ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • バーニング・ワイヤー(下)

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    上巻はどちらかといえば淡々と進んでいったので、下巻できっといつものどんでん返しがくるだろうと思って読んでいったが…たしかにあっと驚くどんでんがえしなのかもしれないがある程度読めた展開だし、特に驚くほどの展開ではなかった。デルレイの活躍も描かれているがそこまで本編に重要な活躍とも言えない。普段光の当たらないキャラにもスポットを程度と感じてしまう。リンカーン・ライムシリーズの主要キャスト総出演は楽しいが作品は大味で特別楽しめるものではない。
    むしろこの作品は最後の1章だけのためにあるといっても過言ではない。その決断に至る事件として必要な位置づけ。ライムの苦悩から決断、復活(?)を見届ける作品として

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    2016年07月04日
  • バーニング・ワイヤー(上)

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    リンカーンライムシリーズの第9弾。なんだか最近日本語訳されるのが遅く、久しぶりに読んだ気がするライムシリーズ。前回がネットという見えない敵、今回は電気という見えない敵。なんだかちょっと展開似てない?と思いながらとりあえず上巻。このシリーズに慣れてしまったからなのか、それとも今作の問題なのか、とにかく動きが少なくてなんだか退屈。もちろんこのシリーズらしさがてんこ盛りなのだが、予定調和というか、いつも通り。最後のところでやっと緊迫の展開になってきたが…下巻の大盛り上がりに期待。

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    2016年06月18日
  • 追撃の森

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    よく映画で見かける追っかけっこだけがテーマのものではなかった。たった一晩の出来ごとがこの分厚い本の8割を占めている。本筋の追撃だけでなく、登場するキャラの背景などがこれでもかと描写され、中盤ぐらいまでは全く感情移入出来なかったブリンやハートのことがジワジワと気になってくる。しかし、あれだけ前半引張っただけに、ラストはあっさりし過ぎてたのが残念でならない。ハートのアナザーストーリーを読んでみたい。

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    2016年02月16日
  • ウォッチメイカー 上

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    リンカーンライムシリーズ。

    殺人現場に時計を残す犯人ウォッチメイカーとライムたちの追走劇。
    殺人現場にわずかに残っている痕跡から犯人への手がかりを探っていく。

    緻密に作り込まれた作品は読んでいて楽しい。

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    2020年01月19日
  • ロードサイド・クロス 下

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    上巻はなんだか読みにくいというか、ぐいぐい読ませるものがなくて時間がかかったが、下巻はいつものスピードで先へ先へと読んでいくことができた。どんでん返しはいつものことだが、なんだかやや無理矢理那感じが否めない。残りのページ数を考えればこれで終わりじゃないんだろうなと考えてしまい、結果としてやはりその人が犯人かとなってしまった。しかもその動機やら、方法があまりにおそまつな感じ。これきっとリンカーン=ライムならあっという間に解決しちゃうのでは?と思った。
    ダンスの恋愛エピソードは前作通りであってもなくてもいいかな。最後の母とのエピソードは少しぐっときたけど、それでも必要かと言われれば必要ない。
    楽し

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    2015年04月28日
  • ロードサイド・クロス 上

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    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズのスピンオフであるキャサリン・ダンスシリーズの2作目。正直キャサリン・ダンスの能力だけでは主役にするのは難しいのではと1作目から思っていた。今作でもその気持は変わらず。そもそもキネシクスの必要性をあまり感じない。ダンス個人としての魅力はあるものの、このシリーズに求めている感じではない。どんでんがえしという展開も上巻ではあまり見られなかった。ライムシリーズとは違うということを念頭に置いて読めばこれはこれで楽しいが…とにかく下巻の盛り上がりに期待。

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    2015年04月22日
  • ウォッチメイカー 上

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    ジャケ買い。
    ボーン・コレクターは映画だけ知っていた
    原作小説を知らず、シリーズ物だという事も知らず、
    これを手に取ろうとして初めて知る。
    ボーン~も興味はあったけど、迷ったけど、
    結局こちらを先に購入。
    今考えても自分としてはかなり珍しい読み方をしたもんだ。
    結局これが面白かったのでその後1作目から順に読みはじめたんだよね。
    まだ全然道半ば、だけれど。
    先が気になるから早くここまで追いつかないと。

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    2015年03月02日
  • 007 白紙委任状(下)

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    ネタバレ

    あちこち移動する度に登場人物が増えて、その人となりを紹介してるうちに終わってしまった感じ。まずはシリーズ取っ掛かりって感じかしら。男性より女性キャラクターの方がより魅力的なのは、ボンドを巡る人々だからなのかしら。もててるようで、浅見光彦並みにふられまくるボンドに好感は持てました。

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    2015年01月19日
  • 007 白紙委任状(上)

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    ネタバレ

    あのジェフリー・ディーヴァーが007ってだけでワクワクして文庫化を待っていたのだが、どうも乗りきれないまま、上巻が終了。

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    2015年01月19日
  • 魔術師 下

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    音楽学校の学生が殺害され、犯人は現場からマジックのトリックを使い逃走。サックスは、イリュージョニスト見習いのカーラに捜査への協力を依頼する。

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    2016年10月02日
  • ポーカー・レッスン

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     著者の短編集では「クリスマスプレゼント」に続き二作目で、こちらが原題「Twisted」で解説によると「どんでん返し」に近い意味、本著が「More Twisted」なのでこちらも解説によると「もっとどんでん返し」という意味とある。
     確かに短いストーリーの中でよくもここまでひねくるものと思う。
     まあ、面白いんだけど連続で読むと計三十二作となり、少し疲れる。

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    2015年08月31日
  • コフィン・ダンサー 上

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    a lot of 'why?' in the first. The Coffin Dancer, Lincoln Lime Series, is next to The Bone Collector.

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    2014年08月06日
  • ポーカー・レッスン

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    短編集だけど、どんでん返しを楽しむには十分な本数が載っている。
    「どんでん返しでお腹いっぱい!」的な。^^;

    ライムシリーズの短編もあります。
    それを読みたいために読んだんですが…。

    やっぱり、ライムシリーズは長編で読みたいなあ。

    いろんなシチュエーションのどんでん返しが出てきます。
    騙したつもりが騙されていた、仕掛けた罠が自分に返って来た…。

    よくまあ、これだけ思いつくな…。
    途中で食傷気味になるけれど、やっぱりおもしろいのです。

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    2014年07月15日
  • 悪魔の涙

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     筆跡鑑定士パーカー・キンケイドが脅迫状や現場に残されたメモなどの証拠から、ワシントンで発生した大量無差別殺人犯を追う。
     証拠物件を詳しく分析という意味でリンカーン・ライムシリーズに似ているが、そのリンカーンも電話で登場。
     捜査で出会ったFBIのマーガレット・ルーカスとの関係やパーカーと前妻との子供の養育権の問題など今後気になる点がいくつもあるのでシリーズ化されているのかと思って調べたが現状ではされていないらしい。
     パーカーが古巣FBIに召喚されてすぐの場面で「三羽の鷹が農夫のニワトリを狙っていた。農夫はある日、三羽が鶏舎の屋根にとまっているのを見つけた。銃には一発の弾しか入っておらす、

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    2014年06月05日
  • コフィン・ダンサー 上

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    久しぶりに日本に帰国して買った本です。
    アメリカもそうだけど、日本もジェフリー・ディーヴァーの人気は高いのね~。
    とりあえずは、リンカーン・ライムのシリーズを制覇しなくては。。。

    コフィン・ダンサーという殺人犯を追う話。
    ちょっとスロースタートでじれったく読み始めたけど、だんだん面白くなってきたーー。
    スティーブン・ケイルは、コフィン・ダンサーなのか。。。。
    妻。って文字が太字になってるのがちょっと意味深だわ。
    さあ、下巻に突入します。

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    2014年05月21日
  • ポーカー・レッスン

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    2冊目の短編集
    16作品も入っている
    かなりボリュームがある
    アメリカでは、一冊のページ数が日本の倍以上なのかしらん
    この半分で十分だわ

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    2014年05月10日
  • ロードサイド・クロス 上

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    キャサリン・ダンスシリーズ第二弾。
    やっぱり、リンカーン・ライムシリーズに比べて、
    こちらのキャサリン・ダンスシリーズは、
    (いい意味で)普通の推理小説ですね。
    ジェットコースター感が無い代わりに、
    スーパー化学分析官一人が活躍するわけではなく、
    多くの捜査官達の協力作業で、着実に
    事件を追っていく感じです。

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    2014年03月23日
  • 追撃の森

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    ネタバレ

    殺人犯コンビと女性警官のチェイスサスペンス小説。

    犯人が警官を襲い、応援のこない警官が反撃するということが繰り返される、ディーバーらしいどんでん返しの連続です。
    一晩の手に汗を握る攻防は息をつかせません。
    ただ、犯人の最後があっけなさ過ぎて、さらなるどんでん返しを期待しましたが、そこまではありませんでした。
    また、ディーバーの描く女性警官像はアメリアもダンスも本作のブリンも似ている環境や性格のような気がします。

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    2014年03月11日
  • ポーカー・レッスン

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    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズ長編は全部読んだが、短編は今回が初めて。
    読んでみるとやっぱり長編のほうがいいな。でも短編は短編で、先入観と期待をもって読み、それは裏切られなかったのでよし。ディーヴァーの作品なんだから面白いはずだといういい意味での先入観と、必ずあるに違いない定番のどんでん返しへの期待。

    ライム&アメリアコンビが出てくる「ロカールの原理」が一番気に入った。
    まあライムの完璧な根回しが行き届いた展開がちょっと都合よすぎるかなと思わないでもなかったけど、そこは長編でも同じかw
    犯人と思われていた人物が長編でも登場してたかどうか覚えてないんだが、未登場だったら今後の長編にも出てきてほしい

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    2014年03月09日
  • ソウル・コレクター 上

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    ★は、本当は3.5。

    UP TO DATEな内容ですね。
    私自身も、いわゆるマーケティング会社に
    疑念を持っているんですが、
    まさに、その疑念が顕在化したのが、
    この作品だと思います。

    怖いです。

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    2014年02月25日