万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ20年目の続編にして最終話⁈そりゃ色々忘れてるわ
でも確実に奇想天外で面白い!
何故そんな展開?どこで思いつく??の連続
今回は3話収録
京都の2人、社会人ホルモーは東京タワーで!最後は西高茶道部を参考に埼玉女学院高等学校の2人の生徒、とバラバラなそれぞれが落語家『曲亭青龍』や『雲龍釜』もとい雲蛇釜(笑 ノッキー先生…が実は楠木さん、とゆる〜く繋がるベースにはべろべろばあの店長交代で高村になっているところから始まり、終わる…
もう続かないと思うととても寂しい
また鴨川ホルモーから読み直したい!
薪の上に臥し、その痛みを感じることで毎夜、雪辱を果たす決意を新たにしたという、呉王夫差の「臥新嘗胆」の故事に倣ってのことである
大文字山の頂上にホルモーでしのぎを削り合う五チーム…すなわち京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、龍谷大学フェニックス、京都大学青竜会、同志社大学黄竜陣が一同に会し、そこで「大文字山ホルモー」なるイレギュラーなホルモーを開催することが決定したからだ。
ホルモーを競い合う五大学には、それぞれ氏神社と言うべきものがある。すなわち、同志社大学なら上御霊神社、京都産業大学なら上賀茂神社、立命館大学なら北野天満宮、龍谷大学なら伏見稲荷大社ー、そして京都大学なら吉田神社。
ホルモーが開催されるとき、それぞれの氏神社には一千匹オニが待機、そのオニを引き連れ、各大学の面々は勇躍、戦場として指定された場所へ向かう。
陰陽五行説によると東西南北の各方角には、それぞれ四神が配置される。すなわち四神相応
東の青竜、南の朱雀、西の白虎、北の玄武ー、真ん中に黄竜を置いて五神とも言う
「わんふぉーおーる、おーるふぉーわん」
アレクサンドル・デュマの『三銃士』に由来するこの有名なフレーズ
落語『テンシキ』
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Posted by ブクログ
駅伝の話も面白かった。
しかし、それ以上に御所グラウンドの話は、読み終えて、スゲー…と唸ってしまった。
ダラダラと続く京都の暑さのごとく、ダラダラと、何故にか草野球大会が展開されていく中、唐突な、一迅の豪速球が物語の沈黙を破る。日常世界から急に非日常なファンタジー世界へと連れ込まれる。
非日常なファンタジー世界でありながら、夢と希望に溢れた類のものではない。我々が今生きている世界と地続きの、かつて存在し、多くの若者たちが生きたくても生きられなかったあの世界である。
時代に翻弄され、己の望まぬ人生を歩み、命を落とすこととなった若者たちを想像すると文字を追う目にじわりと涙が浮かんでくる。
私たちは、確かに、生きているのか。
心に火を灯す物語であった。 -
Posted by ブクログ
最初から…最後まで、ずっと楽しめました!
※ドラマは未視聴です。
「リチャード」
(リチャードギア似の、副校長のニックネーム。
本人はそう呼ばれていることを知らない。)
読んだ後も、リチャードが頭から離れない(笑)。
物語の終盤、
リチャード(副校長)を追いかけるシーンで、
「馬鹿ッ――やめろ、リチャード!」
「駄目ですッ。やめて下さい、リチャードッ」
ニックネームで叫んじゃってるじゃん〜、
2回も(笑)。笑った!
内容は笑えるポイントが多くてエンターテイメント性が高いのですが、卑弥呼や邪馬台国等の歴史が物語にうまくハマっていて、気づいたら知識が身について、読後感がとても良かったです。
この作品で、強く記憶に刻まれた言葉。
↓↓
「鹿せんべい、そんなにうまいか。」
※誰もいないと思って食べた鹿せんべい、
意外と美味かった、でも誰かに見られていた…。
自分も奈良公園に行った際に、
鹿せんべいを食べちゃおっかなーと思ったけど、
周りの人の目がなんとなく気になって、
止めた経験があります(笑)。
今度、奈良に行ったら堂々と食べてみよう。 -
Posted by ブクログ
めーちゃめっちゃ面白かった!!!
世界観もそうだけど、展開の面白さとか語り口調の面白さとか文章のパワフルさが圧倒的でぐいぐい読み進めてしまった、、
読んでて気づいたのは好きな作家さんに共通するものは何かと面白い表現が多いなーと
人物同士の会話とか心の声にユーモアがたくさん散りばめられてて、読んでて飽きないっていうのがここに直結してるんだと思う。
展開の面白さとかは割と好き嫌いがあるし、複雑な伏線を張ろうと思ったらどうしても回収までに時間がかかってしまって中弛みするような本も何個か読んできたけど
文章自体が面白いとそこらへんが関係なくずっと読んじゃうんだよなー
だから絶対万城目さんの他の作品も面白いと確信した!のでたくさん読むと決意!笑
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Posted by ブクログ
万城目学さんらしい、京都が舞台の2作品。
駅伝の甲子園と言われている全国高校駅伝。
実際、毎年都大路を走る姿は、思わず見惚れてしまう。大好きなスポーツのひとつでもある。
高校生だからというのもあるのだろうか?とにかく惹かれる。雪の中走る姿は感動そのもの。
物語はその駅伝。突然メンバーとなった一年生の葛藤と活躍を描く。その中に何故か新撰組が登場するのだけれど‥‥
それこそ万城目さんらしい。
その奇抜な設定がまったく違和感なく組み込まれている。また来年もきっとこの子たちは、都大路にやってくる!そう思わせてくれる。
もうひとつの表題の物語は、また違った感動を与えてくれる。
京都は学生がやたら多い。大学が多いから。
だから8月、お盆の頃は学生は少ないのだろう。
そんな時期に何故か催される野球大会。
大学の教授に卒業という人参をぶら下げられた学生が、教授の願いを請け負うことに。
朝から集うなんだかわからない集団の野球大会。
毎回、メンバーが足りないのに、何故かどうにかなってしまう。
御所グランドでの拙い野球大会はそれでも、大盛況!そんな中ある事実が浮かび上がってくる!
京都だし、お盆だしの心温まる物語。
素敵でした!
解説がなんと!陸上界で大活躍の田中希実さんでした!