谷瑞恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
幼い頃に誘拐され、記憶の一部を失った少女、千景。
その彼女の記憶が、少しずつ戻ってくる。
彼女を誘拐した人の姿、父親の姿がだんだん明らかになってくる。
それは果たしていいことなのか。
記憶が戻るにつれ、千景は恐怖と向き合わざるを得なくなる。
自分自身が誰かを傷つけてしまったのではないか、図像術が誰かを不幸にしてしまったのではないか。
その恐怖と、知らないでいる喪失感と、彼女はどちらを選ぶのか。
本作では「堕天使」そしてアトリビュート(持ち物)がメインの題材として出てくる。
ウルカヌス、キュベレー、ユノ、ネプトゥーヌスと言った馴染みのない言葉も出てくるが、実は結構日本でも有名な神々を指す。
あ -