グロービス経営大学院のレビュー一覧
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グロービス経営大学院の講師陣が、キャリアひいいては人生をどう自分自身で考え・形成していくための指針を示した一冊。
本書の冒頭で、”自分自身にとって良いキャリアというものは、結局は、自分自身で自分に向き合いながら考え、「自分らしい人生」を自分で納得し、定義するしかないのです”とあるように、まずは自身の価値観が最も重要とする地に足のついたキャリア形成のありかたが示されている。
その価値観も、ワークシート形式の問いに答えていくかたちで具体化できるようになっていて、自分の考えを純分に整理・深堀できるようになっている。
"キャリア"というものも、自分が満足できる人生を送るための -
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ネルソン・マンデラの自伝執筆者である著者が、その取材の過程でマンデラに密着し、生活を共にした約三年間を振り返り、マンデラのリーダーシップの要諦をまとめあげた一冊。自伝執筆という特別な機会に投げかけられた様々な「問い」に対するマンデラの言葉はとても深く重く、それでいてどこかやさしく心に響く。
アフリカには「私たちは他者を通してのみ人間として存在する」という意味の「ウブントゥ」という概念があり、「勇敢に見える行動を取れ」や「役になりきれ」「相手の良い面を見出せ」といったマンデラの行動哲学もすべてこの考え方がベースにあるが、これらは(ステレオタイプ的にいえば)「西洋型個人主義」に基づくリーダーシッ -
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Posted by ブクログ
南アフリカ共和国第8代大統領。
その生涯、差別政策であるアパルトヘイト政策の撤廃に
尽力し、ノーベル平和賞を受賞した人。
先日逝去されたので、改めて彼のことを知ろうと思った。
この本は彼の業績というよりも、
彼がどのような人だったか、どんな考え方をしていたか、
彼自身のことを知る為に適した本。
これを見た後、実際彼がなぜそのような考え方に至ったのか、
さらに深く知りたくなった、ネルソン・マンデラを知る入門書に
最適な一冊。
ネルソン・マンデラもアグレッシブなリーダーではなく、
知的で、慎重で、でも芯があるリーダーだった。
そういう人の方が共感できるな。
☆KEY POINT
・勇敢に見 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに読み直した。
志と聞くと大きなもの 少年を大志を抱けのような感じを受けてしまい自分には志と呼べるようなものはない という印象を持っていたが、志にも小志と大志があり、大志を抱き成し遂げた多くの偉人たちも小志の積み重ねで大志を抱くようになったこと、志とは身近にあり、一歩一歩積み重ねていくものだということを改めて理解しました。
目標もって行動することは大事なことだが、これを志と呼んでしまうと多くの人が拒否感を示すと思うし、「俺らプロ野球選手とか目指しているのではないし」って感じの感想を持つと思うが、小志の積み重ねと理解し、今を生きるための糧となるものだと思えるようになりました。
多くの人