万城目学のレビュー一覧

  • ホルモー六景

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    鴨川ホルモーのスピンオフ作品。

    原作では語られなかった他大学のホルモーサークルまわりの物語やホルモーを経験して社会人になったOG・OBがどうやって過ごしているかが知れます。そこ気になってました笑。

    京都を飛び出て東京での話、凡ちゃんエピソード、ホルモーの過去やSF的なものまで多種にわたる内容で楽しめて、最後少ししんみりするもので締めくくられます。

    与太話でエンタメでこちらも良き。本編の鴨川ホルモーを読み終えてからどうぞ。

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    2025年03月22日
  • プリンセス・トヨトミ

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    映画化もされた万城目学の小説。帯には大阪全停止と仰々しく書かれてあるが、そこは万城目ワールド。ギャグが散りばめられている。
    東京の会計監査院の調査官が、大阪にある不可解な組織の会計の秘密を暴こうとする。一方、大阪の下町にはそんなことも知らない幼馴染の少年と少女がイジメに悩まされる日常を過ごす。実は彼らは400年にも渡って表舞台に出ず引継がれてきた秘密の主人公だった。
    著者曰く、彼のふるさと大阪を描いた壮大なフィクション。

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    2025年03月19日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    こないだ初めて読んだ万城目さんの直木賞のが面白かったので2冊目で、これを読んでみる。
    滋賀県民なので、親近感あるけれども、設定が独特すぎる。
    おもしろいけど。読んでいて、なんとなく少し先が読めるというのも、この人の特徴なんかな。スラスラ読める作品です。

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    2025年02月28日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    滋賀県民じゃないけど、湖の民について語っているとゆうことで読んでみました。琵琶湖の面積が滋賀県の3分の1って誤解されがちなんですけど。実は雪印の6Pチーズの丸い箱の中心に1Pおけば理解しやすく6分の1だとか、これ解ると滋賀のこと俄然興味湧いてきますよね。滋賀県民は小学校5年生になると「うみのこ」とゆう学習船が近くの港に迎えにきて1泊2日で琵琶湖の事学ぶとか、県民以外知らなそうな古代エジプトに起源を持つとゆう謎のボードゲーム「カロム」とか堪能させてくれました。
    鮒寿司やサラダパンとか飛び出し注意のトビ太くんも出して欲しかったですけどw
    また滋賀の県境はぐるりと山に囲まれているので、滋賀に棲む山友は暇に任せてその県境稜線をぐるりと徒歩のみで繋いじゃったんですよ。琵琶湖一周より遥かに難易度高いですよねw
    そんなこんなでコアでディープな魅力がぎっしり詰まったコメディ系の作品でした。鴨川ホルモーもど肝を抜かれましたがこちらも無茶ハマりました。

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    2025年02月23日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ゲリラ豪雨のある日、かのこちゃんの家の老犬、玄三郎の犬小屋に現れたメスのアカトラネコ。マドレーヌ夫人と呼ばれるその猫は、犬の中では玄三郎とだけは話すことができて打ち解けていった。いっぽうでかのこちゃんは小学校に入学し、新しい友達ができていく…。

    万城目学による児童文学。猫と子供が意思疎通をする…?というようなプロローグから始まったので、そういう話かと思いきや、子供は子供、猫は猫(と犬の玄三郎)の視点で日常的な話が進んでいく。

    中盤から、マドレーヌ夫人の不思議な話がでてくるのだが、これまたせっかくいろんなストーリーにつながっていくのかと思いきや、はっきりと出てくるのは実はほとんどない。

    マドレーヌ夫人とかのこちゃんのそれぞれの視点の話も長くはないので、こういう文庫本で読むよりも、青い鳥文庫などで挿絵入りで読むのが醍醐味なのだろうなあ。最近読んだ本の中でも、とびぬけてカラフルな作品であった。

    ただ、難はいくつかあり、「玄三郎」「和三盆」という名前が序盤で混乱したり、かのこちゃんの家族を描いた部分では、おとうさんの話なのか、かのこちゃんの話かわかりにくかったり、一番の山場でも、何がどうなったのか何度か確認が必要だった。音読しても理解できるのだろうか。

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    2025年02月20日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    万城目学さんの本は初めて読んだ。

    古い言い回しがあったりでとっつきにくいかも…と思ったけど読んでいくうちに話に引き込まれた。

    かのこちゃんは不思議な感じの子だなぁと思ったけれど、おそらく自分も子供の頃は大人には理解できない言動をしていたんだろうな。

    すずちゃんとのやりとりや仲良くなる過程も独特で、子供達ならではの感覚なのではと思う。

    猫股の不思議な体験もその後につながるのが面白い。

    ファンタジーではあるけれど、こんなことがあったら素敵だなぁと純粋に思える作品。

    玄三郎やすずちゃんとの別れには涙が出た。

    猫股の体験を使ってかのこちゃんや玄三郎の別れに一役買ったのも良かった。

    かのこちゃんがマドレーヌ夫人の気持ちをわかってあげられてるのも大人びていて感心した。

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    2025年02月17日
  • プリンセス・トヨトミ

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    「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでから読みました。風太郎の努力が報われたのがわかる設定でした。
    もっと風太郎達のその後がわかるかなと思いながら読んだので、思ったほどはっきりと描かれていなかったのでちょっとさみしかったです…
    ただ、やっぱり万城目ワールド!面白かったです!
    私は大阪は馴染みがないので、出てくる地名がピンとこないことが多かったですが、わかったらもっと面白かったんでしょうねー
    出てくる名前が豊臣家に縁がある苗字が多かったので、そこはあの武将の末裔なのかな?とワクワクしました!

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    2025年02月17日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    イラクの地下にあるメソポタミア文明の遺産。襲ってくるゾンビ。次々に倒れる同行していた米海兵隊の軍人たち。三兄弟は、謎の女性の指示通りに動くことで、上官の銀亀三尉とともに帰還できるのか。超能力あり、アクションありの大活劇。謎が謎を呼ぶ展開。女王に会えてからも危機連発。大逆転の終章突入。再び謎の女とライオンが登場して解ける謎。榎土三兄弟、全員の夢がやっと叶う。上下巻1000ページにも渡る分厚さを一気読みしてしまった!圧巻の大作。

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    2026年01月12日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    榎土三兄弟(三つ子)。3秒間のぞくことができる長兄、梵天。3秒で外国語が理解できる次兄、梵地。3秒先の未来がわかる末弟、梵人。三人の能力は泥棒で発揮された。悪いやつからの泥棒。だが、そこから、謎の女に指示されて、三人は自衛隊に入隊し、夢を叶えるための人生が始まる。PKOでイラク派遣。上官の銀亀三尉とともに、拉致されたり、客人扱いされたり、謎のボスに会ったり、枯れたオアシスから落っこちたり。ヒトコブラクダ層とは。アガデ、イナンナ。謎は尽きない。

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    2026年01月12日
  • べらぼうくん

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    万城目さんの小説をまだ読んだことないのに
    エッセイが面白そうだと感じ、初めて手に取りました。
    思った通り、面白かった!
    京都での大学生活、私も体験してみたくなりました。

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    2025年01月10日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルの八年と長井優介へが好き。
    特に湊かなえさんの作品の方は鳥肌がたった。
    心が温かくなった。

    辻村深月さんの作品では、こどもの愛し方に強く共感した。子育て中のわたしにとって糧になる物語に出会えた。

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    2024年12月12日
  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    門井慶喜さんの「屋根をかける人」で、建築家のヴォーリズについて知ったところから繋がって、卒業研究を書き上げたら絶対に読もうとワクワクしていた一冊。明治以降のレトロ建徳を二人の博識な作家さんがタッグを組んで巡り、互いのおすすめ建築を見学し、知識を披露しながら楽しい道行き。

    この内容で面白くないわけがない。レトロ建築が気になりながら、特に建築に詳しくないし……でももう少し詳しく知りたい。なんなら見学だってしてみたい、という向きにはピッタリの一冊。私も辰野金吾やヴォーリズ、コルビジェくらいはふわっと知っているけど、もう一歩深く知ってるとは言えない、門前の小僧になりそびれている小娘であって。それでもちゃんとついていける、わかりやすくて面白い本だった。

    関西の三都。大阪・京都・神戸から始まって、横浜に東京、そして台湾のレトロ建築を巡る。大阪は知る人ぞ知る味のある建築が残る街で、実は非常に瀟洒な一面を持っている。京都でも、和の街の顔だけでなく、時代が飴色に磨き上げたようなレトロな近代建築が残っている。神戸は2つに対して、若々しく進取の軽やかさがある洒落感が漂っていて、異人館がすぐに思い浮かぶところだが、のみならず、公庁舎や大企業の重鎮の邸宅など、こんなところにもと驚く建物で、文化財として価値の高いところが多い。

    さすがに東京になると、学士会館のエントランスや有楽町駅、講談社社屋など、見知った場所も多くなり、東京駅もあることだし…等々。

    この本を読むと、日本近代建築の礎を担った東大の建築学科が育んだ、数々の名建築家の仕事にも目端が利くようになってきて、読みながら

    「ここのあれは誰のだろう。調べてみたいな」

    なんて思い出して、もっと知りたい欲求もむくむく湧いてくる。万城目学さんと門井慶喜さんの建物に対するお好みの差や、見学の際の着目点も興味が湧いて、おのずと

    「ああ、こういうところに注目しながら見ると良いのか」

    「予習が大事なんだなあ。旅する目的にしてみたいな」

    なんてことも考える。

    レトロって言葉を、敢えて私は使ったけど、

    「可愛い」

    「綺麗」

    「懐かしい」

    「おしゃれ」

    という、使いがちで単純な言葉で、さらっと分かったような気にならないで、これらの建物を守っていく意識を、私達自身が持つのは大事だと思う。個人所有の建築の場合、維持費は所有者持ちで、残したくても残せないで、老朽化に対抗できず取り壊すケースも、正直見受けるので、

    「わぁ、すごーい。わぁ、おしゃれー」

    ばっかり言ってないで、見られる時に、味わえる時に。しっかり味わって、美しいもの、価値のあるものを次の世代に残せる方法はないか考えたい。

    偉そうなことを書いたけれど、美しい建物はやっぱり、眼福であって。理屈はともかく、見ると目が喜ぶし、そういう建物のある街並みを歩くときは、おしゃれもしたくなる。言葉遣いも美しくいたくなるし…。

    建築が人を育んでくれるってことは、書中、『横浜共立学園』のところでも言われているけど、一般の我々にだって言えることだと思う。

    ああ、もっと知りたい。訪れて身を置いてみたい。私こういうの、ホントは大好きだったんだ。うふふ。新しい『好き』発見しちゃった!

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    2024年12月07日
  • ホルモー六景

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    前作よりこちらの方が面白かった
    お気に入りは「ローマ風の休日」「丸の内サミット」「長持ちの恋」
    前作は私には不思議ワールド感が強すぎて若干疲れたけど
    こちらの歴史を絡めてくる作品は良かった
    「長持ちの恋」心が暖かくなりました。

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    2024年11月21日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    これも万城目ワールドなんですかね。真面目なファンタジーというか、絶妙なバランスで不思議な力を琵琶湖周辺の物語として成り立たせていてしかも面白くて時にシリアス笑。

    楽しく拝読させていただきました。

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    2024年11月19日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    ネタバレ

    壮大。山場が終わってもまだ1冊分くらいのページが残っていて盛りだくさん。キンメリッジがちゃんと少佐を殴ってくれてニヤリ。面白かった!

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    2024年10月14日
  • ホルモー六景

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    「鴨川ホルモー」をもとにした6編の短編集。

    どの話もちょと不思議で、めいいっぱい青春していて面白かった。

    「ホルモー」 なんて不思議なものが中心にあるのだもの。他のチームにも、先輩にも、元カノにまで、影響があって然るべきだよね~
    そして、「ホルモー」って、何か知らんけど、歴史があって、由緒正しいものなのね~。しかも、思いの外、全国にあるみたいね〜と、謎に納得してしまいました。

    特に、お気に入りは「鴨川(小)ホルモー」と「長持の恋」。
    「鴨川(小)ホルモー」では、二人静はいたって真面目で真剣なのに、二人の姿を想像すればするほど笑ってしまう。
    「長持の恋」はちょっと切ない恋愛物語

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    2024年10月09日
  • 悟浄出立

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    著者の作品は好きで、色々と読んでいるが、それらの作品とは一線を画す内容。
    生意気ではあるがこんな作品も書けるんだ、と感心してしまった。
    結構好き。

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    2024年10月06日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    色んな愛に溢れてる〜〜♡
    なんとも愛らしくて優しい世界だった
    万城目ワールドはちょっと不思議全開すぎて苦手意識あったけど、これはとても好きだった(*´-`)
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    小学一年生のかのこちゃんは、お父さん、お母さん、犬の玄三郎、そして玄三郎の妻で猫のマドレーヌ夫人と暮らしている。
    天真爛漫で好奇心旺盛なかのこちゃんが、"ふんけーの友"のすずちゃんと過ごす毎日がなんとも可愛くて愛おしい。
    そして同時に描かれるマドレーヌ夫人と玄三郎の関係も素敵。
    出会いと別れを経て、少しずつ成長していくかのこちゃん。
    笑いあり、涙あり。
    最後のシーンも思わずホロッと泣きそうになるけど、この終わり方、とても好き( ඉ-ඉ )
    どこか懐かしくてキラキラ眩しい物語。
    爽やかに心和みました\♡︎/
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    2024年09月27日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    はぁー!面白かったぁ。
    万城目学ワールド全開でした。上巻では謎だらけのだったのが、下巻であれもこれも回収されていきますよ。万城目学さんのファンタジー好きだなぁ

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    2024年09月02日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    久しぶりの万城目学さん。
    やはり不思議な世界に誘ってもらいました。
    主人公達に次々と襲いかかる問題の数々。これらがこの先どう繋がっていくのだろうか?
    頁を捲る手が止まらない。
    下巻が楽しみすぎる。

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    2024年08月28日