グロービス経営大学院のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
サービスのお勉強。
費用発想の弊害は、小倉昌男氏の次の言葉によく表れています。「(目先の)利益のことばかり考えていれば、サービスはほどほどでよいと思うようになり、サービスの差別化などできない。となると、収入も増えない。よって利益はいつまでたっても出ない。こんな悪循環を招くだけである。」
サービスの結果を決定づける要素は、「サービスを受ける顧客」や「サービスを担当する従業員」ばかりではありません。その他に「サービスを提供する設備や移設といった物的環境」「その場に居合わせた他の顧客」「サービス提供を背後で支える内部のシステムや組織」の三つが影響力を持ちます。サービス結果を決定づける五つの要素をまとめて、サーバクション(Servuction:Service Production System)と呼びます。
サービスの価値=(カスタマーにとっての「結果」+サービス提供のプロセスのクオリティ)÷(売価+入手コスト)
…顧客満足を向上させるには、本質サービスにあたる属性はミスなく提供しつつ、表層サービスにあたる属性のうち、自社のサービスコンセプトに合致し、トータルの顧客満足に影響する属性を集中的に高めていく、そういったメリハリが効果的なのです。
サービスマーケティングの7P
4P+
People(人的要素):
・サービス提供に直接・間接で携わる従業員
-人的要素:サービス提供に直接・間接で携わる従業員
・サービスの現場を共有する他の顧客
Physical Evidence(物的証拠):
・資格(または他の感覚)で感知でき、顧客にサービス品質に関する手掛かりを与えるもの
‐店舗や社屋などの建物、インテリア、設備・備品、看板、印刷物、従業員の服装など
Process
・サービス提供の手順
・サービス提供にあたってのノウハウや方法論 -
Posted by ブクログ
「これから」というほどにマネジャーの仕事を理解していないが、上司が置かれている状況を知るために読んだ。
「マネジャーの仕事とは、極めて複雑で一言で表すのは不可能」この言葉に全てが詰まっている。
ある意味、上司の苦労や苦悩はミドルマネジャーの正常範囲のようだ。
本書は下の疑問に答えるべく執筆された。
「イキイキと仕事に取り組み、周囲からの期待を超える活躍をしているミドルマネジャーと、そうでないミドルマネジャーの違いはどこから生まれるのか?」
グロービス経営大学院の学生40名へのインタビューをもとにしている。
期待を超えるミドルマネジャーの定義。
組織のしがらみの中で、環境に合わせて自己を変革し続けながら、組織として周囲の期待以上の成果を上げ続ける人。
期待を超えるミドルマネジャーに見られるスキル。
・組織で成果を出す力
・仕事に対する想いの力
・周囲との考えの違いを乗り越える力
ー本書での学びー
・経営者やマネジャーを見ているとスキルが足りないのでは?と思うことがある。その人の尖ったスキルと、私が考えるマネジャーのスキルとが一致しないだけのようだ。別の物差しで測る必要がある。
ーメモー
過酷なペース、細切れの仕事、守備範囲の広さ、頻繁な中断、行動志向の強さ、行動のコミュニケーションの重視、ヨコの関係の重要性、主導権を取りづらい状況で主導権をある程度確保するための苦心ーこうした要素がマネジメントという仕事の特徴である。 -
Posted by ブクログ
・リーダーシップとマネジメントの違い
ハーバード大のジョン・コッターは、「マネジメント」は複雑性に対処することであり、変革を推し進める「リーダーシップ」とは一線を画するとした。
共通点リーダーシップ マネジメント
?課題の特定進路を設定(将来ビジョン)計画の立案と予算策定
?課題達成を可能にする一つの目標に向け組織メンバー組織化と人材配置
人的ネットワークの構築の心を統合
?実際に課題を達成動機づけと啓発コントロールと問題解決
させる
・ジョン・コッターの8段階のプロセス
1.危機意識を高める
2.変革推進のための連帯チームを築く
3.ビジョンと戦略を生み出す
4.変革のためのビジョンを周知徹底する
5.従業員の自発を促す
6.短期的成果を実現する
7.成果を生かして、さらなる変革を推進する
8.新しい方法を企業文化に定着させる
・変革型リーダーの特徴
1 自ら変革の推進者を任じている
2 勇気がある
3 人を信じる
4 価値によって動く
5 生涯にわたって学び続ける
6 複雑さ、あいまいさに対処できる
7 ビジョンを追う
・サーバント・リーダーシップの10の特性
傾聴、共感、癒し、気づき、納得、概念化、先見力、執事役、人々の成長への関与、
コミュニティづくり
・実行段階での難所
?相手への関心を持ち続けられない
?安易な権威の行使と平時の率先垂範
?自分の感情のコントロール
-
Posted by ブクログ
グロービス経営大学院のMBAカリキュラム「研究プロジェクト」の成果をベースに修了生4人が執筆し、経営研究科研究科長が監修した一冊であり、期待以上の成果を上げるミドルマネージャー41名へのインタビュー結果をベースとした分析レポートと主要インタビューのサマリーといった内容になっている。
卓越したマネージャーであるための要素とそれを身につけ、維持・強化し、また回復する観点から事例と解説がなされている印象であり、教科書というタイトルをつけるほど普遍化、理論化されているようには思えない。
逆に、マネージャーとして期待を超えるために必要なスキル、ウェイ(持論)、ギャップ対応がどのようなもので、どのように磨いていくのかの事例集としては参考になると感じた。
ただし、自分のスタイルを磨くには、メンター等の環境も含めた自助努力しかなさそうだ。
18-10 -
Posted by ブクログ
MBAマネジメンブックの続編。
MBAマネジメンブックは、経営戦略やマーケティング、アカウンティングなど、経営のベーシックな考えがコンパクトに整理してあってちょっと参照するのに便利な本。
というわけで、続編はどんなことが書いてあるのかと思えば、アントレプルナーシップ、サービス・マネジメント、テクノロジー・マネジメント、グローバル経営、組織変革など。
なんだか、バラバラな内容な感じ。元々のマネジメントブックでコアを書いたので、残ったものを集めてきただけか?みたいな章立て。
というのが、第1印象だったが、読み始めると、これらのトピックが実は有機的につながっていて、なかなか面白かった。
一言でいうと、変化が激しく、グローバリズムが進む中で、どう変化するか、どうイノベーションするか、という視点かな。
内容的には、経営学の本というより、ビジネス雑誌みたいな感じかな?
逆にいうと、ビジネス雑誌に出るようなホットなトピックをある程度、体系的にまとめた感じかな。
そして、単純によくある話をまとめただけではなくて、グロービスとしての視点も加えてあって、役に立つ感じがした。 -
Posted by ブクログ
「キャリアを考える→インプットする→次のために振り返る→アウトプットする→フィードバック」
学びのコツは、上記のサイクルを繰り返すこと。
入社6年目になり今後のキャリアが分からなくなった自分は、まずキャリアや自分が5年後にどうなっていたいかについて考える時間を持たなければいけないと感じた。
【キャリア】
・自分がどういうキャリアを歩みたいか明確にし、それに必要な能力開発を計画に行う。
【インプット】
・本からインプットする際は、学びたいトピックについて複数の書籍から学ぶと良い(まずは教科書的な全体像がわかる本から)。時間は有限なので、合わないと思ったら見切りをつける。買った本は直後に必ずざくっと目を通して積読しない。歴史のある本を選ぶ。一言でも一説でも記憶に残す意識を持つ。
・今の仕事で質の高い経験を積む。(目標のレベルを高める)
・新聞は流れが大事。毎日太字をメインに、時間をかけずに読む。数字を覚える。
・テレビや映画もおすすめ。映像は視覚効果により深い印象が残る。ドキュメンタリーなど良い。世界を客観視し、自分のビジネス以外の知識にも触れる。
【振り返り】
・振り返りは、対象や目的を決める。内省を行う場合、知識、能力、心(心の癖や価値観)などに分ける。振り返りの時間は計画的に抑える。(体調、キャリア、業務についてなど)。また定期的に3C分析やPEST分析すると良い。
【アウトプット】
・アウトプットは、ノートに文章に残すと良い。書くことにより記憶にも残りやすくなる。
グロービスでは、授業や各セミナーの内容を数行から半ページほどにまとめることを推奨。
・ブログやSNSも良い。(「発信がないところに批判なし/批判ないところに、思考の進化や学びはなし」)
・最も学びが定着するのは人に教える行為、そして実践すること。
【フィードバック】
・フィードバックの基点は、自分自身が作り出すアウトプットの出来にある。良き学び手は、フィードバックの受け方にも長けている。