あらすじ
榎土梵天、梵地、梵人は三つ子の三兄弟。自
分たちが謎の能力「三秒」を持つことに気づ
き、貴金属泥棒を敢行。大金を手にした梵天
は、ティラノサウルスの化石発掘の夢を抱き
山を丸ごと購入した。だが、そこにライオン
を連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は
急転する。海を越え、はるか砂漠の地にて、
三兄弟を待ち構える予測不能の超展開とは!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
急な場面展開が多々あり、無茶な設定を解き明かすことなく物語は進みます。 榎土三兄弟が個性的かつ魅力的でストーリー華をもたせてくれるのでずっと楽しいです。 梵地の知識量がすごいです。天が頑張って支えたのが活きているのが痺れました。
下巻も楽しみです!
「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」
Posted by ブクログ
これはまた壮大なスケールの奇想天外。万城目ワールドにどっぷり浸かっています。シュメール文明に肉薄する展開にワクワクが止まらない。期待が盛り上がる折り返し点。後半もこのワクワクが続くのか?
Posted by ブクログ
私にとって久々の万城目学!
好きな作家だったけど【バベル九朔】で失速
→個人的に・・・
しかし本作は私のツボを突いてくる
メチャメチャ血行が良くなって血を吐くぐらい面白い!
三つ子の梵天、梵地、梵人は其々【三秒】が使える!?
その能力を使い泥棒稼業をやっていたのだが、家族の為に自分の人生を使っていた梵天が小学生の時に夢見たチャンスが目の前に転がってきた・・・
自衛隊を巻き込みメソポタミア文明に迫る!
ライオンを従える謎の女の正体は!
三つ子の能力は何の為に!!
下巻が楽しみです!!!
砂漠を舞台にした小説というだけでテンションが振り切れるのは私だけでしょうか?
Posted by ブクログ
ホルモー、しゅららぼんと同じくらい非現実的でファンタジーな小説。隕石の落下によって両親を亡くした三つ子が、それぞれに「3秒」の異能を発揮する。そこに青き衣の女が現れ、3兄弟は自衛隊への入営を余儀なくされ、運命の奔流に放り出される。次兄・梵地の憧れの地であるチグリス・ユーフラテス川のあるイラクで、女の目的が三兄弟によるヒトコブラクダ層発見だった……はずなのに、何故そこにいる?
Posted by ブクログ
久しぶりの万城目学さん。
やはり不思議な世界に誘ってもらいました。
主人公達に次々と襲いかかる問題の数々。これらがこの先どう繋がっていくのだろうか?
頁を捲る手が止まらない。
下巻が楽しみすぎる。
Posted by ブクログ
上下巻にわかれている分、いつもの万城目学ワールドを感じるにはやや長く感じるかもしれないことは事実。
ただし、下巻に突入し、さらにその半ばまで来てしまえば、いつも通り万城目学の広げた大風呂敷に乗っている。
この本も読み終えてから、本当にそんなことがあるのかもしれないと思わせてくれる。
Posted by ブクログ
マキメワールド開幕.さて下巻でどうなる.
イナンナってイシュタルのことだよな.エレシュキガルは双子の姉だったっけ?(Fateで凛ちゃんの顔で出ていたような気がする)
Posted by ブクログ
3つ子の不思議な能力の話かと思えば、それが壮大な物語へと展開していく。とにかく先が読めない話で夢中で読み進めた。面白くなってきたので下巻も購入!続きが楽しみ!
Posted by ブクログ
いつも通りぶっ飛んでいる。それなのに、そういうこともありそう、とか思う。期待通りの万城目ワールド。楽しいよね。砂漠の匂いがするよね。知らんけど。
Posted by ブクログ
潜る、翻訳る、先読む、特殊能力をもった三兄弟の物語
確かに梵人の能力があったら無双しちゃうな〜、と思った。
泥棒して
泥棒したことがなぜかバレて自衛隊に入隊して
イラク派遣される。
下巻、どうなる?
Posted by ブクログ
読んでて、疾走感を感じれなかった。なぜ?と考えると、文中の活字をスラスラ読み込めてなかったから。馴染みのない漢字、語彙を調べながら読んでたから。本の面白さの有無で面白くなかったと言ってる場合、読み手の問題であり、私自身の語彙力の無さが原因である場合が多いのでは?という気づきを得た。下巻に続く。