ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧
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結末から始まる物語なんて、大傑作の映画『メメント』に対する挑戦みたいなものだと思ってたら、負けず劣らずの名作となりました!
正直めちゃくちゃ読みにくくて、「これ、誰だっけ?」「この人、さっき何してたっけ? いや、時系列で言えば『この後』どうなることになったっけ?」と、何度も読み返したりしながら進めましたが、後半から物語が始まりへと繋がっていくと、一気に加速! そしてどんでん返しのラスト2章! 「えっ? んっ!?」が止まらないです!
再読必須! 真相がわかってからの『答え合わせ』で、時系列が繋がっていくのが気持ちいい!
さすが、どんでん返しの魔術師……名作です! -
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ネタバレ追跡者コルター・ショウの第三弾。
あまり細かいことは気にせず読む(読み飛ばす)タイプなので、
全く気が付いていなかったが、
ゲーム業界の事件とカルト集団への潜入が、
それぞれ2週間前、1週間前のできごとだった。
いくら「一つのところにとどまっていられない」コルターとしても、
動きすぎというか、働きすぎ。
今回は、長年、行方不明になっていた兄ラッセルが、
コルターの絶体絶命の状況に現われ、
タッグを組み父の残した秘密を探すことに。
その秘密は、とある法律の裁定書だったが、
正直、その法律の衝撃があまり理解できなかった。
それは、アメリカに比べて日本が厳密な「法治国家」ではない、
ということ -
Posted by ブクログ
コルター・ショー・シリーズ三部作の、いよいよ待ちに待った大団円。このシリーズの特徴は、何と言っても常に動き回り続け、父譲りのサバイバルのテクニックを駆使して悪と対決するという主人公の個性である。
ディーヴァー作品の代表格、アームチェア・ディテクティヴの主人公リンカーン・ライムとは、まさに真逆である。それでいながらライムもコルター・ショーも、極端なまでの個性で娯楽小説の王道をゆくように事件に向き合ってゆくというキャラクター造形で、読者をとことん楽しませてくれる。
三部作の一・二作目は、それぞれに独立した物語でありながら、コルター・ショーの父や兄のことは伏せられ、ぼかされ、ほのめかされて -
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Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァー『フルスロットル トラブル・イン・マインドI』文春文庫。
『クリスマス・プレゼント』、『ポーカー・レッスン』に続くディーヴァーの第三短編集。I巻とII巻の分冊刊行でII巻は来月の刊行のようだ。やはり、ディーヴァーは短編も面白い。捻りに捻った終盤の展開と納得のいく結末は、捻りの魔術師・ディーヴァーならでは。
『フルスロットル』。人間嘘発見器、キャサリン・ダンスが活躍する表題作の短編。ラストのこれでもかと畳み掛けるような捻りの連続と謎解きには唸らされた。お見事と言うしかない。自由兄弟会による爆弾テロの計画を察知した警察は二人の容疑者を逮捕する。テロ攻撃まで2時間余りとな