万城目学のレビュー一覧

  • 鹿男あをによし

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    藤原くんは赤ペンを鼻と上唇の間に挟み、ちたく間抜けな顔で、のところ綾瀬はるかの顔を連想してしまう。でも、それでまた物語に気持ちが入っていける。テレビドラマを見ているからこそのイメージ。
    本当に大事なことは、文字にしてはいけない。言葉とは魂だからだ。

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    2025年07月10日
  • ホルモー六景

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    あまりに面白くて
    鴨川ホルモーから一気読みしてしまった。

    しょうもなくてふざけ倒してるのに、
    何故こうもあたたかく切ないのか…。

    どれもしっかりと面白いし
    それぞれ色があるのが凄いところ。
    街並みや歴史的にも(一部フィクションとはいえ)楽しめるし、いつの間にか「ホルモー」が実際にある気がしてくるから困る。

    私ももう齢29で学生時代は遠い記憶だけど、
    京都に住むひととサークルの話になったら、
    (もしかしてホルモーやってたりして)と
    ナチュラルに思ってしまいそうなくらいには
    世界観に没入してしまう。

    そんなはずは無いんだけど、日常との書き方のバランスが絶妙なせいでそう錯覚するほど。

    いい

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    2025年07月09日
  • 鴨川ホルモー

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    おもろすぎやろ勘弁してくれ
    テンポ良すぎて一回読み始めたら止まらない
    気づいたら全休憩を注ぎ読み終わってた

    何を食べてたらこんなん書けるの?
    天才と変態って紙一重なんだなあ(褒めてる)

    どう考えたってふざけ倒してるのに
    めちゃくちゃ真剣なんだからたまったものじゃない
    このバランス見事だなって思う

    万城目さん、他のも読んでみたいな

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    2025年07月07日
  • あの子とO

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    ちょうどいいボリューム感といろんな角度のお話で、よりこの世界が近づいた感覚になりました。早く続きが読みたい!

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    2025年07月06日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    今回の万城目ワールドは世界が舞台!過去作の傾向からまた関西が舞台かなと思っていたんですが、宝石泥棒→自衛隊→イラクと予想外の方向に広がる展開に興奮しっぱなし。文庫本の背表紙にあるあらすじがいつになく意味不明だったので「大丈夫か?」と思わずにいられなかったんですが、世界史ものとしても、バトルものとしても、SFやファンタジーとしてみても非常に高水準な作品になっており、不安を吹き飛ばす面白さでした!大満足!これはぜひ映画で見てみたいですねー。(今のイラクの情勢見る限り無理そうですが)

    ※以下、ネタバレ
    榎土三兄弟がイナンナに導かれた理由が明かされる場面が特に良かった!伏線回収も見事でしたし、恐竜の

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    2025年06月29日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    最ッ高におもしろかったー!詳しい感想は下巻で!
    ※それにしても前半だけだと、無関係なのに巻き込まれた銀亀さんが不憫。

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    2025年06月29日
  • 鹿男あをによし

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    とても面白かった!ドラマ版は知らなかったけど、観てみたくなった。
    地震というワードでなんだか今年読んだことにちょっと運命も感じたり…
    分厚いけど気にならないくらいサクッと読めた。
    歴史のお勉強にもなるかも。

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    2025年06月20日
  • 鹿男あをによし

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    モルホーシリーズに続いての三冊目。 

    万城目ワールドと言いますか、独自の世界観は健在。多分この世界観にハマってしまったからこの本手に取ったんだと思います。

    奈良市民としては奈良の風景描写が手に取るように浮かびました。

    伏線もきっちり回収されていて面白かった!

    次は大阪にしようか?それとも滋賀?

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    2025年06月17日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    ネタバレ

    しゅららぼん、読み出したときは「思い出したように、店を開いている」街に来た主人公と一緒に、冒険が始まるワクワク感にとらわれた。こんなことは久しぶり。RPGのような。
    滋賀の琵琶湖が舞台。湖の民。珍しいよね。
    (成瀬・・・があるので今は珍しくないかも。)

    以下はお気に入りの文の引用です。
    「必要以上に持ち上げられた場合には、バランスを保持しておかなければ、という気持ち」
    「ちゃんと観察している自分がとても嫌である。」
    「城から舟でドンブラコとやってくる。どう見ても普通じゃない。」
    「レッツ、ご神水タイムよ」
    「本当に何もないな琵琶湖、と唐突に感じられた。」
    「その顛末を、馬鹿馬鹿しいとは、僕は

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    2025年06月12日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    万城目学の吸血鬼少女物語。冒頭はゆるかなスピードで始まりほのぼのしているが、中盤で急転直下事件が起こってからはスピードが加速する。ユーモアのある文体は健在であり、登場人物も世界観もありそうでない絶妙なラインをついている。

    設定作りがやはり上手い。吸血鬼と人間が共存する世界を無理の無い範囲で作り出している。日常にも吸血鬼がいるのではないかと思わせるような内容である。よく考えたら吸血鬼が影の中にいるというのは西尾維新の化物語の忍も然りだったか。他の万城目作品同様の構成だが、テーマが変わればいくらでも作品は作れるのだろう。グレート清子が出てくるあたり他の作品との繋がりも予感させるのだろうか?そう考

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    2025年05月30日
  • 鴨川ホルモー

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    面白かった!
    心を鷲づかみにされました。
    万城目学さんは初めて読みました。
    前半は、読んでいて笑いが止まりませんでした。
    後半は、涙も込み上げてきたり。
    最高でした。

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    2025年05月04日
  • 鴨川ホルモー

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     舞台は京都。謎の部活動『ホルモー』のお話。
     鹿男がとても良かったので、万城目学の世界観にまだ浸っていたくて手に取った。
     あぁぁぁ大学生いいなあ!!予備知識はほぼない状態で読み始めたので、まさか母校の名前がモチーフどころかそのままで出てきたときはかなり興奮した。懐かしさで胸がいっぱいになる。
     世界観にのめり込むまで、鹿男よりもう少し時間を要したかも。でも最終的には一気読みで、心震えたし、ほっこりした気持ちになった。
     『できそうな気がして、やってみたらできた』うんうん、案外そういうこと多いかもしれない。

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    2025年04月28日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    安心と安全の万城目さん。面白いのわかってるから没入したくて読むまでに重い腰が上がらなかったけどいざ読み始めるとあっという間。頭がいいから文章が読みやすいし、普通に生きてて接することのない世界かつファンタジーなのに"あるある""それな"と思わせるのが上手い。
    登場人物皆んないいキャラしてて、話者が変わっても全て飽きなく楽しめた。

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    2025年04月05日
  • 鹿男あをによし

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    この本にハマってから頻繁に奈良に通っています! 物語の終盤、きれいに伏線回収されていくのが気持ちいいです。最後、鹿が愛おしくなってしまった笑 奈良好きな私の大好きな一冊です。

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    2025年04月02日
  • 鴨川ホルモー

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    しがない新入生がホルモーなる伝統イベントに勧誘させられて知らぬ間に虜にされて青春を謳歌する話。タイトルや表紙から時代劇ものなのかなと敬遠されがちな気がするが内容は至って現代的。
    本当にありそうでなさそうなリアルさもあり、森見登美彦とはまた違った作風に非常に趣を感じた。
    しかしツンデレはそうだろうなと思いつつなかなかにつんつんしてたけど、やっぱりデレると可愛いものですね。

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    2025年03月30日
  • 鹿男あをによし

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    Audibleで聞く。8月の御所グランドが良かったので聞き始める。朗読もぴったり、万城目学ワールドいいね。

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    2025年03月23日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    もうなんと言ってもかわいい
    かのこちゃんもマドレーヌ夫人も玄三郎も和三盆もミケランジェロもすずちゃんも可愛いし健気
    かのこちゃんとすずちゃんは小学一年生らしく意味不明ででも元気に楽しんでいるし
    マドレーヌ夫人と玄三郎はかのこちゃんの成長の様子を見守っている
    人間と動物や動物の種の垣根を超えてお互いを思い遣って生きている様子がほのぼのと描かれており、小さい子でも読める素敵なお話だった

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    2025年03月18日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    長い、けど長さを感じさせないくらい面白かった。

    振り返ってみれば、とんでも設定のオンパレードなんだけど、考察がしっかりしてるから、そんなことは気にならず、いやむしろ、だからこそ楽しめたまである作品。おすすめ♡

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    2025年03月13日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    これが万城目ワールドか、すっかりその世界に引き込まれてしまった。冒頭のマイシカの話が最後に回収?されてニヤニヤした

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    2025年03月08日
  • 鹿男あをによし

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    テンポよく読めて、実に面白かった。
    これをドラマにするとは、何を考えていたんでしょうね。
    玉木宏の顔を鹿にするなんて。
    テレビも元気だったな。

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    2025年03月05日