ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ初めてのジェフリー・ディヴァーの単発もの。リンカーン・ライムのちょい役で出ていたうれしい演出。そして逆にリンカーンシリーズにも出てきたことを思い出す。
内容的にはディヴァーらしい感じなのだが・・・なんだかしっくりこない。回りくどいというかなんというか。最初に犯人があっさりひき殺されるあたりで、あぁこれ絶対にそんな単純じゃないとディヴァーファンなら分かってします。せめて途中で真犯人が生きていることをほのめかしてくれればワクワク感が出るのだが、それもないのでなんとなく半信半疑で読んでします。ラストもあっさりすぎるというか、唐突すぎだ。真犯人の完璧も、その完璧性がいまいち感じられない。ウォッチメーカーや魔術師のような者がやはり完璧な犯罪者だと思うし、同時期に書いていた『コフィン・ダンサー』に犯人の方がそれに近い。やはり自分としてはリンカーン・ライムの捜査手法やキャラクターが性に合っているのかもしれない。ただ、そっちも1作目ははまれなかったので、パーカーのもシリーズになればはまれるか?ただ、捜査手法としてもっと筆跡鑑定的なものが入るといい。本作では実質的に脅迫状からの手がかりはほぼなく、最後の謎解きにちょいと役に立ったのみ。むしろ訳だったのはリンカーン・ライムだろう。