ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァーの"リンカーン・ライム"シリーズのスピンアウト。人が無意識にとる動作から嘘を見抜く尋問のスペシャリスト、キャサリン・ダンスが活躍するシリーズ。
カルト集団を率い、一家惨殺事件を起こした犯人が、脱獄に成功。
彼を追うキャサリン・ダンスとの、一進一退の攻防が始まります。
脱獄したダニエル・ペルは他人をコントールする天才。一方のキャサリン・ダンスは嘘を見抜く天才で、その2人の才能のぶつかり合いがこの作品の一つの魅力になっています。
脱獄犯であるダニエルを見ていると、以前に読んだオウム真理教信者の手記『アンダーグラウンド』を思い出しました。
寂しさ、心のす -
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Posted by ブクログ
ワシントンDCを舞台に起こる連続大量殺人。手がかりは手書きの脅迫状のみ。FBIは 文書鑑定の第一人者であるパーカー・キンケイドに協力を依頼するが、パーカーには捜査に参加できない事情があった。
おもしろかったー!法科学・推理・アクション、家族の危機にほのかなロマンス。いろいろな要素が高密度につまっていて読み応え十分。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後までみっちり楽しめる。
読んでいて場面がはっきりと浮かぶのも特徴的。作者は絵が描ける人なのではないかという気がする。ストーリーとあいまって、まるで映画を見ているようだった。
ただひとつだけ気になったところが。パーカーのせりふに、文法上のミスがある -
Posted by ブクログ
カルト集団のリーダーで、一家惨殺事件を起こした男が脱獄した。
追うのは、尋問とキネシクス(ボディランゲージ分析)の専門家、キャサリン・ダンス。
リンカーンライムシリーズからのスピンオフの1作目。
ディーヴァーはすごい。
最初の留置場での尋問から始まって、追い詰めたり逃げたり、そしてどんでん返しと、息をつく間もない展開だった。
最高に、エキサイティングな作品といえるだろう。
と、同時に思った。
テレビドラマ化を考えてるのだろうかと。
非常に資格的なのだ。
ま、それが妨げになっているわけじゃないけど、リンカーンライムシリーズが、彼の安楽椅子探偵的な部分のせいか非視覚的だと -
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