グロービス経営大学院のレビュー一覧
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東日本大震災に際し、数々の日本企業が「無私の支援」=利益を度外視した復興支援をおこなった。
<ヤマトホールディングス>
宮城県気仙沼支店の社員は救援物資センターの運営を自分たちにやらして欲しいと市役所に申し出て、自衛隊の代わりに陣頭指揮をとった。
復興支援のため、宅急便1個につき10円の寄付を1年間継続し130億円を寄付。
<富士フィルム>
津波で汚れた写真の最適な洗浄方法を実証実験によって明らかにし、洗浄に必要な機材を被災地に持ち込み、現地で写真戦場の支援を行った。
また、大量の写真を神奈川工場に運び、同社およびグループ会社社員やOB・OGを集めて洗浄ボランティア活動を行った。
<東邦 -
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Posted by ブクログ
今年読んだ中での(今のところの)ベスト本。
出版記念セミナーに参加して、
本を頂いたのですが、セミナーの内容がとても良かったので、
すぐに読んでしまいました。
まず、「志とは?」という志の定義から考え、議論を行い、
志が生まれるサイクルを多くの人のインタビューから、
導き出しています。
読みどころは最後の事例集でしょうか。
色々なキャリアを持つ人の志とその志が生まれるまでの経緯を
まとめているのですが、どの人もとてもユニークで
人生の師匠として尊敬できる人たちばかりでした。
自分の限界ギリギリの力を振り絞って、
最後は神様にお願いしたという人がいて、
「自分はそこまでの志を持って、
限界 -
Posted by ブクログ
「志」という一見、とても大きなことのような、それでいて少し捉えにくい言葉だと感じていましたが「志」とは一体、どういうものなのかについて様々な方からのインタビューを通して、まとめられた本です。
私なりこの本を通じて「志」とは、始めから持っているものではなく、志は生まれ、育て、成し得るもので、ただ始めは漠然としていても形成されていき、リスクや困難も踏まえて自らが行動を起こし切り開いていくもの、周りに影響を及ぼす人が持つ心の糧のように理解しました。
ケースで登場するベルシステムの廣瀬さん、3Mの昆政さん、製薬会社の中本氏の事例は、非常に感銘を受け今後の自分について考えさせられる内容でした。
本が届い -
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Posted by ブクログ
1 組織文化とは何か
1人ひとりがまったくばらばらに行動し物理的にある空間を共有しているだけでは、 その集まりを社会とは呼ばない。社会は凝集性を持たなければ、社会自体を維持できない。凝集性とは、明示的あるいは暗示的に行動のルールがあることを前提としている。
一定の方向に意識を向け行動するからこそ、凝集性が発揮される。ある目的のために協力するという行為は凝集性の具体的な表れである。
別の見方をすると、人の行動を規制するのが社会である。独自のルールをその構成員に強制することによって、社会は成立しているともいえる。社会が違えば、ルールも異なる。転職の経験がある人は、会社によって行動のルールが違 -
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ネタバレ
0.この本を読む目的は何か
ビジネスにおけるサービス機能の難しさと、その難しさを乗り越えて成功をもたらすためのヒントを得る。
自社のビジネスに置き換えて、どんなことが言えるのかを考える。具体的には、自社ビジネスにおけるサービス機能の特定と現状分析、課題を解決するためのアイデアを考えられるようになる。
1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
サービスを始める、サービスで魅せる、サービスで稼ぐ、サービスを広げる、という進化のサイクルをこの順番で回していく。その際、サービスが持つ特性である、