【感想・ネタバレ】異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

絵に関わる謎解きも面白かったが、千景と幼馴染みの透磨の関係が少しずつ変わっていくのがなんとも好ましい。次回作が楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月18日

読み終わりました!

もどかしい気持ちが丁寧に描かれていて
ハラハラしたり切なくなったり。。

好きな人が同じ人って、どうしていったらいいのか
この気持ちをどうしたらいいのか・・・
千景の色々な心情が自分と重なりました。。



私も千景と同じように
棘棘してるし、ひねくれてるようなもの。。
こんな...続きを読む自分が嫌になる…最近は棘棘しっぱなし(苦笑)

普段しない行動を取ったりして
自分は一体何をしているんだろうって



困らせちゃったな。。




でも千景は、
嫌いな自分と上手く付き合っていこうとしている。。
すごいな。。と思いました 


一人でも大丈夫。と…言っていた
そうだよね、私もがんばらないと!

今までどんなに落とされようとも、
どんどん面接受けてきたから、この調子で頑張れば
いつか見つかる…と信じて
今までも1人だったんだから、
向こうへ行ってもきっと大丈夫。うん!


私には趣味の編み物や本がある。。
それだけでいい




恋も注目したいところだけど、
絵の事件もありました。。

びっくりした…あの展開。。



カゲロウさんの正体って誰なんだろう。。
気になります!意外と近くにいたりして(笑)なんて


ラスト良かったな(ノω・、)
透磨くんも千景も、
どちらも素直じゃなくてひねくれている。。
お互い似たもの同士なところ素敵だと思います!

そう思ったら、ケンカも何だか微笑ましい


(いいなぁ。。そういうの)


これからの二人の関係が気になります♪


最初。。この本を先に読んじゃったとき、
最後まで読まなくて良かった…
途中で気づいて良かったです!

やっと1、2巻消化できました(笑)

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Posted by ブクログ 2016年09月12日

透磨くんの言動にいちいちきゅんきゅんする…ふごく好き…素直になれないかんじがたまらないなって思いました…
図像学に関することが前よりもたくさん出てきて、図像学自体に興味が湧いた!

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Posted by ブクログ 2016年04月21日

■真実は絵の中に。呪いの絵画をめぐる美術ミステリー!

英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は、高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが、怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所持し...続きを読むていた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。しかも鑑定を依頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って…!?

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Posted by ブクログ 2015年07月21日

一作目よりも好き!でした。
前回は、図像術がイマイチ前に出てこず、怖い怖い詐欺みたいになっていたような気がしたんですが、今回のは本当に怖かったので。ブロンズィーノの「愛の寓意」を恥ずかしくも知らなかったのですが、この作品を読んでいる最中に実物を見たくなって検索をかけたら、とっても素晴らしい絵画に出会...続きを読むえました。絵画はやっぱり、裏側というか、何のシンボルが何を表しているのかが分かった方が断然面白いですね。
1作目に比べて、千景と透磨の関係性が深くなったので、少女漫画的な楽しみがありました。特に、透磨の「目に毒の意味が〜」の部分は、ぐっときました。理性的な男子が思わず理性を失いそうになって、それを必死にこらえる、というシチュエーション。良いです。とても。
その分?千景の、「自分がいかに美しいかについて無頓着な美少女」設定が鼻につくというか、何をどうしたらそこまで捻くれた解釈ができるのだ、と思ってしまいました。が、よくよく考えれば、渦中にいるひとに全体像を見ることなどできず、そこに気持ちが加われば益々、真実からは遠ざかっていくものなのかもしれません。
透磨がうろたえ、千景が捻くれるのと比例して、彰と瑠衣の大人っぷりが目立ちますね。グループとしてまとまりが出てきたなあと感じました。ということは、今後、この二人が輝くエピソードなどがあるのかもしれません。楽しみ!

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Posted by ブクログ 2022年08月14日

一作目ほどグイグイではなかったのですが、こちらも面白かったです。

こう言う作品もあるんだ、という発見やら、主人公たちの不器用の一言では片付け難い関係性もいいスパイスで。

主人公が卑屈すぎじゃない?と思えなくもないけどそれなりの過去を持ってるだけにその設定もすんなり入る。

2022.8.14
1...続きを読む14

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Posted by ブクログ 2020年08月15日

シリーズ二作目。絵画にまつわる謎と並行して、千景ちゃんと透磨の過去も少しずつ明らかになりつつ、距離感も変わっていく様子。ますます続きが気になる。間を開けると集中力がきれそうなので、すぐに予約した。
(…けど、現状コロナの影響で完全閉館中なので、続きはいつ読めることやら…)

千景ちゃん目線で話が進ん...続きを読むでいくのに、主軸の絵画ミステリについては読んでても全然繋がらない。(読解力の問題?)
書いていることはわかるんやけど、千景ちゃんや透磨が謎を切り崩している過程がさっぱりわからんのだ。笑

今回もわからんなりに読み進めて、結局は
「透磨が『まぼろしのブロンズィーノ』(と思われる作品)を隠し持っていたことが何故そこまで千景をかたくなにさせるの?」
と、いう一番肝心なところが見えなかったんやけど、217ページで透磨自身が解説してくれて
「ああ、そういう!」
と、やっと理解できた。

とにかく、ラストの透磨の
「どうして統治郎の頼みを引き受けたのか」
と、いう、千景と透磨の関係性の一番のキモ部分について告白するシーンは
「二作目でそこクリアにするん!? ええけど!」
と、思って読み進めたら
「そ、そっちに行くの~~~」
などと肩を落とすオチになった。がっくり。笑

この二人がイチャイチャすればいいわけではまったくないけど(最早想像もできひん)、いくらなんでもひねくれすぎやしませんかね。これも過去が明らかになったらまた変わってくるの?

ふたりのキャラがあんまりにもややこしくて、そこだけが馴染めないんやけど、今回ちょこちょこ千景ちゃんの心境をモノローグで読ませてもらえると
「ああ…。こう、不器用やねんな…」
と、思えるところもある。なので、それなりに、続きが気になるねんな…。

透磨も彰としゃべってるときはわりとわかりやすいねんけどなー…。

今回は千景ちゃんのスタンドプレイが目立ったので、キューブとしての活動は控えめやったけど、それでもやっぱり面白かった。
伏線の張り方が丁寧やねんな~。ほんまに、それぞれがそれぞれの思惑で行動するところとか、cocのシナリオみたい。

図像という、目に見えない(見えてるんやけど)悪魔と対峙するというところも、cocぽいのよね。
そういえば、日本画に図像はないのかしら…?



■■■■


■カルトン

画用紙や木炭紙を固定するための土台に使用される画板

■コンテンポラリー

現代の,今日的なという意味で,パーマネント (permanent=永久の) に対することば。芸術の分野で使われていた表現で,ファッションでは現代的な衣服の総称。たとえば,上着丈が短く,細身で丸みのある肩線のスタイルや,一つボタンのジャケットなど。専門的な職業をもって経済的に自立し,ファッション感覚の優れた都会的な女性が身に着ける服装をさす。

■曳航(えいこう)

船が、他の船をひいて航行すること。

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Posted by ブクログ 2017年11月16日

ブロンズィーノの絵が見たくなる。
世の中にはいるんだろうけどそんなにばれないような模写を出来る人がホイホイいるかーって突っ込みたくなるけど・・・。
2人の関係に激しくモヤモヤしてしまう(笑)。

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Posted by ブクログ 2017年02月04日

千景と透磨のもどかしい関係を描きつつも、ブロンズィーノの贋作の真相についてもしっかりしたストーリーをを見せてくれてお見事でした。ブロンズィーノの絵を検索して見ると、一見色遣いも綺麗で美しいと思ったのですが、じっと見つめていると不安な気持ちになりました。この作品を読んだ後だからでしょうか。本作ではカゲ...続きを読むロウさんの情報力が目立っていて、さらに正体が気になりました。

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Posted by ブクログ 2016年11月07日

なかなか図像術を用いた絵画が出てきません・・・

内容(「BOOK」データベースより)
英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所...続きを読む持していた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。しかも鑑定を依頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って!?

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Posted by ブクログ 2016年06月20日

前作から引き続き千景と透麿の素直になれないもどかしい関係が続いている。
図像学に絡めたミステリーは、読みやすく引き込まれてしまう。事件とは別に千景の幼い頃の出来事が伏線として話を盛り上げていて、そちらも気になる。
千景の過去に起こった誘拐事件の真実とは?透麿とどう関係しているのか? 素直になれない2...続きを読む人の行く末と合わせてこの先が気になり、続きを読みたくなってしまう。


余談ですが、オレンジ文庫のCMで坂口健太郎さんが言う「あなたの波打つ髪はラファエロのよう。透き通る肌はフェルメール、謎めいた目は…」のセリフはこの本の中に出てくる一説。

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Posted by ブクログ 2015年10月06日

1作目よりふたりの関係と気持ちに変化が現れはじめていて、たびたびもっと背中を押したくなります。とはいえ過去がまだはっきりしていないので、次回作も読みたいですね。今回はやきもちを焼き余計なことをしてしまう千景がかわいいです。そして自覚のない千景に翻弄される透磨もかわいいです。

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

美術に絡んだ探偵もの。
ミステリというには軽く、ぎこちない恋愛の行き違いもあったりと若々しいけど、芸術の暗部を扱う陰影も含んでいます。

表紙イラストに惹かれて読みました。
じつはシリーズ2作目だったんですね。
最初ちょっと入りづらいと感じたのはそのせいでしょう。

千景は、英国で図像学を学んだ早熟...続きを読むな天才。
祖母と暮らすために、帰国しました。
祖母は屋敷の一部を改装して「異人館画廊」とし、祖父の絵を展示し、常連のためにささやかに喫茶もやっています。
千景は幼い頃に両親が離婚、その時どちらにも望まれなかったことがトラウマになり、祖母以外の人間にはなかなか心を開かなかった。
とはいえ、この頃には既に友達というか~仲間はいるんですね。

若き画商の透磨も仲間の一人。
子供の頃から知り合いの透磨は、千景と顔を合わせるたびに憎まれ口を利いてしまうが、傍目には特別な存在なのはありあり。
お互いにまだ全然、恋愛とは思っていないのだけどね。

イタリアの画家ブロンズィーノの贋作が出回っているという噂があり、千景は展示を見て回ることになる。
高級画廊の展示会にまぎれ込んだが、贋作は見つからない。
死の舞踏がテーマの絵には、ある秘密が隠されているという‥
関係者に事件が起き、さらに‥?

「思い出のとき修理します」と同じ作者なんですねえ。
普通の子と優しい彼が主人公だった「思い出‥」とは、話も雰囲気も真逆かも。
これぐらいのふり幅はあったほうが楽しいかな。
最初の刊を読まなくちゃ☆

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Posted by ブクログ 2015年07月07日

贋作師の作品を挿絵で見たくなる。

千景と透磨の絶妙な距離感が好き。
お互い素直になれない所と鈍い?性格がすれ違いを生むことが多い。

千景の気持ちや心理展開に共感を得る。
巻末で二人の心の距離が少し縮まる際の光景が好き。

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Posted by ブクログ 2023年11月18日

本編は、やはり挿絵がないのでイメージがしづらく、ふーんという感じで読んでしまうが、千景と透磨の関係が気になるので読んでしまう。祖父との約束で不本意に元カノと別れるはめになったから透磨は自分には冷たいのだと思う千景と、優しくしたら千景に辛い記憶を思い出させてしまうからと優しく接することができない(と言...続きを読むいつつ冷たいとは自覚してない)透磨という、なんとなくお互いの思いが見えてきて、ちょっとスッキリ。目の毒の言葉の意味を覚えた。

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Posted by ブクログ 2023年09月05日

今回は贋作師との対決。といっても、実際に相対する訳ではないけれでども。西ノ宮画廊さん以外にも同業者が出てきて、なんだか緊張感が走る。。千景の過去のことも少しずつ分かってきた。贋作を生業としている人がいる?望月先生のホームズシリーズに出てくる円生を思い出した。
今後、千景と透磨がどうなっていくのか、気...続きを読むになる。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

しっかり考察されている本なんだろうなとは思ったのですが、なにはともあれ、シリーズ2作目だったw
もちろん、前提の説明は巻頭の登場人物紹介だけでなく、話中でも行われているのですが、やっぱりね…登場人物に感情移入しづらくて。
結局飛ばし読みしてしまいました。
残念。

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Posted by ブクログ 2017年11月07日

英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。
ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染の透磨は高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが怪しい絵は見つからなかった。
が、ある収集家が所持していた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。
しかも鑑定を依...続きを読む頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って!?

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Posted by ブクログ 2016年12月02日

図像自体はなかなか出てこないな…笑 という感じがありました。
スパイス程度に謎が含まれているため、最後まで楽しみながら読むことができました!

透磨の方が先に気持ちに気がつきそうかな〜?

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Posted by ブクログ 2016年10月08日

男性の方が、恋になる手前って感じで、そこが新鮮だった。

画廊というだけあって、ピンとした空気がある作品だった。

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Posted by ブクログ 2016年06月28日

慣れたのか1よりよかった。でもどこか入り込めないのは文体なのかな?思い出のときはそんなことなかったんだけど…。テーマは面白いからこれからも読むと思います。

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Posted by ブクログ 2016年03月30日

透磨に「孤独じゃなくなって、あなたを解放してあげる」って言う、千景が可愛い。
話は実在の絵を扱ってないからか、さらっと流してしまった。

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Posted by ブクログ 2016年03月05日

シリーズ第2弾。贋作と呪いの絵をめぐる美術ミステリー。
なんだけど、ミステリー色は薄いかな。美術の知識がなくても十分楽しめるし、絵画に込められた想いや、鑑賞のポイントみたいなものも分かりおトクな気分。
2作目にして、千景のキャラにもやっと馴染んできた。キューブの他の面々も個性的なキャラが揃っていて魅...続きを読む力的。特にメールでのみ登場するカゲロウさんの正体が気になる。
今回透磨の元カノが登場することで、前作よりも千景と透磨との関係に重きを置いてる感じ。過去の事件で心に傷を負った千景と、複雑な思いを抱えながらも千景を見守る透磨。不器用な2人の今後に期待したい。

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Posted by ブクログ 2016年01月12日

図像術が込められた絵をめぐるミステリーの第2弾。
自分の中の黒い感情に振り回されてしまうことを何か別のもののせいにするのは、決して正しいことではない。
もちろん、そういった図像術があるのは事実であろうが、人は自分の心を、コントロールするべきなんだと思う。

今回も絵にまつわるいろんなことが書かれてい...続きを読むて、それがとても面白かった。

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Posted by ブクログ 2015年12月07日

図像学を学んだ天才少女千景と、その仲間たちが絵画の謎に迫るシリーズその2。
相変わらず千景は素直ではなく、人を愛してはいけないと考えている。
そんな心に空洞を持つ少女にひかれている幼馴染、透磨は彼女を気にかけながらも優しい言葉をうまくかけられない。
しかも今回は、そんな透磨の元カノも登場して、千景は...続きを読む「嫉妬」と憧れ」の感情を見つけていく。
駆け引きではなく、互いが相手を知り、補完し合い......そんな大人の恋愛にはまだほど遠く、進展はほんの少し。
それを象徴するような今回の絵画は、ブロンズィーノ。
『愛の寓意』で有名な画家だが、ブロンズィーノには一体どんな呪いが込められているのか?
しかも、贋作が出回っているという。
怪しげな噂と、悲劇が絡み合う。

贋作師としての汚名から逃れるためにはどうしたらいいのか?
自分をそんなところに置き、自尊心を貶めたやつにどうやって復讐したらいいのか?
死ぬことでプライドを保つことはできるかもしれない。
しかし、そうしたところで、果たして自分を苦しめたものから逃れることはできるのか?
自分が愛して、全てを注ぎ込んだ絵は、自分の心を苦しめるだけのものだったのか?
いいや、そうではない。
だが、周りが後からそのことを感じ取っても、当の本人は語ることもできなければ、やり直すこともできない。
誰かに相談していればもしかしたら違った道を見つけることができたかもしれない。
ただ、それは全て、「〜だったかもしれない」という仮定の話だ。
それが残念でならない。

千景の心は少しずつほぐれていっているのだろうか。
透磨は彼女の心に寄り添う。
憤る時だけは素直に感情を表してくれるなら、とその怒りを受け止めようとする。
傷ついた心を守ろうとする千景の感情の発露を、不器用ながらも守り、包みこもうとする。
千景の両親がなぜ彼女を捨てたか、まだ明らかにならないが、幸せな結末であることを望む。

『思い出のとき修理します』もそうだが、著者は家族によって傷ついた女性を主人公に据えるのが得意なようだ。
キャラクターは違うが、ふと感じた。

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Posted by ブクログ 2015年11月17日

1作目同様、千景と透磨の関係といい、話の道筋といい、分かりやす~い展開。
図像術やキューブメンバーにもっとフォーカスしてほしいな。もっと各メンバーを掘り下げないともったいない気がする。
ミステリーと言うよりは少女漫画。

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Posted by ブクログ 2016年03月11日

贋作がある、という噂を聞いて、真実を確かめるため
動き出したはいいものの…。

この二人の屈折したというかなんというか…。
関係性、最後の方には多少動いてますけど
他からみたら、ほぼ動いてないに等しい状態。
幼馴染の警察は、確実にあと一歩どころか
やろうと思う所で阻止されまくりそうです。

発見され...続きを読むた絵に、画廊に、昔の彼女。
色々掘ったら出てきました状態なのに
本人達が掘り下がらない…!
事件だけが掘り下がって、発掘されて終了。
そのついでに、と双方の感情がでてきたりしますが
この温度差、というか気になり具合の違い差。
うん、これはさっさと別れて正解です。
相手に失礼。
付き合う事を選択した時点で、結構失礼。

事件としては、出てくる人間限られてるので
分かりやすいというか、何かある、と。
感情って、すごい。

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Posted by ブクログ 2015年09月15日

異人館画廊の2冊目。
今回も千景と透磨を中心に話は進んでいく。
千景と透磨のキモチが、なんだか痛々しい。
ミステリーでもあり、恋の話でもあり、
ちょっとキュンとしてしまう1冊。

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Posted by ブクログ 2015年09月03日

今回は透磨の葛藤がいろいろわかり読んでいて面白かった。
相変わらずじれじれしている二人だが今後どうなるのか楽しみです。

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Posted by ブクログ 2015年07月20日

荒野を進む女の後ろ姿。その背をずっと追いかけている。

シリーズ2作目。前作が物語の根幹を握る図像術についての説明とするなら、今作は透磨が千景をどう思っているのかを含めた恋愛面が中心といった感覚。贋作の噂と呪われた絵、そして透磨の元カノからの依頼が、物語を加速化させていく。
少し強引だし、ミステリー...続きを読むとして不十分だが、千景と透磨を見守りたい私としては、ただ守ったり慈しみたいだけじゃない透磨の感情が今後どうなるのか楽しみ。次回は2015年8月。次も絵画を検索しながら楽しみたい。

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