万城目学のレビュー一覧

  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    笑って、泣いた、暖かい世界
    登場人物、癖があっても何だかんだみんないい人、いい動物たちでほっとする作品だった
    最後は結局どうなったんだろう?
    余韻のある終わり方がまた好き。

    暖かい世界だけど、ベースにあるテーマは別離だと思うので切ない…
    でも、みんなこの気持ちを乗り越えていかないといけないんだよね。
    それを、こんな、不思議で暖かい話で伝えてくれたこの本に出会えてよかった。

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    2025年02月20日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    購入済み

    ご都合主義がニャンダフル!

    小学生女児かのこちゃんの出会いと別れの物語。にとどまらず、猫のマドレーヌ夫人によるニャンとも不可思議な体験こそ見所だ。😺この夢とも現実ともつかない体験は、随分とご都合主義で展開し、理屈も何もあったものではない。だが、それがいい。理屈を超えて感性が揺さぶられ、マドレーヌ夫人とともに、夢見心地で彷徨うニャンダフルなひとときを過ごすことができる。😺また、夫の玄三郎は、常に優しく穏やかながら世故長けて頼り甲斐のあるニャイスガイだ。玄三郎のように歳を重ねた男を目指したい。😺

    #癒やされる

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    2025年02月19日
  • べらぼうくん

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    エッセイが好きなテイストだと小説も読みたくなる!(逆の順序が多そうだけれど)
    万城目さんの本、読みたくなった!

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    2025年02月19日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    ネタバレ

    めっちゃくちゃ面白かった!!神様のお話って今まで読んだことがなくて新鮮だったし、さすが神って感じで、悩みがある人だったり、神社に来る人達のお願いを叶えていく感じはめちゃくちゃ気持ちよかった!僕もこの神様の居る神社にお参りに行きたいし、あわよくば願いを叶えてもらいたい!!

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    2025年02月18日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    余韻のある終わり方が素敵…!!
    えーどっちだろう?
    私は…あーこれ言ったらネタバレしちゃう。
    あーこの本好き。

    かのこちゃんのお友達…刎頚(ふんけい)の友のすずちゃんが両方の鼻の穴に親指を突っ込んで、残りの手をひらひらさせる「鼻てふてふ」、この部分は腹を抱えて笑いました。
    なんて可愛らしい!
    なんて子供らしい!
    自分の子どもがやってたら速攻やめさせるけど!笑
    他人事だとなんて面白いんでしょう!

    笑えてほろりと涙する。良い本でした。

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    2025年02月10日
  • 鴨川ホルモー 3巻

    購入済み

    青春漫画だなーと思う。主人公と主人公の同級生の女の子の恋愛が最後はかっこいいとゆうかいい感じのラストだったのですごくよかった。

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    2025年02月05日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    小学1年生のかのこちゃんと、飼い猫マドレーヌの章が交互に語られる。
    かのこちゃんはもちろん、お友達のすずちゃんや同級生たちも生き生きと描かれていて、なんとも暖かい。
    マドレーヌ夫人はかのこちゃんちでもともとかっていた犬の玄三郎と夫婦で、近所の和三盆やミケランジェロといった猫達に一目おかれている、人間的には不細工な顔らしいがとても優雅な猫。
    かのこちゃんとすずちゃんの別れのシーン、そしてマドレーヌと玄三郎の別れのシーンそれぞれ泣ける。
    笑いあり、涙ありのさわやかなとてもいい本だった。また読みたい。

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    2025年02月02日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    かのこちゃんも、マドレーヌ夫人も素敵。
    オリジナル版を読んだとき、最初、ちょっと設定に戸惑ったけど、2人(?)の関係はとても素敵。
    その、お互いを思う気持ちがああいう奇跡を起こしたのかな。温かくて切なくて泣けてしまう。
    かのこちゃんとすずちゃんの友情もいいね。
    幼いから、大人の事情でいろんなこともあるけど、あの後、再会できても、そういう日がこなくても、あの出会いがあったことは消えないから。
    颯爽としたマドレーヌ夫人、会いたいなー。

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    2025年02月02日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    分厚くないか…?と思ったけど頁が進む進む。
    琵琶湖を舞台にとんでもない一族が争う。
    全員キャラ立ちすぎてツッコミが追いつかない。
    ちょいちょい飯テロも入って大満足。

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    2025年01月30日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    本書、文句なく面白い。タイトルが気になって「とっぴんぱらり」を検索した。意外に多くの方が同じ行動をとられている。「とっぴんぱらりのぷぅ」で昔話の「めでたし、めでたし」にあたるそうだ。主人公の風太郎をぷうたろうと読ませていることに合点がいった。
    落ちこぼれ忍者の風太郎が意とせず巻き込まれる数々の難題に立ち向かう。主人公はいわゆるいい人なのだ。本人は不遇を周りの厄介者のせいと思っているが、恐らく本当に不遇なのは捨ておけず関わってしまう周りの人々なのだろう。楽しく読めるが、悲しい物語。このギャップに心が揺れる。タイトルのようなハッピーエンドかどうかは読まれた方々にお任せしたい。蝉左右衛門の生き様に痺

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    2025年01月30日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    本書、文句なく面白い。タイトルが気になって「とっぴんぱらり」を検索した。意外に多くの方が同じ行動をとられている。「とっぴんぱらりのぷぅ」で昔話の「めでたし、めでたし」にあたるそうだ。主人公の風太郎をぷうたろうと読ませていることに合点がいった。
    落ちこぼれ忍者の風太郎が意とせず巻き込まれる数々の難題に立ち向かう。主人公はいわゆるいい人なのだ。本人は不遇を周りの厄介者のせいと思っているが、恐らく本当に不遇なのは捨ておけず関わってしまう周りの人々なのだろう。楽しく読めるが、悲しい物語。このギャップに心が揺れる。タイトルのようなハッピーエンドかどうかは読まれた方々にお任せしたい。蝉左右衛門の生き様に痺

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    2025年01月30日
  • ホルモー六景

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    こっちも面白かった!!

    「こう繋がるのか!! 」「ここに?! 」が散りばめられた
    楽しい1冊。

    どの話もとっても好き。



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    2025年01月23日
  • バベル九朔

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    何だこりゃ(^ ^;

    どこを頼りに何を理解したら良いのか、読書中ずっと「理不尽な不安感」に苛まれつdける謎の一冊。「覚めない悪夢」みたいな世界の中で、それでも緩急があり、サスペンスフルなドキドキ体験は見事。最後は、「解決」と言えるのかどうか...(^ ^;

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    2025年01月17日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    かのこちゃんがお父さんから教えてもらった「どこか変で、でも好きな響きの言葉」
    私は「いかんせん」という言葉が好き。会話の中で「いかんせん」を使う人がいると、あ、なんか素敵ーといつも思います。

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    2024年11月23日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    ネタバレ

    鹿男あをによしを読んだ後に手に取りました。少し世界が静かな感じがして、少しずつ読んでいたのですが、かのこちゃんの名前の由来(鹿のかのこ模様)の所から、世界が何だか続いている感じがして、嬉しく感じました。
    第三章からは、すずちゃん、玄三郎との別れに涙してしまい、玄三郎とマドレーヌ夫人の夫婦の姿が胸に残り、外出先で涙を拭うのが大変でした。
    お父さん、お母さんの様子や、日本家屋の感じなどの描写も本当に懐かしくて、読んで良かった1冊になりました。

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    2024年11月21日
  • 偉大なる、しゅららぼん

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    「絶対嘘だろ」というバカバカしい状況となんて言うのだろう、現実にある地名や事実が結びついてる設定なので、「一周まわってこんな世界が本当にあるのではないか」と思ってしまう。ただただ面白い、楽しすぎる!大好き!

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    2024年11月16日
  • ホルモー六景

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    第2弾になるのかな?
    スピンオフになるのか、後日譚になるのか。
    鴨川ホルモーのメインキャラのその後だったり。

    そうか…
    もうこの時代は、あの大学の近くの地下鉄…北山の駅があったのか…私の時は、北大路までやったのに…(-。-;

    これは、うちの大学も出て来るから、めっちゃ親近感〜!

    なんで、京都の有名大学網羅してんのに、私大一強の同志社ないねん!って思ってだけど、遂に!まぁ、埋め合わせかもしれんけど。

    昔は、ここも御所の横だけやったけど、一部は、田辺に…

    立命館も前は、京都のど真ん中にあったけど、郊外になって、一部は滋賀に…

    龍大も前は深草(ごく一部京都駅ら辺にあり)だけやったのに、一

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    2024年10月27日
  • ぼくらの近代建築デラックス!

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    日本丸総帆展帆とオクトーバーフェストに合わせて近代建築巡り、事前学習のために再読。
    2024-048

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    2024年10月15日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    泣いた。通勤電車の席で泣いた。そろそろ降車駅なのに顔が上げられず困った。かのこちゃんの一風変わった言動に笑いを堪えながらの終盤、玄三郎の下りにはしてやられました。
    人は一生のうちに多くのお別れを経験して何かを失ってゆきます。子供達にとってはその切なく悔しく苦しい体験は、計り知れないほど大きくて尊い、成長の糧になっているのだろうと思います。
    愛が満載の幸せに浸れる物語で、作品としてもとても優れていると思います。

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    2024年10月08日
  • べらぼうくん

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    筆者にもこんな時代があったんだ。笑えて、ちょっとほろり。是非、若い人に読んでほしいエッセイ。小説がおもろい人はエッセイもおもろい。

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    2024年09月23日