ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • クリスマス・プレゼント

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    いろんなタイプのストーリーが楽しめた一冊。
    ラストに驚きがあるんだろーなーと予兆はわかるものの、見事に裏切られたシーンもあり面白かった。

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    2025年12月13日
  • クリスマス・プレゼント

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    普段であればこんな厚い文庫本は手に取らない。だが、クリスマスの陽気が私をそうさせたのだと思う。この本を買ったのは10年近く前になる。そして短編集だと知ったのは先日だ。

    事実は小説よりも奇なりと言うが、やはり小説の方がよほど「奇」だ、なぜなら事実を時系列に並べているはずなのに「大どんでん返し」が成立するのだから。
    なごやかな雰囲気で読む短編集では無いと思う、一転二転三転する内容に心の準備が追いつかない。
    どんでん返しの瞬間は一瞬だ。字を目で追う一瞬。痛い話だが、紙で指を切ってしまう、あの一瞬に似ている。心臓からじんわり血が滲んで痛む気持ちだ。

    よかった。ディーバーの長編もトライしてみたい。

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    2025年11月28日
  • スパイダー・ゲーム

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    J.ディーヴァーの新作で共著って?
    と、気になっていたけど、疾走感といい一歩ずつ犯人を追い詰めていく過程といい、さすがにディーヴァー。

    共著の理由なのだろうけど、犯罪のあり方がすっかりデジタルに移行し、
    追う方も、追われる方も、そのスキルも全て電脳空間で処理されていく。(殺人行為自体はアナログなんだけどね)
    天才ハッカーといわれる人たちのスキルの万能感は従来のミステリーでは見られない新しい景色。

    何はともあれ、ストーリーはうまく纏まり読後感もスッキリです。
    このコンビはシリーズものになりそう。

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    2025年10月22日
  • スパイダー・ゲーム

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    普段はそんなことしないんですけどね
    今回ばかりは「解説」から読み始めました

    これはほんとわいの個人的意見ですけど、やっぱり「解説」から読み始めるのは邪道だと思うんですですよ
    まぁ「邪道こそ我道よ」と思う方は好きにして頂ければいいんですが、なぜ「解説」は一番最後なのか?考えればすぐわかりますよね
    一番最後に読んで欲しいからです

    エンドロールから映画見る人いますか?

    しかし、今回ばかりは信念を曲げて「解説」から読み始めました

    なぜか?

    いや、イザベラ・マルドナードって誰よ!なんでジェフリー・ディーヴァーと組んでるのよ?!

    で、結局イザベラ・マルドナードは元FBI捜査官の新進気鋭のサスペ

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    2025年10月21日
  • スパイダー・ゲーム

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーの新作だったので。

    あのジェフリー・ディーヴァーが、
    警察で実際に20年以上働いていた女性と共著で、
    新しいシリーズを書き始めた、
    とあっては興味をそそられないほうがおかしい。

    国土安全保障捜査局の捜査官サンチェスは
    大学生の妹を襲った、手首に蜘蛛のタトゥーをもつ男をつきとめるため、
    「侵害行為」について教える大学教授であり、
    セキュリティコンサルタントであるジェイクに助けを求める。
    いや、四年前の借りを返してもらいに。

    当然二人がタッグを組んでスパイダーを追うのだが、
    いかにも、に匂わせた四年前の二人の身体的接触が、
    FBI捜査官だったサンチェスがジェイクを逮捕

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    2025年10月04日
  • エンプティー・チェア 下

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    久々のリンカーンライムシリーズ。
    面白かった〜!!
    相変わらず息もつかせぬ展開で、どんでん返しに次ぐどんでん返し。
    アメリアどうなることかと思ってドキドキしちゃった…

    手術のために訪れた街で、誘拐殺人容疑をかけられた犯人と、誘拐された女性を探すように頼まれるライム。
    犯人のはずの昆虫少年をどんどん嫌いになれなくなっていって、わざとそういう書き方をしてたんだろうけど、本当に天晴れ。

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    2025年10月04日
  • スパイダー・ゲーム

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    ジェフリー・ディーヴァー、イザベラ・マルドナード『スパイダー・ゲーム』文春文庫。

    ジェフリー・ディーヴァーが元法執行官のサスペンス作家イザベル・マルドナードとタッグを組んだ『捜査官カーメン・サンチェス&ジェイク・ヘロン教授』シリーズの第1作。

    600ページを超える長編。

    『リンカーン・ライム』シリーズ以外では久し振りに面白い作品であった。

    読者には前半から犯人の名前が伝えられているのだが、作中で事件を追う主人公の2人は僅かな手掛りから少しずつ犯人に迫っていく。

    そして、主人公の2人なのだが、元FBIの国家安全保障省の捜査官カーメン・サンチェスの捜査に、ハッキングや権利侵害事案のエキス

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    2025年09月18日
  • スパイダー・ゲーム

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    ★5 捜査官とハッキングのプロが凶悪犯に挑む!世界レベルのミステリーに痺れる #スパイダー・ゲーム

    ■あらすじ
    大学生のセリーナがコーヒーショップでレポートを作成していると、蜘蛛のタトゥーを入れた男に話しかけられる。イケメンながらも怪しんでいたセリーナだったが… その後、彼女は襲われてしまうのだ。さらにその犯人は、前日にも男性を殺害したことも判明する。

    国家安全保障省の捜査官であるサンチェスは、妹のセリーナが襲われたことに憤慨、彼女を守るために自らも捜査に乗り出すことを決意する。

    しかし犯人は犯行現場に痕跡を残さないという強敵… そこでハッキングのエキスパートであるヘロンに協力を求めるの

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    2025年09月14日
  • ウォッチメイカーの罠

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    読者を騙す表現のテクが、やはりスゴイ。最後の最後で、原題のことも。
    その驚愕のために、あえて、このような邦題にしたのでは、と思うくらいに。

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    2025年09月07日
  • コフィン・ダンサー 下

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    ネタバレ

    面白かった。スティーブンに途中同情しそうになった。あれ?ジョーデイってこんなに簡単に裏切る?一緒に、コーヒーとジュースを飲もうって…確かに友情の芽生えをかんじたのに…というザラザラ感がなるほど!こう繋がるんだ。と驚いた。
    パーシーは気に入らない。自分勝手で、護ってくれる人達を危険にさらす。

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    2025年05月27日
  • ファイナル・ツイスト

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    懸賞金ハンターのコルターショウシリーズの3作目。これは面白かった。今までの作品は、この作品のための布石だったのかと思える、すべての話が繋がる大きな話。さらにブラックブリッジがずっと探していた物の歴史的な資料には驚かされた。何よりショウの兄ラッセルがかっこ良すぎて、次作への期待も膨らむ話だった。

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    2025年02月14日
  • オクトーバー・リスト

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    これはすごいなあ。
    労力という面と、その労力の果てにこんな派手であまりにも分かりやすいどんでん返しをそれもこんな堂々と描く。
    さすがだし、遡って行くのにめちゃくちゃサスペンス満載でドキドキの連続。
    すごいわ、ディーヴァー。

    2811冊
    今年39冊目

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    2025年02月09日
  • ウォッチメイカー 下

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    ネタバレ

    上巻では、ライムとサックスのペアがウォッチメーカーと呼ばれる犯罪者を追っている場面とウォッチメーカー側の視点とが交互に繰り返される構成。
    ウォッチメーカー側の構成員も名前などがはっきりと描かれており、少し展開が間延びしている感じもして、正直微妙な作品かな、と思っていた。
    同時に進行していたサックスの父親が関連していた汚職警官たちの話もなかなか進展もしなかった。

    が、下巻に入ってからは、怒濤の早さで展開されていき、とっても面白い作品であった。
    下巻早々にウォッチメーカーの相棒が捕まり、その後ウォッチメーカーも逮捕される。そこで、作品として終わりかなーっと思ったところ、次の計略が明らかになる。ど

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    2025年01月21日
  • ウォッチメイカー 上

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    ネタバレ

    上巻では、ライムとサックスのペアがウォッチメーカーと呼ばれる犯罪者を追っている場面とウォッチメーカー側の視点とが交互に繰り返される構成。
    ウォッチメーカー側の構成員も名前などがはっきりと描かれており、少し展開が間延びしている感じもして、正直微妙な作品かな、と思っていた。
    同時に進行していたサックスの父親が関連していた汚職警官たちの話もなかなか進展もしなかった。

    が、下巻に入ってからは、怒濤の早さで展開されていき、とっても面白い作品であった。
    下巻早々にウォッチメーカーの相棒が捕まり、その後ウォッチメーカーも逮捕される。そこで、作品として終わりかなーっと思ったところ、次の計略が明らかになる。ど

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    2025年01月21日
  • ボーン・コレクター(下)

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    現場に必ず次の誘拐予告を残すという不可解な犯人。組織のしがらみ等を乗り越え、リンカーンを中心にしたチーム捜査で僅かな証拠から徐々に犯人を追い詰めていく。そして驚愕のラスト!
    サスペンスとしてもミステリとしても大傑作です。

    グリッド捜索、微細証拠物件、ガスクロマトグラフ(GC)/質量分析計(MS)、ロカールの相互交換原則等に魅了されつつ(詳しいことはわかんないけど、それっぽいテクニック・ギミックが出てくるだけで喜ぶ体質)、一気読みでした。

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    2025年01月20日
  • 魔術師 下

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    魔術師はあの手この手でライムを欺こうとし、ライムはそれに翻弄されながらも魔術師を出し抜こうとする。最後に勝つのはどちらなのか…。特に後半の騙し騙されの連続は読んでる途中に★5を確定させるに十分だった。

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    2024年12月26日
  • カッティング・エッジ 下

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    今回もディーヴァーの作品には驚かされた。真相がどこにあるのか毎回わからず騙される。事件に関わってしまったヴィマルの家族との関係も気になってしまう。そして、最後はやっぱりそうなるかというお約束の展開で幕を閉じる。

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    2024年12月16日
  • スキン・コレクター 下

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    ネタバレ

    セス・マッギンがビリー・ヘイヴンだったという展開だけでも十分★5を付けられる作品だったが、ここに来てやはり出てきたウォッチメイカーことチャールズ・ヘイルが組み立てた計画の歯車の1つに過ぎなかったという真相の驚きと言ったら他の名だたる名作と比べても引けを取らないと言える。

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    2024年11月28日
  • ウォッチメイカーの罠

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    ジェフリー・ディーヴァー。リンカーン・ライムシリーズ。クレーンが倒れ、死傷者がでた、はじめは事故かと思われたが、事件の10分前に市に脅迫メールが届いていた。犯人の要求は到底受け入れられない。しかもその影には因縁の相手ウォッチメイカーがいる
    久しぶりのリンカーン。今回はどんでん返し度は控えめで、普通の警察小説だったが十分面白い。最後にまた新たな敵役が現れ、期待が膨らむ

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    2024年11月22日
  • ウォッチメイカーの罠

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    久しぶりのリンカーンのシリーズ。因縁の相手、ウォッチメイカーが登場。
    いくつもの要素が交錯しながら、逆転また逆転と、段々と真実に近づいていく、読み手を裏切らない展開はいつもどおり素晴らしい。翻訳文もきっと自分にあっているのか、二段組みの長編も一気に読み切ってしまいます。
    驚きの結末、今後の展開も予想させるような・・・。

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    2024年11月13日