万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『にょご。
私は昔にょごだった』
篇首という言葉を知った本作。
大事な一行目、書き出しはこちら読み手も意識して読み出すものの、その割に心に留まることがあまりなかったが、篇首という言葉を知ったお陰もありとても心に残る1行になった。
そしてこの作品、古い女子寮の少し不思議な話なのだが、主人公が私と同世代で尚且つ私自身の女子寮風景と重なることが多々あり非常に面白かった。
それにしても昔の話の方が色鮮やかに見えるのはなんだろな。
表題作のぶりぶりぎっちょうも面白かった。
主人公に共感出来なかったが、信長には共感した。
不思議な土地の京都なら、信長に会う事もあるかも知れない。
個人的には信長は苦手だ -
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Posted by ブクログ
『あの子とQ』続編。
バス事故から怪我もなく復帰したヨッちゃんを不審に思うスサミン。
カウンセリングに現れた男。
ヴァンパイヤが営むピッツェリアに現れたカナダ人オーエン。
ヴァンパイヤ高校生弓子の周辺のお話3編。
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ヨッちゃん最高!
前作ですでにヨッちゃんの大ファンとなっていたので、ヨッちゃんが登場しただけでニマニマしてしまった。
…ヨッちゃんには成瀬的な匂いを感じてしまう。
どこまでもついていきたい。
それにしても、大いなる展開につながりそうな、絶妙なバランスの3編だった。
インタビュー記事で『Qの続編を書きたい』とあったので楽しみに読んだのだけど、本当の続編は「O」ではなく、この次の作品 -
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Posted by ブクログ
軽妙でありながら、手に汗握る緊張感もありつつ、とにかく疾走感に溢れた純度100%のエンタメ作品。
主人公は今度17歳の誕生日を迎える普通の女子高生…………として暮らしている吸血鬼・弓子。
吸血鬼と言っても世代を経て変質したようで、太陽の光の下で人間社会に溶け込んで暮らしている。当然、人の血も吸わない。
そんな弓子の前に、ある日突然得体の知れない物体が現れる。曰く、17歳の誕生日に行われる「脱・吸血鬼化」の儀式に向けて、血の誘惑に負けないか監視に来たのだという––––
ほんわか平凡な日常系小説としてスタートするも、当然それで終わるわけではない本作。とにかく印象的だったのは、場所・場面の描き方