万城目学のレビュー一覧

  • 鹿男あをによし

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    個性のあるキャラクターたちの掛け合いもストーリーも面白かった。万城目作品、現実ではあり得ないのに様子が浮かんでくる感じがあって不思議。

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    2025年07月22日
  • 鹿男あをによし

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    いや〜面白い。何が面白いかと説明するのは難しいけど、面白い。ずいぶん前にドラマで少しだけ見た記憶はある。鹿の顔をした変な男が出て来ていた。今にして思うと、よくこの小説をドラマ化しようと思ったものだなぁ。この面白さを映像で表現するのはかなり難しかっただろうに。
    「神々しい魚顔」ってどんな顔だよーー!!
    この得体の知れない面白さは、クセになりそうだ。

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    2025年07月19日
  • プリンセス・トヨトミ

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    ネタバレ

    設定の勝利、というか発想の勝利といいますか、ともあれよくぞこんな話を思いつくものと感心するばかり。エンタメ小説って楽しいですよね、うん。

    肩書きも相まってひたすら理屈っぽい会計検査院サイドと、大阪らしいといえばらしい人情味ある中学生サイド。どう交わるのか興味津々でしたが、鳥居さんがぐっちゃぐちゃにかき混ぜてしてくれました(笑)。いやこの人かなり不憫。有能だけどたぶん周りに恵まれてないですよ。気がついて、鳥居さん!まあ本人楽しそうだからいいか。

    クライマックスの蜂起シーンは私の好みからするとややアウトローだった気も。集まって、で、そこから何さとややずっこけました。でも最後の落とし所は秀逸でした。そうか、大輔の立ち位置にはそんな意味が。してやられましたね。

    ところでこれ、仮に松平さんが生粋の東京人だったら話は破綻したのでしょうか。多分結果は同じだった気がします。大阪人のアイデンティティもさることながら、検査官のプライドを完全に逆なでしたあの横やりが何よりも決定的。総理、あんたが敗因ですよ(笑)。

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    2025年07月18日
  • プリンセス・トヨトミ

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    もしかしてこんな世界が本当にあるのでは?と思って、スルスルと読み進められた。
    大阪が舞台で、方言も完璧で、大阪出身としては嬉しい

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    2025年07月17日
  • 鹿男あをによし

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    ネタバレ

    日本を救うというスケールの大きな目的と、そのために剣道の交流戦で優勝を目指すというスケールの小ささ。
    そのちぐはぐな感じが面白いなーと思っていたら、そこからまたさらに展開していって、この不思議な世界の中にどんどん引き込まれていった。

    序盤に出てきた「マイシカ」と松尾芭蕉の歌が後半に効いてくるのも面白い。

    先生と鹿のやりとりがクセになる。

    私もポッキーを持って講堂跡の礎石に腰掛けて、鹿に話しかけられたい!

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    2025年07月10日
  • プリンセス・トヨトミ

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    長編で読み応えありました!
    想像していたストーリーとは違って、ひょっとしたら現実にあるんじゃないか!?と思ってしまうような…史実や、会計検査院という中央省庁の業務も出て来て勉強になりました。

    東京一極集中を解消するのは、大阪のより一層の発展が鍵なのでは?と思います。
    でも、大阪の人はそんなこと思ってもないかも知れませんね!独立国なのですから!

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    2025年06月30日
  • ザ・万歩計

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    万城目学の小説は素直でひょうきんなイメージがあるが、まさにそのまんまな作者のキャラクターで、とても自然体だ。だからか、力を抜いてスッと読むことができた。
    小粒な話が多くて親近感が湧いたな。例えば、タイムマシンで過去に戻れたら未来の流行歌を歌って人気になりたいという話はあまりに率直すぎるが、似たようなことを考えたことがある人はそれなりにいるのではないだろうか。少なくとも自分はそうだった。

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    2025年06月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    いつの間にやら別世界へ誘われる万城目ワールド。
    かのこちゃんの感性。
    猫からの視点。
    爽やかな風が吹き抜けるような物語の進み方。
    小学生の時のこだわり?難しい言葉知ってるんぜ俺、みたいな若さ、好きだわ〜

    他の万城目さんの本も読みたい。
    鴨川ホルモー以外はまだなので。

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    2025年06月28日
  • あの子とQ(新潮文庫)

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    なんとなくなんだけどタイトルとあらすじにあまり惹かれず、なかなか手に取らなかった本。
    最近忙しいこともあり、読書をする気持ちのゆとりが無かったので、惹かれないならチミチミと読み進めるのにちょうど良いかなぁ、くらいの気持ちでいざ手に取ったら。
    面白かった。あり得なさが絶妙にマイルドになっていて読み始めからスルスルと受け入れられ、話の展開が気になり、どんどん読み進めてしまった。
    何もしない時間を取ろうと思っていたのに、読んでしまった笑。でも読みたいと思う気持ちは気分も上がるので、楽しかったしそれはそれで良かったのかも。
    少し分かりにくいところもあったので、次に再読する時にゆっくり読もうと思った。この本は続きがあるみたいなので、続きも文庫が出たら読もうかな。

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    2025年06月07日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    上巻最後で登場した戦士がゾンビだったなんて……と一瞬落胆したものの、砂漠の地下で繰り広げられる攻防と、榎戸三兄弟・銀亀三尉・米軍海兵隊員たちの人間模様に惹かれていった。神殿の頂に立つ女がライオンマダムではなかったことも受け入れられた。それは4千年前の神話の世界! しかし、その神話は異星人によるものというSFに発展。宇宙船のシールドがヒトコブラクダ層だったなんて落としどころが面白い。

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    2025年05月23日
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)

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    ホルモー、しゅららぼんと同じくらい非現実的でファンタジーな小説。隕石の落下によって両親を亡くした三つ子が、それぞれに「3秒」の異能を発揮する。そこに青き衣の女が現れ、3兄弟は自衛隊への入営を余儀なくされ、運命の奔流に放り出される。次兄・梵地の憧れの地であるチグリス・ユーフラテス川のあるイラクで、女の目的が三兄弟によるヒトコブラクダ層発見だった……はずなのに、何故そこにいる?

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    2025年05月18日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    かのこちゃんとマドレーヌ夫人の関係がよい。かのこちゃんの成長、友達とのやり取り、思わず涙してしまった。きれいな文章。

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    2025年05月03日
  • パーマネント神喜劇(新潮文庫)

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    久しぶりの万城目ワールドを堪能。たぶん10年以上ぶりの様な気が…。現世に1,000年権限する縁結びの神様とそれを取材する神様。学業の神様が繁忙期に入るとスケットに駆り出され、得意の縁結びじゃなくても神通力には自信があるらしく多方面で活躍中。やはり神様は人から忘れられると消えてしまうんだな。あの「かのこちゃん」も小学校3年生に成長した姿で登場。当たり屋なんかも出てきますが、終始ほっこりした雰囲気で大変読みやすい。著者の本はまだ読めていないものもたくさんあるので、久しぶりに手を出したいなぁと思わせてくれた。

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    2025年05月01日
  • ホルモー六景

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    謎の競技「ホルモー」に挑んでいた彼らの青春の裏には、こんなドラマが潜んでいたのか!

    相変わらず、真面目なのかふざけてるのか分からないテンションで話が進むので困惑することも多かったですし、鴨川ホルモーからだいぶ時間が空いてしまったので話の内容も忘れかけていたんですが、読み始めたらこれが面白い!記憶が蘇って夢中で読み進めてました。特に懐中時計と高村の丁髷の秘密にはホロリときました。

    正直、鴨川ホルモー単体だとノリについていけなく困惑する場面が多かったんですが、スピンオフである今作を読んで、はじめて鴨川ホルモーという作品が完成した印象です。一気に大好きな作品になりました。前作を読んで少しでも面白かったと思った方にはぜひ手に取ってほしいですね。

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    2025年04月30日
  • プリンセス・トヨトミ

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    昔読んでいたが内容忘れてたので再読。面白く読めた。こんな世界あるのかもなと思わせるような、荒唐無稽なようでちゃんとした描写だったと思う。

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    2025年04月28日
  • プリンセス・トヨトミ

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    「とっぴんぱらりの風太郎」でどハマりした万城目ワールド。そういえば映画化もされてたけどまだ読んでなかったなぁ、と思い読みました。
    ただただ面白い。突拍子もないストーリーなのに、本当にありそうだから面白い。万城目さんの作品は外れがないなぁと思わせてくれる面白さでした。

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    2025年04月16日
  • とっぴんぱらりの風太郎(上)

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    思っていたより明るくない話だ。話の重量が結構あった気がするが、まだ上巻か。楽しんで読めたので、下巻も期待。

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    2025年04月09日
  • ヒトコブラクダ層戦争(下)

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    安心と安全の万城目さん。面白いのわかってるから没入したくて読むまでに重い腰が上がらなかったけどいざ読み始めるとあっという間。頭がいいから文章が読みやすいし、普通に生きてて接することのない世界かつファンタジーなのに"あるある""それな"と思わせるのが上手い。
    登場人物皆んないいキャラしてて、話者が変わっても全て飽きなく楽しめた。

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    2025年04月05日
  • 時の罠

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    人気作家4人による「時間」をテーマにしたアンソロジー。
    それぞれの作家性を読み比べることができて、とても楽しかった。それと同時に、自分の好みの作風を再確認でき、よい読書体験だったと思う。

    辻村さんはいつもの作風と少し異なる人情もの。米澤さんはなかなか壮大な裁判もの(?)地名は架空だけど、地元の話で興味深かった。湊さんは初めて読んだけど、なかなか好みだった。

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    2025年03月30日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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    タイトルどおり『かのこちゃん』とその飼い猫である『マドレーヌ』が繰り広げる人と猫と犬の物語。

    そう、犬も重要でばっちり出てくるのです。犬派の私、バンザイ笑。
    少し悲しい話にはなるけれど。
    猫もとても好きだけれど。

    児童小説ということになるのかなこの作品。とても情景がわかりやすく文章にされているので納得です。
    お話もとても良い。
    ページ数もほどよい。
    そしてわかりやすいということは下手に感想を書くとうっかりネタバレしてしまいそうなのであまり書きません。(文章力なくて書けないいいわけかも笑)

    全体的にほのぼのとした、しかししっかり感情も揺さぶられる『出会いと別れ』の物語でした。

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    2025年03月25日