万城目学のレビュー一覧

  • あの子とO

    Posted by ブクログ

    あの子とQの続編。あれからもう3年もたっているのに、すぐにキャラクターが浮かんできた。続編があって嬉しいが、さらに続きそうなのでもっと嬉しい。
    前回とても気になっていた、佐久の正体について、語られたのが興味深い。
    弓子は相変わらず超人だが、今回は控えめ。他にもQの一族が続々と登場する。
    ネタバレになるのでないも言えないが、スピード感を持って一気読みできると断言する。
    双子のキャラクターも素直で可愛いし、Oの一族が現れたのも、今後の展開に関係してくるのかどうか。オーエンは好青年だし、魅力的なので、ぜひ再登場してほしい。
    今後の活躍が楽しみ。

    0
    2026年01月21日
  • あの子とQ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    主人公の吸血鬼の女の子が、年相応の軽さがあって世間知らずが故の慎重さと大胆さを兼ね備えていて。友達同士のやりとりはどこまでもコミカルで。
    それだけでも面白く読み進められるけれど、吸血鬼の設定というか背景がしっかりしていてさすがとしか言いようがない。
    つづきが読みたいです。

    0
    2026年01月09日
  • 鹿男あをによし

    Posted by ブクログ

    “自分の鹿(マイシカ)に乗って、登校してきましたー”なんて言う女子高生、名前は堀田イト。

    はじめからぶっ飛んでて、おもしろくて、サイコーです。もうホントおかしい!

    大学で研究に励んでいた「おれ」28歳が、ひょんなことから奈良の女子校で教師をやるハメに!

    「おれ」は最初ドギマギなのですが、教師業に慣れるのはやく、いい味出していきます。周りの教員のキャラも人間味あふれ、かつ面白く描かれています。剣道部の顧問まで任されることに。

    なんと、鹿が「おれ」に話しかけてきて司令を出すのです。もっと愉快なのは、ある日「おれ」が鏡を見ると、「おれ」は超ビックリ‼︎

    教師である「おれ」と生徒の堀田イトは、同じ目的を共有しているのです。それは何か?

    楽しく気楽に、ドンドン読めてしまう。そして、爽やかな読後感。

    この本を読み終えると、鹿を見る目が変わるかも!奈良をゆっくり訪ねてみたくなりました。
    気軽に楽しい気分になりたいとき、オススメです。

    0
    2025年12月30日
  • あの子とQ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普通に人と共生していくため、血を吸わない吸血鬼の女子高生・弓子。
    誕生日が近づいたある日、本当に血を吸っていないか監視するために、謎のトゲトゲ・Qがやってくる。

    楽しい青春ストーリーだけでなく、吸血鬼の世界の事情などもしっかり描かれていて読み応えがありました。万城目作品の読者には嬉しいサプライズも。
    万城目さんの本はゆっくり堪能したいと思うのに、ついついページをめくってしまい、気付けばあっという間に読み終えてしまいます。
    そのぐらい面白い!おすすめです。

    0
    2025年12月26日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    Posted by ブクログ

    473 audible
    読書垢のフォロワーさんのお勧め。
    子供目線の描写がとても可愛らしく猫のマドレーヌ夫人もとても良かった。
    お友達とのシェアがとても楽しい
    「ござる」が流行った。
    万城目学さんの違う作品が読めて良かった
    自分の子供の頃を思い出した。ほっこりとした作品。またこんな作品のオススメがあったらぜひお願いしたいなぁ。

    0
    2025年12月16日
  • あの子とQ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    吸血鬼である事を隠しながら生活する高校生の悩みや葛藤が見えて、段々と吸血鬼という存在の核心に迫る構成が見事だった!
    キャラクターも個性があり、会話がとてもユニークだった。2作目も読みたい!

    0
    2025年12月14日
  • ホルモー六景

    Posted by ブクログ

    続編というかスピンオフなのですね

    鴨川ホルモー10年ほど前に読んで、こんなタイトルだったっけ?と思いながら手に取りましたが、本当に面白い
    ホルモーは概要しか覚えてませんでしたが、次々出てくる登場人物が繋がってく様子すごく楽しかったです
    基の時計のエピソード、よい

    0
    2025年12月11日
  • あの子とQ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    万城目学に物語を書かせると、それはもうファンタジーだとかミステリーだとかのジャンルを超えて、万城目学というジャンルなのではないかと思わされる。
    今回の作品も日常生活(とはいえ「吸血鬼の」ではあるが)から始まって、気づけば本当に自分たちと同じ世界に住んでいるのではないかと思わされて、あっという間に読み終えてしまう。
    「鴨川ホルモー」でも、本当にホルモーなるものがあるのかもしれないと思わされるし、「鹿男あをによし」でも、奈良には本当に鹿男がいるのかもしれないと思わされるのである。
    この作品も日常と虚構の境目を見事にシームレスにつなげている。
    やはり万城目学は面白いのである。

    0
    2025年11月27日
  • 鹿男あをによし

    Posted by ブクログ

    奈良を舞台に繰り広げられるファンタジーの物語。関東から奈良の女子高に赴任した「おれ」が、突如、鹿の「運び番」に任命されたことを鹿から告げられます。1800年続く儀式を無事成功させ、日本の滅亡を防ぐことができるのか…?神話や史実に基づくこの物語は、他にはないおもしろさがあり、一気読みしてしまいました。

    ドラマが大好きだったので、原作を手に取りましたが、原作も大好きになりました。大枠は同じですが、ドラマと原作で少し違う部分があって、楽しめました。

    0
    2025年11月26日
  • 偉大なる、しゅららぼん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    琵琶湖から不思議な力を授かった日出家と棗家のお話。
    出てくるキャラ達もストーリーも楽しすぎて、ページをめくる手が止まらなかった。
    とにかく楽しめる本を読みたい!って思ってる人にはおすすめです。
    また再読してキャラ達に会いに行きたいです。

    0
    2025年11月24日
  • あの子とQ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    弓子とヨッちゃんのやり取りがおちゃめでコミカルで声を出して笑ってしまうほどだった!
    ほのぼのした日常から一転、囚われたQを助けるための冒険やアクションと振り幅が大きくて楽しめた。続編も読まなきゃ!

    0
    2025年11月19日
  • ホルモー六景

    Posted by ブクログ

    「長持の恋」

    立命館大学白虎隊の会長選びは東門の喫茶店「無限洞」で行われる。この無限洞は実在している。

    会長選びは足利義教が御神籤によって将軍に選ばれた故事に則りくじ引きで行われるのだか、無限洞は足利家の菩提寺である等寺院のほぼ隣にあるのをご存知だろうか。

    万城目学が張り巡らせた伏線恐るべし。

    そして無限洞が実在しているのならば、伏見の「狐のは」も三条木屋町の「べろべろばあ」も、そしてホルモーも実在しているのは明らかである^^;

    0
    2025年11月11日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ

    文学フリマ東京でみをつくし戦隊レンジャー完全版を買ったひとりです。当日は快く一緒にツーショットの写真を撮らせていただきましたが、目標冊数の発売がなされるまでサインはなさらないとのことで、残念ながら退散したのをよく覚えています。その後、ぶりぶりぎつちょうのサイン会で、改めてお願いしたらあっさりサインをしてくださり感謝感激でした。
    万博に関する章は、まだ盛り上がる前だったのですね。読みが外れるところが万城目さんぽくて良い締めくくりでした。
    2025-044

    0
    2025年10月29日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ

    万城目さんが立ち上げたひとり出版社「万筆舎」の文学フリマ出店とその後のお話をワクワクしながら読んだ。またいつか、大阪の書店で出会えたらいいなと思う。

    0
    2025年10月22日
  • プリンセス・トヨトミ

    Posted by ブクログ


    『プリンセス・トヨトミ』―
    大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作!


    物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。
    読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。
    ------------
    1. 購読動機
    SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

    最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。
    * 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。
    * 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。

    「読書の秋」に何か心に残る一冊を、と思っていた私にはドンピシャ! 普段、ミステリーや歴史ものが好きな人にも響く、という口コミも後押しし、すぐに手に取りました。

    ------------
    2. 登場人物:クセ者揃いの「会計検査院」が大阪へ!

    物語のキーとなるのは、国家の税金が正しく使われているかをチェックする会計検査院のメンバーたちです。

    彼らは、国から独立した組織として、巨額の税金を監査する国家最強の“地味”な公務員と言えるかもしれません。

    ●監査チームのメンバー
    * 会計検査院の3名: 冷静沈着でエリート然としたメンバーたち。
    彼らが大阪に乗り込み、一つ曰く付きの案件を監査することになります。
    ●大阪の中学生2名
    一見、物語とは関係なさそうな彼らですが、この少年少女が持つ視点や行動が、物語の真実に深く関わってきます。

    彼らが追うのは、35年前に監査され、記録がほとんど残っていない組織。
    なぜ、そんなに情報がないのか? この時点ですでに、並々ならぬ「何か」の存在を予感させます。
    ------------
    3. 遡ること35年前
    リーダーの“消えない記憶”

    会計検査院のリーダーは、35年前、彼が大阪で暮らしていた幼少期に、ある異常な光景を目撃していました。

    ●大阪城が、血のような「赤」に染まる光景。

    この鮮烈な記憶は、彼の心から消えることがなく、それが真実だったのか、それとも妄想だったのか、ずっと判断できないままでした。

    この過去の記憶と、現在の監査がどう繋がるのか? ここから、物語は一気にサスペンスの様相を呈してきます。
    ------------
    4. 監査:大阪城の地下に広がる「秘密の空間」の正体
    曰く付きの案件の監査当日、会計検査院のリーダーは、担当者からたった一人で対応を受けることになります。

    そして、そこで彼の目の前に現れたのは、信じられない光景でした。

    なんと、大阪城の地下に広がる巨大な空間。

    そして、その地下空間の維持・運営に、巨額の税金が使われていた事実を知ります。

    その使途と、地下に隠されたものが、すべて繋がった時、読者は「え? まさか!」という驚きと、深い感動を覚えるでしょう。
    ------------
    5. 読みどころ:
    大阪人の400年の「想い」に涙が止まらない、、、

    この物語の最大のテーマ、そして最高の読みどころは、「大阪」という街の歴史と、そこに住まう人々の“想い”です。

    ▲豊臣・徳川の因縁▲
    大阪は、豊臣秀吉が築き、彼の死後、徳川家康によって完全に崩壊させられたという悲しい歴史を持っています。

    それから400年。

    大阪、そしてそこに住まう人々は、豊臣への想い、徳川への想い、そして故郷への誇りを、どのように受け継いできたのでしょうか?

    この物語は、まさにこの『400年の想い』起点として、一気に現代の物語として紡がれます。

    0
    2025年10月06日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ

    著者のエッセイは5冊目。全てに「万」の文字が入っている。雑誌掲載は2024年3月から2025年4月まで。そこに書き下ろしを加えた13篇で構成されている。

    著者には馴染みの京都ゆかりの人物で野球チーム編成を妄想する話や、デビュー作舞台化の話、昭和時代の大坂を回想する話、自著を同人誌のように売る話、初めての歌詞創りの話などなど…。どれも面白い。

    白眉は、正に会期末を迎えようとしている大坂万博に関する著者の想いだ。開催決定時からのバタバタの顛末や、著者本人による忌憚の無い現地レポート。大坂出身の著者の見方や感じ方が、なんとなく理解できて興味深かった。
    万博自体は、特段大きなトラブルも無く無事終了出来そうだけど、関西在住ではない私や私の周辺の人にはまるで他人事だった。そりゃそうだよな…という感じ。

    …というわけで、相変わらずバラエティにとんだ内容で楽しめました。内容量は少ないです。私が大坂万博に行く電車で読むとしたら、たぶん新幹線ターミナル駅に行くまでに読み終わる。(どれだけ田舎に住んでるんだか…)

    0
    2025年10月02日
  • あの子とO

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!!!やっぱりスキ万城目本。
    短編3本で、3本がうっすら全部繋がっているやつ。
    タイトルの『あの子とO』は3本目。
    とりあえず、1本目で前作のあの子とQを思い出し、
    O様は前作のQ様的なキャラだろうかと想像したりとか
    そんなことないかな、、とも思ったりとか、
    O様が出てくるのを待ちながら読む。
    2本目はガラっと変わって、日本の吸血鬼の始祖の話、
    3本目でようやくO様登場
    やっぱりQ様か?とベタに思わせるシークエンスもあり(笑)
    尖ってきたときは、やっぱりかとおもったら
    どっこい、そっちか!!と。
    まあなんにせよ
    O様、私のドストライク、かっこよ!!
    弓子と丘山さんちも続編ほしいが、
    O様を主役にしたヤツを読みたいです。
    これからずっと出て欲しい。

    0
    2025年09月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    Posted by ブクログ

    優しくて可愛くて楽しいお話。
    マドレーヌ夫人とかのこちゃんの視点が変わって
    どちらのターンもとても面白かった。
    源三郎がトリガーの不思議な出来事は、かのこちゃんとすずちゃんを最後まで繋いでくれたんだなと切なく嬉しくなった。

    良いお話だった!

    0
    2025年09月25日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ


    万城目さんの エッセイの「万」シリーズ。
    現在行われている万博へは勿論行かれていて、それについては1番最後に書かれていた。
    特に面白かったのは、自費出版しフリマで売ろう!と本を一から作った成り行き。
    何部刷ろうかとか、売れ残りを自ら書店営業された話など最高だった!

    0
    2025年09月23日
  • ザ・エッセイ万博

    Posted by ブクログ

    WEBでの連載時から楽しみに読んでいました。

    一人出版社「万筆舎」の話やChageさんとの交流歴、最後には大阪・関西万博に行った顛末を書き下ろしなど。どれをとっても内容が濃くていつもながら「頭の中どうなってんねん」と感心してしまいます。

    ちなみに「万博」というタイトルがついていますが、実際に万博に足を運んだ話は最後の1話だけです。

    奈良で行われた講演会でトルクメニスタン館の話を聞いて、それまであんまり興味がなかった万博に足を運びました。開幕間もない5月と大賑わいの9月では世間のノリや会場の状況も全然違っていて、エッセイを思い出しながら2度美味しかったです。

    X(Twitter)でもいいから、閉幕後にもう一度感想を聞いてみたいなあと思ったのでした。

    0
    2025年09月21日