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炎上大坂城の死闘! 法螺貝の音と共に大坂の陣は始まった。 敵は10万徳川勢。 燃える天守閣の中での別れ、宿敵との死闘、そして希望――。 堂々の完結篇! 和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。 やがて訪れる最後の大決戦。 燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。 崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希望。 圧巻のクライマックス。万城目学、時代小説でもお構いなし!
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Posted by ブクログ
みなさんのレビューを読んで風太郎(ぷうたろう)=プータローなんだと気づいた、、。 万城目さんの新境地。久しぶりに「読みおわってしまった」と思った小説。
ひさご様の正体!?読者も含めて気付いてないのは風太郎だけ(笑)そこから推測される悲しき大坂夏の陣! 残菊の一味の動向も気になるし、常世、黒弓、蝉、百市、ゲゲの絡みも気になる!? そして瓢箪仙人はどうなるのか! ネタバレになるので理由は詳しくは言えませんが風太郎達が決意を固める所が泣けます。...続きを読む そんでもって、伝説はプリンセストヨトミへ・・・
大坂夏の陣へと時代は進んでいく。再び現れた因心居士が風太郎の運命を決める。ファンタジーの雰囲気が、その後の展開との落差を生む。ひょうたんの側に付いた風太郎、黒弓、百、そして蝉。それだけで時代には抗えない過酷な運命が待ち受けていたのだ。ハッピーエンドでは終わらない、それでも満足のゆく物語だった。
2019.4.4再読 プリンセストヨトミへの伏線がいい。このまま終わらない的な感じで続きが読みたい! いやー、まいった。こうなるのかなーとの想像を超える展開。闘う者達の悲しい運命と、かすかな希望を持ちながら最後まで一気に読んだ。
ニート忍者風太郎がひょうたんと出会うことにより運命は奇妙な方向へと変わってゆく。騙し騙され、死闘が始まり、最後に守るものは…という物語。長かったー、けれど最後は息もつかさずページを進めた。万城目さんはなんてものを書き上げたんだろう。登場人物も個性的で、何と言ってもひょうたん! 面白おかしく、しかし、...続きを読む最後は熱かったな。素晴らしい。
とっぴんぱらりなのに!風太郎なのに!とラストで思わずにいられませんでした。序盤はそういうコメディちっくな展開もあったり、瓢箪とぷちファンタジックな雰囲気を出したりという感じでしたが、後半怒涛の展開に思わずうるっときてしまいました。あと忍者がかっこいいのなんの。それぞれに個性があって、そんで豊臣が滅ぶ...続きを読むまでを歴史ものプラスファンタジーという世界観で暴れまわるのはとても面白かったです。これがのちのプリンセストヨトミに繋がる!ときいて面白くなりました。ラストがどうであれ、つまりは、とっぴんぱらりのぷう。ってことなのかなあ〜。
肺が強いくらいしか取り柄がないなんて自分では思ってる風太郎ですが、何だかんだでみんなに愛されてました。 ファンタジーをまじえつつ、肩が凝らない読みやすさで時代の息吹を感じられる、万城目さんらしい時代小説。 みんな魅力的だったけれど、常世に一番惹かれました。心情の移り変わりを想像すると、胸がぎゅっ...続きを読むとなる。
終わり方は、戦国時代ならば仕方のないことなのか…でも悲しすぎた。 今まであまり豊臣は好きではなかったけど、ひさご様が素敵なキャラクターすぎて、好きになりつつある。 最後にやりとげた風太郎に、感動。
本当に久々に夢中で読めた作品だった。 何ににもなれない忍者の主人公はなぜか周りから好かれていて、どんどん事件の渦中へと。 上巻は緩めの万城目ワールドだったが下巻からはガラリと変わってシリアスな展開。タイトルに騙されてはいけない。歴史でも学んだ大坂の陣、フィクションではあるけれどこんなにも熱いドラマが...続きを読むあったとは…。読むべき歴史小説だった。
下巻は「大坂冬の陣」終結から始まる。太閤未亡人の依頼で案内した貴人に再会し、再び京に戻った風太郎だったが、月次組の襲撃を受けて瀕死の重傷を負う。何とか命は取り留めるが、因心居士との約束を果たすべく再び大坂へ向かう事に…。 下巻は「大坂夏の陣」の終末を描き、風太郎ら伊賀忍者たちの決死の戦いが繰り広げ...続きを読むられる。忍び同士の戦いは陰惨なものにならざるを得ず、白土三平の「忍風武芸帖」を思い出しました。 読んだのは単行本だったので一気読みでした。読み終わって改めて感じたのは、著者がとても丁寧にプロットを組んで物語を作っていること。登場人物の台詞が色々な所で伏線になっていて、後になってそれらがきちんと回収されている。また、「幻術」を物語の重要なアイテムにしているけれど、出来事の解決策として安易に使っていない点も良いと思いました。 【余談】 大坂の地理等に疎いので、重要な舞台となる「巳さん」という神社、初めて知りました。並行して読んでいる「プリンセス•トヨトミ」でも重要な場所として出て来ますね。ある意味ではこの物語が「前日譚」であるという見方もできる。大阪出身の著者の、地元愛が感じられる作りだと思いました。
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