万城目学のレビュー一覧

  • プリンセス・トヨトミ

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    「とっぴんぱらりの風太郎」でどハマりした万城目ワールド。そういえば映画化もされてたけどまだ読んでなかったなぁ、と思い読みました。
    ただただ面白い。突拍子もないストーリーなのに、本当にありそうだから面白い。万城目さんの作品は外れがないなぁと思わせてくれる面白さでした。

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    2025年04月16日
  • 鹿男あをによし

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    ドラマはまだ見てないのですが、どんな話になってたのか気になりました。鴨川ホルモーとプリンセス・トヨトミを思い出しながら読みました。歴史がからむファンタジーですね。

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    2025年04月14日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    思っていたより明るくない話だ。話の重量が結構あった気がするが、まだ上巻か。楽しんで読めたので、下巻も期待。

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    2025年04月09日
  • 鴨川ホルモー

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    謎が謎を呼び先が気になる展開と爽やかな読後感。
    謎だらけのホルモーに対してプロットは明快でとても読みやすい。

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    2025年04月07日
  • 鴨川ホルモー

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    これがデビュー作!?面白すぎるでしょ!!
    京都が舞台で主人公安倍、好敵手芦屋なら面白くないはずもなく(偏見
    作者あとがきもこれまた…

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    2025年04月04日
  • 時の罠

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    人気作家4人による「時間」をテーマにしたアンソロジー。
    それぞれの作家性を読み比べることができて、とても楽しかった。それと同時に、自分の好みの作風を再確認でき、よい読書体験だったと思う。

    辻村さんはいつもの作風と少し異なる人情もの。米澤さんはなかなか壮大な裁判もの(?)地名は架空だけど、地元の話で興味深かった。湊さんは初めて読んだけど、なかなか好みだった。

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    2025年03月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    タイトルどおり『かのこちゃん』とその飼い猫である『マドレーヌ』が繰り広げる人と猫と犬の物語。

    そう、犬も重要でばっちり出てくるのです。犬派の私、バンザイ笑。
    少し悲しい話にはなるけれど。
    猫もとても好きだけれど。

    児童小説ということになるのかなこの作品。とても情景がわかりやすく文章にされているので納得です。
    お話もとても良い。
    ページ数もほどよい。
    そしてわかりやすいということは下手に感想を書くとうっかりネタバレしてしまいそうなのであまり書きません。(文章力なくて書けないいいわけかも笑)

    全体的にほのぼのとした、しかししっかり感情も揺さぶられる『出会いと別れ』の物語でした。

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    2025年03月25日
  • ホルモー六景

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    鴨川ホルモーのスピンオフ作品。

    原作では語られなかった他大学のホルモーサークルまわりの物語やホルモーを経験して社会人になったOG・OBがどうやって過ごしているかが知れます。そこ気になってました笑。

    京都を飛び出て東京での話、凡ちゃんエピソード、ホルモーの過去やSF的なものまで多種にわたる内容で楽しめて、最後少ししんみりするもので締めくくられます。

    与太話でエンタメでこちらも良き。本編の鴨川ホルモーを読み終えてからどうぞ。

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    2025年03月22日
  • プリンセス・トヨトミ

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    映画化もされた万城目学の小説。帯には大阪全停止と仰々しく書かれてあるが、そこは万城目ワールド。ギャグが散りばめられている。
    東京の会計監査院の調査官が、大阪にある不可解な組織の会計の秘密を暴こうとする。一方、大阪の下町にはそんなことも知らない幼馴染の少年と少女がイジメに悩まされる日常を過ごす。実は彼らは400年にも渡って表舞台に出ず引継がれてきた秘密の主人公だった。
    著者曰く、彼のふるさと大阪を描いた壮大なフィクション。

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    2025年03月19日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    こないだ初めて読んだ万城目さんの直木賞のが面白かったので2冊目で、これを読んでみる。
    滋賀県民なので、親近感あるけれども、設定が独特すぎる。
    おもしろいけど。読んでいて、なんとなく少し先が読めるというのも、この人の特徴なんかな。スラスラ読める作品です。

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    2025年02月28日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    滋賀県民じゃないけど、湖の民について語っているとゆうことで読んでみました。琵琶湖の面積が滋賀県の3分の1って誤解されがちなんですけど。実は雪印の6Pチーズの丸い箱の中心に1Pおけば理解しやすく6分の1だとか、これ解ると滋賀のこと俄然興味湧いてきますよね。滋賀県民は小学校5年生になると「うみのこ」とゆう学習船が近くの港に迎えにきて1泊2日で琵琶湖の事学ぶとか、県民以外知らなそうな古代エジプトに起源を持つとゆう謎のボードゲーム「カロム」とか堪能させてくれました。
    鮒寿司やサラダパンとか飛び出し注意のトビ太くんも出して欲しかったですけどw
    また滋賀の県境はぐるりと山に囲まれているので、滋賀に棲む山友

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    2025年02月23日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ゲリラ豪雨のある日、かのこちゃんの家の老犬、玄三郎の犬小屋に現れたメスのアカトラネコ。マドレーヌ夫人と呼ばれるその猫は、犬の中では玄三郎とだけは話すことができて打ち解けていった。いっぽうでかのこちゃんは小学校に入学し、新しい友達ができていく…。

    万城目学による児童文学。猫と子供が意思疎通をする…?というようなプロローグから始まったので、そういう話かと思いきや、子供は子供、猫は猫(と犬の玄三郎)の視点で日常的な話が進んでいく。

    中盤から、マドレーヌ夫人の不思議な話がでてくるのだが、これまたせっかくいろんなストーリーにつながっていくのかと思いきや、はっきりと出てくるのは実はほとんどない。

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    2025年02月20日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    万城目学さんの本は初めて読んだ。

    古い言い回しがあったりでとっつきにくいかも…と思ったけど読んでいくうちに話に引き込まれた。

    かのこちゃんは不思議な感じの子だなぁと思ったけれど、おそらく自分も子供の頃は大人には理解できない言動をしていたんだろうな。

    すずちゃんとのやりとりや仲良くなる過程も独特で、子供達ならではの感覚なのではと思う。

    猫股の不思議な体験もその後につながるのが面白い。

    ファンタジーではあるけれど、こんなことがあったら素敵だなぁと純粋に思える作品。

    玄三郎やすずちゃんとの別れには涙が出た。

    猫股の体験を使ってかのこちゃんや玄三郎の別れに一役買ったのも良かった。

    かの

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    2025年02月17日
  • プリンセス・トヨトミ

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    「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでから読みました。風太郎の努力が報われたのがわかる設定でした。
    もっと風太郎達のその後がわかるかなと思いながら読んだので、思ったほどはっきりと描かれていなかったのでちょっとさみしかったです…
    ただ、やっぱり万城目ワールド!面白かったです!
    私は大阪は馴染みがないので、出てくる地名がピンとこないことが多かったですが、わかったらもっと面白かったんでしょうねー
    出てくる名前が豊臣家に縁がある苗字が多かったので、そこはあの武将の末裔なのかな?とワクワクしました!

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    2025年02月17日
  • 鴨川ホルモー

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    以前読んだけど
    登録していなかった

    万城目さんの本を読むと
    京都に行きたくなる

    そして、京大に憧れてしまう

    もっと若い頃に出会っていたら、
    頑張って目指したかも…きっと無理ですが

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    2025年02月12日
  • プリンセス・トヨトミ

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    ネタバレ

    導入で「大阪全停止」なんてあるものから、時間が止まる系の突拍子もないフィクションかと思いきや、結構日常リアリティ系で驚き。まあ大阪国とか、大阪城の地下に巨大な建物だとか、豊臣家の末裔を守るために発祥したとか、トンデモ系なことには間違いないのだが…。

    物語の構図として「会計検査院」と年間五億を受給する大阪国が正面から対峙することで様々な人間の憶測や感情が飛び交うと言った感じ。

    物語の展開は大きく風呂敷を広げたものの、最終的な着地点が「父と子の絆」や「男女の考え方」の違いが綺麗な風に描かれていて好みだった。

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    2025年02月06日
  • 鴨川ホルモー

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    ファンタジーだし、ホルモーってなんなんやろと思うけど、何故かすんなり受け入れて読んでいた。
    楽しく読めた。

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    2025年02月05日
  • べらぼうくん

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    万城目さんの小説をまだ読んだことないのに
    エッセイが面白そうだと感じ、初めて手に取りました。
    思った通り、面白かった!
    京都での大学生活、私も体験してみたくなりました。

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    2025年01月10日
  • プリンセス・トヨトミ

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    今度は、大阪!
    何か映画で観た時は、プリンセスって付いてる割に、誰がプリンセスやねん?って感じで記憶に残るのは、綾瀬はるかさんだけ…まぁ、当然やけど(^◇^;)
    小説では、綾瀬はるかさんの役は、男なんやけどね…

    で、小説。
    作者自身が、大阪城の近所に住んでたんなら、想いもひとしおやな。
    これ読むと大阪の判官贔屓がよく分かる。
    秀吉で天下を取ったけど、あっという間に落ちていって…
    それも大阪城は、冬の陣、夏の陣で、徹底的に、壊され、秀吉の血も絶たれる。
    更に、徳川の世になって、ぐちゃぐちゃにされたとこに、でっかい大阪城を再構築!
    いくら、徳川の威信を見せるためとはいえ、やり過ぎたんやな。徳川さ

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    2024年12月13日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルの八年と長井優介へが好き。
    特に湊かなえさんの作品の方は鳥肌がたった。
    心が温かくなった。

    辻村深月さんの作品では、こどもの愛し方に強く共感した。子育て中のわたしにとって糧になる物語に出会えた。

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    2024年12月12日