万城目学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
万城目節炸裂、書きたいことをつらつら描いたエッセイ13章、面白い話とそうでないのと…
一章目の京都ナインはちょっと読むのやめようかな、と思うほど。なんせ野球も歴史にも興味ないとただ字面を追っているだけ、面白いが幅を持たせられない… とりあえず読み進めると「飾りのない歌」をCHAGEに歌詞提供したのは知らなかったー 一ファンとしての万城目氏の一挙手一投足がかわいい。
「早生まれの甘え」との言葉をもらったところから真意は忘却、わからずしまい…ただ小説家にとって何よりも必要な要素である観察者としての能力を、早生まれであるがゆえに会得した…と勝手な観察論、これぞ万城目学 笑
もっともらしいところが -
Posted by ブクログ
前作、八月の御所グラウンドと同じく京都を舞台とした歴史に触れたファンタジー。
【三月の局騒ぎ】
今は作家である主人公の、昔にょごだった頃に起こった作家を目指すきっかけが綴られる。
かなり昔から寮の一室に住んでいる不思議でちょっと近寄り難い「キヨ」と主人公が相部屋になってしまう。キヨに完全に無視を決め込まれるなか、ある日のこと。
キヨに『なんで、書くのやめたの』と唐突に質問される。小学生のときネットにあげた文章が中傷されてからぱったりと文章に触れていない主人公はその言葉に戸惑うが…。
にょごにはじまり、局やら壺やらキヨやら…、おそらくそのへん詳しければ序盤には察しがすぐつく人も多いのかも -
Posted by ブクログ
「あの子とQ」のスピンオフ的な作品。
タイトルが似ているので、まちがえてこちらから先に読み始めてしまった、、
Qを読んでからのほうが絶対おもしろいので、順番にご注意を。
Qで出てきた人物たちに、各話ごとにスポットが当たる。かなり個性のつよいキャラたちなので短編の話もおもしろい。
1作目はおもしろ全開、いつになっても親友ヨッちゃんはヨッちゃんで、天然ポジティブおもろい。
個人的には2作目がダークで悲しくて日本の怪談ものを読んでる感じが心震った。佐久の話が怖くてゾクっとくるけど続きが気になる!
3作目は双子のお話。可愛い二人に、新たな登場人物が出てきてこんな展開になるとは!?
シリーズ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ京大青竜組という、式神(オニ)を使役して他大のサークルと合戦をする伝統サークルの話。一人百人のオニを使っていて、オニが全滅させられると、ホルモーと叫ばなくてはならない。主人公の俺こと安倍は新歓で、理想的な鼻を持つ早良京子に一目惚れして入会するが、失恋して青竜組を分割し、京大青竜組ブルースとして、楠木ふみらメンバーの協力を得ながらホルモーを戦っていく。
京都の地理とか歴史とか、そういうものが散りばめられていて楽しいと言えば楽しいんだけど、四神相応の話とか中学か高校で習うような話がミステリーのキーのようにして得々と語られるので、いやいやそれくらいは謎を解き明かす感じでもなく名前聞いた瞬間分かるだろ -
Posted by ブクログ
『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』『悟浄出立』『プリンセス・トヨトミ』と万城目学作品を読んできて、作風が摑めてきた。
著者は大阪の出身らしい。関西の歴史や文化を絡めた作品が多く、本作も其の一つである。
『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』は京都、『プリンセス・トヨトミ』は大阪であったが、此度手に取った本書の舞台は奈良。京都と双ぶ古都である。
他作品同様、ユーモア全開でありつつも随所に鏤められたウィットが秀逸。『坊っちゃん』のパロディは勿論、"運び番"達が一堂に会した旅館の部屋が"ミサキの間"だったりと、細かいところに奥深い味わいがある。
基本的