あらすじ
自分ならどうする? 身近なストーリーから基本を徹底的に理解して「戦略的な思考を仕事に活かす方法」。さまざまな立場の現場のマネジャーが直面する仕事の悩ましいシーンを取り上げながら、経営戦略論を駆使することによって、リアルな仕事の難問を解決する方法を指南!
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Posted by ブクログ
各フレームワークの本質や関連性、注意すべき点をとても分かりやすく説明してくれる。
先人の知恵を理解したら次は自分の方を作るのが大切。
何度もめくりながらまずは基本を身につけたい。
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外部環境分析はフレームワークで満足しがち。
その本質や実務での使い方について、地に足のついた本。戦略を立てる際にはぜひ読んでおきたいのと、何度も読むと良い本。良書です。
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戦略思考を業務で活かすため、読みました。本書の内容を一言でいうと「自分なりのフレームワークでなければ、抜け落ちる」です。本書は身近な事例が提示され理解しやすいので、自分ごとに置き換えて身に付けるのに適していると思いました。
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マーケティング手法がすぐに実践できるよう順序立てて書いてあるので、初学者の実践のお供になる。
内容は自身で深めていかないといけないが、とりあえず論理的な組み立てをするなら十分なレベル。
オススメできる。
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5F分析、3C分析、バリューチェーン分析、ポーターの3つの基本戦略など、グロービスのマーケティング経営基礎戦略の授業内容と連動しており、サブテキストとして最適。
各フレームワークを実際に使う時の注意点が具体的に記載されているのが一番の特長。細部まで熟読しながら実際に手を動かす(フレームワークを使う)のがオススメ。
読みやすさ ★★★★☆
学び ★★★★★
実践 ★★★★☆
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単なる戦略フレームワークの
解説ではなく、使いこなす為の
心得が示されていて納得出来る。
ふと迷った時に初心に立ち返る為に
読み返す本にしたい。
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いわゆるフレームワークについての利用方法について解説した一冊。
ただ、本書が非常に良いのは教科書的な説明に留めず、「わかってるつもり」を乗り越え、できるだけ読者が実務の場で使えるようにするためにブレイクダウンして解説している点にあると思います。
ミドルリーダー向けとありますが、社会人1年目から読んでも理解できるようなストーリーパートの存在も個人的には好印象。
さくっと読めますが、都度繰り返して読むごとに力をつけられそうな本です。
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戦略を策定するにあたって使われるフレームワークをケースを元にして体系的に学べる本で内容がわかりやすい。
フレームワークは聞いたことがあって何となく使っているものがあるが、しっかり活用できなければ意味を持たない。どういう時に使うのか、活用の仕方を押さえた上で、それを当てはめて考えるだけではなく、戦略を練る自分なりのフレームワークを作ることが重要である。
学びメモ
・3C分析は買い手と提供者をマクロとミクロの視点で分析する。市場/顧客、業界/競合、自社。市場の定義をどういう切り口で細分化するかが大事、切り口によって新たな市場が見つかることもある。
・3C分析で役に立つのは、外部の二次情報ではなく、ライバルが持たない自らが集めた情報である。それがないと寧ろ危うい。
・競争の戦略では5Fが出発点、戦略を考える上で最初のステップに位置づけられるフレームワーク。一番大事なのが市場の定義、業界内での戦い方の違いを意識し、地域や製品を明確に限定して範囲を定義すること。
・代替品の脅威を読み解くには、PEST分析をしっかり行うこと。
・バリューチェーン分析は、企業がお客様に対して提供している価値が、具体的にどの機能や活動の流れによって生み出されているのかに着目して分析さる。
・戦略には3つの基本戦略と言われる、差別化戦略、コストリーダーシップ戦略、集中戦略があり、普遍性の高いものである。戦略を立てることが継続的に利益を上げ続けることという前提で考えれば、戦略の方向性は、高価格を許容してもらえる状態を作ること、低コストで対応できる状態を作ること、の2つしかない。シンプルにいうと価格を上げるのか、コストを下げるのかという理解になる。
戦略を考えるのは難しいと感じているが、まずはこの戦略のパターンをシンプルに捉えて深ぼっていく考え方が良いと思った。
・差別化を考える上では、顧客にとってそれは重要なことか?それは競合との差があるか?の2つの視点が必要。顧客が認識できるのはせいぜい2つ、ポジショニングマップめ表すのが一般的。ここで原則になるのは、競合との差があるということには、顧客にとって重要な部分において差があるということ。
・PLCのステージ毎に取るべき戦略は異なる。どのステージにいるかを見極めることが重要。
具体的に、実際の数値で、よく考えることが何より大事だと改めて認識した。
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とてもわかりやすい本でした。
経営戦略のフレームワークについて、本当に重要なものに絞って書いています。
私の経験上、経営企画として押さえておくべき学術上の戦略としては必要十分かなと思います。
ツールとして使うためのきっかけ、考えるタネを見つけられる本です。
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独り歩きして、使ってみたけど・・・となりがちなフレームワークを、事例を踏まえて理解することができる。
3C、5Force、バリューチェーンはうまく使いこなせるようになりたい。
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経営戦略の考え方とフレームワークの使い方について、ストーリー仕立てで解説されている。
抽象的な話と具体的なストーリーを行き来しつつ話が進んでいくのでスゴくわかりやすかった。
フレームワークを覚えることではなく、自分なりに使いこなせるようになることが大事。使えるように日々練習していこう。
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クリティカルシンキングあるいはロジカルシンキングを学んだうえで読めば、ビジネスフレームワークの初歩としてレベルがちょうどいい。
各章ごとに事例→解説(フレームワーク講義)→まとめの順に書かれているが、読み方としては各章を2回ずつ読み回す方がいいと思う。見方、捉え方をふまえてもう一度事例を考えることによって理解度が深まる。
それに加えて、自らに置き換えて考えることも重要。
Posted by ブクログ
3C分析、5フォース、差別化戦略等、ビジネスを学んだ方は一度は耳にした事が有る基本的なビジネス用語について、タイトル通りのストーリーを交えて深く解説されている本です。著者が実際にグロービス経営大学院で教えていた経験を踏まえ、学習した人の頭に残る内容にしたとの事です。
Posted by ブクログ
3C、5つの力、バリューチェーンに始まり、マイケルポーターの三つの競争戦略、PLC、PPM、PDCAに至るまで、戦略思考の基本となるフレームワークのそれぞれについて、ストーリーに沿って、解説している。概念だけ知っていても意味がない、と繰り返し述べられているように、具体的な使い方とその際の留意事項にフォーカスしているので、非常に実用的にまとまっている。
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恐らく今まで読んだどの戦略思考入門よりも分かりやすい一冊でした。
「仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク」というサブタイトルの通り、本書で紹介されているのは以下のフレームワークの使い方。
(1) 3C分析
(2) 5つの力分析
(3) バリューチェーン分析
(4) 差別化戦略
(5) コストリーダーシップ戦略
(6) 集中戦略
(7) イノベーションのジレンマ
(8) プロダクトライフサイクル
(9) プロダクト・ボートフォリオ・マネジメント
(10) PDCA
フレームワークは知っているだけでは意味がない、実務で使いこなして初めて価値がある、ということで、ベーシックなフレームワークにフォーカスした上で、単なる説明に終始することなく、ケーススタディを交えながら使用時におけるアドバイスや注意事項を解説しています。
分かりやすかった、とはいっても、一度読んだだけではやはり実務で使い倒せるところまではなかなかいけないのが実情。
ですので、まだ読み終わったばかりですが、もう一度最初から読み直してみたいと思います。
それくらい惚れ込んでしまいました。
Posted by ブクログ
ストーリーと一緒に戦略思考の型や考え方を分かりやすく解説している本です。
書かれているストーリーは、一見何も間違っていないように見えるものばかりで、後から問題がどこにあるのかを読みながら失敗を疑似体験出来る内容です。
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PEST、3C、5F、バリューチェーンといったいろんなフレームワークを使った分析方法があるが、作っておしまいになってはいけない。時間の経過とともに市場環境が変わっていくのだから作ったものの修正(進化)を繰り返さなければならない。市場を定義する際の視界の広さも鳥の目から虫の目まで幅広くたくさんの種類を考えればよい。その際、顧客の片づけるべき用事は何かを考えるとニーズが見え顧客を絞り込むことができる。しかしあまり考え過ぎないこと。新しいことは分からないことだらけなので、ある程度考えたらさっさとやって失敗し軌道修正するのが賢い。
Posted by ブクログ
具体的なストーリーに基づいてフレームワークが紹介されており非常にわかりやすい
■競争戦略の3c 更新しなければ意味がない。
情報はライバルがもっていない情報にこそ意味がある。
仮説は検証すべきもの。足でミクロな視点の情報をとる
■5f ①市場の定義②事実の記載③脅威レベルの解釈④業界構造把握⑤今後の戦略立案 新規参入と代替品には特に注意
■バリューチェーン①顧客価値の理解②行動ベースの分解③支援活動の定義④比較対象の定義⑤データ洗い出し⑥示唆を与える
■差別化を考えるにあたって。軸、価値が効果的なものかどうか。顧客にとって重要か?差が認識できるか?
差別化成功の条件 差別化の売り文句が浸透している 売り文句の全体像と進め方が伝わっている 求められる能力 アクションプランが定められている 外側の売り文句のみならず、それを進める組織能力があるかどうかが重要。
■規模が大きいからといって規模の経済が働くとは限らない。平準化や効率化が条件に
■集中戦略の本質は市場がないところに市場を作り出すこと
■ニーズを聞くのではなく、日常の課題、困りごとをきく
■集中戦略導入の壁 アセット 好奇心 意思決定プロセス
イノベーションのジレンマ
用事を重要視。既存組織とは独立した小組織をつくり、機会ととらえて活動させる
■プロダクトライフサイクル
客観的に定まるものではなく、捉え方によってかわるもの。
ロックインされた人からは新しい案はでない。
■ppm みえないことを意識した上で使う。キャッシュをベースとしている。ニッチ企業や中小企業にはあてはめられない。カスタマイズが必要。かつそれでもみえていないことを認識しておくことが必要
■創発的実行。CAを大事に。走りながら考える
※計画的実行 PDを重視するもの。
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3C分析、5force分析、バリューチェーン分析、3つの戦略(差別化、コストリーダーシップ、集中)、イノベーションのジレンマ、プロダクトライフサイクル、プロダクトポートフォリオマネジメント、PDCAなど、聞いたことも使ったこともあるものを、ちゃんと使えるようにするための本。
競争戦略をちゃんと学ぼうと思う時のとっかかりの一冊として良書。
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フレームワークを型どおりに説明するのではなく、その持つ意味を解説しようとしている。結論はよく意味を自分で考えて工夫せよということである。わかりやすく、どう考えていけばよいか指針を与えてくれた。非常に素晴らしい解説書である。
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大学院での経営戦略の授業の復習用に読破。フレームワークを学ぶと、どうしても手元にある情報を当てはめて整理することに終始しやすい。
本書では、そうした安易な罠に陥らないようにフレームワークの力を最大限活かすための実務上の注意点に言及されている点が特徴と言える。
難解な内容ではないので、会社の研修やセミナーで学んだけど、いまいちしっくり来ていない、そんな人にぴったり。自分も大変参考になりました。
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ストーリー形式で読みやすい。3Cとかバリューチェーンとか、知っていても実際自在に使いこなすのは難しい。
そのハードルを越えるヒントをもらった。
Posted by ブクログ
やはり、基本は大切だと思う。3C、5Fなど、基本を如何にして押さえるか、ただ、フレームワークを埋めるだけではだめで、どのように活かしていくか、例を交えてわかりやすく解説されている。初心者にも、復習にもお勧め
Posted by ブクログ
サラッとおさらいしたくて、購入。
目的には合致していた。
戦略フレームワークの使い方(使う場面)について、それなりにわかりやすく書いてあったと思う。
より突っ込んで知りたくなったら、他書で学ぶ、というスタンスであれば、こういう本は機能すると思う。
Posted by ブクログ
戦略論の基本フレームワークやコンセプトについて、とてもわかりやすく解説されているので、書かれていることは概ね理解できました。が、問題はこれを使いこなせるかどうかです。要は知っているだけではダメってことですネ。本書では知識の活かし方についても触れられています。でも、本で得た知識がすぐに成功に結びつくほど、世の中そんなにあまいものではありません。これを読むと、戦略なんて言葉は安易に使えなくなってしまいます。戦略を立てるには、相当な覚悟をもって臨まなければならないということを思い知らされました。
Posted by ブクログ
【なぜ】
【ここだけ】
戦略は論理だと考え、自分なりに納得のいく論理に基づき判断することが大事(経営戦略の理論、伊丹敬之)
【感想】
ビジネスに使えるフレームワークに関し具体事例で良い点悪い点を交えながらの説明がなされている。理解はしやすい、一方読み終えた際にはほぼ覚えてない。これがフレームワークの怖いところ。
終わりににも書かれているが、自分の納得いく論理の先に自分なりのフレームワークが作る。実は、先人が類似のフレームに落としてくれていていて、そこでその偉人の残したフレームワークを腹落ちできる。
そんなことを目指さないといけない。とおわりにに書いてあった気がする。そんな日曜日の夜。
【メモ】
p63 バリューチェーン分析では裏にある流れに目を向ける→ある分析で見えないことがないか見落としている事がないか。モジュールで取り替えられることはそうはない
p90 商品ではなく組織能力で差別化する
p122 書店という絞られたターゲットで売れる企業、ダイワハイテックス
Posted by ブクログ
・戦略を使うときは市場/顧客/競争相手の定義を明確化する
-あいまいな定義で話すと前に進まない
・勝てる戦略で顧客目線が重要
-顧客にとっての過剰品質に陥る
-差別化戦略において、その差別化項目が顧客にささるか
-顧客への付加価値でバリューチェーンを見ることでカイゼンの起点になる
・フレームワーク使用の際、それがケースで効果をもつか前提条件の確認必要
-フレームワークの効果だけでなくメカニズムを把握が必要
-規模の経済は固定費主体の構造でしか効かない等
・PDCAは特にC,Aに力をそそぐべき
-いくら綿密に計画してもずれる可能性大
-計画からのズレに柔軟に対応し、創発的戦略を練ることが肝要