ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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事件現場に不気味な時計を置いていく連続殺人鬼”ウォッチメイカー”とリンカーン・ライムたちの戦いを描くサスペンス。
リンカーン・ライムシリーズの中でも評価が高い作品だけあって、上巻から面白いです!
被害者をなるべく苦しませて殺そうとするウォッチメイカーと、それを最新の科学捜査で追うライムたち。事件と捜査の場面の切り替え、
警察側の視点と犯人側の視点、それに被害者の視点と、視点の切り替えも適度に合って、テンポの良さを加速させます。
そして、介護士のトムやロン・セリットーをはじめとしたいつもの面々に加えて、新キャラも魅力的です。
まずは尋問のスペシャリストの女性捜査官、キャサリン・ -
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電気を使ったサイコパス。
いかに現代社会が電気によって動いていて、いたるところに電気があるかを思い知らされた。
なんで、リアリティありすぎて怖い。
CIAやFBIは、ディーヴァー氏に「どういうテロが予想されますか?」って聞くべきだよ。
そして、えっと驚く展開で…。
も、たいがいディーヴァーにびっくりするのは慣れてきてる気がするのに、まだまだ驚かされるのだから本当にすごい。
と、事件を通して、ライムが生きようとしていく態度というか、気持ちの変化が、実はこのシリーズの主軸なのかもしれないと思った。
完璧な絶望からも、人は立ち上がることができる。ただ、周 -
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電気を使ったサイコパス。
いかに現代社会が電気によって動いていて、いたるところに電気があるかを思い知らされた。
なんで、リアリティありすぎて怖い。
CIAやFBIは、ディーヴァー氏に「どういうテロが予想されますか?」って聞くべきだよ。
そして、えっと驚く展開で…。
も、たいがいディーヴァーにびっくりするのは慣れてきてる気がするのに、まだまだ驚かされるのだから本当にすごい。
と、事件を通して、ライムが生きようとしていく態度というか、気持ちの変化が、実はこのシリーズの主軸なのかもしれないと思った。
完璧な絶望からも、人は立ち上がることができる。ただ、周 -
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リンカーン・ライムシリーズのディーヴァーによる、007
いやあ、想像以上に面白かった。
でもって、流石ディーヴァー。どんでん返しをこうもってきたかと、感嘆しました。
ある意味、007はテンプレートであり、ステレオであり、一つのベクトルなのだと思う。
それらから、逸脱することなくディーヴァーらしさを出しながら面白くする、ってどれだけの難題なんだと思うけれど、端々から楽しく書いてる感じがうかがわれて、それも面白くしている要因のように感じた。
うん。ある種の束縛というかくくりは、面白くする要因なのか?
そういや、パスティーシュって面白いものが多いし、音楽でも変奏曲は多い -
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リンカーン・ライムシリーズのディーヴァーによる、007
いやあ、想像以上に面白かった。
でもって、流石ディーヴァー。どんでん返しをこうもってきたかと、感嘆しました。
ある意味、007はテンプレートであり、ステレオであり、一つのベクトルなのだと思う。
それらから、逸脱することなくディーヴァーらしさを出しながら面白くする、ってどれだけの難題なんだと思うけれど、端々から楽しく書いてる感じがうかがわれて、それも面白くしている要因のように感じた。
うん。ある種の束縛というかくくりは、面白くする要因なのか?
そういや、パスティーシュって面白いものが多いし、音楽でも変奏曲は多い -
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“522号”を追う展開の他方、ライムが従兄弟と疎遠になってしまった経過等、本人の過去の物語が綴られるのも少し興味深い…
本作では、ライムが“ルーキー”と呼ぶ若い巡査、プラスキーが活躍する。プラスキー…気に入っている劇中人物なので、少し力が入った…
各種の個人情報を操って、様々な犯罪を繰り返す“522号”の暗躍と、それを追うライム達捜査陣という物語の他方…「“情報”が盲目的に信用されるようなことになっていないか?」とか、「“情報”に囚われて、真摯に人間と向き合っていない傾向は無いか?」とか、「安全や平和のため、何処まで“情報”は利用して差し支えないのか?」というような、何か「現代社会の少し大 -
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Posted by ブクログ
久しぶりのリンカーンシリーズ。今回はまぁ豪華な顔ぶれで、デルレイのこっそりファンの私は思わずニンヤリ。
キャサリン・ダンスもチラチラと出てきて嬉しかったですね。
個性豊かなライムの周りの人たち大好きだわ。
事件はというと、私の単純な脳細胞では今回も推理は外れ・・・
そしてウォッチメーカーのあいつがねぇ・・
でも、あのライムとの対決場面で「なんで?トロイの木馬だろうに」と思いながら、ここでやられたら話は終わるからそれはないし、などと一人ブツブツ(笑)
ライムとの二人の対決はとっても感動的ですらありました。
相変わらずワクワクさせてもらえました。
本屋さんで「スキン・コレクター」見かけま -
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Posted by ブクログ
正しく“怪人”のような犯人―巧みな変装や“早変り”で姿を眩ませ、捜査陣を騙すことさえ試みて成功してしまう…読んでいて「途轍もない奴…」と思った…こんなのが実在したら…恐ろしい…―を必死に追う物語である。マジックショーのような鮮やかさで、次々と事件が発生し、「追いつき、逃れられ」という犯人との対決が続く…どうも本作は、作者がサーカス公演を観覧する機会に「こんな犯人とライム達が対決?!」と着想したらしいのだが…
物語は最終盤の方まで「どんでん返し」の連発だ…上下巻の2冊なのだが、あっという間に頁を繰ってしまう…流石に、「人気シリーズの中で、人気が高い」という作品である!!お奨めだ!! -
Posted by ブクログ
“リンカーン・ライム”のシリーズに出逢い、他作品に触れるとすれば、発表順に読むのが好いようにも思ったが、敢えてこの『ウォッチメイカー』を入手した。それは、偶々出逢った『バーニング・ワイヤー』の中で、「過去に対決した経過が在る怜悧な殺し屋の“ウォッチメイカー”の動向の情報が寄せられていて、カリフォルニア州のダンス捜査官を介してメキシコシティーの警察関係者と情報交換をしようというような中、地元のニューヨークで妙な事件も起こっている…」という状況が描かれていたので、“ウォッチメイカー”という敵役がどういう人物なのか、凄く気になったのだ。
非常に興味深く読んだ!! -