万城目学のレビュー一覧

  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    小学生の女の子かのこちゃんと猫のマドレーヌ、犬の玄三郎のお話。
    犬同士、猫同士、人間同士といった同種の友情はもちろん、種の境界を越えた友情に感動しました。お互い直接コミュニケーションは取れないけど、心の中では通じ合っている描写がとても素敵でした。
    また、マドレーヌが人間に化けて恩返しをするシーン、か...続きを読む
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    かのこちゃんは、小学校一年生、源三郎という老犬の、小屋に、雨が激しく降っていて、野良猫が、入っていた三毛猫が、かのこちゃんのお母さんの、得意な、マドレーヌの色なので、マドレーヌ、夫人と名前を付けられたマドレーヌ夫人も源三郎犬も、動物同士話ができる普通は、尻尾は、二つに、割れないのに、割れたため、人間...続きを読む
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    7-8年ほど前に読んでいたものを再読。

    日常の中でおこる小さな奇跡、そしてもたらされる確かな成長に心暖まります。
  • 鹿男あをによし
    思わず「や、やられたーーーーー」と思いました。
    あんなにたくさんヒントが散りばめられていたはずなのに……!!ぼうっと読んでたらいきなり2転3転するような展開に引き込まれました。

    やはり、自分は万城目さんのファンタジーが好きですね……“絶対ありえない事象”を日常に落とし込んでくる、もしかしたら私が知...続きを読む
  • 鹿男あをによし
    素晴らしかった。話の紐解き方がうまく、展開が自然でテンポがいい。風景、剣道描写も抜群。動物の視点から語る人間も興味深かった。奇天烈な設定なのに終始おもしろいのはすごい
  • べらぼうくん
    万城目学が作家になるまでの物語、こういう時代もあったんだなと思うと万城目学さんの作品をもっと読みたくなるエッセイ

    2024年直木賞受賞おめでとうございます!「八月の御所グラウンド」絶対読みます!
  • 鹿男あをによし
    万城目先生の本は読んだことなかったけど以前この方のエッセイを読んで面白かったのと、奈良に行く用事があったので、ならばこれを読むしかないと思って(鹿だけに)。

    おもしろかった!!エッセイと同じで軽快な文章だし内容も爽快感があった。途中までなんか夏目漱石の坊ちゃんぽいな…と感じていたけどマドンナが出て...続きを読む
  • 鹿男あをによし
    友人のお勧めで読みました。万城目学さんは初めてだったのですが、頭に情景が浮かんできてとてもおもしろかったです。
  • 鹿男あをによし
    ファンタジーなのだと思いますが、私の思考ではまったく思いつかない壮大で、不思議な作品でした。
    すごく面白かったし、読めて良かったです。
  • あの子とQ
    青春×冒険×吸血鬼
    奇想天外 万城目ワールド!!

    17歳の誕生日の10日前
    突然現れた謎の黒いトゲトゲQ

    そこから怒涛の展開へ。
    友人たちとのダブルデートでの事故
    そして蘇生。 

    主人公の弓子はQを救うことができるのか。

    友人の「ヨッちゃん」も最高♪
  • べらぼうくん
    めちゃくちゃおもろい。苦労してきた作家さんやねんなってことが文章からめっちゃ伝わってきた。自分とバックボーンが似てて(大阪出身、浪人、京都大学、京都で一人暮らし)バチバチに自分に刺さった。大学にいる間に読めて良かった!
  • あの子とQ
    やっぱり万城目ワールド面白い!

    今回は吸血鬼、高校生、学園ものに家族愛に…
    Qってなに?から読み始め、大冒険をして、吸血鬼の世界を垣間見て、パワーや血の渇き、毒々しさもありつつ全てが清々しい…
    言葉も秀逸で愛に溢れた感じもほんわかで全てが現実逃避。面白かったー!

    世界で吸血鬼が誕生したのは15世...続きを読む
  • 偉大なる、しゅららぼん
    滋賀を題材にした物語
    滋賀県民はもちろん県外の方にも楽しめるとおもう。正直滋賀PR用くらいに思っていたがきちんと小説として完成されていた。この本に魅せられて城崎裁判も購入。
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人
    【これは──あるオスの老犬と、あるメスの猫と、ある人間の女の子のお話】

    マドレーヌは自由気ままな野良猫。
    あるゲリラ豪雨の日、偶然雨宿りした犬小屋で飼い犬の老犬、玄三郎と出会う。
    後に夫婦になった2匹と一緒に暮らす小学1年生のかのこちゃんとの日常を描いた物語。

    ファンタジーだけど、かのこちゃんの...続きを読む
  • べらぼうくん
    万城目学の作家に至るまでの日々エッセイ。
    週刊誌連載中、一部だけ読んだ記憶がありますが、改めて通読。

    「私には無職の才能があった。」・・・偉大な能力だと感服致しました。
  • 時の罠
    私には一年に一度だけ訪れる街があります。
    数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。
    そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。

    まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。

    辻村深月さんの作品:子育...続きを読む
  • あの子とQ

    あの子とQ

    コロナで疲れた心に、なんというドキドキ!ワクワク!万城目先生、ありがとう!!この本のおかげでまだまだがんばれそうです!
  • 偉大なる、しゅららぼん
    万城目さんの本は最初からどんどん引き込まれる。
    読み始めるとすぐに話に入り込めて、通勤中読んでたけど電車降りるのがもったいなくて嫌だった。
    面白かった〜登場人物が魅力的だ〜終わりもよかった。
  • プリンセス・トヨトミ
    大阪のゴテゴテ感とトンデモ設定がうまくかけ合わさって終始怒涛の勢いのまま突き進んでいくため、読後も余韻に浸ってしまう
  • ザ・万歩計
    日常の出来事をこんなに面白く書けたらなぁと思いました。京都の日々も目に浮かぶよう。作品に結びつくエピソードもあり、また作品も読みたくなりました。