万城目学のレビュー一覧

  • 八月の御所グラウンド

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    「十二月の都大路上下ル」も「八月の御所グラウンド」もどちらもよかったです。
    シャオさんの仮説と検証を読みながら私もゾワっとしたし、悲しく切なくなりました。
    八月というのはお盆で終戦記念日もあるからどうしても戦争のことを考えてしまう。
    えーちゃん、遠藤君、山下君のことを考えるとなんともいえない気持ちになります。

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    2026年09月27日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    ラスト30頁、主役が急に変わる様が面白すぎる。
    あの人が、彷徨わず6月2日の呪縛から解放されていますように。

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    2026年09月27日
  • 八月の御所グラウンド

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    このタイトルなら先月読んでおくべきだったと思いつつ開いたら、まさかのもう1編「十二月」からのスタート。しかも「都大路をかける」ゆえ、本編の「八月」に登場するシャオさんと併せて、他作家の作品『成瀬は都を駆け抜ける』が頭にちらつきながらの読書となりました。万城目さんファンと森見さんファンはきっとかぶるから、私と同じような人は多いでしょう。

    遠き日々に生きてとっくに亡くなっている人々が主人公たちの前に現れて消える。ただ野球をしたくてやって来る彼らの場所が本当にあればいいなぁと思います。

    ちゃんと生きる。それが約束。

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    2026年09月26日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    どちらも不思議なストーリー
    でも、読後 何とも言えない暖かな気持ち
    私にはこのような経験はないけれど、どこかにはあるんじゃないかと思うような…
    あればいいのにと思うような、そんなストーリー
    来年は京都の送り火を見に行ってみようかと、そんなことまで思った

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    2026年09月23日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    今回はスポーツを扱った短編2編からなる。特に表題の野球を扱った短編はフィールドオブドリームスを彷彿させるものだが、やや抑え気味の万城目ワールドが展開される。抑え気味なので、審査員の心証がよくなり、受賞につながったか?それでも十分万城目ワールドを堪能できたが、欲を言えば結論をもう少し掘り下げてほしかった。

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    2026年09月23日
  • 鴨川ホルモー

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    ネタバレ

    なんなんだろうと読み始め、途中からは一気に読んでしまいました。
    ヒロインはこっちなんだろうなあとの推測は当たってましたが、持って行き方がステキで良かったです。

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    2026年09月22日
  • 鴨川ホルモー

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    読みながら漱石の『坊っちゃん』と比較してしまったほど青春小説として非常に良くできている。ストーリーの骨格がしっかりしていて小説の面白さが詰まっているのに加えて、うらなりを主人公に抜擢した『坊っちゃん』とでも言おうか、嫉妬や能力不足、肥大化したプライドなど青年期の未熟さが読み手の心を打ってやまない。極稀に芦屋のような青年期を送った幸福な(?)人間もいるのかも知れないが、こぼれ落ちるほどのサークルあるあるエピソードも含め、多くの読者は我が事のように懐かしみながら引き込まれるのだろう。

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    2026年09月22日
  • 鴨川ホルモー

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    万城目学初読み。デビュー作。正直ツボであった…
    大学生活におけるサークル活動のお話であるが、自分を卑下した独白文書がとにかく面白く、馬鹿馬鹿しさのなかにザ青春のエッセンスが盛り込まれ、ホルモーというファンタジーの面白さも加わり小説でいうと中編小説の部類にはいる長さであるがボリューム感ある話の内容で大満足であった。
    お気に入りは帰国子女枠の高村と楠木さん…多分作者が京大出身だからかもしれないが頭が良すぎるが故の不思議キャラクターの生態をよく理解されているな…と…

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    2026年09月22日
  • 万感のおもい

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    ネタバレ

    万城目学さんの「日常を見る目」がとにかく面白い。

    何気ない出来事を独特の視点と言葉選びで切り取り、笑わせてくれるのに、ふと家族や友人、別れや人生についての文章が差し込まれると、今度はじんわり胸に響く。

    軽妙なユーモアと、人生の切なさや温かさが同居しているのが魅力的。

    十二か月を「色」で描く文章も印象的で、万城目さんならではの感性が光る。

    さらに「待ち会戦記」では、直木賞をめぐる期待や不安が垣間見え、作家の素顔にも触れられる。

    笑って、驚いて、少しほろりとして、読み終える頃には日常の景色まで少し違って見えてくる。

    万城目学の文章そのものを存分に楽しめる一冊だった。

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    2026年09月21日
  • ホルモー六景

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    鴨川ホルモーの方が面白かったけど次の日から読み始めたから話の流れがわかって面白かった!
    東京にもホルモーあったんか!!!なんか嬉しい!!

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    2026年09月21日
  • 八月の御所グラウンド

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    初めての万城目学さん
    鹿男あをによしをドラマで何度も見て大好きだったけど小説は初めて読んだ
    サラサラ読めた面白い!
    うしろに行けば行くほど面白かった
    京都のとてつもない暑さと、日が落ちて送り火を見てる夕方の少し涼しい切ないような気温が伝わってくる。
    野球の話、前だったらなに一つ理解できなかっただろうな…少しでも意味がわかるのが嬉しい

    「タダより高いものはないのだよ、朽木君」

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    2026年09月21日
  • 鴨川ホルモー

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    だいすき、一日で読んでしまった
    突飛な設定、割とバカバカしい内容、仲間との友情、みたいな感じでまじで最高ありがとう
    阿部の拗らせてる感の語りの文章も私の好みすぎてだいすき。芦屋めちゃイケメンなんだろうなー楠木ふみかっこ良すぎてだいすきー

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    2026年09月19日
  • 八月の御所グラウンド

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    万城目学 直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』文庫化。

    『十二月の都大路上下ル』 12月、女子全国高校駅伝。急遽、代走として、アンカーで出場することとなった坂東。
    坂東には極度の方向音痴だという不安が…
    そして、当日、荒垣新菜とデットヒートを繰り広げる。そんな2人が都大路で見たものは…

    『俺たちの箱根駅伝』からの駅伝つながりで、女子全国高校駅伝。
    坂東の方向音痴は絶望的。そんな坂東が荒垣新菜とデットヒートを。
    そんな中で2人は、新撰組のコスプレをしたひとたちが並走していることに気づく、が、それは…
    だからなんなのかということだが…
    歴史ある京都だから。
    過去にたくさんのひとが戦乱の時代に生命を落とした京都だから。
    そんなことがあっても不思議じゃないのかも。
    坂東と荒垣。また来年、都大路を一緒に走って、競って欲しいな。

    『八月の御所グラウンド』 8月、ほとんどの学生が京都から消える夏休み。彼女に振られた朽木は、高校時代からの友人・多聞から借金のかたに野球大会『たまひで杯』に参加することに…
    寄せ集めチーム『三福』、多聞、朽木に加え、中国人留学生・シャオさん、見知らぬ青年たち…
    シャオさんが信じがたいことに気づく…

    『みんな、野球がやりたかったんだ』。
    えーちゃんも、遠藤くんも、山下くんも。
    戦争で野球どころじゃなくなった時代。
    野球がしたくてもできなくなった若者たち。
    考えると、朝っぱらから御所グラウンドで野球をすることが、いかにしあわせなことかと。
    『みんな、生きたかったんだろなあ』。

    今、生きる我々はこうしてしあわせに暮らしていることをありがたく思わないと。
    世界では戦争、紛争はそこらじゅうで。
    日本も人事ではない。
    ちゃんと生きるべきだ。

    『俺たち、ちゃんと生きてるか?』

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    2026年09月17日
  • ホルモー燦燦

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    ホルモー絡みの連作短編集、3編。
    鴨川ホルモーの後日譚、安倍と楠木さんのその後が思わぬ事態になっていて、まあそれなりにうまく行ってよかったです。

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    2026年09月16日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    懐かしい感情
    子どもの頃の気持ちを思い出した
    子どもの頃の方が丁寧に心に丁寧に暮らしてたよなー
    って思い出させてくれた本

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    2026年09月13日
  • 八月の御所グラウンド

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    星4

    初読みの作家さんですが、発想が面白いですね。
    二つお話があって、
    駅伝で並走する謎の集団は?
    草野球の試合の助っ人の正体は?
    草野球の方は、正体が明らかになってからが、ちょっと長過ぎたかな。
    もっと簡潔にまとめつつ、余韻を残した方が良かったかも。
    でも、面白い作家さんなので、他の作品も読んでみたいです。

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    2026年09月12日
  • ホルモー燦燦

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    物語がどうやって回収されるのか?と思っていたら…
    高校生2人にグッジョブを!
    最後は涙してた。おかえり。

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    2026年09月12日
  • ホルモー燦燦

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    ホルモー二十年目の完結。感慨深いものがある。
    事前に前作を復習しておいて良かった。
    懐かしい顔を思いながらも、新しいホルモーを見れた気がする。最後は感動している自分に少し驚いた。
    面白かった。

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    2026年09月10日
  • 鹿男あをによし

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    読む前はあまり鹿男という要素をそこまで気にしていなかった。だいぶ鹿男要素強めの新感覚日本ファンタジー。舞台がだいぶ実家の近くだったりと。
    冒頭奈良について語られている一節はしっかりと共感する。奈良の魅力をしっかりと理解し、等身大の表現で好きだ。

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    2026年09月08日
  • 鴨川ホルモー

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    「鴨川ホルモー」ってどんな本?って聞いたら、みんなが首を傾げて「う〜んとねぇ……」ってなる理由、読んでみてよく分かった。一言でいうと……最高にバカバカしい青春小説!でも、やっぱりめちゃくちゃ面白い。
    作中の主人公たちは京大生。娘が「京大に行きたい」と言っているけれど、やっぱり京大には一風変わった面白い人たちが多そうだなぁ。

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    2026年09月08日