万城目学のレビュー一覧

  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    プリンセス・トヨトミや鴨川ホルモーなどの作家さんには珍しいハードボイルドと表現していいような時代小説。
    今回は伊賀で育てられた風太郎という、何も成し遂げたことのない忍びが成長していく話。
    色々な特殊な能力を持つ忍びの仲間や敵が出てきて、最後に伏線を回収していく物語。
    あまりにも人が死にすぎるため、笑顔で読むことはできなかったが、入り込んでドキドキした。

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    2023年01月17日
  • べらぼうくん

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    ネタバレ

    エッセイというより、青春記。
    ままならないこの時期を、ユーモアたっぷりに書いているけど、フィクションだけど『バベル九朔』で書いたじゃん。
    なんで今更?って思ったら、雑誌でエッセイを書けと言われ、出来ないと言うと、青春記でいいと言われたからだそうだ。
    なるほど。

    ユーモア小説でデビューしたけれど、『とっぴんぱらりの風太郎』あたりから作風が変わってきたと言われ、『バベル九朔』で離れていった読者も多かったように思う。
    でも、多分彼が本当に書きたかったのは、こっちのほうなんだろうなあと読んだ当時思ったものだった。

    ”芥川龍之介が好きで、菊池寛が好きで、夏目漱石が好きで、中島敦が好きで、安部公房が好

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    2022年12月21日
  • 時の罠

    匿名

    購入済み

    短編で読みやすい

    読書初心者ですが、どれも読みやすく面白かったです。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年11月11日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    ファンタジー物だけど、神社に行ったらこの本に出てくるような神様に本当に出会えるんじゃないかと思ってしまうような物語だった。
    あっという間に読み終えてれちゃうすごく読みやすい

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    2022年11月02日
  • べらぼうくん

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    万城目さんの作家デビュー前の話。
    若い頃からの観察眼の鋭さとツッコミがおもしろく。どんな夢も仕事もそうですが努力して今の地位を気づかれたんだなぁと改めて思うエッセイです。

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    2022年09月18日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    なんとなくおもしそうと思って読み始めた本
    人が良さそうな人間臭い?神様
    日本人の八百万の神様への信仰心とほっこり神様
    うっかりウルっとしたところも
    楽しい本でした

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    2022年08月20日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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     神社を護る ( 縁結び ) 神のお勤めを描いたコメディファンタジー。4話からなる連作短編集。

          * * * * *

     縁結び神の語りで始まるのだけれど、何か神のイメージとはズレていて、舞台喜劇を観ているようでおもしろかった。

     各話もそれぞれ味があります。

     1話目は、言霊で以て煮え切らない男の欠点を封じることで、恋人の仲を鮮やかに成就させる縁結び譚です。 

     2話目は、当たり屋をして生活しているというどうしようもないぐーたら男を見事に改心させ、縁結びまでしてしまうという御利益譚です。

     3話目は、恋人の「男女の仲」を進展させつつ、それぞれ芸道での成功に導くこの話は

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    2022年08月19日
  • ザ・万歩計

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    ひとつひとつのエピソードに笑いがあり、面白い。かと思えば、ほろっと泣ける話もある。つぎはどんな話かなとページを捲るのが楽しみになる作品。

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    2022年07月27日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    最初は表紙に戸惑ったけど、終わった後はこの表紙でよかったなと。我々の日常も神さまの日々のお勤めあってこそと思うと感謝ですね。

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    2022年07月07日
  • 悟浄出立

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    ネタバレ

    この本を読んでいると、久々に中国史に関する本を読みたくなった。中国史は謎が少ないけど、題材にすると書き手によって特色が出るストーリーになって面白い。

    万城目学は著者解題で中国史にミステリー要素が少ないのは、司馬遷がいたからだと主張している。司馬遷によって緻密に歴史が記録されたため、司馬遷以降も中国史は正確に書かれていると主張している。この主張はなるほどなと感嘆した。いつかは史記を読み、司馬遷が情熱を出した文を読みたいものだ。

    この本はいくつかの短編によって構成されている。その中でも、この本のタイトルである悟浄出立に込められたメッセージに胸を打たれた。「過程にこそ素晴らしさがある」というメッ

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    2022年05月16日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    ネタバレ

    はぁぁぁー………

    みんな死んじゃうなんて……

    こんな結末ならのんきなタイトルと帯にして欲しくなかった……

    『ラスト忍者』とかにしてくれてたら心構えもできたのにな……

    主人公にも仲間にも感情移入させておいてそりゃないよ……

    まさか導入でにんにくの絵を思い出す場面が死に際の重い場面だなんて思わないよ……

    戦後にはのんきさが全くなくて辛かったな。

    自分達の都合で危険な大阪城まで連れ出しておいて、最後まで面倒見てくれないひょうたんの神様は一体何だったの?
    忍びを全滅させる為のキャラクター?
    あんなファンタジー要素を出すなら救ってくれると思うよね?

    風太郎も実はあの後養生して復活して芥下

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    2022年05月16日
  • バベル九朔

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    ネタバレ

    バベルというビルの管理人をしている主人公がパラレルワールド?に迷い込んでしまう話。続きが気になってぐいぐい読めてしまった。バベルは夢追い人のテナントによって増殖されていく。主人公も小説家を夢見ている。最後がタイムリープのような終わりになっていたが、主人公は元の世界に戻ることができたのか、それともバベルに閉じ込められたままなのか、わからなくなってしまった。他の方の感想を読んでも「わからなかった」と書いている人が多いのも頷ける。だけど読むのを止められない、というのは久々で好きな作品だった。まさに訳の分からない大長編。

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    2022年05月11日
  • 時の罠

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    4人の作家さんの短編集。それぞれ面白かったけど1番気に入ったのは湊かなえさんの物語。
    小学生の頃のタイムカプセルを開けに行く話だったんだけど、小学生時代にこじれたままになっていた友達との関係が見事にほぐれていく感じが読んでいて心地良かった。
    人間関係のゴタゴタって結局は誤解から始まってるんだよなぁって思った。

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    2022年05月10日
  • 悟浄出立

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    中国の古典に題材をとった五篇の短編から成る短編集。

    この短編集ではない、昔読んだ小説の中に出て来た会話。
    妻がいる男性が妻を手酷く裏切って他の女性の許に走り、恨んだ妻は相手の女性に復讐する。

    「これは酷い…もし復讐するなら男にするべきだ」と、ある小説家は妻に言う。すると妻は
    「そうなんでしょうね。でも、女はそうは思いません」

    この短編集のヒロインの女性は、男にきっちりと一発かまして去って行く。
    代償行為で自分の心の穴を埋めようとするのは
    男性あろうと女性であろうと、あまり褒められた行動ではありませんね。色んな人を傷つける。



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    2022年05月02日
  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    このお二人がなぜ近代建築談義を?と思いつつ、読み進めるうちに、面白いは面白いは。知っている建物もあり、そうでないものもあり。どれも、一度訪ねてみたいと思えてくる。
    綿業会館と御影公会堂は是非行きたい。

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    2022年02月02日
  • 悟浄出立

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    項羽と虞にチャイニーズデスコアの優Voodoo Kungfuのvo 李楠とサポート?Bの蒲羽を脳内キャスティングして読んだ「虞姫寂静」が良かった。

    これ、読み始めてから間もなく何処かに行っちゃって、この前やっと発見したんだよね。
    で、再読。
    西遊記も史記も三国志も試験対策以外の知識も興味はなかったワケだよ。これまでは。まぁ、孫悟空は知ってるけど。
    で、最初は正直辛かった。西遊記さえも。
    でも、読んでいるうちに気がついた。と、いうか思い出した。漢文とか古典は同級生が言うほど嫌いじゃなかったことを。みんなに合わせて文句は言ってたけど、文中にふと差し込まれる視覚的な風景描写が好きだったなぁ。
    で、

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    2022年01月29日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    面白くてするする読めた。
    神様部分は1人語りなので落語の様だった。
    野草好きで丁度どんぐり(スダジイ)クッキーを作った所だったので、御神木のマテバシイにはおぉっ!となった。
    マテバシイは公園でよく見られる木、大きめの実でアク抜きすると食べられる秋の味覚なんだよねぇ。

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    2021年12月30日
  • 時の罠

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    アンソロジーは
    手にした事のない
    作家さんを
    開拓できるから
    嬉しい
    実際
    湊かなえ先生以外は
    お初でした

    ''時''をテーマにした
    コチラ

    どのストーリーも
    短編なのに
    読み応えのある
    ものばかりでした

    「タイムカプセルの八年」
    とっても共感が出来る
    ストーリーと
    ニヤッとしてしまうラスト
    心が温まる時のお話しでした

    「トシ&シュン」
    これまた
    全く違うテイスト

    鴨川ホルモーや
    偉大なるしゅららぼんが
    元は小説だとは!

    小説であの世界観を
    どう表現してるのか?
    出来るのか?
    この短編読んで
    なるほど・・
    と納得しましたね
    出来るん

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    2021年12月04日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    ネタバレ

    ラストの結末が切なすぎる。個人的には、ラスト風太郎がひょうたん屋をやるシーンで終わると勝手に想像してたので、読み終わった後ちょっとショックでした。だけど、豊臣家だけではなく、忍びも戦国時代の終了と共に滅びる運命だと解釈するならこの結末もありかもしれない。でもでもせめて黒弓と風太郎は生き残って欲しかった。

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    2021年11月22日
  • 悟浄出立

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    どの話も面白い。その人を周縁から描く手法。ただ、予備知識は多少いるのが難。
    司馬遷のお話が一番かと思う。

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    2021年11月04日