あらすじ
全部どんでん返し!日本限定の短編集!
犯罪組織壊滅作戦の考案を依頼されたミステリ作家を待つ末路を描く「どんでん返し」他、巨匠が“驚愕の結末集”と題した自信作4編。
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Posted by ブクログ
どんでん返しの名手ジェフリー・ディーヴァーの短編集、結末や如何に… #サプライズ・エンディングス
■きっと読みたくなるレビュー
どんでん返しの名手、ジェフリー・ディーヴァーの短編集『サプライズ・エンディングス 罠』
どの作品もタイトルとおりで、驚きのエンディングが待ち受けてるんだけど、ひとつひとつ技が違うのは流石ですよね。また物語の背景や舞台、アプローチもそれぞれ違うから飽きずに楽しめますね。
好きなのは『魔の交差点』『麗しきヴェローナ』、どちらも映像が目に浮かんでくる。人間像に血肉が感じられるんすよねー。素晴らしかったです。ちなみに続き『サプライズ・エンディングス 嘘』も、この後レビューします。
●完全犯罪計画
リンカーン・ライムシリーズの短編。リンカーンライムが命が狙われているという情報がはいり警戒するのだが…
終始ヒヤヒヤさせる一気読みサスペンス! 例の人物が出てきてファンとしてはニヤリですね。犯罪に使われるツールや技術がどんどん新しくなってきて物騒ですね、リンカーン・ライムもどんどんアップデートして悪者には負けないでほしい。
●魔の交差点【おすすめ】
様々な立場で生きる人々、彼らがコンビニで犯罪に相対したとき…
ある事件を背景にした群像劇、様々な人と人とのつながりが入り乱れる人間交差点です。短いお話なのに登場人物が一気に6,7人でてくるので、人名を覚えられない人はメモしながら読むのが吉。ネタバレしない程度に私のメモを書いておきます。
・ジャマール:黒人男性、銃を入手しようとする若者
・アダム:退役軍人、物乞い
・レイニー:女性、不倫中
・カルロス:黒人男性、離婚協議中
・ブレット:殺し屋
・フロム:警察官
アメリカの治安が悪いエリアの一時一部分を切り取ったようなお話。ちょっと間違えば命が危ないすよね… ひとりひとりの会話や行動が目に浮かぶんすよね、顔つきまでイメージできちゃう感じでした。
●麗しきヴェローナ【おすすめ】
2つの犯罪組織が覇権争いになっている。しかしお互いのボスの息子と娘がどうやら恋仲のようで…
犯罪小説版のロミオとジュリエットです。もうこれ映像でみたい、めっちゃ面白そうじゃん! こういう小説こそ海外ミステリーでしか読めないと思うんだよね、イチ推し。
いつの時代も世代によって対立構造が作られがちだけど、結局年齢差じゃなくて人間性だよなーって思ってます。
●どんでん返し
巨悪犯を逮捕するため、刑事たちが人気ミステリー作家に作戦の依頼をするが…
漫画みたいな設定、破天荒はプロットを思いついたところで、ちゃんと組み立てられているのが恐ろしい。しかも本作、短編ですからね。すっきりまとめているところもスゴイよね。テクニックに目を見張る作品でした。
Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァーといえば今だに『静寂の叫び』がベストと思っているくらいで、短篇はあまり読んでいないのだが、こちら、さすがの手際の良さ、という感じ。