万城目学のレビュー一覧
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組織から追い出された忍者のお話。忍びに戻りたいという気持ちから、忍びの立場、戦国の世の中のやるせなさ、などなど…
風太郎のひねくれた性格による、周りとのコミカルなやり取りとか、キャラクターの個性とか、前編は楽しく読み進められていたけど、後編は辛い描写が多かった。
たぶん、前編を読んでいく間にこの世界に自分も引き込まれているから、それぞれのキャラクターへの愛着も湧いていて、それ故に辛さが倍増するんだと思う。
読みだしたら止まらず、一気に最後まで読みました。
みんなの感想みてたら、これがプリンセストヨトミに繋がると!?
確かに読んでて、プリンセストヨトミ思い出したけど、繋がるのならもう一回読まないと! -
Posted by ブクログ
万城目さんの小説は久しぶりに読んだ。鴨川ホルモーや鹿男あをによしや豊臣プリンセスといった作品は映画化もしくはドラマ化で映像化もされ、元々、映像から入ったけど読みやすい!現代ファンタジーは過去と現代が絡み合いミステリアスな部分も多いのでくる人にはくると思います。ファンタジーは架空の話。現代はリアル。如何にリアリティーな感じ思わせるかが現代ファンタジーの面白さだと思うが、今回は、吸血鬼!いや~架空のものだろう!しかし、もしかしたら吸血鬼は存在する?それが、現代ファンタジーだから、どこかリアルがある訳だし、そこに、リアリティーを描ける万城目さんの著書は好きですね!
400ページを越えるけど、サラッと読める感じかな!
続きがあるような終わり方なので気になります。 -
Posted by ブクログ
20年ぶりに、万城目学がホルモーを描いた。
なにしろ、私も初めて読んだのは20年前だ。
すっかり内容を忘れているので、シリーズを全て再読する羽目になった。
そして、初めてこの作品を読んだ時の衝撃が蘇ってきた。
以来、万城目学作品ならまずは読む、という読書が続いている。
2005年、ボイルドエッグ賞受賞のおかしな小説が、『鴨川ホルモー』で、翌年2026年に出版された。万城目学29歳の時のデビュー作だ。2009年に映画化もされた。
正直、映像がなければホルモーの全貌を想像するのは難しかったかもしれない。その後、一部のキャストはそのままに、舞台でも上演された。(見てないけどどうやって??)
2007年、雑誌「野生時代」3月号から8月号まで収められたエピソードが『ホルモー六景』になり、その後の安倍や高村、楠木たちが描かれた。そこからさらに19年後、『鴨川ホルモー』から20年後の2026年、この作品が書き下ろされた。そして、これが最後のホルモーになるという。
ここでは知られざる、東京でのホルモーも描かれる。京都とはまるで違う状況で、オニ語も別のホルモーが、東京でも行われていた。
安倍も、高村も、20年後なので40歳前後、それぞれの人生を歩んできた。2人の国際電話から、この物語が始まる。
楠木ふみと安倍が、その後どうなったのか?それも、最後までお楽しみ。 -
Posted by ブクログ
面白かった。大好きな作品の一つになった。
森見登美彦好きの私がよく目にする名前に、万城目学がいる。
本好きの間では森見派か万城目派か名乗る人たちもいるほど。どちらも京都を題材にした小説を描いているから比較されるのか、陰気な京大生ものといえばこの2人という雰囲気を感じる。
そのくらい有名な作品にも関わらず、なんとなくずっとスルーしていた。最近になってよく話題になるなーと思っていたら、20年ぶりの続編が出たそう。そろそろ読んでみようかなーと手を取ってみた。
本当に後悔した。何でもっと早く読まなかったんだろう……。
ホルモーなんて意味不明の競技?の説明から入り、主人公の卑屈ひねくれキャラクター、陰キャ特有の側から見てるだけの恋愛模様、垢抜けない仲間たちとの熱い友情、決して華やかというわけではないけど、それでも清々しくキラキラとした青春物語。もう大好きすぎる。
読みながら「終わらないでくれ!」と願った本は久しぶり。そのくらいキャラクターたちの物語が面白くて、愛おしくて、いつまでも見ていたかった。
続編もすぐ読もう。