万城目学のレビュー一覧

  • 八月の御所グラウンド

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    野球のルールに詳しくないので途中までピンと来なかったものの、一緒に野球をしてくれた若者たちの謎のところで一気に面白くなり感動した。

    戦争で若くして犠牲になった無念が辛い。京都のこの世とあの世の境界が曖昧な雰囲気がよく描写されている。

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    2026年04月12日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    みんな生きたかっただろうなあ この一言に尽きる!
    一生懸命勉強して大学に入ったり、大好きな野球を続けてプロ野球選手になったり、好きなことをして生きている今の私たちはなんて幸せなんだろう。
    自分の意思に関係なく戦争に行かされ、呆気なく亡くなってしまった若者たちのことを改めて考えさせられた。
    すごくいい話だった。

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    2026年04月06日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    万城目学さんの描く世界観は独特だけど、個人的にかなり好きだなあと思った。徐々に先生の頭だけ鹿化したり、鹿や鼠が喋ったり。一体どれがサンカクで狐と鼠の使い番は誰なのか、堀田は何か知ってる?みたいなミステリー要素もあって終始おもしろかった。
    途中剣道のスポ根展開も読んでいて楽しかったし、飽きがなかった。堀田もマドンナも鹿も鼠も癖のあるキャラが多くて、印象に残り続けるだろうなと思う。

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    2026年04月02日
  • 八月の御所グラウンド

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    良かった!なんか凄く良かったぞ。上手く言えないのですが、少し不思議な世界なんだけど、不思議な世界には寄り切らない文学性があって、なんかジーンときた。良かった。

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    2026年03月30日
  • べらぼうくん

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    万城目さんのエッセイにハマる3月。浪人留年〜就職〜無職を経て、小説家になるまでのエピソードたち。人生2回は失敗して3回目にはなんとかなる...時もあったりなかったり。初めて書いた小説に対する感想が「気持ち悪い」で全員一致なんて...
    くすくす笑えるエッセイ大好きです
    そして、同じ誕生日であること光栄です!

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    2026年03月30日
  • 八月の御所グラウンド

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    無気力に生きていて、彼女に振られた学生の主人公が、友人に無理やり誘われて真夏の早朝に野球をやる話。人数が揃わないところにふらりと現れた見物人を誘い込み、何とか試合をするうちに、その助っ人が現世の人ではないのでは?という、万城目さんらしい、不思議ワールドに突入。でもなんか爽やかな読後感。
    もう一作の短編も、あれっ?作風変わった?と感じる、青春スポーツモノかと思っていたら、やっぱり万城目ワールドでした。こちらも素晴らしかった。

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    2026年03月27日
  • 鴨川ホルモー

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    ネタバレ

    高村が「ホルモオオオォォォーッ」と叫ぶシーンはおもしろさと切なさが混じって、見ている方の心が複雑になる良いシーンだった。
    最初はホルモーを少し変な遊び程度のものだと思っていた。けれど話が進むにつれ青春の匂いがして、不穏な気配もして、ワクワクした。
    特に鴨川十七条ホルモーが発議されたあとの流れは楽しかった。物語全体に流れる京都の空気感みたいなものも感じられてよかった。
    また安倍の自己中なところは悪いところだけど、大学生らしさ全開だなあと微笑ましくなった。そのせいで周囲が振り回されて事態が悪化して、それでも仲間の助けありきでなんとかなっていく。それに気づかず、ずっと自分のことしか見えていなかった。

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    2026年03月14日
  • 時の罠

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    時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激と慰撫、頭とハート。その他いろいろで、ほろりとしたり、背筋が凍ったり、一日の出来事だったり何世代にもわたる大河が流れていたりする。でも日常の読書の味付けは甘辛が気分転換にいい。

    この短編集は、甘辛がミックスされそれもいい塩梅な配合で出来がよく、読後のレビューも書きやすくて、ありがとうと一礼をした。時の

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    2026年02月28日
  • あの子とO

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    お披露目の儀式の話ではなかった。
    お披露目までの期間の話。
    それぞれ違う人の目から書かれた短編だが話は繋がっている。
    カウンセリングウィズヴァンパイヤは弓子の話と直接関係ないがとても悲しい話だった。
    意外な人が実は吸血鬼であったり、吸血鬼かと思ったら違ったりなかなか意表をつかれた。
    ヴァンパイヤだけでなく今世間を騒がせている熊だってそう、人間以外は生きづらい今の地球について少し考えてしまった。
    前作では装丁が気に入らないと言ってしまったが悪くないと思えてきた

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    2026年02月24日
  • 鴨川ホルモー

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    不思議な世界の物語でしたが、登場人物が魅力的でとても楽しく読めました。ファンタジーだけど青春で、おかしくて、どんどん読み進めたくなりました。初めて読んだ作家さんだったのでほかの作品も読んでみたいです。

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    2026年02月23日
  • あの子とO

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    続編かと思ったらスピンオフ短編集だった…!
    唯一「あの子とO」は続編かな?

    大好きなヨッちゃんが相変わらずヨッちゃんで、真っ当で明るくて大天使。
    O一族の出現で物語が動き出しそうな予感。
    続編、楽しみに待ちます〜〜

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    2026年02月15日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    吸血鬼の話なのに途中からミステリー…「血を吸ったはずなのになぜ吸血鬼になってないか」「なんで全員生存しているのか」を読むことになるとは。さすがジャンル万城目学。
    ヨッちゃんと嵐子ちゃんがあまりに真っ当で、それなのに吸血鬼の話で、訳分からんのに切なくて、胸が熱くなる。

    肝心なところが解決しなかったので即続きを確保します

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    2026年02月15日
  • 八月の御所グラウンド

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    野球を題材とした小説は大好きですね。しかも舞台
    が八月の京都となれば、これだけで期待感マックス
    で読み始めましたが、案の定の一気読みで、あっと
    驚かされる展開に思わず立ち上がってしまう始末。みんな野球が大好きで、野球がやりたくて仕方な
    く、「みんなー.生きたかっただろうなあ」この一言に
    尽きてしまうのか。読み終わってなお、聞こえる蝉
    の声、そしてグラウンドの土と汗の匂いがいつまで
    も残る作品でした。一話目の冬の京都を舞台にた、
    高校生たちが、体験した奇跡にも驚かされました。
    読後の爽快感半端なし。

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    2026年02月15日
  • 万感のおもい

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    人生で初めてエッセイを読みました。
    作家さんは日常をこんなに表現力豊かに文章にできるのかと尊敬のきもちがとまらなかったです。
    満開の八重桜をみて、「寝癖がついた小学生のような枝ぶり」って表現ができるなんて。びっくりした。めちゃめちゃ想像できるし笑
    笑っちゃうし、うるうるしちゃうし、勉強にもなった。あるエッセイでは、言葉の選び方の優しさに泣きそうになった。

    あと、このエッセイ集を読んだことがきっかけで購入した作品多数。万城目さんの過去のエッセイ、人間臨終図巻、和の色辞典、上田誠さん、森見登美彦さんとの共著V3などなど。読むのが楽しみ!

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    2026年02月12日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    ありそうでない奇跡の物語。
    有り体に言ってしまえば幽霊が出てくる心温まる物語、という一言ですが、そんな一言では収まりきらない魅力があります。
    テンポの良い展開と引き込まれる描写、キャラクターの内面がとにかくよくわかり、一気に入り込んでしまう世界観です。
    個人的には後半の野球の話もいいけれど、前半の駅伝の話ももっと続きが読みたかったです!
    この作家さんの絶妙なファンタジー感が大好きですが、抑えたファンタジー感とリアルな描写で臨場感たっぷりに楽しめました!

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    2026年01月24日
  • 八月の御所グラウンド

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    ザ・エッセイ万博で八月の御所Gについて書かれており読んでみることに。いつもの万城目先生とちょっと違う感じ。ほっこりかつ、うるっとくるところあり。ちゃんと生きるってどういうことかわからないけど、ちゃんと生きよう。そして、好きなこと(読書)を堪能できる私はなんて幸せなんだろうと、じんわり嬉しさが身体の中に広がった。

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    2026年01月23日
  • 八月の御所グラウンド

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    ネタバレ

    とっても心に響いた。感想書かずにいられない。
    途中まで何もなく野球の試合が永遠に続くのかな〜と思ったらほぼ最後の方にとんでもない疑惑。
    何も見ないでとりあえず読んでみたからこその衝撃がすごかったし、死んでもなお野球したさに出てくるってのがなんとも心が揺さぶられる。
    子供の頃は「戦争に行った人達はこんな若い歳で亡くなった」と説明されてもピンと来なかったけど、彼らが没した年を自分が超えてからこそわかる。若者の戦死は悲しいし酷いなと感じる。
    今を生きる、ということの大切さを日々忘れていることに気づいたし、読書することでたくさんの感情になれるのは改めて心が豊かになるなと思った。読書は人を育てる。
    この

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    2026年01月23日
  • あの子とO

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    あの子とQの続編。あれからもう3年もたっているのに、すぐにキャラクターが浮かんできた。続編があって嬉しいが、さらに続きそうなのでもっと嬉しい。
    前回とても気になっていた、佐久の正体について、語られたのが興味深い。
    弓子は相変わらず超人だが、今回は控えめ。他にもQの一族が続々と登場する。
    ネタバレになるのでないも言えないが、スピード感を持って一気読みできると断言する。
    双子のキャラクターも素直で可愛いし、Oの一族が現れたのも、今後の展開に関係してくるのかどうか。オーエンは好青年だし、魅力的なので、ぜひ再登場してほしい。
    今後の活躍が楽しみ。

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    2026年01月21日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    主人公の吸血鬼の女の子が、年相応の軽さがあって世間知らずが故の慎重さと大胆さを兼ね備えていて。友達同士のやりとりはどこまでもコミカルで。
    それだけでも面白く読み進められるけれど、吸血鬼の設定というか背景がしっかりしていてさすがとしか言いようがない。
    つづきが読みたいです。

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    2026年01月09日
  • 鹿男あをによし

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    “自分の鹿(マイシカ)に乗って、登校してきましたー”なんて言う女子高生、名前は堀田イト。

    はじめからぶっ飛んでて、おもしろくて、サイコーです。もうホントおかしい!

    大学で研究に励んでいた「おれ」28歳が、ひょんなことから奈良の女子校で教師をやるハメに!

    「おれ」は最初ドギマギなのですが、教師業に慣れるのはやく、いい味出していきます。周りの教員のキャラも人間味あふれ、かつ面白く描かれています。剣道部の顧問まで任されることに。

    なんと、鹿が「おれ」に話しかけてきて司令を出すのです。もっと愉快なのは、ある日「おれ」が鏡を見ると、「おれ」は超ビックリ‼︎

    教師である「おれ」と生徒の堀田イトは

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    2025年12月30日