万城目学のレビュー一覧

  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    直木賞受賞作の続編。
    二作からなる短編集。今回も過去の偉人が顔を出す。
    他の作品のことが少し垣間見えるのも楽しい。
    「三月の局騒ぎ」が好みでした。

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    2026年05月07日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    小さな物語。小学校1年生の子供にとって、一日いちにちは瞬く間に過ぎるのだろうが、見る物、出会う人、去っていく諸々のすべては、一生を貫く何かとして、柔らかいアタマとココロに折りたたまれていくに違いない。何かを得て、何かを思い出に仕舞って、人は成長していく。

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    2026年04月30日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    時代をさかのぼり時は戦国。大阪夏の陣。時代ものでも読みやすく主人公風太郎に共感ながら読み進めることができた。
    最初風太郎はいい加減で面倒くさそうな事からは逃げる性格だったが、物語が進むにつれて風太郎の心の成長や忍びとして人としての芯の部分が感じられるようになった。
    物語の後半までは風太郎が負けてばっかりだったので、本当に大丈夫かと不安になったが最後は仲間にも助けられながら決めるところでちゃんと決めていて風太郎よくやった、と心の中でガッツポーズをした。

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    2026年04月29日
  • プリンセス・トヨトミ

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    以前北海道出身の作家さんが書いた北海道が舞台の小説を読んだ時、文面から伝わる冬の厳しさや、その厳しさを前提に生きている人々の描写がすごく印象的だった。

    作者の出身地は小説の雰囲気にどんな影響を与えるのか気になって、まず手始めに大阪出身の万城目学、舞台も大阪のこの小説を選んだ。

    情に熱くパワフルなおばちゃん・おっちゃん達の姿からなにわを感じ、東京から来た検査官達の雰囲気にはよそ者感を感じ。そしてソースの香りを存分に楽しめた。

    巻末のエッセイまで含めて大阪の魅力がたくさん詰まってて良かった。大阪の近代建築巡りしてみたい。

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    2026年04月22日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    本能寺の辺があった日に毎年行われる信長の亡霊による根本原因究明のためのシミュレーションに参加させられた学校の先生の物語。謎は謎のままに。

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    2026年04月18日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    映画のCMを見たことがあってギャグ漫画みたいな内容なのかなと思ってたけど、青春ファンタジーって感じで面白かった
    登場人物もそれぞれ味があって愛着湧くし、映画も見てみようかな。
    最後の終わり方は賛否両論ありそうだけど、私はうるっと来ちゃった。
    この人の他の本も読むぞ〜

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    2026年04月05日
  • ザ・エッセイ万博

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    マシューマコノヒーが気になる!でも、調べたら負け…………
    ん?キーファサザーランドが脳裏に浮かんできたぞ…これも、調べたら負けだ

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    2026年03月31日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    改めて歴史を学びたいと感じた。
    一話目みたいな風情を感じるのも、二話目みたいな誰かの無念を想像するのも楽しいな。
    戦国時代に詳しくなくて人物名くらいしか思い出せないのが悔しい。
    にょごも、ぶりぶりぎっちょうも、インパクトが強すぎる単語で入り込みやすく、読みやすかった。

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    2026年03月30日
  • あの子とO

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    前巻は人間に混ざって生きていきたいJK吸血鬼のほのぼのコメディだった(気がする)けどオオカミ一族やら謎のオランダ人やら現れて面白くなってきた!
    次巻で何か事件が起こるかな?

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    2026年03月26日
  • プリンセス・トヨトミ

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    ネタバレ

    会計検査院の松平、ゲーンズブール、鳥居は、検査のため大阪を訪れる。検査は順調に進むも、社団法人OJOは担当者不在で検査できず、後日松平のみが訪れる。そこで松平を迎えたのは、大阪城の地下に作られた豪華な巨大空間と、大阪国総理大臣を名乗る人物だったーーー。

    映画を観たことがあったのでなんとなくストーリーは分かっていたが、地名や道など、細かい描写が多く盛り込まれ、読み応えがあった。作者の地元が大阪だということもあるだろうが、なかなかの下調べがあったと思う。出てくるキャラクターもそれぞれ魅力的で、飽きなかった。ありえない設定ながら、もしかしたら、と思わされるほどの作りこみで、とても楽しめた。

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    2026年03月21日
  • 万感のおもい

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    綿矢りささんが万城目さんのエッセイ面白いっておっしゃっていたので気になってました(綿矢さん登場回があるし、仲良いんだな)
    おもしろ〜!!と読んでいたら、ふいうちでほろりとくる話もあったり。他エッセイも読みたいし、小説も!気になる作家さんが増えて嬉しい。

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    2026年03月21日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    『にょご。
    私は昔にょごだった』

    篇首という言葉を知った本作。
    大事な一行目、書き出しはこちら読み手も意識して読み出すものの、その割に心に留まることがあまりなかったが、篇首という言葉を知ったお陰もありとても心に残る1行になった。
    そしてこの作品、古い女子寮の少し不思議な話なのだが、主人公が私と同世代で尚且つ私自身の女子寮風景と重なることが多々あり非常に面白かった。
    それにしても昔の話の方が色鮮やかに見えるのはなんだろな。

    表題作のぶりぶりぎっちょうも面白かった。
    主人公に共感出来なかったが、信長には共感した。
    不思議な土地の京都なら、信長に会う事もあるかも知れない。
    個人的には信長は苦手だ

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    2026年03月18日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    他にも書いてる方がいるけれど、私もタイトルとなってるお話しよりも女子寮を舞台としてるお話しの方が良かったな(もちろん『六月~』がつまらなかった、ということではない)。『にょご』とか『壺』『局』とかそのネーミングがステキ。

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    2026年03月07日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    榎土梵天、梵地、梵人三兄弟の能力と砂漠に現れるライオンだとか、不思議な場所へ導かれるようにやってくる展開が面白い。

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    2026年03月04日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    歴史好きとしてはドストライクな時代!
    信長にゆかりのある武将の名前がたくさん出てきて、ワクワクしながら読みました。
    それにしても「三木」って誰だろう?と考えていたら、最後に解決。そういうことか!と思いました。

    戦国豆知識がまた増えました^_^

    キヨさんの話も面白かったです。
    平安豆知識、いただきました!
    にょご…どこかで使いたい(笑)

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    2026年02月24日
  • あの子とO

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    続編が出てたので、読んでみました。スピンオフか、という感じで読みましたが、三作ともつながっていて、次の展開もあることが窺えるので、次作も楽しみに待ちます。

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    2026年02月23日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    マドレーヌ夫人とげんざぶろうの夫婦関係が理想的
    愛に溢れるエピソードが並びます
    近々わたしにも身近な存在とも別れが迫っていて、喪失への恐れや今までの感謝や未来のことを重ね合わせて読んでしまった
    最後の展開が予想外で涙してしまいました
    うちに来る猫には「かのこ」そして「マドレーヌ」と名付けようとおもう

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    2026年02月21日
  • 万感のおもい

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    笑いあり、涙ありのエッセイでした。
    著者の万城目学氏は、2024年に直木賞を受賞した
    作家で、「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」
    「鹿男あをによし」など、映画やドラマなどで
    ご覧になられて方も多くいると思います。
    2014年からの直木賞を巡る戦い「待ち会戦記」。
    クイズ番組に出演した時の思い出「クイズ番組に挑戦する」。
    亡くなった父への思い「第十色 二月」など、著者の
    色が散りばめられた一冊です。

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    2026年02月21日
  • 鹿男あをによし

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    久しぶりに再読。
    スイスイ読める。それほどに面白い。
    面白いけど、まだこの世界に浸っていたいという気持ちはさほどなかった。なんかさっぱり終わった感じ。でも悪くは無い後味。

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    2026年02月21日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    古き良き子供時代のキラキラしたところだけ抽出したような、懐かしさのあるお話だった。

    ドッグフードを残したら缶詰、どちらも残したらドッグフードをふやかしたものが出てきたから、いまは(味も好きだし)ドッグフードを食べているおじいちゃん犬のエピソードがリアルだった。

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    2026年02月19日