万城目学のレビュー一覧
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『十二月の都大路上下ル』
急遽補欠から体調不良の先輩の代わりに
アンカーを走ることになったサカトゥー(坂東)
もうね、青春でしたわ
そして京都ならではの不思議なことも
選手と並走しているのは新選組?(笑)
もう1編は表題作の『八月の御所グラウンド』
大学四回生の朽木は、友人、多聞から
借金のかたに御所グラウンドで
行われる謎の草野球大会―たまひで杯に
駆り出されることに
八月のお盆の頃の京都に、ましてや朝早くの
草野球などに人など集まるはずもないのだが
なぜだか毎年誰か助っ人が現れるのか
この試合は続いていくのだ
日本の野球について研究していると
いう中国人のシ -
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Posted by ブクログ
『あの子とQ』続編。
バス事故から怪我もなく復帰したヨッちゃんを不審に思うスサミン。
カウンセリングに現れた男。
ヴァンパイヤが営むピッツェリアに現れたカナダ人オーエン。
ヴァンパイヤ高校生弓子の周辺のお話3編。
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ヨッちゃん最高!
前作ですでにヨッちゃんの大ファンとなっていたので、ヨッちゃんが登場しただけでニマニマしてしまった。
…ヨッちゃんには成瀬的な匂いを感じてしまう。
どこまでもついていきたい。
それにしても、大いなる展開につながりそうな、絶妙なバランスの3編だった。
インタビュー記事で『Qの続編を書きたい』とあったので楽しみに読んだのだけど、本当の続編は「O」ではなく、この次の作品 -
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Posted by ブクログ
軽妙でありながら、手に汗握る緊張感もありつつ、とにかく疾走感に溢れた純度100%のエンタメ作品。
主人公は今度17歳の誕生日を迎える普通の女子高生…………として暮らしている吸血鬼・弓子。
吸血鬼と言っても世代を経て変質したようで、太陽の光の下で人間社会に溶け込んで暮らしている。当然、人の血も吸わない。
そんな弓子の前に、ある日突然得体の知れない物体が現れる。曰く、17歳の誕生日に行われる「脱・吸血鬼化」の儀式に向けて、血の誘惑に負けないか監視に来たのだという––––
ほんわか平凡な日常系小説としてスタートするも、当然それで終わるわけではない本作。とにかく印象的だったのは、場所・場面の描き方 -