万城目学のレビュー一覧
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変な響きを持つ言葉が好きな好奇心旺盛の小学一年生・かのこちゃんと、雨の日にやってきた、老犬・玄三郎とは夫婦の猫・マドレーヌ。ある夏の日のこと、昼寝から目覚めると、マドレーヌのしっぽが二股に! しかも、人間の姿に化けてしまい――!? かのこちゃんとすずちゃんの友情、マドレーヌと玄三郎の愛情を描いた、万城目学の贈るくすっと笑えてうるっと泣けて、心がほんわかする、ちょっとおかしな物語。
およそ一ヶ月くらい本を読んでませんでした……何してたかって言うと自分の小説を読んでました…(校正作業で)もともと読書自体のモチベもちょい下がり気味なので…ええい!なんとかしなきゃ! と言うことで児童書からリハビリを -
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前作『鴨川ホルモー』の世界観や人物を別の角度から追う短編集で、あの個性的な競技の裏側やその後を覗き見るようなワクワク感に終始引き込まれた。
モテなど二の次、我が道をいく京都産業大学玄武組のカッコいい女子二人組が対峙するシーンは、真剣なんだけど何ともシュールで笑わずには読めない。
そして何よりワクワクさせられたのは、芦屋の元カノが登場するエピソード。
ホルモーを全く知らない彼女が、無自覚ながらもある大学の競技への復活のために動いていく展開には、もどかしさと大きな高揚感が同居していて、「本当に復活したらどんなストーリーになるのか」という期待を抱かずにはいられない。
「クソっぷり」全開の芦屋の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ中盤までのワクワク感は本当にすごく、どんどん読み進めた。
会計検査院の調査官を主人公に据えるという発想に舌を巻いたし、
現代日本の裏に「大阪国」が存在するという設定も面白いと思った。特に大坂国の人々が立ち上がり、松平と対峙する場面は、この先一体どうなるんだろうと熱くなった。
一方で、明かされる「守ってきたもの」については、少し受け止め方に悩んだ。
大阪国の人たちの熱い想いに乗り切れない自分がいた。
読んでいる最中はなぜ大輔の設定をこうしたのかと思っていたが、
大阪国の「わかってもらえなくても貫く意思」と重ねたい意図があったのかなと思った。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「八月の御所グラウンド」よりこちらのほうが好きかな。前作を読んで、歴史と京都の話だという心構えがあり、なおかつ清少納言と信長という分かりやすい題材なのも大きいだろうけど。
「三月の局騒ぎ」は、壺の例で藤壺などが出ていたから源氏物語?と思ったが、清少納言だった。ほんとにこんな女子寮があったら楽しそう。
表題作は、まずぶりぶりぎっちょうって何?というところから興味を惹かれる。言葉の響きが我が子たちにウケていた。実際はミステリのような任侠もののような、オカルト?はたまた旅行記?いろいろ入り混じっていて、世界観に入り込むまでに時間がかかるが、このまま進むのか、と見当がつくと読み進めるのが愉快になった。