ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • 石の猿 下

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    星3つは、あくまでもディーヴァー作品としての評価。

    どうしても並以上の完成度を期待してしまったため、ディーヴァー作品としては普通かなという感想。

    決してつまらないわけではないが、なんとなく展開が平凡。ディーヴァーならもっと面白くできたはず。

    しかし、小説としての完成度は高いです。今回も一気に読みました。

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    2012年03月28日
  • スリーピング・ドール 下

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    下巻の中盤から、どんでん返しの連続で、これぞディーヴァーの真骨頂。
    初めから犯人がわかってる展開だけれども、協力者や新たな容疑が加わり、引かれた伏線を上手くまとめるところはさすが。なんとなく緊迫感が足りなかった。

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    2012年03月19日
  • スリーピング・ドール 上

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    リンカーンライムシリーズのディーヴァーによる、スピンオフ作品。主人公はキネシクスによる尋問が得意な、キャサリンダンス。カルト教団のリーダー、ペルが脱獄するところから始まる。前半だからか、まだ話が進まない。ペルのカルト的な部分はなく、非常に洞察力が高く、ことごとく包囲網をかいくぐる。

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    2012年03月12日
  • 獣たちの庭園

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    ディーヴァーにしてはあっさりと終わった。ところどころに仕掛けがあるが、小粒な印象。歴史ものとして捉えればまあまあいいかな。

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    2012年03月06日
  • スリーピング・ドール 上

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーは好きな作家です。
    展開がスピーディーで会話がお洒落。(会話のお洒落さは訳者に負う所も大きいが)

    この「スリーピング・ドール」同作家のリンカーン・ライム シリーズのスピンアウト版との事。
    リンカーン・ライム・・・映画の「ボーン・コレクター」をご存じでしょうか?
    あの映画でデンゼル・ワシントンが演じていた肢体麻痺の名探偵がリンカーン・ライムです。
    ライムが物証第一主義で科学捜査の天才に対して今回の主役キャサリン・ダンスは人間嘘発見器と言われるキネクシスの天才。
    キネクシスとはチョットした動作や表情からどんな嘘でも見破ってしまう行動心理学らしい。

    カルトのリーダーが取り

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    2012年09月14日
  • スリーピング・ドール 上

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    著者は「リンカーン・ライム」シリーズ等で人気を博したアメリカ人作家。
    本書はこの人気シリーズ第7作に登場した"歩く嘘発見器"・キャサリン・ダンス捜査官を主人公にしたスピンオフ作品です。

    #尚、本書をシリーズ第1作目とした新シリーズが始まっており、シリーズ第3作目までの刊行が決まっています。またシリーズ2作は既に邦訳もされているとの事。

    寡聞にしてこれまで「リンカーン・ライム」シリーズの存在も(もしかしたら名前はちらっと聞いた事はあったかも知れませんが)著者の事も記憶にありませんでした。
    しかし、wikipediaによると「リンカーン・ライム」シリーズ第1作「ボーン・コレ

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    2012年02月13日
  • クリスマス・プレゼント

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    期待したほどでは無かった。いわゆる『叙述トリックのジレンマ』。
    極力オチを探りながら読む自分としては「またこのパターンだよこれ」な話も2、3発あった。

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    2024年01月18日
  • 悪魔の涙

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    まずまず。
    必ず大どんでん返しがあると分かってるので、事件がおおまかに解決したとこで想像してみたけど……分からなかったわ(笑)。
    リンカーン・ライムがちょこっと出てきて嬉しかった。ライムシリーズの新作が読みたい!

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    2012年01月14日
  • 12番目のカード 上

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    ネタバレ

    リンカーンライムシリーズの6作目。今年中に読んでしまおうと思って読み始めた。レビューは下巻でまとめて。

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    2011年11月15日
  • 12番目のカード 下

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    以外とあっさり主犯が捕まってしまった。いろんな要素を詰め込みすぎて、散漫になってしまったかな。。リンカーン・ライムの変化は嬉しい。

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    2011年09月17日
  • 12番目のカード 上

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    アメリアは警部に昇進。安定感があるタフなセリットーが、ある経験で情緒不安定に。ライムにも変化が。そして、事件の核心は謎のまま。もう、下巻に突入でしょう。。

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    2011年09月12日
  • ボーン・コレクター(下)

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    主人公の元NY市警の科学捜査部長が、事件現場に残された手がかりから、連続殺人の犯人のメッセージを的確に理解して、事件の核心に迫って行く。舞台となるニューヨークの歴史も紐解かれ、別の意味でも興味深い。著者の知識量と想像力に驚かされながら、飽きることなく読み終えた。

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    2020年10月25日
  • ボーン・コレクター(上)

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    真夏のニューヨークを舞台に、連続殺人事件にあたる天才の元NY市警の科学捜査部長が主人公のサスペンス。主人公はかつて捜査中の事故で肢体麻痺の体となり、自力で動かせるのは首から上と左手の薬指だけだが、優れた鑑識技術と豊富な知識を武器に犯人に近づいていく。スピーディな展開と洒落た会話で、飽きることなく読み進んだ。

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    2020年10月25日
  • 悪魔の涙

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    ネタバレ

    ディーヴァーらしくどんでん返しやら各所の仕掛けやらが満載、なのでもうお腹一杯よ!になる人も決して少なくないんじゃないかと思う。ディーヴァーといえば何と言ってもリンカーン・ライムシリーズが有名だけど、その世界とも今後とも関わってくる筆跡鑑定の第一人者、パーカー・キンケイドが主人公。ライムはゲストでちょこっとだけ登場するよ!

    ストーリーは本当にラストに向けて疾走してターン、またターン!みたいなスピード感溢れるもの。そもそも「●時までにこれこれをしろ、さもなくば」というのが犯人の要求なんだから、作中の時間経過が緊迫感と焦りを連れて来るのも無理からぬところだ。そういう雰囲気を描くのがディーヴァーはと

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    2011年01月29日
  • 獣たちの庭園

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    刊行当時に購入していたものの、長い間積読にしていた一冊。オリンピック開催に沸くベルリンで、ナチスの高官暗殺のために潜入したアメリカの殺し屋ポール・シューマンのスリリングな活躍を描く。今度、ディーヴァーはジェイムズ・ボンドものの新作を発表するそうだが、この作品を読むと、なぜ著者に指名されたかが分かるような気がする。時に「あざとい」とも思わせるひねりは、この作品ではそれほどありません。

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    2011年08月03日
  • 獣たちの庭園

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    歴史物ミステリーなのでちょっと敬遠していた。読んでみれば、面白かった。ディーヴァーの書く主人公は、いつも正義感が強い。アメリカの昔の映画みたいだけど、そういうの嫌いじゃない。

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    2010年03月16日
  • 魔術師 上

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    マジシャン相手に行き詰まる攻防の連続は楽しかったが騙し、騙されが双方の視点で何度も連続すると、さすがにできすぎの感がしてしまうかな…面白かったんだけど…どうも入り込みづらかった。

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    2011年09月17日
  • 石の猿 上

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    表紙書いしたら、「ボーン・コレクター」のシリーズ 4作目だった。安楽椅子探偵ならぬ車椅子探偵ライムの鋭い推理は健在。2作目と3作目は読んでいないので、アメリアとの仲も急に進展していてびっくりした。

    「二転三転」は結構なのだが、最後の一転はちょっと冗長だったと思う。コーダの流すぎる音楽のような感じで、スッキリとした読後感を損なった。あと、さすがにこのプロットは無理があるだろー...。

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    2009年10月07日
  • 獣たちの庭園

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    ナチスが政権を握る、ベルリンオリンピック直前。アメリカから下っ端の殺し屋ポールが要人暗殺のためドイツへ向かう。当時のドイツの様子を丹念に描き出す。この本を読むと、すべてのドイツ人が当時ヒットラーの思想に傾倒していたのではないのかなと思う。話の本筋とは関係ないが、教育の力は大きい。たった12年間のナチス政権だけど、その間に教育された少年たちのヒトラーユーゲントの存在は大きい。子どもを人質にとられたようなものだと語るドイツ警察の刑事の言葉が印象的。

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    2011年07月17日
  • 悪魔の涙

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    ワシントンDCで大量殺人が起きる。そして、市長宛に2000万ドルが要求され、応じなければ4時間ごとに殺人を繰り返すとの脅迫状が・・・。元FBI特別捜査官で文書検査官のキンケイドが捜査に加わる。裏のストーリーは、キンケイドのクレイマークレイマー。とにかく、息をつかせないスピーディーな展開。そして、、あっと驚く結末。捜査を指揮するマーガレットも、魅力的に描かれています。まさにエンターティメント☆ですが、話がうますぎて・・・。うーん。

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    2011年07月17日