も入っていたりと、クスッと笑えてしまう。
「右肩上がり」の話でも、冒頭まんまと騙されてしまう。
物語を作るプロは、さも事実であるかのように嘘を書けるのだから凄いよね。
大阪万博の話での着眼点も面白くて、辛辣な表現もとても好感が持てる。
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