万城目学のレビュー一覧

  • 鴨川ホルモー

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    ホルモーって何?という戸惑いから始まったが、実際はとんでもなく破茶滅茶で愛すべき戦いだった。
    作者の頭の良さが随所に滲みつつ、こんなに読みやすくて、時にバカバカしくて笑ってしまう作品を書けるのが本当にすごい。
    京大生たちがホルモーに打ち込む姿勢や淡い恋愛事情はどれも爽やかで、読んでいて自然と元気がもらえた。
    最後まで一貫して楽しませてもらった一冊。

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    2025年12月03日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    万城目学に物語を書かせると、それはもうファンタジーだとかミステリーだとかのジャンルを超えて、万城目学というジャンルなのではないかと思わされる。
    今回の作品も日常生活(とはいえ「吸血鬼の」ではあるが)から始まって、気づけば本当に自分たちと同じ世界に住んでいるのではないかと思わされて、あっという間に読み終えてしまう。
    「鴨川ホルモー」でも、本当にホルモーなるものがあるのかもしれないと思わされるし、「鹿男あをによし」でも、奈良には本当に鹿男がいるのかもしれないと思わされるのである。
    この作品も日常と虚構の境目を見事にシームレスにつなげている。
    やはり万城目学は面白いのである。

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    2025年11月27日
  • 鹿男あをによし

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    奈良を舞台に繰り広げられるファンタジーの物語。関東から奈良の女子高に赴任した「おれ」が、突如、鹿の「運び番」に任命されたことを鹿から告げられます。1800年続く儀式を無事成功させ、日本の滅亡を防ぐことができるのか…?神話や史実に基づくこの物語は、他にはないおもしろさがあり、一気読みしてしまいました。

    ドラマが大好きだったので、原作を手に取りましたが、原作も大好きになりました。大枠は同じですが、ドラマと原作で少し違う部分があって、楽しめました。

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    2025年11月26日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    琵琶湖から不思議な力を授かった日出家と棗家のお話。
    出てくるキャラ達もストーリーも楽しすぎて、ページをめくる手が止まらなかった。
    とにかく楽しめる本を読みたい!って思ってる人にはおすすめです。
    また再読してキャラ達に会いに行きたいです。

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    2025年11月24日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    弓子とヨッちゃんのやり取りがおちゃめでコミカルで声を出して笑ってしまうほどだった!
    ほのぼのした日常から一転、囚われたQを助けるための冒険やアクションと振り幅が大きくて楽しめた。続編も読まなきゃ!

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    2025年11月19日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    ネタバレ

    どちらかといえば表題作ではなく「三月の局騒ぎ」の方が好き。清さんの余韻が何とも言えない空虚感というか、不思議な気分になる。「十二月の都大路上下ル」とつながったようで、どんなふうにこのワールドが広がっていくのか楽しみ。「ぶりぶりぎっちょう」は(たしか「あの本、読みました?」のインタビューで観たけれど)ほんとにいい言葉を見つけられたと思う。

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    2025年11月16日
  • ホルモー六景

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    「長持の恋」

    立命館大学白虎隊の会長選びは東門の喫茶店「無限洞」で行われる。この無限洞は実在している。

    会長選びは足利義教が御神籤によって将軍に選ばれた故事に則りくじ引きで行われるのだか、無限洞は足利家の菩提寺である等寺院のほぼ隣にあるのをご存知だろうか。

    万城目学が張り巡らせた伏線恐るべし。

    そして無限洞が実在しているのならば、伏見の「狐のは」も三条木屋町の「べろべろばあ」も、そしてホルモーも実在しているのは明らかである^^;

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    2025年11月11日
  • ザ・エッセイ万博

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    文学フリマ東京でみをつくし戦隊レンジャー完全版を買ったひとりです。当日は快く一緒にツーショットの写真を撮らせていただきましたが、目標冊数の発売がなされるまでサインはなさらないとのことで、残念ながら退散したのをよく覚えています。その後、ぶりぶりぎつちょうのサイン会で、改めてお願いしたらあっさりサインをしてくださり感謝感激でした。
    万博に関する章は、まだ盛り上がる前だったのですね。読みが外れるところが万城目さんぽくて良い締めくくりでした。
    2025-044

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    2025年10月29日
  • 鴨川ホルモー

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    京都で学生生活を過ごした方でレナウンを踊ったことがある人、学校と入学年と踊って場所を教えてください。

    あと万城目学はストレス性の胃痛持ちでないか疑っている。

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    2025年11月11日
  • プリンセス・トヨトミ

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    『プリンセス・トヨトミ』―
    大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作!


    物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。
    読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。
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    1. 購読動機
    SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

    最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。
    * 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。
    * 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。

    「読

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    2025年10月06日
  • ザ・エッセイ万博

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    著者のエッセイは5冊目。全てに「万」の文字が入っている。雑誌掲載は2024年3月から2025年4月まで。そこに書き下ろしを加えた13篇で構成されている。

    著者には馴染みの京都ゆかりの人物で野球チーム編成を妄想する話や、デビュー作舞台化の話、昭和時代の大坂を回想する話、自著を同人誌のように売る話、初めての歌詞創りの話などなど…。どれも面白い。

    白眉は、正に会期末を迎えようとしている大坂万博に関する著者の想いだ。開催決定時からのバタバタの顛末や、著者本人による忌憚の無い現地レポート。大坂出身の著者の見方や感じ方が、なんとなく理解できて興味深かった。
    万博自体は、特段大きなトラブルも無く無事終了

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    2025年10月02日
  • あの子とO

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    ネタバレ

    面白かった!!!やっぱりスキ万城目本。
    短編3本で、3本がうっすら全部繋がっているやつ。
    タイトルの『あの子とO』は3本目。
    とりあえず、1本目で前作のあの子とQを思い出し、
    O様は前作のQ様的なキャラだろうかと想像したりとか
    そんなことないかな、、とも思ったりとか、
    O様が出てくるのを待ちながら読む。
    2本目はガラっと変わって、日本の吸血鬼の始祖の話、
    3本目でようやくO様登場
    やっぱりQ様か?とベタに思わせるシークエンスもあり(笑)
    尖ってきたときは、やっぱりかとおもったら
    どっこい、そっちか!!と。
    まあなんにせよ
    O様、私のドストライク、かっこよ!!
    弓子と丘山さんちも続編ほしいが、

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    2025年09月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    優しくて可愛くて楽しいお話。
    マドレーヌ夫人とかのこちゃんの視点が変わって
    どちらのターンもとても面白かった。
    源三郎がトリガーの不思議な出来事は、かのこちゃんとすずちゃんを最後まで繋いでくれたんだなと切なく嬉しくなった。

    良いお話だった!

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    2025年09月25日
  • ザ・エッセイ万博

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    万城目さんの エッセイの「万」シリーズ。
    現在行われている万博へは勿論行かれていて、それについては1番最後に書かれていた。
    特に面白かったのは、自費出版しフリマで売ろう!と本を一から作った成り行き。
    何部刷ろうかとか、売れ残りを自ら書店営業された話など最高だった!

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    2025年09月23日
  • ザ・エッセイ万博

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    WEBでの連載時から楽しみに読んでいました。

    一人出版社「万筆舎」の話やChageさんとの交流歴、最後には大阪・関西万博に行った顛末を書き下ろしなど。どれをとっても内容が濃くていつもながら「頭の中どうなってんねん」と感心してしまいます。

    ちなみに「万博」というタイトルがついていますが、実際に万博に足を運んだ話は最後の1話だけです。

    奈良で行われた講演会でトルクメニスタン館の話を聞いて、それまであんまり興味がなかった万博に足を運びました。開幕間もない5月と大賑わいの9月では世間のノリや会場の状況も全然違っていて、エッセイを思い出しながら2度美味しかったです。

    X(Twitter)でもいい

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    2025年09月21日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    陽気な語りで始まるので、とても読みやすい。
    ひとりでペラペラしゃべって読者へ自己紹介するのは縁結びの神様!笑 しかもおっさん。
    かと思いきやもうひとり神様がいた。
    縁結びの神様を取材して本を出したいライターの神様だった笑

    神様でもノルマを達成するためにズルしたり、上級神様へ陰で文句を言ったり、不安になって吐きそうになったり。おっさんなのに可愛らしくて憎めない笑

    最後の章では、不安になったが結果オーライ!
    感動も詰め込まれていた。
    こんな神様に見守られて日々過ごしていると幸せだなぁと思った。神社へ行ったら思い出そう。

    解説にもあったが、登場人物に気持ち悪い人がいない。だから気持ちよく読める

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    2025年09月17日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    最初から最後までずっと面白かった。
    小説を読み始める時、知らない人物に対してすぐには感情移入できないというか、トランスに入りづらいけど、たまに最初からトランスに入れる小説がある。
    この小説もそうだった。
    最初の入りがコミカルで、ずっと雰囲気がそのままだったから最初から最後までずっと面白かったのかな?という自己分析。

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    2025年09月14日
  • 鹿男あをによし

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    やべぇ、おもろい
    卑弥呼を物語にからませるか!?ふつー
    書いた人、頭おかしいわ(褒め言葉
    そのくせ妙に切なく終わる

    児玉清さんの解説もいいな〜
    マジメニマナブは笑った

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    2025年09月07日
  • 鴨川ホルモー

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    ネタバレ

    「ホルモー」っていう謎の言葉に惹かれて、この本を手に取ってしまった日から万城目さんのファンになりました。

    キャラ1人1人がほんといい性格してる。
    最後の最後まで残る不思議な謎のモヤモヤ感を爽やかさで吹っ飛ばしてる感じで、個人的に読後感が好きだったりする。

    憧れの先輩が京都産業大学に決まったっていう噂聞いたから、ホルモーするのかな、なんて思ったり。
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    2025年09月02日
  • あの子とO

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    あの子とQの続編。
    軽妙な語り口のライトなファンタジー。
    でも、薄っぺらさはなくて、惹き込まれる面白さがある。
    今回は短・中編だったけど、メインストーリーらしきものが間違いなく進んでるのが伺える。
    次も楽しみ。

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    2025年08月25日