谷瑞恵のレビュー一覧

  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    「おたより庵」の雰囲気と、本当は怖い訳ではない城山さんの不器用さが良かった。頼りなげな詩穂が、でも問題のある元彼の加島のことは何とかって感じではあるものの毅然と拒絶していてほっとした。最後に加島の目が覚めるところも読後感を良くしてくれているようだった。頼りなげだけれど芯はしっかりしていて揺らがない、その上犯人に宛てた手紙を書いたりとひとりで結構な無茶もする詩穂に、三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズの栞子さんを連想した。人に頼らない様は危なげな反面、ひとりの自立した女性なんだと思い出させる。

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    2018年10月17日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    しっかり考察されている本なんだろうなとは思ったのですが、なにはともあれ、シリーズ2作目だったw
    もちろん、前提の説明は巻頭の登場人物紹介だけでなく、話中でも行われているのですが、やっぱりね…登場人物に感情移入しづらくて。
    結局飛ばし読みしてしまいました。
    残念。

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    2018年10月12日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    ネタバレ

    表紙絵に惹かれ、そして猫好きにはスルー出来なかった…

    読んだことのある作家さんもいましたがほとんどは知らない方。新規開拓なるか、と思いつつ手に取りましたが自分にはちょっとだめだった。
    手に取ってみて「ああ、自分ファンタジーっぽいものあんまりだめだったんだ、そういえば」と思いだしました。

    一つ一つの作品はかわいらしく猫好きにはほっこり楽しめると思うのですが、いかんせん作家さんの力量に差があり過ぎる…
    厳しい評価かと思いますが自分には物足りませんでした。

    うーん、年齢的なものもあるのでしょうか。若い時に読んでたらもっと楽しめたのかな。
    若い方やライトノベルが好きな方、さらにはあんまり小説読ま

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    2018年10月01日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    一冊の中で同じことを何回も繰り返さなくていいよ…、くどい。
    それが無ければ流れの良い作品になるのでは。

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    2018年09月15日
  • 異人館画廊 失われた絵と学園の秘密

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    シリーズ5作目。
    主人公、此花千景、女子高生になる!

    今回の絵画は、「ユディト」。
    「ホルフェルネスの首を切るユディト」にまつわる呪いを解き明かす。

    高校三年生を対象にした虹展。
    これに入選すれば、輝かしい未来が待っている。
    しかしそれに水を差す出来事が。
    呪いがかけられたのだ。
    それを行なったとされるのが、飛び降り自殺を図り、未だ目覚めぬ山際由美。
    そして彼女にそこまで思い詰めさせたと思われる、疑わしい人物は三人。
    クラスメートの坂井有紗、海野カオリ、有紗の彼氏、誉田裕也。
    誰かが嘘をついている。
    一体誰だ。

    本筋と離れるが、透磨は嫉妬し、裕也に「チョウチンアンコウと同じレベルです」(

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    2018年09月05日
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

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    思い出のとき修理しますシリーズ4作目にして完結編。
    寂れた商店街にひっそりと佇む時計店。
    このシリーズにあるゆったりと流れる優しい空気感、少し不思議な空気感が好きでした
    少女マンガチックな展開はあれど、良い終わり方だと思う。

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    2018年08月31日
  • 異人館画廊 失われた絵と学園の秘密

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    待望の5巻目をようやく読破。
    千景ちゃんの制服姿が見たいなぁと思ってたので、潜入とはいえ高校編入ありがとうございます!
    二人の関係に大きな進展はなさそうだけど、千景の失われた過去が徐々に明らかになっていく。
    相変わらず、京一兄さんは頓珍漢で透磨にいいように使われてて、何だか和む。
    キューブのメンバーはもちろん、登場人物たちから目がはなせない。

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    2018年07月29日
  • 伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて

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    一時期、大ハマりして貪るように読んでいたのですが、もう一度読んでみようかと。

    大分先に進んでしまってから、またこの2冊目を読んだので、リディアとエドガーの距離感に若干とまどいました。
    個人的に、エドガーはリディアを口説きつつ「僕は彼女のことが好きなのかな?」って思っている時期が好きだったし、反対にリディアはエドガーの口説き文句をことごとく跳ね返しているときが好きだった、つまり、両思いになる前が好きだったのですが。
    改めて読み返してみると、リディアは結構初期からエドガーのことが好きなんだな…と思い。しょせん顔かよ、なんてひねくれたことを思わないでもなかったです。

    谷瑞恵先生のお話を読むと毎回

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    2018年07月18日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    ネタバレ

    谷瑞恵さん以外は初めまして、の作家さん。

    ほのぼの系かと思っていたら、生まれ変わり的なものが多め。
    短編集ですが、読み進められないのでやめたのも。
    谷さんのは、途中でわからなくなって読み返し。

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    2018年07月16日
  • がらくた屋と月の夜話

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    あまり面白くはないと思いながら、続きが気になりスルスル読んだ。物が語ると書いて物語。それぞれのモノにもちゃんとした物語がある。モノを大事にしようと思った。
    色々な人間関係も交わりながら、最後の方は少し興味深く読めたかな。

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    2018年06月16日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

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    2018年06月16日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    なぜだか、今回はあまり集中して読めなかったなー
    でもいつもハッピーエンドだし、安心して読める。ここに出てくる人たちはみんないい人で、みんな幸せになってほしいなと思える人ばかり。
    「コスモス畑とからくり人形」が好き。

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    2018年06月09日
  • がらくた屋と月の夜話

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    つき子のような真面目でうっかりしたお人好しが、最後にハッピーエンドを迎えられてよかった。

    つき子が仕事を押し付けられたり、盛り上げ役として合コンに呼ばれたりしてると、周りにいいように利用されてるように感じるんだよね。
    いや、本人は多分自覚してないだけで、そうなんだろうけど。
    そういうのって受け取りかた次第なんだなぁと思った。
    幼馴染みの件は、間違いなくただの立場を利用した詐欺なんだけど、それも、自戒の為に大事にするとかどんだけMなのか…。

    酔いざましに歩いて帰ろうとして、迷ってしまうという、実際にそうなったら途方にくれそうなシチュエーションの中、河嶋骨董屋や天馬との出会いになってて、ときめ

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    2018年05月24日
  • 異人館画廊 失われた絵と学園の秘密

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    シリーズ第5弾。
    絵画コンクールを目前に控えた美術系の高校で、生徒の自殺未遂が起こる。
    絵が消えたり、絵の呪い現象が起きたりと、絵に絡んだ事件も発生。
    千景は編入生として学校に潜入し、調査をする。
    同世代と付き合うことがなかった千景が、当たり前の高校生活を経験することにより、また成長していく。

    今回のテーマになる絵ももちろん実在するもので、私も好きな絵。

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    2018年04月24日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    手紙専門店、その昔親友だった亡くなった友人からの手紙、静かな雰囲気が漂うちょっと不思議な話かと思ってたら、怪文書にストーカーに殺人と一気に重い要素!
    ミステリーとまではいかないけど、展開はなかなか面白かった。
    詩穂と城山のゆったり進む関係やお店の雰囲気が好印象なお話。

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    2018年03月07日
  • 異人館画廊 失われた絵と学園の秘密

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    ネタバレ

    今回は学園に重きを置いたストーリー。
    ここ最近のシリーズに比べると、
    図像がかなり絡んでいて、興味深かったです。

    主人公のキャラに慣れてきた、と
    前作までの感想に何度か書いていたのですが、
    この性格で高校生になじむのは……
    かなり無理があるような気がして、
    今回ちょっと苦しかったような気がしました。

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    2018年03月01日
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

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    ネタバレ

    永遠の時を一緒に刻みたい。

    うーん、完結。いい話、というか、いい着地点だった。結局太一の正体はなんだったのか、そこが気になるけれど、まあ、ふわっとしたままで終わってもいいか。

    相手のために、自分の夢をあきらめる選択を、秀司も明里もしなくてよかったと思う。ここから先、もしかしたらハッピーエンドじゃない道もあるかもしれないけれど、選択は間違っていないと、信じて読み終える。ちょっと『LA LA LAND』的なものも感じた。

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    2018年02月19日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    思い描いていた猫話とはちがった……。
    (ほのぼの猫話を想像していた私です)

    「白い花のホテル」はさすが、としか言いようがない。

    ハケン飯友★★★☆☆
    白い花のホテル★★★★☆
    猫町クロニクル★★☆☆☆
    縁切りにゃんこの縁結び★☆☆☆☆
    神さまはそない優しない★★☆☆☆

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    2018年02月11日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    「白い花のホテル」は一捻りあってよかった。こんなホテルがあるなら、私も会いたい猫はいます。「縁切りにゃんこの縁結び」はただただ読みにくかった。ごちゃごちゃでキャラも視点も整理できてないし、商業小説の体をなしてない。
    生まれ変わりがあったり、人に化ける話があったり、意外に猫を愛でる系の話はない短編集でした。

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    2018年01月31日
  • 異人館画廊 失われた絵と学園の秘密

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    シリーズ第5弾。
    近くの高校の美術部で起きた呪われた絵をめぐる事件。その真相を探るため、千景が学園に潜入する。

    このシリーズ、ミステリー部分は薄め。なので、図像術の有無と主要キャラの関係をメインに楽しむことに。

    作を重ねるごとに、千景の刺々しい部分がなくなり、柔らかくなってる印象。
    それでも透磨にだけは、感情が“怒”のほうに振れてしまうようだけど、無意識のうちに透磨を頼るようになっているのが微笑ましい。
    そして透磨も、千景の同級生相手に嫉妬したり。まだまだお互いに距離の計り方に戸惑っているふたり。

    そんな中ダークホース?のカゲロウさんが今作も登場!相変わらず謎の多いカゲロウさんと千景の過

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    2018年01月29日