万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ陽気な語りで始まるので、とても読みやすい。
ひとりでペラペラしゃべって読者へ自己紹介するのは縁結びの神様!笑 しかもおっさん。
かと思いきやもうひとり神様がいた。
縁結びの神様を取材して本を出したいライターの神様だった笑
神様でもノルマを達成するためにズルしたり、上級神様へ陰で文句を言ったり、不安になって吐きそうになったり。おっさんなのに可愛らしくて憎めない笑
最後の章では、不安になったが結果オーライ!
感動も詰め込まれていた。
こんな神様に見守られて日々過ごしていると幸せだなぁと思った。神社へ行ったら思い出そう。
解説にもあったが、登場人物に気持ち悪い人がいない。だから気持ちよく読める。
「当たり屋」では悪い人に思えるが、不思議と最後は更生したりして。神様の力か?
そして謎だったパーマネント。てっきり神様がパーマをかけるオチを予想していたが、全く違った笑
自分の学力の弱さを実感笑 -
Posted by ブクログ
わー、じんわりおもろいもん読んだわ〜、と言うのが、率直な感想です。
万城目節が全面に出ていて、コトをシニカルにクスッと、でもそんな自分にも良い意味で期待していない、等身大の著者の半生が、まぁオモロく綴られています。
ただ、エッセイだからといって、軽く読み飛ばして終わるわけでなく、最後の方はドッグイヤーしながら読んでしまうほど、読み応えありました。
・そんな五里霧中にある私に手を差し伸べたのは、やはり本だった。霧が濃いのなら、空間を広げて、薄めてしまおうじゃないか。そんなことを言って、目の前に現れてくれたような気がする。
・「独りよがり」とは心のひだにこびりついたガンコな燃料だ。 -
購入済み
全部の話が繋がっている
本編の裏話的な六景を読んだ後、もう一度本編を読むとより話に深みが出てくる。荒唐無稽な話なのだが、実際に鴨川周辺を歩くと「やつら」がそのへんをうろうろしていそうな感じで、京都に行きたくなる。
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Posted by ブクログ
あまりに面白くて
鴨川ホルモーから一気読みしてしまった。
しょうもなくてふざけ倒してるのに、
何故こうもあたたかく切ないのか…。
どれもしっかりと面白いし
それぞれ色があるのが凄いところ。
街並みや歴史的にも(一部フィクションとはいえ)楽しめるし、いつの間にか「ホルモー」が実際にある気がしてくるから困る。
私ももう齢29で学生時代は遠い記憶だけど、
京都に住むひととサークルの話になったら、
(もしかしてホルモーやってたりして)と
ナチュラルに思ってしまいそうなくらいには
世界観に没入してしまう。
そんなはずは無いんだけど、日常との書き方のバランスが絶妙なせいでそう錯覚するほど。
いいなぁ、私もホルモー、やってみたいな。 -
Posted by ブクログ
今回の万城目ワールドは世界が舞台!過去作の傾向からまた関西が舞台かなと思っていたんですが、宝石泥棒→自衛隊→イラクと予想外の方向に広がる展開に興奮しっぱなし。文庫本の背表紙にあるあらすじがいつになく意味不明だったので「大丈夫か?」と思わずにいられなかったんですが、世界史ものとしても、バトルものとしても、SFやファンタジーとしてみても非常に高水準な作品になっており、不安を吹き飛ばす面白さでした!大満足!これはぜひ映画で見てみたいですねー。(今のイラクの情勢見る限り無理そうですが)
※以下、ネタバレ
榎土三兄弟がイナンナに導かれた理由が明かされる場面が特に良かった!伏線回収も見事でしたし、恐竜の化石を追い求める梵天の思いとの対比は震えました。また神の力を得た理由と三兄弟が出した答えは、自衛隊でイラクに派遣されたからこそ辿り着けたものとして本当に見事でした。特に無関係だったはずの銀亀さんがアシストしたという展開も素晴らしい。この4人組、本当に大好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレしゅららぼん、読み出したときは「思い出したように、店を開いている」街に来た主人公と一緒に、冒険が始まるワクワク感にとらわれた。こんなことは久しぶり。RPGのような。
滋賀の琵琶湖が舞台。湖の民。珍しいよね。
(成瀬・・・があるので今は珍しくないかも。)
以下はお気に入りの文の引用です。
「必要以上に持ち上げられた場合には、バランスを保持しておかなければ、という気持ち」
「ちゃんと観察している自分がとても嫌である。」
「城から舟でドンブラコとやってくる。どう見ても普通じゃない。」
「レッツ、ご神水タイムよ」
「本当に何もないな琵琶湖、と唐突に感じられた。」
「その顛末を、馬鹿馬鹿しいとは、僕は決して思わない。」
「世の中には、出そうとしても出せない、そして本人だけがわからない音に溢れている」