万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私にとって久々の万城目学!
好きな作家だったけど【バベル九朔】で失速
→個人的に・・・
しかし本作は私のツボを突いてくる
メチャメチャ血行が良くなって血を吐くぐらい面白い!
三つ子の梵天、梵地、梵人は其々【三秒】が使える!?
その能力を使い泥棒稼業をやっていたのだが、家族の為に自分の人生を使っていた梵天が小学生の時に夢見たチャンスが目の前に転がってきた・・・
自衛隊を巻き込みメソポタミア文明に迫る!
ライオンを従える謎の女の正体は!
三つ子の能力は何の為に!!
下巻が楽しみです!!!
砂漠を舞台にした小説というだけでテンションが振り切れるのは私だけでしょうか? -
Posted by ブクログ
私には一年に一度だけ訪れる街があります。
数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。
そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。
まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。
辻村深月さんの作品:子育てが苦手な父親が登場、身近な人にこんな人が居るなぁと思いながら読むものの、物語は途中で反転する!?
万城目学さんの作品:神様の言動が非常にコミカル!万城目学さんの他の作品に出て来る超常現象はこんな神様が起こしていたりして!なんて思ってしまいました。
米澤穂信さんの作品:長い歴史の物語、山の意志と人間
湊かなえさんの作品:らしくてらしくない作品、反応が遅い人にもう少し優しくしようと思った!
いずれに致しましても、私にとっては豪華なアンソロジーでした! -
Posted by ブクログ
久々の万城目学さん。やっぱり良いです、万城目学さん。
万城目さんの作品はどれも清々しい。作品自体が清々しいし、読者側の気持ちとしても読み始めから読み終わりまでずっと清々しい。
それを、解説で「品がある」と表現されていて、なるほど!!と膝を打った。確かに「品がある」はしっくりくる。
主人公は縁結びの神様。姿かたちはおっさん。神々の中でも下級に属するらしく、ノルマに追われているよう。この神を取材したいと常にそばにいるライター神様。姿かたちは、銀行員。もうこれだけでわけわからん設定だけど、「神喜劇」とあるだけに、本当に楽しめる。
このおっさん神様の言葉(セリフ)だけで物語が進んでいく部分と、おっさん神様に目をかけてもらったりした人間側のストーリー部分とが交互になる構成。うまく説明できていないけど。
以下、ネタバレあります!
このおっさん神様、ちょこちょこ文句や悪口を言ったり、上位の神々にはいい顔をしようとしたり、ズルいところがあったりして、神というより人間っぽくて憎めない。こんなふうなのに、大神様がお出ましになられ、大地震を起こすからと避難命令が出された時に、人間と街を捨てて避難できないと言い切ったときには不覚にも涙が出た。私たちがあの震災を経験したからかもしれない。楽しいエンターテイメントな作品の中に、作者の祈りにも似た思いが詰まっている気がした。そして、神社行ったらちゃんと参拝しようと思った。宗教とか神とかあまりよくわからないけれど、そこには何かあるんじゃないかと思った。
大神様に逆らった時や、言霊が勝手に使われた時に、「吐きそう」とかいうお茶目なこのおっさん神様、本当に憎めないので、ぜひ読んでみてほしいです。 -
購入済み
大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。