万城目学のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレとっても心に響いた。感想書かずにいられない。
途中まで何もなく野球の試合が永遠に続くのかな〜と思ったらほぼ最後の方にとんでもない疑惑。
何も見ないでとりあえず読んでみたからこその衝撃がすごかったし、死んでもなお野球したさに出てくるってのがなんとも心が揺さぶられる。
子供の頃は「戦争に行った人達はこんな若い歳で亡くなった」と説明されてもピンと来なかったけど、彼らが没した年を自分が超えてからこそわかる。若者の戦死は悲しいし酷いなと感じる。
今を生きる、ということの大切さを日々忘れていることに気づいたし、読書することでたくさんの感情になれるのは改めて心が豊かになるなと思った。読書は人を育てる。
この -
Posted by ブクログ
あの子とQの続編。あれからもう3年もたっているのに、すぐにキャラクターが浮かんできた。続編があって嬉しいが、さらに続きそうなのでもっと嬉しい。
前回とても気になっていた、佐久の正体について、語られたのが興味深い。
弓子は相変わらず超人だが、今回は控えめ。他にもQの一族が続々と登場する。
ネタバレになるのでないも言えないが、スピード感を持って一気読みできると断言する。
双子のキャラクターも素直で可愛いし、Oの一族が現れたのも、今後の展開に関係してくるのかどうか。オーエンは好青年だし、魅力的なので、ぜひ再登場してほしい。
今後の活躍が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
“自分の鹿(マイシカ)に乗って、登校してきましたー”なんて言う女子高生、名前は堀田イト。
はじめからぶっ飛んでて、おもしろくて、サイコーです。もうホントおかしい!
大学で研究に励んでいた「おれ」28歳が、ひょんなことから奈良の女子校で教師をやるハメに!
「おれ」は最初ドギマギなのですが、教師業に慣れるのはやく、いい味出していきます。周りの教員のキャラも人間味あふれ、かつ面白く描かれています。剣道部の顧問まで任されることに。
なんと、鹿が「おれ」に話しかけてきて司令を出すのです。もっと愉快なのは、ある日「おれ」が鏡を見ると、「おれ」は超ビックリ‼︎
教師である「おれ」と生徒の堀田イトは -
-
Posted by ブクログ
万城目学に物語を書かせると、それはもうファンタジーだとかミステリーだとかのジャンルを超えて、万城目学というジャンルなのではないかと思わされる。
今回の作品も日常生活(とはいえ「吸血鬼の」ではあるが)から始まって、気づけば本当に自分たちと同じ世界に住んでいるのではないかと思わされて、あっという間に読み終えてしまう。
「鴨川ホルモー」でも、本当にホルモーなるものがあるのかもしれないと思わされるし、「鹿男あをによし」でも、奈良には本当に鹿男がいるのかもしれないと思わされるのである。
この作品も日常と虚構の境目を見事にシームレスにつなげている。
やはり万城目学は面白いのである。 -
-
Posted by ブクログ
『プリンセス・トヨトミ』―
大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作!
物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。
読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。
------------
1. 購読動機
SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。
* 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。
* 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。
「読