万城目学のレビュー一覧

  • 偉大なる、しゅららぼん

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    万城目さんの本は最初からどんどん引き込まれる。
    読み始めるとすぐに話に入り込めて、通勤中読んでたけど電車降りるのがもったいなくて嫌だった。
    面白かった〜登場人物が魅力的だ〜終わりもよかった。

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    2022年09月23日
  • ザ・万歩計

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    日常の出来事をこんなに面白く書けたらなぁと思いました。京都の日々も目に浮かぶよう。作品に結びつくエピソードもあり、また作品も読みたくなりました。

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    2022年06月17日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    日本人の信仰心からしたら、日本の神様はこの位お気楽な感じかもしれないな。
    でも、こうやって人間や街を助けて守ってくれてるのかもと、しみじみしてしまう所もあったり。
    なんやかんや、イッキ読み必至の本でした。

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    2022年06月09日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    久々の万城目学さん。やっぱり良いです、万城目学さん。
    万城目さんの作品はどれも清々しい。作品自体が清々しいし、読者側の気持ちとしても読み始めから読み終わりまでずっと清々しい。
    それを、解説で「品がある」と表現されていて、なるほど!!と膝を打った。確かに「品がある」はしっくりくる。

    主人公は縁結びの神様。姿かたちはおっさん。神々の中でも下級に属するらしく、ノルマに追われているよう。この神を取材したいと常にそばにいるライター神様。姿かたちは、銀行員。もうこれだけでわけわからん設定だけど、「神喜劇」とあるだけに、本当に楽しめる。
    このおっさん神様の言葉(セリフ)だけで物語が進んでいく部分と、おっさ

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    2022年04月21日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    「タイムカプセルの八年」辻村深月
    「トシ&シュン」万城目 学
    「下津山縁起」米澤 穂信
    「長井優介へ」湊 かなえ

    壮大なスケールの「下津山縁起」、コミカルな神様コメディっぽい「トシ&シュン」
    そしてタイムカプセルものの残り二編。卒業の記念に埋めるタイムカプセルを扱った二編なんですが、どちらも明るい読後感で爽やかでした。ニコ的には、ダメ教師の出てくる「タイムカプセルの八年」の方が好みでしたが。イヤ、いましたよ、このタイプのダメ先生。なんでしょう、自己陶酔型?辻村深月のダメorクソ教師の出てくる話、好きだなー。

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    2021年12月22日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    万城目学さんのつくる雰囲気がとても出ていて、非常にテンポが良い!あっという間に読み終わってしまいます。クスッと笑えてワクワクする、そんな楽しい作品です!

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    2021年11月19日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    読み友さんの高評価につられて、時の罠。そうそうたる大御所の時を超えたミステリー。辻村さんのお話しはダメ親父が仕事が忙しいながら息子を陰で見守るお話し。最後は父親が本気を出したところは良かった。万城目さんのトシ&シュン。2人の夢をかなえるべく神様が本気になるお話し。米澤さんは上津山と下津山の不思議なお話し。2800年頃の人間、山との関わりが秀逸。最後の湊さんのお話しが一番。3秒遅れて聴くことができる主人公。様々な不運もあり人生がうまくかみ合わない。しかし最後は一気に視界が広がった。⑤辻⑤、万⑤、米⑤、湊⑤↑

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    2021年11月14日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    バカバカしいながらもホロつとする話で結局、最後まで楽しく読ませてもらいました。まさに神喜劇という感じでした!

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    2021年03月11日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    一見して緩い設定、軽妙な言葉、テンポよく肩の力を抜いてスルスル読める。時に声を出して笑い、おおおっと驚き、そして最後は前を向いていける、そんなお話。とてもとても面白かった。

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    2021年02月18日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    面白すぎた♡
    神様もノルマ達成に悩み、昇進を目指し頑張っている…。語り口が絶妙で、ライター神様はじめ神様たちのキャラが濃い。
    疲れた時、やる気が出ない時、前向きになれない時…サクっと読んでまた頑張ろうと思える不思議な本。

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    2021年02月06日
  • プリンセス・トヨトミ

    購入済み

    大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。

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    2020年09月26日
  • バベル九朔

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    古い雑居ビルの管理人をしながら小説家を目指す主人公。ビルから一歩も出ない冒険活劇。私の好みのものがつまっていた。

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    2020年05月23日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    みなさんのレビューを読んで風太郎(ぷうたろう)=プータローなんだと気づいた、、。
    万城目さんの新境地。久しぶりに「読みおわってしまった」と思った小説。

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    2019年11月22日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    He refuses to have great power because he does not want to lose his mind to feel beauty. I thought that heart and preparedness were beautiful.

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    2019年06月16日
  • 悟浄出立

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    物語の切り取り方。もう秀逸すぎます!

    原典を知ってる人は大いに楽しめること請負。
    そうでない方も、短篇として入り込めるストーリー。
    読んでて、たまりません。

    戦略・戦術をカッコヨク語る、猪八戒。
    風邪で鼻水が止まらない、諸葛亮。
    船酔いをする、趙雲。
    しあわせを語る、范増。
    訛りが酷くて笑える、荊軻。

    そして。
    特に大好きなのが最後の物語。

    司馬遷の「史記」について、娘の目線から語らせるって、ステキ過ぎました!

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    2019年01月26日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    ひさご様の正体!?読者も含めて気付いてないのは風太郎だけ(笑)そこから推測される悲しき大坂夏の陣!

    残菊の一味の動向も気になるし、常世、黒弓、蝉、百市、ゲゲの絡みも気になる!?

    そして瓢箪仙人はどうなるのか!



    ネタバレになるので理由は詳しくは言えませんが風太郎達が決意を固める所が泣けます。


    そんでもって、伝説はプリンセストヨトミへ・・・

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    2018年05月21日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    ネタバレ

    とってもおもしろかった。
    テンポよく、駆け抜けるようで、ぐいぐい読んでしまった。
    忍者の主人公が、どちらかと言うと落ちこぼれで、よく騙されてしまうのが(忍者なのに!)笑ってしまう。

    でも万城目学の作品だからと油断していた。
    めっちゃ死んだ。みんな死んだ。
    そして誰もいなくなった。アガサ・クリスティーかよ。
    正確に言うと、全員が死んでしまった訳じゃないけど、おまえー!なんで死ぬんだ!!って何度心の中で叫んだことか。
    なのにハッピーエンドなのは間違いない。
    なるほど、これにプリンセス・トヨトミが続くわけね、ってわかる。
    私はというと、ついつい芥下とか、黒弓のお母さんとか、残された人はどう思ってこ

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    2018年04月05日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    大坂夏の陣へと時代は進んでいく。再び現れた因心居士が風太郎の運命を決める。ファンタジーの雰囲気が、その後の展開との落差を生む。ひょうたんの側に付いた風太郎、黒弓、百、そして蝉。それだけで時代には抗えない過酷な運命が待ち受けていたのだ。ハッピーエンドでは終わらない、それでも満足のゆく物語だった。

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    2018年03月31日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    伊賀の忍びが育つ過酷さ。『忍びの国』でも描かれた伊賀忍だが、万城目氏は実際の歴史を追いながら、ひょうたんの化身である因心居士が登場するファンタジーに仕上げ、と思いきや大坂冬の陣での生々しい殺戮へと舞台は推移していく。冬の陣が終息し、夢中になって読んだ上巻が終わった。

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    2018年03月29日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    2019.4.4再読
    プリンセストヨトミへの伏線がいい。このまま終わらない的な感じで続きが読みたい!

    いやー、まいった。こうなるのかなーとの想像を超える展開。闘う者達の悲しい運命と、かすかな希望を持ちながら最後まで一気に読んだ。

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    2018年02月12日