万城目学のレビュー一覧

  • あの子とQ(新潮文庫)

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    読みやすい一人称。
    もうすぐ17歳になる高校生の吸血鬼が人間の世界で暮らす青春劇。と思いながら読み進めていた。実際にそうだった。親友との何気ない会話や休日のイベントなど。
    それがQ激にミステリーになっていく感覚。読みやすくて面白い。
    ただ、最後は読者に委ねる感じのふわっとした終わり方。
    これはこれであるあるな締め方だけどもう少しだけ掘り下げてもよかった気がする。
    余韻と物足りなさは紙一重なので難しいけど。

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    2025年07月19日
  • プリンセス・トヨトミ

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    ネタバレ

    設定の勝利、というか発想の勝利といいますか、ともあれよくぞこんな話を思いつくものと感心するばかり。エンタメ小説って楽しいですよね、うん。

    肩書きも相まってひたすら理屈っぽい会計検査院サイドと、大阪らしいといえばらしい人情味ある中学生サイド。どう交わるのか興味津々でしたが、鳥居さんがぐっちゃぐちゃにかき混ぜてしてくれました(笑)。いやこの人かなり不憫。有能だけどたぶん周りに恵まれてないですよ。気がついて、鳥居さん!まあ本人楽しそうだからいいか。

    クライマックスの蜂起シーンは私の好みからするとややアウトローだった気も。集まって、で、そこから何さとややずっこけました。でも最後の落とし所は秀逸でし

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    2025年07月18日
  • プリンセス・トヨトミ

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    もしかしてこんな世界が本当にあるのでは?と思って、スルスルと読み進められた。
    大阪が舞台で、方言も完璧で、大阪出身としては嬉しい

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    2025年07月17日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    ネタバレ

    八月の御所グラウンドの続きのような万城目作品第一話『三月キヨの局騒ぎ』は、女子大生の若菜が主人公。若菜は女子寮で暮らしていて、寮生は「にょご」と呼ばれる。平安時代の天皇の妃を女御と呼ぶ等平安チックな女子寮。そこで出会った「清=キヨ」という14回生の先輩。すなわち清少納言の誕生だ!第二話『六月のぶりぶりぎっちょう』は、女性教師の滝川が主人公で「本能寺の変」がモチーフ。織田信長を殺した犯人は明智光秀のはず・・・第一話の方が断然に面白い。もっと言うと、第一話だけで良かったのでは?謎が多いキヨ、好きかも。④

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    2025年07月12日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    日本を救うというスケールの大きな目的と、そのために剣道の交流戦で優勝を目指すというスケールの小ささ。
    そのちぐはぐな感じが面白いなーと思っていたら、そこからまたさらに展開していって、この不思議な世界の中にどんどん引き込まれていった。

    序盤に出てきた「マイシカ」と松尾芭蕉の歌が後半に効いてくるのも面白い。

    先生と鹿のやりとりがクセになる。

    私もポッキーを持って講堂跡の礎石に腰掛けて、鹿に話しかけられたい!

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    2025年07月10日
  • プリンセス・トヨトミ

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    長編で読み応えありました!
    想像していたストーリーとは違って、ひょっとしたら現実にあるんじゃないか!?と思ってしまうような…史実や、会計検査院という中央省庁の業務も出て来て勉強になりました。

    東京一極集中を解消するのは、大阪のより一層の発展が鍵なのでは?と思います。
    でも、大阪の人はそんなこと思ってもないかも知れませんね!独立国なのですから!

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    2025年06月30日
  • ザ・万歩計

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    万城目学の小説は素直でひょうきんなイメージがあるが、まさにそのまんまな作者のキャラクターで、とても自然体だ。だからか、力を抜いてスッと読むことができた。
    小粒な話が多くて親近感が湧いたな。例えば、タイムマシンで過去に戻れたら未来の流行歌を歌って人気になりたいという話はあまりに率直すぎるが、似たようなことを考えたことがある人はそれなりにいるのではないだろうか。少なくとも自分はそうだった。

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    2025年06月30日
  • 鴨川ホルモー

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    再読 映画も観た もう1回観たくなった
    大学生の頃、京都に住んでいたから知ってる地名も多くて楽しく読めた
    ホントにありそうだし、居そう
    阿部が面白い
    よくこんな話思いつくな〜って設定だけど、するすると読みやすい

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    2025年06月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    いつの間にやら別世界へ誘われる万城目ワールド。
    かのこちゃんの感性。
    猫からの視点。
    爽やかな風が吹き抜けるような物語の進み方。
    小学生の時のこだわり?難しい言葉知ってるんぜ俺、みたいな若さ、好きだわ〜

    他の万城目さんの本も読みたい。
    鴨川ホルモー以外はまだなので。

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    2025年06月28日
  • 鴨川ホルモー

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    ホルモーという謎の競技に、恋心を理由に参加する作品。理解不能なことをしているのに、どこか現実的で、大好きな雰囲気の作品だった

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    2025年06月27日
  • 鹿男あをによし

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    随分前にドラマで観た事があり、小説では藤原君が男性だがドラマ版では綾瀬はるかが演じている。主人公との恋愛もあり面白かった記憶があるが小説も面白い!ファンタジーみたいなのは得意ではないが、現代ファンタジーは歴史小説の次に好きかな!万城目学さんの小説は読みやすいし映像化されてるのも多いので両方楽しむのもお勧め!

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    2025年06月21日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    なんとなくなんだけどタイトルとあらすじにあまり惹かれず、なかなか手に取らなかった本。
    最近忙しいこともあり、読書をする気持ちのゆとりが無かったので、惹かれないならチミチミと読み進めるのにちょうど良いかなぁ、くらいの気持ちでいざ手に取ったら。
    面白かった。あり得なさが絶妙にマイルドになっていて読み始めからスルスルと受け入れられ、話の展開が気になり、どんどん読み進めてしまった。
    何もしない時間を取ろうと思っていたのに、読んでしまった笑。でも読みたいと思う気持ちは気分も上がるので、楽しかったしそれはそれで良かったのかも。
    少し分かりにくいところもあったので、次に再読する時にゆっくり読もうと思った。こ

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    2025年06月07日
  • 鹿男あをによし

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    万城目ワールド全開!
    ドラマ化もされた小説ですが、やっぱり、ドラマより本で読む方が楽しい。

    楽しい話しやった。

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    2025年06月03日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    上巻最後で登場した戦士がゾンビだったなんて……と一瞬落胆したものの、砂漠の地下で繰り広げられる攻防と、榎戸三兄弟・銀亀三尉・米軍海兵隊員たちの人間模様に惹かれていった。神殿の頂に立つ女がライオンマダムではなかったことも受け入れられた。それは4千年前の神話の世界! しかし、その神話は異星人によるものというSFに発展。宇宙船のシールドがヒトコブラクダ層だったなんて落としどころが面白い。

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    2025年05月23日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    ホルモー、しゅららぼんと同じくらい非現実的でファンタジーな小説。隕石の落下によって両親を亡くした三つ子が、それぞれに「3秒」の異能を発揮する。そこに青き衣の女が現れ、3兄弟は自衛隊への入営を余儀なくされ、運命の奔流に放り出される。次兄・梵地の憧れの地であるチグリス・ユーフラテス川のあるイラクで、女の目的が三兄弟によるヒトコブラクダ層発見だった……はずなのに、何故そこにいる?

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    2025年05月18日
  • 鴨川ホルモー

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    ネタバレ

    京都を舞台に
    大学対抗の謎競技「ホルモー」を通じだ青春群像劇。

    「ホルモー」は使役した小鬼1000匹を戦術的に采配して競う競技。

    映画化され、
    以前から知っていたタイトルで手に取ってみた。
    「ホルモー」を通じた大学生たちの青春物語でした。

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    2025年05月14日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    2008年本屋大賞

    万城目作品に出会った。

    備忘あらすじ -----
    大学研究室を追い出された「おれ」
    奈良の高校の臨時教師として赴任し弱小剣道部を顧問する事になり。

    「喋る鹿」が現れた後、
    京都と大阪の姉妹校との剣道大会で優勝し「目」を取り返さなければならなくなり
    実は天才剣士だったヒロイン生徒の活躍で優勝。無事、取り戻すことができました。
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    エンディング、ちょっと忘れた。読み返そう。

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    2025年05月10日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    かのこちゃんとマドレーヌ夫人の関係がよい。かのこちゃんの成長、友達とのやり取り、思わず涙してしまった。きれいな文章。

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    2025年05月03日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    久しぶりの万城目ワールドを堪能。たぶん10年以上ぶりの様な気が…。現世に1,000年権限する縁結びの神様とそれを取材する神様。学業の神様が繁忙期に入るとスケットに駆り出され、得意の縁結びじゃなくても神通力には自信があるらしく多方面で活躍中。やはり神様は人から忘れられると消えてしまうんだな。あの「かのこちゃん」も小学校3年生に成長した姿で登場。当たり屋なんかも出てきますが、終始ほっこりした雰囲気で大変読みやすい。著者の本はまだ読めていないものもたくさんあるので、久しぶりに手を出したいなぁと思わせてくれた。

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    2025年05月01日
  • ホルモー六景

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    謎の競技「ホルモー」に挑んでいた彼らの青春の裏には、こんなドラマが潜んでいたのか!

    相変わらず、真面目なのかふざけてるのか分からないテンションで話が進むので困惑することも多かったですし、鴨川ホルモーからだいぶ時間が空いてしまったので話の内容も忘れかけていたんですが、読み始めたらこれが面白い!記憶が蘇って夢中で読み進めてました。特に懐中時計と高村の丁髷の秘密にはホロリときました。

    正直、鴨川ホルモー単体だとノリについていけなく困惑する場面が多かったんですが、スピンオフである今作を読んで、はじめて鴨川ホルモーという作品が完成した印象です。一気に大好きな作品になりました。前作を読んで少しでも面白

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    2025年04月30日