万城目学のレビュー一覧

  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    陽気な語りで始まるので、とても読みやすい。
    ひとりでペラペラしゃべって読者へ自己紹介するのは縁結びの神様!笑 しかもおっさん。
    かと思いきやもうひとり神様がいた。
    縁結びの神様を取材して本を出したいライターの神様だった笑

    神様でもノルマを達成するためにズルしたり、上級神様へ陰で文句を言ったり、不安になって吐きそうになったり。おっさんなのに可愛らしくて憎めない笑

    最後の章では、不安になったが結果オーライ!
    感動も詰め込まれていた。
    こんな神様に見守られて日々過ごしていると幸せだなぁと思った。神社へ行ったら思い出そう。

    解説にもあったが、登場人物に気持ち悪い人がいない。だから気持ちよく読める。
    「当たり屋」では悪い人に思えるが、不思議と最後は更生したりして。神様の力か?

    そして謎だったパーマネント。てっきり神様がパーマをかけるオチを予想していたが、全く違った笑
    自分の学力の弱さを実感笑

    0
    2025年09月17日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    最初から最後までずっと面白かった。
    小説を読み始める時、知らない人物に対してすぐには感情移入できないというか、トランスに入りづらいけど、たまに最初からトランスに入れる小説がある。
    この小説もそうだった。
    最初の入りがコミカルで、ずっと雰囲気がそのままだったから最初から最後までずっと面白かったのかな?という自己分析。

    0
    2025年09月14日
  • 鹿男あをによし

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    やべぇ、おもろい
    卑弥呼を物語にからませるか!?ふつー
    書いた人、頭おかしいわ(褒め言葉
    そのくせ妙に切なく終わる

    児玉清さんの解説もいいな〜
    マジメニマナブは笑った

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    2025年09月07日
  • 鹿男あをによし

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    万城目学さんの作品は初読みながら、面白かった~。
    人が鹿化していくなんて、何この展開?と思いつつ、あっという間に引き込まれ、どんどん読み進めた。
    奈良の高校に産休教員の代行で派遣された「おれ」がある日鹿に話しかけられ、昔から伝わる「目」を取り戻すよう鹿から指令を受けるところから、話が一気に深まる。
    クラスの生徒、イトとの関係性の変遷も面白く、最後はホロリとしてしまった。

    0
    2025年08月23日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。吸血鬼という題材を楽しくポップに仕上げて、そして切なさも忘れず入れ込む。するする読めて、ほっこり心温まる。

    0
    2025年08月13日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    ネタバレ

    万城目学さんの作品を読むのは久しぶりです。
    かなりのページ数に驚きつつも、読んでいくうちに話に引き込まれてしまいました。
    万城目さんの作風なのか、いつの間にか風太郎だけではなく、黒弓や常世、蝉や百、ひさご様まで応援していました。
    クライマックスは幼き頃にテレビで見た、里見八犬伝を思い出すくらい感動しました。

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    2025年08月08日
  • べらぼうくん

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    わー、じんわりおもろいもん読んだわ〜、と言うのが、率直な感想です。

    万城目節が全面に出ていて、コトをシニカルにクスッと、でもそんな自分にも良い意味で期待していない、等身大の著者の半生が、まぁオモロく綴られています。

    ただ、エッセイだからといって、軽く読み飛ばして終わるわけでなく、最後の方はドッグイヤーしながら読んでしまうほど、読み応えありました。

    ・そんな五里霧中にある私に手を差し伸べたのは、やはり本だった。霧が濃いのなら、空間を広げて、薄めてしまおうじゃないか。そんなことを言って、目の前に現れてくれたような気がする。

    ・「独りよがり」とは心のひだにこびりついたガンコな燃料だ。

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    2025年07月28日
  • 鹿男あをによし

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     「かのこちゃん〜」以来、万城目作品は2作目。森見作品も変わらず好きだが、「夜は短し〜」のような作品が最近見られないので物足りなかったところ。他の作品も読んでみよう。スケールの大きさと話のくだらなさとのバランスが良い。坊っちゃんエッセンスはどうせなら最後まで効かせてほしかったが、経験がなくとも手に汗握る展開を見せる大和杯の剣道試合や大災害と鹿化を防ぐために奮闘する主人公とヒロインのあれやこれやなど見所満載で最後まで面白かった。今度地震があったらこの本を思い出しそう。

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    2025年07月27日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ヤングの棚にあったから油断してた。
    近所のお洒落なマダムを想像してたらとんでもない事に!!旦那のくだりはひたすら号泣。目の奥が痛いくらい泣いた。この手のものにめっぽう弱い。

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    2025年07月24日
  • 鴨川ホルモー+ホルモー六景【2冊 合本版】

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    全部の話が繋がっている

    本編の裏話的な六景を読んだ後、もう一度本編を読むとより話に深みが出てくる。荒唐無稽な話なのだが、実際に鴨川周辺を歩くと「やつら」がそのへんをうろうろしていそうな感じで、京都に行きたくなる。

    0
    2025年07月24日
  • 鹿男あをによし

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    藤原くんは赤ペンを鼻と上唇の間に挟み、ちたく間抜けな顔で、のところ綾瀬はるかの顔を連想してしまう。でも、それでまた物語に気持ちが入っていける。テレビドラマを見ているからこそのイメージ。
    本当に大事なことは、文字にしてはいけない。言葉とは魂だからだ。

    0
    2025年07月10日
  • ホルモー六景

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    あまりに面白くて
    鴨川ホルモーから一気読みしてしまった。

    しょうもなくてふざけ倒してるのに、
    何故こうもあたたかく切ないのか…。

    どれもしっかりと面白いし
    それぞれ色があるのが凄いところ。
    街並みや歴史的にも(一部フィクションとはいえ)楽しめるし、いつの間にか「ホルモー」が実際にある気がしてくるから困る。

    私ももう齢29で学生時代は遠い記憶だけど、
    京都に住むひととサークルの話になったら、
    (もしかしてホルモーやってたりして)と
    ナチュラルに思ってしまいそうなくらいには
    世界観に没入してしまう。

    そんなはずは無いんだけど、日常との書き方のバランスが絶妙なせいでそう錯覚するほど。

    いいなぁ、私もホルモー、やってみたいな。

    0
    2025年07月09日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    今回の万城目ワールドは世界が舞台!過去作の傾向からまた関西が舞台かなと思っていたんですが、宝石泥棒→自衛隊→イラクと予想外の方向に広がる展開に興奮しっぱなし。文庫本の背表紙にあるあらすじがいつになく意味不明だったので「大丈夫か?」と思わずにいられなかったんですが、世界史ものとしても、バトルものとしても、SFやファンタジーとしてみても非常に高水準な作品になっており、不安を吹き飛ばす面白さでした!大満足!これはぜひ映画で見てみたいですねー。(今のイラクの情勢見る限り無理そうですが)

    ※以下、ネタバレ
    榎土三兄弟がイナンナに導かれた理由が明かされる場面が特に良かった!伏線回収も見事でしたし、恐竜の化石を追い求める梵天の思いとの対比は震えました。また神の力を得た理由と三兄弟が出した答えは、自衛隊でイラクに派遣されたからこそ辿り着けたものとして本当に見事でした。特に無関係だったはずの銀亀さんがアシストしたという展開も素晴らしい。この4人組、本当に大好きです。

    0
    2025年06月29日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    最ッ高におもしろかったー!詳しい感想は下巻で!
    ※それにしても前半だけだと、無関係なのに巻き込まれた銀亀さんが不憫。

    0
    2025年06月29日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    ネタバレ

    しゅららぼん、読み出したときは「思い出したように、店を開いている」街に来た主人公と一緒に、冒険が始まるワクワク感にとらわれた。こんなことは久しぶり。RPGのような。
    滋賀の琵琶湖が舞台。湖の民。珍しいよね。
    (成瀬・・・があるので今は珍しくないかも。)

    以下はお気に入りの文の引用です。
    「必要以上に持ち上げられた場合には、バランスを保持しておかなければ、という気持ち」
    「ちゃんと観察している自分がとても嫌である。」
    「城から舟でドンブラコとやってくる。どう見ても普通じゃない。」
    「レッツ、ご神水タイムよ」
    「本当に何もないな琵琶湖、と唐突に感じられた。」
    「その顛末を、馬鹿馬鹿しいとは、僕は決して思わない。」
    「世の中には、出そうとしても出せない、そして本人だけがわからない音に溢れている」

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    2025年06月12日
  • 鹿男あをによし

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    Audibleで聞く。8月の御所グランドが良かったので聞き始める。朗読もぴったり、万城目学ワールドいいね。

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    2026年06月14日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    もうなんと言ってもかわいい
    かのこちゃんもマドレーヌ夫人も玄三郎も和三盆もミケランジェロもすずちゃんも可愛いし健気
    かのこちゃんとすずちゃんは小学一年生らしく意味不明ででも元気に楽しんでいるし
    マドレーヌ夫人と玄三郎はかのこちゃんの成長の様子を見守っている
    人間と動物や動物の種の垣根を超えてお互いを思い遣って生きている様子がほのぼのと描かれており、小さい子でも読める素敵なお話だった

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    2025年03月18日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    長い、けど長さを感じさせないくらい面白かった。

    振り返ってみれば、とんでも設定のオンパレードなんだけど、考察がしっかりしてるから、そんなことは気にならず、いやむしろ、だからこそ楽しめたまである作品。おすすめ♡

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    2025年03月13日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    笑って、泣いた、暖かい世界
    登場人物、癖があっても何だかんだみんないい人、いい動物たちでほっとする作品だった
    最後は結局どうなったんだろう?
    余韻のある終わり方がまた好き。

    暖かい世界だけど、ベースにあるテーマは別離だと思うので切ない…
    でも、みんなこの気持ちを乗り越えていかないといけないんだよね。
    それを、こんな、不思議で暖かい話で伝えてくれたこの本に出会えてよかった。

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    2025年02月20日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    購入済み

    ご都合主義がニャンダフル!

    小学生女児かのこちゃんの出会いと別れの物語。にとどまらず、猫のマドレーヌ夫人によるニャンとも不可思議な体験こそ見所だ。😺この夢とも現実ともつかない体験は、随分とご都合主義で展開し、理屈も何もあったものではない。だが、それがいい。理屈を超えて感性が揺さぶられ、マドレーヌ夫人とともに、夢見心地で彷徨うニャンダフルなひとときを過ごすことができる。😺また、夫の玄三郎は、常に優しく穏やかながら世故長けて頼り甲斐のあるニャイスガイだ。玄三郎のように歳を重ねた男を目指したい。😺

    #癒やされる

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    2025年02月19日