ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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桟橋の端に残された月が描かれた置時計と血溜まり。
同日、路地で倒れた男の喉は40キロ近い金属のバーで潰されそばには同じ時計が置かれていた……。
時計に異常な執着を見せる男の目的とは。シリーズ7作目
海外ミステリといえばディーヴァー。間違いなく読みやすい上に面白いから、読む時の安心感が半端ない。
今作は過去作との繋がりもあり、最高。
まさかここであの事件のあの人たちが出るとは思わなかった!サイコウかよー!!!
今作登場した人間嘘発見器のキャサリン・ダンスは私的イチオシのキャラ→どうやらスピンオフ作品がシリーズ化されているらしい。楽しみが増えた〜!!
リンカーン・ライムは今作もツン強めのツン -
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★5 最強の宿敵がニューヨークに現れる!世界トップレベルのプロットに痺れる #ウォッチメイカーの罠
■あらすじ
ニューヨークの高層ビル建設現場、大型クレーンが倒壊して死者がでる大事故が発生してしまう。その後犯人から、富裕層向けの建設を中止せよという脅迫が届き、科学捜査官リンカーン・ライムに捜査依頼がされる。捜査を進めると、どうやら犯人は最強の宿敵、ウォッチメイカーということがわかり…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 安定の面白さ、エンタメ書かせたら世界トップレベルですね。
今回もリンカーン・ライムと科学捜査チームが大活躍。緻密かつ適正、迅速かつ大胆な捜査に胸が躍っちゃうんですが、本作 -
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文句なしの大傑作!
ウォッチメイカーとの対決はどれも胸躍るものだったけれど、本作は読んでも読んでも謎が湧いてきて、最後のページまで楽しめること請け合い。最高。
ジェフリー・ディーヴァーの作品は、いつも読む前に「騙されないぞ」と心してかかるのだが、読み進めるうちにストーリーに没頭してしまい、騙されないぞとか思っていたことを忘れてしまう。
忘れたころに「ハッ」としたときには、すでに……ということが多い。学習しないわたし。
でも、その騙されるのが気持ちいいのだ。
本作で嬉しかったのは、訳者あとがきでも触れられている我らがプラスキーの活躍。
いつもライムに「ルーキー(新人)」って呼ばれてたのに!い -
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リンカーン・ライムVSウォッチメイカー!
もうこれだけで読まずと★5のシリーズ第n弾!(調べる気なし)
でも一応読みました!
★5でした!
一応読んで良かった!
リンカーン・ライムシリーズで一番好きな登場人物と言えばライムの弟子ニューヨーク市警巡査ロナルド・プラスキーなんですが、今回はなんとライムから正式な後継者として指名されます
すげー!すげーよロナルド。゚(゚´Д`゚)゚。
そして後継者の名に恥じない大活躍!
行動力が凄まじいのよ
んでライムとは正反対に熱いのよ
でも相変わらずちょっぴり間抜け
でもそこが好き
ウォッチメイカーとの最後の対決と銘打たれた今作
読む前からええええ!そん -
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とてつもない「どんでん返し」だと思う
絶対面白くないと思ったんです
時間を遡っていくサスペンスだって言うんだもの
まぁ、実験的な内容なんだろうなって思うじゃない
「完成度はイマイチだけど、こういのも書き切ることで経験値が積み重なりディーヴァーの他の作品に生かされるわけだよね」なんて偉そうなレビューを書いてる自分を想像しながら読んでたんですよ実際
読んでみたらすげー面白かったー
さすがっす
絶対面白くねーって思いながら(ディーヴァーコンブのために)読み始めたけど、すげー面白かった
これ以上の「どんでん返し」ありますか?ってね
でまぁね、実はわいくらいのミステリー巧者になるとね正直結末 -
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(下巻でもやっぱり)
パーシーをブン殴りたくなり、アメリアにいたっては羽交締めしてビンタしたくなること度々。
そんなジャジャ馬娘たちですが、バッチバチに「しごでき」女子を見せつけて読者を魅する活躍をします。
物語は前作同様どんでん返しの連続で、犯人はコイツ黒幕はアイツ、オチはこうなる…なんて予想はバンバン覆され、いくつも敷かれていた伏線に気付き「え"っ?!ちょっと待ってよ!」と回収される前に何度もページを遡って確認しに行きたくなります。な る は ず!!
ちなみに、
今作初登場(次回作以降レギュラーになるのか未読なので分からないけど)のローランド・ベルに当てはめる脳内配役はマッツ・ -
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1997年(日本では1999年)に刊行され、その後に映画化ドラマ化もされたようです。
リンカーン・ライムシリーズ(というかジェフリー・ディーヴァー作品)お初でしたので、このスリリングなジェットコースターサスペンスを素直に楽しめました。次から次にドキドキハラハラして「怖い!怖い!」「えーっ!?」「マジかよっ?!」の連続。
細かに差し込まれる横道エピソードが、そこに繋がるのかという伏線回収。
アクションありのスリルサスペンスモノが好き、鑑識、科捜研モノが好き、安楽椅子探偵モノが好きな人にオススメ。
25年の時を経て初読したシリーズが、現在、15作も刊行(昨年最新作が本国で発表されてるらしい)さ -
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ジェットコースターに例えれば、上巻はカタカタカタと車両を高い位置に持ち上げる言わば準備段階で、下巻がまさにアトラクションのメインの部分。急降下もあればループもあったりいろいろな仕掛けが施されているスリル満点のアトラクション。
犯罪の全貌が見えたかと思えば、実はそれは一部に過ぎず、外側に別の目的がある、ということが数回繰り返される。ライムたちは犯人に翻弄されるが、ギリギリのところで先手を打って最悪の事態は逃れる。
まさかあの人物が黒幕だったとは。そして「ボーン・コレクター」からつながっていたとは。
そしてウォッチメイカーは続編にも登場するライバルになっていくのかな。
本作で特に活躍が印象的だっ -
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ディーヴァーの主力シリーズのリンカーン・ライムが、全身麻痺で動けないヒーロー(現代版アームチェア・ディテクティヴ)であるのに対し、近年になって登場したコルター・ショウはひとところに落ち着くことのない動く探偵である。初期シリーズであるジョン・ペラムに似ているが、そちらはロケ・ハンターという職業で、本シリーズ同様、米国内のあちこちに活躍の舞台を移していた。作者としてはペラムの進化型として、コルター・ショウのようなひとところに定住しない放浪型主人公を新たに生み出したのではないだろうか。
当初三部完結と言われた本シリーズの三作目タイトルも『ファイナル・ツイスト』であり、内容的にもコルター・ショウ -
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★5 ハラハラドキドキ… 迫りくる追っ手から逃げられるか? 驚愕サスペンス #ハンティング・タイム
■あらすじ
かつて鉄工場で栄えていた街、現在は川や土壌は汚染されてしまい、斜陽の一途をただっていた。原子力テクノロジーの会社に勤める優秀なエンジニアのアリソンは、ある日娘と共に姿を消すことになる。なぜなら、DVの罪で刑務所に入っていた元夫ジョンが出所してきたからだ。彼はアリソンを追い続けている。
勤め先の社長であったハーモンは、アリソンの捜索をコルター・ショウに依頼するのだった。
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい。エンタメなサスペンスミステリーを書かせたら、まぁ世界一です。
ディーバ