万城目学のレビュー一覧
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購入済み
鴨川ホルモーの続編ですが、一話毎のオムニバスです。
大学時代を京都で過ごしましたので、鴨川ホルモーもホルモー六景でも、京都の地名を聞くと懐かしく、本当に京都ではホルモーがあるかのように感じました。 -
Posted by ブクログ
息子へ)
お父さんは、この本の筆者、万城目学と、中学高校の同級生だった。大学も同じだったようだ。(彼は一浪のようなので学年は違う。)
この本は、「鴨川ホルモー」という本の番外編で、6つのスピンアウト短編集だ。なので、「鴨川ホルモー」から読むことをお勧めする。
京都の大学間で行われる「ホルモー」と呼ばれる競技をめぐるホラ話。
内容は、完全に非現実的なのに、登場人物の心情は、お父さんたちのように、京都で過ごした学生の青春時代の心情そのものだ。
筆者が同じ境遇だったことを考えると、共感しすぎて、気持ち悪いぐらいだ。
京都で学生時代を過ごしたなら、是非、読んで欲しい。
懐かしい気持ちになれる。
(お父さんの本の買い方)
BOOK・OFF \350
(読め、もしくは、読むな)
読め!
(君が・・・歳のころに)
京都の大学に通うことになったら、、、。 -
Posted by ブクログ
刊行当時以来の再読。
ほぼ初読の気分だった。
当時は独特な勢いのある文章だと思っていたけれど、今読むとその勢い自体が技術なんだとわかる。奇抜な設定を自然に読ませる筆力はやはり抜群。
再読で印象が変わったのは登場人物たち。
昔は気にならなかった早良さんの自己中心的な振る舞いや人を振り回す危うさを感じた。
一方、凡ちゃんの慎ましく思慮深い優しさ、高村のどこまでも見離さない友情、適度な距離感を保つスガ氏の頼もしさが強く印象に残った。
早良さんと芦屋は好感を抱くタイプの人物ではないけど、ヒールとしていい塩梅に機能しているなぁと感じた。
彼らがいることで凡ちゃんや高村の良さがより際立ち、人間関係に摩擦や緊張感が生まれる。
ホルモーという奇想天外の競技を通して描かれる悔しさや興奮、仲間との絆も熱い。
奇抜な設定や京都を舞台にした独特の世界観ばかりが語られがちな作品だが、キャラクター同士の関係性が本当に魅力的な作品だった。
何年経っても色褪せない面白さだと思った。