グロービス経営大学院のレビュー一覧
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ネタバレマンデラがどのような人物だったか。どのような思いで行動をしたのか。マンデラの行動を15章に分けてまとめた本。ここに描かれたのは、非常に忍耐強く、長期的な視野を持った人物であり、優れたリーダーであろうと示した人物だった。マンデラのようなリーダーになる事は難しいが、これらは優れたリーダーへ近づくための重要な示唆になると感じた。
特に牛の群れの話は興味深い。チームのリーダーとは違う。
<メモ>
〇勇敢に見える行動をとれ
・勇敢とは恐れを知らないのではなく、恐れを克服する意識を持つこと
・勇敢なふりをすること
・息子の死に直面しても悲嘆にくれず、他の受刑者同様採掘場に現われた。行動で勇敢さを示す
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Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目9箇所。「成熟する」とは、若いときにむき出しにしていた感情を胸の内に秘める術を得ることだ、「成熟する」とは、決して、不公平や不正に対する怒りや反発を感じなくなってしまうことではない、何をすっべきで、どのように行うべきかを知っていることだけが、「成熟している」ということではない、一時の感情を抑え、様々な思考を冷静に判断し、物事をありのままに見ることができる、これこそが、「成熟している」ということなのだ。勇気とは、恐れを知らないということではない、抱いた恐れを克服していく意志を持つ、これが勇気なのだ。日々続く困難な状況下において、恐怖心に負けることなく不安に苛まれながらも確固たる自己を
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Posted by ブクログ
ビジネススクールを展開しているグロービスのMBAシリーズ。
本書のテーマは「組織文化」「組織体制」「評価制度」などのシステムを通していかに組織を作り込んでいくか、というものでした。
組織に関しては中小企業診断士取得の際にあらかた勉強はしていたのですが、全体を通して流れとして見直す上で参考になりました。
「職能別」「年功序列」といった日本型雇用がどのようにして生まれたのか、という背景もまとめられていて、その背景は今でも無視できるものではないので、今後の組織のあり方を考えていく上で示唆に富んでいました。
個人的にケーススタディにはもっとページを割いても良いかなと思いました。
リクルートや京セラ -
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タイトルは、「ビジネス・ライティング」だが、論理的に考え・思いを伝える手法について述べられており、コミュニケーションのあり方を再確認できる良書である。分かりやすい文章の体裁、文章作成のプロセス、受け手にとっての迫力等、個別論点は納得感が高く、具体的な文例が多く含まれているのが分かりやすい。
プレゼンというとパワーポイントを用いがちだが、そのベースとなるロジックは文章で作成した方が良いと思う。ロジックがなく、パワーポイントのビジュアルに頼りすぎると、何を言っているか分かりにくい、「何となく提案」に留まってしまう。きちんと文章でコミュニケーションでき、人を動かす、ビジネスを動かすことのできるビジネ -
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管理職必携です。
一定規模以上の企業は、管理職にメンタルヘルス講習を毎年一定時間、深度ある内容で教育する義務を負うべきですと主張したいくらい、大切な話。
企業文化とこうした問題がうまく折り合いついていない会社の管理職の中には、きっと板挟みで苦しい人もいるはず。
監査人としては、統制環境の定量指標として理由別の休職数・率なんかを入れるのもよいかもしれない。そうして、企業文化の修正を図る。まあ、よっぽどでないと、実現できそうにないけど、そういう形で示していくことも、監査にできることかも。
一にも二にも、まずは適材適所が基本なんでしょう。じっくり読み進めます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレさすがビジネススクール発なだけあり、以前に読んだ「上司・リーダーのためのメンタルヘルス」が、「読みやすく薦めやすい」ならば、こちらは「理解しやすく、腑に落ちやすい」という感じ。
個人的に読んでいて読み物として面白く、流れが分かりやすいのはこちら。
では、こちらをオススメするのか?というとそうでもない。
大企業のメンタルヘルスの臨床経験があるが故に、管理者層のハードル、リハビリのハードルが高い。
実際に部下にメンタル不調が出たときに読むと、管理者の心理的負担が高くなるかと思う。何も無く、ゆとりがあるときに研修の一環や、読み物として読んでおくといいのかと思う。
あと、管理者じゃな -
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