万城目学のレビュー一覧

  • 鹿男あをによし

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    万城目学さんの作品は初読みながら、面白かった~。
    人が鹿化していくなんて、何この展開?と思いつつ、あっという間に引き込まれ、どんどん読み進めた。
    奈良の高校に産休教員の代行で派遣された「おれ」がある日鹿に話しかけられ、昔から伝わる「目」を取り戻すよう鹿から指令を受けるところから、話が一気に深まる。
    クラスの生徒、イトとの関係性の変遷も面白く、最後はホロリとしてしまった。

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    2025年08月23日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    万城目さんワールドでよかったです。京都はいろんな舞台になる場所だなぁと思う。これからも定期的に読みたいです。

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    2025年08月15日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。吸血鬼という題材を楽しくポップに仕上げて、そして切なさも忘れず入れ込む。するする読めて、ほっこり心温まる。

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    2025年08月13日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    万城目学氏の小説は当たり外れが大きい。
    奇抜なアイデアにより、日常世界からファンタジー世界への扉が開かれ、冒険がはじまってゆくのが氏の小説の特徴であり面白さである。そうして広がった風呂敷がうまく畳まれればよいが、前半で力尽きたのか、なんとかまとめようとしているのか、尻すぼみでがっかりさせられる作品も何作かある。

    前置きが長くなったが、本作は無茶苦茶面白かったです。17歳の誕生日まで血を吸わないでいれば、儀式が成功し、脱・吸血鬼化するという主人公を襲う試練、楽しい冒険絵巻でした。コミカルな友人のヨッちゃんが良いキャラしていて好きでしたね。

    続編もあるようなので、文庫化を楽しみに待ちたいと思い

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    2025年08月08日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    ネタバレ

    万城目学さんの作品を読むのは久しぶりです。
    かなりのページ数に驚きつつも、読んでいくうちに話に引き込まれてしまいました。
    万城目さんの作風なのか、いつの間にか風太郎だけではなく、黒弓や常世、蝉や百、ひさご様まで応援していました。
    クライマックスは幼き頃にテレビで見た、里見八犬伝を思い出すくらい感動しました。

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    2025年08月08日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    万城目氏が吸血鬼を書く。もちろん普通の話になるわけもなく、予想外の展開が続いて、あっという間に最後まで読んでしまいました。

    そして毎度毎度、いいところで終わるんだな、これが!《この先を読みたい病》にしっかり罹ってしまいました。最後に出てくる「大きな再会と、ふたたびの大冒険」は当然のこと、親友ヨッちゃんの恋の行方とか、いろいろと気になることが「後は読者のお好きなように想像してください」と放置されているので、身もだえしています。

    「許す」とは何か。それがこの作品のキーワードです。

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    2025年07月31日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    果たしてこれをどう面白く物語に仕立てるのだろう…と一見して不安になってしまう微妙な初期設定でありながら、あれよあれよという間に不思議なほど巧みに料理されているではないか…という見事な手腕は本当にいつも通り。
    特に今作では第2章以降ぐわっと一気に加速度を増していく馬力がものすごく、弓子たちがクボーに乗り込んで大立ち回りを繰り広げるクライマックスが文字通りの見せ場となっている。
    まさか宙に浮かぶトケトゲの生えた奇妙な球体を題材にして、読者の琴線にここまで訴えかける物語になろうとは、露ほども思わなかった…。
    「新世界より」で、無間地獄の刑に処されるバケネズミに感情を揺さぶられるのに似ているだろうか…

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    2025年07月30日
  • べらぼうくん

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    わー、じんわりおもろいもん読んだわ〜、と言うのが、率直な感想です。

    万城目節が全面に出ていて、コトをシニカルにクスッと、でもそんな自分にも良い意味で期待していない、等身大の著者の半生が、まぁオモロく綴られています。

    ただ、エッセイだからといって、軽く読み飛ばして終わるわけでなく、最後の方はドッグイヤーしながら読んでしまうほど、読み応えありました。

    ・そんな五里霧中にある私に手を差し伸べたのは、やはり本だった。霧が濃いのなら、空間を広げて、薄めてしまおうじゃないか。そんなことを言って、目の前に現れてくれたような気がする。

    ・「独りよがり」とは心のひだにこびりついたガンコな燃料だ。

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    2025年07月28日
  • 鹿男あをによし

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     「かのこちゃん〜」以来、万城目作品は2作目。森見作品も変わらず好きだが、「夜は短し〜」のような作品が最近見られないので物足りなかったところ。他の作品も読んでみよう。スケールの大きさと話のくだらなさとのバランスが良い。坊っちゃんエッセンスはどうせなら最後まで効かせてほしかったが、経験がなくとも手に汗握る展開を見せる大和杯の剣道試合や大災害と鹿化を防ぐために奮闘する主人公とヒロインのあれやこれやなど見所満載で最後まで面白かった。今度地震があったらこの本を思い出しそう。

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    2025年07月27日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ヤングの棚にあったから油断してた。
    近所のお洒落なマダムを想像してたらとんでもない事に!!旦那のくだりはひたすら号泣。目の奥が痛いくらい泣いた。この手のものにめっぽう弱い。

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    2025年07月24日
  • 鴨川ホルモー+ホルモー六景【2冊 合本版】

    購入済み

    全部の話が繋がっている

    本編の裏話的な六景を読んだ後、もう一度本編を読むとより話に深みが出てくる。荒唐無稽な話なのだが、実際に鴨川周辺を歩くと「やつら」がそのへんをうろうろしていそうな感じで、京都に行きたくなる。

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    2025年07月24日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    久しぶりの万城目学さん
    なんとも小説らしくない題名で
    読もうかどうしようかと
    迷っていたけど
    吸血鬼の話しと知って読んでみた
    ちょっとぞわぞわしてみたくて‥

    結果、おもしろかった!
    普通の人間とおなじように生活する吸血鬼
    しかも、可愛い17歳の女の子
    いまや、吸血鬼も寿命をもつことを選択できる
    時代となっていて‥なんて
    ありえそうな発想!
    いや、ほんとにあるかも

    吸血鬼プラス青春な一冊!
    やっぱり万城目さんは好きだな〜

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    2025年07月17日
  • 鹿男あをによし

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    藤原くんは赤ペンを鼻と上唇の間に挟み、ちたく間抜けな顔で、のところ綾瀬はるかの顔を連想してしまう。でも、それでまた物語に気持ちが入っていける。テレビドラマを見ているからこそのイメージ。
    本当に大事なことは、文字にしてはいけない。言葉とは魂だからだ。

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    2025年07月10日
  • ホルモー六景

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    あまりに面白くて
    鴨川ホルモーから一気読みしてしまった。

    しょうもなくてふざけ倒してるのに、
    何故こうもあたたかく切ないのか…。

    どれもしっかりと面白いし
    それぞれ色があるのが凄いところ。
    街並みや歴史的にも(一部フィクションとはいえ)楽しめるし、いつの間にか「ホルモー」が実際にある気がしてくるから困る。

    私ももう齢29で学生時代は遠い記憶だけど、
    京都に住むひととサークルの話になったら、
    (もしかしてホルモーやってたりして)と
    ナチュラルに思ってしまいそうなくらいには
    世界観に没入してしまう。

    そんなはずは無いんだけど、日常との書き方のバランスが絶妙なせいでそう錯覚するほど。

    いい

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    2025年07月09日
  • 鴨川ホルモー

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    おもろすぎやろ勘弁してくれ
    テンポ良すぎて一回読み始めたら止まらない
    気づいたら全休憩を注ぎ読み終わってた

    何を食べてたらこんなん書けるの?
    天才と変態って紙一重なんだなあ(褒めてる)

    どう考えたってふざけ倒してるのに
    めちゃくちゃ真剣なんだからたまったものじゃない
    このバランス見事だなって思う

    万城目さん、他のも読んでみたいな

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    2025年07月07日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    今回の万城目ワールドは世界が舞台!過去作の傾向からまた関西が舞台かなと思っていたんですが、宝石泥棒→自衛隊→イラクと予想外の方向に広がる展開に興奮しっぱなし。文庫本の背表紙にあるあらすじがいつになく意味不明だったので「大丈夫か?」と思わずにいられなかったんですが、世界史ものとしても、バトルものとしても、SFやファンタジーとしてみても非常に高水準な作品になっており、不安を吹き飛ばす面白さでした!大満足!これはぜひ映画で見てみたいですねー。(今のイラクの情勢見る限り無理そうですが)

    ※以下、ネタバレ
    榎土三兄弟がイナンナに導かれた理由が明かされる場面が特に良かった!伏線回収も見事でしたし、恐竜の

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    2025年06月29日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    最ッ高におもしろかったー!詳しい感想は下巻で!
    ※それにしても前半だけだと、無関係なのに巻き込まれた銀亀さんが不憫。

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    2025年06月29日
  • 鹿男あをによし

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    とても面白かった!ドラマ版は知らなかったけど、観てみたくなった。
    地震というワードでなんだか今年読んだことにちょっと運命も感じたり…
    分厚いけど気にならないくらいサクッと読めた。
    歴史のお勉強にもなるかも。

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    2025年06月20日
  • 鹿男あをによし

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    モルホーシリーズに続いての三冊目。 

    万城目ワールドと言いますか、独自の世界観は健在。多分この世界観にハマってしまったからこの本手に取ったんだと思います。

    奈良市民としては奈良の風景描写が手に取るように浮かびました。

    伏線もきっちり回収されていて面白かった!

    次は大阪にしようか?それとも滋賀?

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    2025年06月17日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    ネタバレ

    しゅららぼん、読み出したときは「思い出したように、店を開いている」街に来た主人公と一緒に、冒険が始まるワクワク感にとらわれた。こんなことは久しぶり。RPGのような。
    滋賀の琵琶湖が舞台。湖の民。珍しいよね。
    (成瀬・・・があるので今は珍しくないかも。)

    以下はお気に入りの文の引用です。
    「必要以上に持ち上げられた場合には、バランスを保持しておかなければ、という気持ち」
    「ちゃんと観察している自分がとても嫌である。」
    「城から舟でドンブラコとやってくる。どう見ても普通じゃない。」
    「レッツ、ご神水タイムよ」
    「本当に何もないな琵琶湖、と唐突に感じられた。」
    「その顛末を、馬鹿馬鹿しいとは、僕は

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    2025年06月12日