ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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ネタバレMore twistedの名の通り、捻りの効いたディーヴァー節の短編集。いずれも絶品。
最近読んだ翻訳推理小説で、ストーリーはいいのに過剰な描写で後味の悪さが残ることが続いたのですが、ディーヴァーの小説にはそれがない。
あとがき「恐怖について」を読んで納得した。以下引用(663〜664頁)
「…サスペンス作家としての私の仕事は、読者を恐怖に震え上がらせながらも、嫌悪や不快感を抱かせないようにすることという事実を消して忘れないことだ。度を越した血みどろの描写や、子供や動物に対する暴力があると、読者をいやな気持ちにさせてしまう。サスペンス小説の恐怖がかきたてる感情は、カタルシスや爽快感でなければ -
Posted by ブクログ
面白かった~。
短編集なのだから、キリのいいところでやめればいいのに、ページを繰る手が止まらなくて読み終わったのは今朝の6時。
いつもより1本遅い電車で通勤することになってしまった。
中学の時に星新一を読みまくり、高校でフレドリック・ブラウンにドはまりした私にとって、短編小説の一番の醍醐味は、ひとひねりの着地。
長編のプロットではなく、切り取られた断面でもなく、ひねりのある結末。
それを見て、ニヤリ。
この短編集は、どれもこれも読み始めに見えていた景色が、気づくとどんどん変わって行って、この辺に着地するのではという予想はことごとく横滑りしていって、いっそのことすがすがしい。
必ずしも勧善 -
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神出鬼没の殺人鬼”魔術師(イリュージョニスト)”とライムたちの追走劇を描く下巻。
この小説を例えるとするなら荒れた海の浜辺。何度も大きな波がやってきて、それが引いたと思いきやまた大きな波が来る。息もつかせぬツイストのオンパレードに夢中になります。
こうした小説に関しては残りページ数で「もう一山ありそうだな」といろいろ勘ぐってしまうのでページ数の実感が湧きにくい電子書籍で読みたくなりますね。(勘ぐっても十二分に面白いのですが)
そして自分のそうした考えすらも逆手に取ったどんでん返しも最後に用意されていて非常に満足。本当にディーヴァ―のツイストへのこだわりと、サービス精神に頭が下がりま -
購入済み
下巻から抜群におもしろい
これはちょっと退屈かなぁ、と思っていたら、下巻の途中から急展開して読む手が止まりませんでした。この著者の書いたものは何読んでもおもしろいなぁ。凄いなぁ。
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購入済み
難解だけどおもしろかった!
天才ハッカーの話なんですけど、PCに詳しくない僕にとって凄く難しくて泣きたくなりました。しかし!難しいところを飛ばし飛ばし読んでも十分面白かったです。こんな難解な話をこんなにおもしろく書けるなんて、やっぱりこの著者は凄いなと思いました。
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購入済み
やられた!
最初、そういう設定でドキドキさせるのか、うまいなぁと感心して読んでいたら、それはドキドキさせるためではなく・・・と、良い意味で裏切られ、2転3転と楽しませてくれる傑作です。
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購入済み
相変わらずの面白さ
今回も抜群に面白かったのですが、注意点が2つあります。一つは、前作の『ウォッチ・メイカー』を読んでいないと判らないところがある。もう一つは、パソコンを扱ったことが無い人にはちょっと難しいかもしれない(そこを読み飛ばしても充分に面白いですけど)
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購入済み
シリーズ最高傑作だと思う
このシリーズで一番面白かったですね。読み終わって、こんなにおもしろいのを書いてしまったら著者はこれから大変だろうな、と余計な心配をしてしまいました。あと、これを書きあげて亡くなってたら伝説になっていただろうな、と思いました(不謹慎ですみません)。そう思わせる面白さでした。文句ナシ!
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ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわからない。でも、その世界をあえて題材にするディーヴァーの挑戦的な感じがよい。
リンカーンシリーズとは、やっぱり違うなと。
仕草や表情で真理を読み取って捜査するダンスで、やってることはオーソドックスというか、昔からある古典的な手法ともいえることだからこそ、全体の空気を猪突猛進にしてるのかもしれ -
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ダンス捜査官のシリーズ。
ネットいじめに端を発する殺人未遂がおこる。
事件の前には、道路わきに十字架が建てられるという陰湿さ。
ネットの無責任な発言がどんどん広がっていくことを、言葉で説明するのって難しいよね。特に、2009年あたりだと知ってる人は知ってるけど、知らない人はまったくわからない。でも、その世界をあえて題材にするディーヴァーの挑戦的な感じがよい。
リンカーンシリーズとは、やっぱり違うなと。
仕草や表情で真理を読み取って捜査するダンスで、やってることはオーソドックスというか、昔からある古典的な手法ともいえることだからこそ、全体の空気を猪突猛進にしてるのかもしれ -
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ネタバレジェフリー・ディーヴァーの「キャサリン・ダンス」シリーズ第1弾。同じ作者のリンカーン・ライムのシリーズ『ウォッチメイカー』にゲスト出演のように登場したキャサリンが、地元カリフォルニアで主役を張る。いきなり主人公に据えるのではなく、すでに確立している別シリーズに登場させてから……というやり方が、まるでTVシリーズのスピンオフ作品のようだ。
それはともかく。リンカーン・ライムが証拠を検討する鑑識シリーズであるのに対して、キャサリンはあくまで「人間」を観察する。わずかな感情の動きであっても表情に影響を及ぼすところ、また、表情の動き自体は捉えられても、その理由を読み誤ることもある。そういう点がリンカ -
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Posted by ブクログ
文書検査士って初めて知りました。
犯罪捜査って本当にいろいろ細かい操作を地道にやっていくんですね。
海外ドラマでも「CSI」とか観てましたけど。
今回もやられました~(笑)
私がわかるわけないけど、それにしてもあのシーンで事件は解決かと思ったら、残りページがかなりあることに気がついて、これはまだなにかあるんだ~と期待しましたけど、まさかねぇ・・・
びっくりでした。
まったく考えても見なかったです、あの人がねぇ・・・
そして「えぇ!!」でした。
本当に次から次への大どんでん返しで、夜も眠れず、朝も早くから気になって目が覚めて(笑)
チラッとリンカーン・ライムが登場したのは嬉しかったです(^ -
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