思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

小説・文芸
639円 (税込)

3pt

寂れた商店街の片隅に佇む。「おもいでの時 修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い――家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら? 切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第2弾。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    思い出のとき修理します
  • タイトルID
    :
    194637
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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思い出のとき修理します の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 思い出のとき修理します
    550円 (税込)
    仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて……。どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車
    639円 (税込)
    寂れた商店街の片隅に佇む。「おもいでの時 修理します」という不思議なプレートを飾った飯田時計店。店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。あの日言えなかった言葉や、すれ違ってしまった思い――家族や恋人、大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら? 切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第2弾。
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報
    660円 (税込)
    穏やかに交際を続ける明里と秀司。ある日「秀司の時計店を女が手伝っている」と教えられた明里は、店で骨董店の娘・郁実と出会う。東京での仕事を辞めて帰ってきたという彼女は、商店街のお祭り準備で秀司が不在がちの今だけ、店番をしているのだという。自分と境遇の似た彼女に共感を覚えつつも、秀司との関係に少しだけ不安を感じて……。切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第3弾。
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に
    506円 (税込)
    不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い……時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み……。ついに完結!

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思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どんな過去も、たとえ忘れることができたとしても、辿ってきた道筋を消し去ることはできないから、突き刺さった鋭い棘をせめて、淡い希望でまるくくるんで、それを自分の持ち物にして、前へ進んでいくしかない。

    いつかそれは、異物を包み込んでつやつやと輝く真珠になるだろうか。

    ふと自分の来し方を振り返ってしまった。

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    過去の苦い思い出に蓋をしてしまい、前に進めない人達が過去に向き合い、歯車が噛み合って前に進んで行く様がとても気持ちの良い作品だと思います。
    またコテコテな恋愛ものでないので、恋愛事情も細やかに進んで行く程度なのがちょうどいいなと思います。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    1を読んでハートフル系でそこそこ楽しめたので2を読んでみたら、ヒューマンハートフル系から幻想奇譚寄りになっていて思わず笑ってしまった。
    好き嫌いが別れるのかもしれないけど、こういう雰囲気嫌いじゃない(笑)
    太一の秘密はいつ分かるのか。
    ふーむ。続編も読まねば。

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    リアルとファンタジーの境界がぼやけて混ざり合い、リアルに着地させる物語の展開は相変わらず続きが気になって、読みやめどころを見失わせます。このシリーズ、面白いです。

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    この物語で起こる「事件」は、どれも誰かが誰かのことを思うあまりに、臆病になったり、意地を張ってしまったりすることで、ボタンを掛け違えるかのように少しずつずれてしまったことが原因で起こっていると思います。掛け違えの中で「悪いこと」(本人の主観的な、あるいは客観的に見ても)をしてしまった人もいるけれど、その人はそのことを後悔して思い悩んでいる…。
    思いやりの裏返しのような「事件」だから、真相がわかったときは心が温かく、同時に切なくなるのでしょう。

    時計屋さんの穏やかで包み込むような人柄が好きです。それは、彼自身が悲しい過去に耐え、そして乗り越えてきたからこその人柄なんだと思います。
    一緒にいると自分も優しくなれる。そんな人がそばにいるといいな、自分も誰かにとってそんな存在になりたいな、と思います。

    0
    2021年03月05日

    Posted by ブクログ

    ゆるやかな時の流れが感じられるのが好き。時計師の秀ちゃんと明里ちゃん、太一くんに関わる人たちのいろんな思いをひとつひとつ大事にして、心と心をつないでいく感じが何ともいえず素敵♪秀ちゃんと明里ちゃんが寄り添って行く様も素敵です。

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    一応ミステリに分類しましたが、
    なかなかファンタジー(^ ^

    前作は、こんなにオカルチックだったかな...?
    ちょっと「若い衆向け感」が強かった気が。
    小説なのですが、読後感がマンガっぽい。
    決して悪い意味ではなく(^ ^

    0
    2018年03月14日

    Posted by ブクログ

    なんやろうもう・・・。今、ちょっと乱読気味に読書をしている自覚はある。
    時間が限られているのに読みたい本はめちゃめちゃようけあるから、とにかくガーッと読もうとしてる・・・。
    ・・・んやけど、この本はそうやってガーッと読むのは勿体ないね・・・。

    (ガーッと読んでも大丈夫な本っていうたら失礼すぎるな)
    (すいません)

    いやでも、パパッと気分転換に読んで楽しみたい読書もあるよね。それがいいとか悪いとか、面白いとか面白くないとかではなく!

    タイトルどおり、「時」が関係する本だけに、しっとりと読みたいねんなあ。
    この本もたくさんの人におすすめしたい! ちょっとファンタジーが好きで、昔、少女小説を愛読していたようなタイプの方に(笑)。

    ほんで作中にもあったように、「自分の常識的感覚に自信がなくなる」。
    自分が「当たり前」と、信じてきたことがほんまに「当たり前」なのかな? と、思うねん。
    私は作中にシンクロする読み方が好きなので、私の「常識的感覚」を揺さぶるこの本はじっくりとシンクロしたいのかも。

    太一はたぶん、・・・と、彼の正体を書くのは野暮らしいけれど(笑。解説も面白かった)、そんな、(おそらく普通の人間ではない)太一が普通に(?)暮らしていること、その太一を受け入れてる秀司とか、不思議なことがたくさんある。
    もうほんと、正しい意味での「不思議」。

    「不思議」といえば、過去は取り戻せないのに、「思い出」は塗り替えることができるっていうところから、不思議。だってそれってどういうこと。
    ようは、「思い出」を塗り替えたら過去がまた違う色になり、そうすると未来も変わってくるってことをいいたいようなんやけど・・・。

    未来も過去も、変えることは可能なんやって。ええそれってほんまに。そんな簡単な話?
    じゃあ私の過去も変えてしまって、よりよい未来をぜひ、って思うんやけど、それはなんちゅうか簡単な話でもない。
    難しいわけでもないねんけど。

    そのあたりは、言葉で説明するより秀司と明里と、飯田時計店にやってくる人たちとの会話を見ていたらそれがよくわかるねんな。
    ああ、そういうことか、未来も過去も変えられるってそういうことか、と、ひどく納得できる。

    でも今回はちょっと込み入った話が多かったな。
    化石の話なんて、ふたつの偶然が重なってできてるのでほとんど奇跡みたいな話やった。
    それが面白いんやけど、時制も含め、結構難しかった。

    ベリーの約束が一番わかりやすくて、シンクロしやすかったのは、すっかり私が恋愛脳になってるからかしら。笑

    だって著者、思い出したように、秀司と明里のキュンを放り込んでくるからさあ・・・。
    すごいよもう・・・。(*´з`)
    飯田時計店にやってくるお客よりも、秀司と明里の未来のほうがよほど楽しみなんですけど。笑

    前回で彼らの過去が明らかになったんやから、次は彼らの未来をこう、掘り下げていってくれてもいいんちゃうの・・・。

    とも、思うんやけど、ほんまに時を刻むようにゆっくり、ゆっくりと、物語も気持ちも動いていっているのが、このお話の一番面白いところやと思う。

    ・・・ので、我慢する。笑

    秀司の包容力はほんま、うらやましいわ・・・。
    この二人って同い年なんやっけ、どうなんやっけ。

    空想って、すてきやね。
    本当のことがわからないからこそ、関わった人たちが幸せになれる空想をするっていうのが、とても、とても、すてき。

    昨今は人間関係が(なぜか)ややこしすぎて、いっそ他人のことを考えるなというハウツー本すら多い。
    他人は自分が思うほど他人のことを気にかけてやしないんやから、他人の気持ちを推し量りすぎて鬱々とするくらいなら、いっそ考えるな! と、いうもの。

    それも確かにそう。無駄に鬱々とするなら考えないほうがよほどいい。

    けれど、もっともっと幸せなのは、見えない、わからない部分を、「いい方」に空想できることやね。
    他人の好意を信じられたうえで、あの人は(私の知らないところで)ああなのかもなあ、と、すてきな方向で空想できるなら、それはとっても幸せだ。

    ちゅうか、想像っていうのは、そういうためにあるのかも。
    ほんで、すべてを分かり合えるとか、すべてをさらけ出すような関係でもそうでなくても、他人との間にそのくらいの「空想」をする距離は残すべきだ。

    その「空想」が、幸せになるための「空想」で、埋めることができたら、人間関係はもっともっといいものになるんじゃないのかな。

    全ての人と分かり合えるなんて無理だもの。
    いくら言葉を重ねても不安も誤解も生まれるのなら、「わからない」ことがあってもいい。お互いにそれを「幸せになるための空想」で、補えれば・・・。


    そんなことも思った。

    私もそうやって「空想」をしながら、人間関係を築いていこう。
    非現実的かもしれへんし、おめでたいかもしれへんくても、たぶんその方が幸せやで。
    幸せなんやったら、それで、いいのでは。

    誰かの何かを待つ間、疑うよりも、信じるほうが、ずっといいよね。ほんまに、そうやわ。
    同じ時が流れるなら、疑って疑ってすごす時より、信じてすごす時のほうが幸せやんか。
    たどり着く結末が同じなら余計、信じてすごす時のほうが幸せやったという「思い出」になるし、幸せな「思い出」は新たな未来につながるのは、よくわかってる。


    「不思議」じゃないのんか。「奇跡」なのか。
    秀司と明里の歯車が動き出したのは太一という「奇跡」が気まぐれを起こしたことも、よかったのかな。
    奇跡か。そうか。不思議よりも、なんだか、いい言葉やね。


    (2017.03.23)

    0
    2017年07月15日

    購入済み

    あたたかい

    やっぱりこの作家さんのお話は好きだなぁ。優しくて温かくて、今までこんな風に時計を見たことがなかったけれど、最近触ってない時計を触りたくなってしまった。忘れがちな思いを思い出させてくれる、そんな本だと思う。

    0
    2015年08月08日

    Posted by ブクログ

    「思い出を修理できるならしたい」と願う人は、現実にも多いかもしれないですね。
    なんとなく過ぎていって、自分の中では整理できているつもりでも、何気ないことがきっかけで溢れてきてしまう。
    気付かないふりも、しんどいですよね。

    第二弾では、明里さんの妹が登場。
    複雑な家庭なのでどうなのかなと思っていましたが、姉妹仲は良いみたいでほっとしました。
    単純な家族じゃないからこそ、距離感は難しいですよね。

    明里さんと時計屋さんの恋人としての距離感は、まだまだこれからという感じですが。
    それよりも太一の存在が気になってきました。
    言動が人間離れしていることは、前作でもありましたけど、今回はさらに。
    彼は何者なんだろう。

    0
    2025年11月04日

思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    思い出のとき修理します
  • タイトルID
    :
    194637
  • ページ数
    :
    344ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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