万城目学のレビュー一覧

  • ザ・エッセイ万博

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    発想力というか感性というか独特、筆者のアタマの良さがうかがえる。
    最終章の「万城目学、大阪万博へ行く」が圧巻。1970年の万博の熱気を知る筆者の父、そこから生で伝えられたものがあるだけに、今回の万博に対するある種冷めた印象と、とはいえ実際に訪れ感ずる部分、特にウズベキスタンの青年に対する感激。

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    2025年12月13日
  • 万感のおもい

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    万城目学さんらしい飾らないエッセイ集。

    執筆生活における作家さんの心情がストレートに吐露されているのが楽しいです。
    『鴨川ホルモー』から大好きな万城目さんの、何度も直木賞候補にノミネートされての6回に及ぶ「待ち会戦記」がおもしろくて、直木賞受賞に改めて嬉しくなりました。

    慌ただしい日常に、疲れた1日の終わりに、万城目ワールドにほっと癒されます。

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    2025年12月05日
  • 鴨川ホルモー

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    面白かった!!最初は「何を言ってるんだろう…?」と戸惑う瞬間もあったのに、読み進めるほどに、いつの間にかこの奇妙で馬鹿馬鹿しくて愛らしい世界に惹き込まれていた。

    物語の舞台は京都。大学生になった主人公・安倍が、何となく流されるまま“ホルモー”という謎の競技に関わっていく。
    ホルモーそのものは突拍子もないのに、登場人物たちは真剣で、その真剣さが逆に可笑しくて愛おしい。
    青春のどうしようもなさ、戸惑い、焦り、悔しさ、そしてほんの少しのときめき。
    その全部が主人公の視点からまっすぐに伝わってきて、「ああ、こういうのも青春だよな」と何度も思わされた。

    特に、万城目作品らしい“心理描写の正直さ”がた

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    2025年12月05日
  • 鴨川ホルモー

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    ホ、ホ、ホルモー!
    安倍の純粋で、お馬鹿で、でも憎めない
    高村と共に謎のホルモー(オニ?)サークルに加入
    そして早良に一目惚れが
    その後のサークル人生を左右する
    京都の街並みも目に浮かぶ
    爆笑、壮絶なバトル
    痛快スピード青春ドラマ
    堪能せよ

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    2025年12月01日
  • プリンセス・トヨトミ

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    良作。結末も納得感があり良かったです。
    会計士はとっかかりくいかなと思ったけれど、キャラクターが個性的で読みやすかった。
    空堀商店街を写真で見た。確かに坂でした。ここを登下校するのは大変だなと思ったり。

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    2025年12月01日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    織田信長は何故明智光秀に殺されたのか

    高校の社会科女教師が迷い込んだのは
    現代版 「本能寺の変」?!

    もう1編の、局話の方が短いけど面白かったかも。
    キヨの正体は??

    さすがの万城目ワールド全開!

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    2025年11月08日
  • ザ・エッセイ万博

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    万城目さんのエッセイは初めてだが、なんか高尚な感じがした。最初の京都にまつわる歴史上の偉人で野球チームを作ったら…というのは発想が面白かった。さすがです。

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    2025年11月07日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    万城目学らしい、目を引くタイトル。
    ぶりぶりぎっちょうって、何?
    という疑問に惹かれてページをめくれば、いきなり飛び込んできた文字は「にょご」。

    え?
    にょごって何?

    これはもう、読むしかない!
    「三月の局騒ぎ」
    「六月のぶりぶりぎっちょう」
    京都を舞台にした、奇妙な2本立ては、いつもの万城目学よりも、ふんわりとしたお話でした。

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    2025年11月06日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    2007年に読んだものを再読。
    私の中では剣道のシーンが一番盛り上がった。
    先生があまりにも運がなく可哀想に思う場面が何度かあるが、最後は多くの人に愛されながら奈良を去る様子に報われた。

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    2025年10月30日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    おもしろいと聞いて読んだ。
    鹿男って笑
    「あをによし」は奈良の枕詞とのこと。
    鹿男in奈良みたいなことだろうか。

    奈良の女子校に赴任した先生に、鹿が話しかけたことから物語は進む。
    鹿「目をもってこい」
    先生「目って何!?」
    具体的な内容は触れずに、鹿は人間のためだ、大変なことになる、と告げる。
    信じていない先生に鹿は印をつけ、そこから先生の鹿化が始まる。
    自分の顔がどんどん鹿になっていくが、他人には人間に見える。
    怖くなり先生はようやく鹿の言うことを信じて「目」を探す。

    雌鹿なのにおっさん口調、神様の使いだからかとても偉そう。
    もっと具体的に教えてくれても良いじゃないかと鹿に腹が立った。

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    2025年10月27日
  • プリンセス・トヨトミ

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    楽しめました。
    堅苦しい話かと思いきや
    エンタメ要素や人情話もあり
    作家さんの地元愛を感じる作品です。

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    2025年10月25日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    現代に生きる吸血鬼の女子高生のお話
    
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    見た目は普通の高校生、でも実は吸血鬼。
    平穏な日々を送る嵐野弓子のもとに「Q」が出現、試練と冒険の幕が開く!
    
    吸血鬼の一族である嵐野家。でも、現代の吸血鬼は人間社会に溶け込んでいて、人の血を吸うなんてもってのほか! 嵐野家の一人娘・弓子は親友のヨッちゃんと楽しい高校生活を送っていたが、ある朝突然「Q」というトゲトゲのばけものが出現。弓子が17歳の誕生日を迎えるまでの10日間、人の血を吸わないか監視に来たと言うのだが……。
    「Q」にまつわる秘密、親友の恋の行方、そして巻き起こる大騒動の結末は……!? 
    ミラクル

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    2025年10月23日
  • 鴨川ホルモー

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    ネタバレ

    バイト先の人に勧められて読んでみた

    ホルモーがなんのことか全くわからず読んでたけどなんか興味失わず最後まで読めて面白かった
    さすがに女なのでわんちゃん楠木さん安部のこと好きなんちゃんって気づいてました
    作者は何をしてたらこんなこと思いつくんや

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    2025年10月22日
  • ザ・エッセイ万博

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    万城目さんのおもしろエッセイ
    大好きなヨーロッパ企画さんとの舞台、その裏話も聞けてよかったです
    自費出版の話、チャゲとの合作の話や、
    早生まれの甘え?での津村記久子さんとの話、
    森見さん、綿矢りささん、京極夏彦さんなど、集まった小説家メンバーがほぼ早生まれ(小川哲氏は12月年末)という不思議法則は面白かった
    タイトルにもなってる万博は、トルクメニスタンのモニュメントと俺、犬と俺で、笑ってしまった

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    2025年10月19日
  • あの子とO

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    前作『あの子とQ』の続編。

    ではあるものの、嵐野弓子がメインではなく短編連作。

    ・あの子と休日
     →前回のバス事故で乗っていた全員が軽傷、無傷だったことがどうしても新聞部員「須佐見」は納得できない。
    その秘密を握るはずと目をつけた相手「よっちゃん」を取材するため近づいた。そしてなぜか高校生クイズ番組によっちゃんと嵐野弓子と一緒に参加する羽目に···。

    ・カウンセリング·ウィズ·ヴァンパイア
     →『サク』の大昔話。

    ・あの子とO
     →ヴァンパイアが経営する人手不足ピッツァ店。そこの小学生の双子『ルキア』『ラキア』と店に応援として働きにきたピッツァ職人の『オーエン』のお話。

    本書も面白い

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    2025年10月07日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    血を吸わない吸血鬼一族っていう設定がまず面白く、主人公の女の子とその周囲の友人たちはみなキュートで微笑ましい。
    いつもの通り、深く意味を考えるだけ無駄になりそうな、ユニークであり、ある意味脱力しそうなネタが色々と散りばめられていて、なんだかんだ楽しく読めた。
    がしかし、終盤のこの展開はちょっとやりすぎというか、もっとシンプルな救出の形にしてもよかった気はする。

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    2025年10月05日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    個人的初の万丈目学作品。"万丈目"というと20世紀少年の党首を思い出すのもあって、カルトっぽい小説書くのかなとか超絶偏見持ってたんですけど、本作はめちゃめちゃポップでコミカルな作品で驚きでした(どうでもいい)。コミカルと言いつつ、バス事故の緊張感ある描写だったり、ハートフルな結末であったり読み応えありつつもサクッと読めてどなたにでもおすすめの一作でした。よっちゃんのキャラ好き。スピンオフ出てるみたいなので、そのうち読みたいです。

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    2025年09月30日
  • 六月のぶりぶりぎっちょう

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    ネタバレ

    目次
    ・三月の局騒ぎ
    ・六月のぶりぶりぎっちょう

    京都で、出会うはずのない人と出会うシリーズ。
    『八月の御所グラウンド』に続く第二弾。

    「ぶりぶりぎっちょう」とはまた、面妖なものを見つけてきたな、という感じ。
    平安時代から続いていた球技というか、子どもの遊びの名前らしいのですが、正直言ってこれは出オチ。
    ぶりぶりぎっちょうである必要性はない。
    そもそもテーマは本能寺の変だし。

    語り手は滝川という高校の日本史教師。
    研究発表会のため同僚と京都に来たのだが…。
    朝、見覚えのないホテルで目を覚まし、死体を発見してしまい、知り合いがことごとく別人のような言動(堅気じゃないっぽい)を取り、ボス(織

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    2025年09月21日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    コミカルで主人公も応援したくなる性格をしていて、読みやすい本を求めている方にはおすすめな一冊だと感じた。予想外な展開もあり、どんどんと読み進めることができた。

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    2025年09月21日
  • あの子とO

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    今回はスピンオフ的な作品集だった。
    相変わらずヨッちゃんが面白い。
    本当にキャラが良い。
    双子の吸血鬼が登場する表題作とクイズ&ゲーム大会に出場する『あの子と休日』は、基本コミカルだけど要所要所でクールだったり切ない場面があってとても良かった。
    前作のQもオーエンも結構好きなので、再登場するの待ってます。
    一方、佐久の過去を知ることになる『カウンセリング・ウィズ・ヴァンパイア』は、終始シリアスで驚いた。
    「あれっ少しも笑うとこ無いぞ?」と新鮮味を感じた。
    このシリーズ楽しいので、続編出てくれたら嬉しいなあ。

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    2025年09月18日