伊岡瞬のレビュー一覧

  • 代償

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    ネタバレ

    圭輔君が小学生時代は 読んでて辛くて読むのやめようかと思った 不憫すぎて 寿人君がいてほんとによかったねと なんの躊躇もなく悪になれる人間は恐ろしい

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    2026年09月02日
  • 白い闇の獣

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    小中学生の女の子を持つ親には辛い描写が続く
    が、どちらも(被・加害者)未成年の場合が多く、表に出ないだけで、事件は多い
    少年法⋯少しづつ改正されてはいるが、いったいいつの時代に作られた法律?
    その頃よりもはるかに体格がよく、情報が手にはいる現代でも適用される
    被害者の関係者は蚊帳の外のように扱われ、加害者は少年法で更生・教育の名の下守られているようにしか見えない
    2025/4/2

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    2026年08月26日
  • 奔流の海

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    序章で災害で行方不明になった乳児
    舞台は20年後になり、旅館の娘と宿泊客の
    青年が出会う
    旅館の娘、千遥は現在進行
    客の青年、裕二は四歳から二十歳まで
    過去にさかのぼる
    目次を見ると これは混乱するやつか?
    と思ったけれど、現在がほぼ四ヶ月間と
    短い期間だからか混乱なく読めた

    裕二の数奇な生い立ちや育ての親の秘密には
    突飛な部分もあるけれど、そこはミステリ要素として読めて、無理すぎない

    代償や瑠璃の雫でも感じた思春期の書き方が
    とても感じ入る

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    2026年08月18日
  • 代償

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    胸糞ボンバー。
    たぶん好きになるだろうから積読候補を増やさないよう敢えて避けてた伊岡瞬、初読み。

    「自分だったらどうするか」 イヤミス系を読む時は、どうもそんなことを考えているらしい。

    逃げればいい。誰かに助けを求めればいい。 けれど『代償』で描かれる悪意は、そんな簡単な逃げ道を一つずつ塞いでくる。

    達也は、言葉も態度も妙に軽く、分かりやすい悪人には見えない。それなのに、自分の思い通りにならないことを許さず、人の弱さや認識まで利用して自分の望む方向へ動かしていく。

    圭輔と一緒にその恐ろしさを散々見てきたはずなのに、読み進めるほど「本当にそうなのか?」とこちらまで疑わされる。 何も知らずに達也と出会っていたら、恐らく自分も騙される。

    そして最も怖かったのは、真実を知っていることと、それを証明できることはまったく別だということ。 「やっていないことを証明するのは何より難しい」。 ここまで弄ばれて、それでもまだこの悪から逃れられないのか。終盤にはそんな絶望すら感じた。

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    2026年08月12日
  • 痣

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    (備忘)どちらかというといい意味で胸糞悪い小説だった。「痣」から現在と過去の事件が繋がってきて引き込まれ、警察内部の人間模様だったり闇だったりが浮き彫りになってきて、、とここまでは良かったけど、ラストというか犯人の動機がなんかいまひとつだった記憶。とはいえ普通に面白かった一冊ではありました。

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    2026年08月01日
  • 冷たい檻

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    ある村に、介護老人ホーム、児童養護施設、青少年更生施設、この3つが1つの敷地に設置され運営されていた。
    見た目や評判は至って普通なこの施設。
    そんな施設がある村で、ときおり事件が起きていた。
    老人ホームで暮らしていた人の転落死、村の駐在員の行方不明。
    駐在員の行方不明をきっかけに、調査員である樋口透吾が真相を探りに村へやってくるが、そこでもまた不可解な事件が起きてしまう。

    とても分厚く、読み応えバッチリの本作。
    最後の終わり方がとても良く、本書内で少し刺々しい印象のある樋口を、最後はとても温かい気持ちで送り出した感覚になった。
    事件の真相も最後は全て回収されており、読み終わってとてもスッキリした気持ちになった。

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    2026年07月26日
  • 代償

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    あまりにも複雑すぎて、見開きのノートに登場人物・小学生時代から大人になってからの関係性などをノート見開き2ページに細かく書いてあらすじを追っていた
    物語の主人公である圭輔は、小学生・中学生時代は遠い親戚で同級生の達也から逃れられない……
    高校、大学では離れていたが弁護士となった圭輔の元に依頼人として現れ、またもや支配されつつあった
    しかし、先輩の言葉「あなたはいつもできない理由を考えている」と指摘されたこと
    友人からの背中を押されたことで、2人の関係性が始まった子供時代からの理不尽な出来事を調べていくことにした。
    達也は自分でも気づかないうちに、人を欺き破壊することに喜びを見つける特性があり、それを邪魔するものは家族でも排除
    そして、1番の標的は圭輔だったのでは!?
    アルコール、違法薬物、ギャンブル など依存症やマインドコントロールされてしまうもをやめさせるのは難しい
    2023/10/21

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    2026年07月23日
  • 水脈

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    シリーズものは続編も読んでみることにしています
    前作より今作の方が個人的には好みでした
    オチも捻られていて良かったです

    全体的にとても暗い内容です
    読後感も悪いです
    社会問題をテーマにしているのでラストは問題提起をされて締められていました
    拷問シーンがあるので苦手な人は気をつけてください

    設定は現実には有り得ないかなぁと思いますがフィクションとして楽しむ分にはそこまで気になりません
    メディア化が似合う作品だと思います

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    2026年07月21日
  • 悪寒

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    ネタバレ

    責任をとらされ人事部より田舎の子会社へ出向させられた。
    その間に、自宅で起きた殺人事件
    何故か被害者は会社のトップで殺したのは妻なのか!?

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    2026年07月20日
  • 代償

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    両親を亡くした圭輔の悲痛が胸に刺さる。
    最近父を亡くしたので、その喪失感が響いた。
    最後は悪の化身達也が「最も辛い苦痛の一つ」を味わう事になる。重苦しい物語の締めくくりとして爽快感のあるカタルシスを感じた。

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    2026年07月11日
  • 水脈

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    水脈という言葉にはどちらかというとポジティブなイメージを持っていましたが、暗く、規則性があるようでいて無秩序な、そんな印象に変わりました

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    2026年07月08日
  • 波動の彼方にある光

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    海保が舞台のアンソロジー。つい特殊救難隊がメインになりがちだけどそれ以外の職種の話もあって面白かった!

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    2026年06月26日
  • 白い闇の獣

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    現実でもありえる話で暗いストーリーではあるけれど、どんどん読み進められる。少年法により守られる犯罪者で、更生する気もない少年たちに憤りを感じる。復讐に手を染めることが良いのか、事件が起こった要因が自分にもあるのか、とても悩む作品である。星3.5

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    2026年06月22日
  • 残像

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    浪人生の一平が出会った年齢、性別も様々な不思議な人たち。同時に進行していく議員の息子の生活。シリアスでありながらもコミカルに進んでいく展開に最後まで楽しく読めた。
    伏線回収はさすがだった。

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    2026年06月21日
  • もしも俺たちが天使なら

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    詐欺の話が好きでAIに推薦してもらい読んだ本。
    面白かった。
    伊岡瞬って、重いというイメージがあったのに、軽妙でよかった。
    谷川のキャラがいい。

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    2026年06月16日
  • 波動の彼方にある光

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    海上保安庁の特殊救難隊。知らない世界の話で命がけで仕事に取り組む姿に感謝の気持ちでいっぱい。今はがんばる、汗だく、必死など昭和の古い価値観と言われがち、でも現場にこういう人たちがいる事は素晴らしいと思う。私はほぼカナヅチなので機材を抱え50mは泳ぎ…なんて尊敬。救助される場面で暴言なんてもってのほかだが自分を抑え人命救助してくれる隊員さんは尊い。出来過ぎでも離島の自分の母を救ってもらい、その時のパイロットに憧れ実現する、気持ちよく感動した。船上の主計士、そんなお仕事もあるんだ、ごはん美味しそう。

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    2026年06月15日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    犯人というには…いりくんだ内容でしたが一気に楽しく読み終えました。しかし、最後の文章がわからなくて、つまりはどういうこと?

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    2026年06月14日
  • 瑠璃の雫

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    辛い経験をして気持ちを内に閉じ込めて生きている登場人物達の描写がとてもよく描かれている
    題材の割に読み終えた後味が悪くなかったのは、主人公に寄り添う人の優しさを感じたから

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    2026年06月11日
  • 仮面

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    序盤に不倫や逆売春があり、中盤に回りくどい言い回しがあったりして、どういった展開になっていくのか甚だ疑問に思いながら読み進めていったが、終盤の怒涛のごとき流れにはスリル感を味わい終焉を迎えた。
    宮下と小野田のその後の関係も気になるところだが、菊井のその後の芸能界での活躍も気になるところ。

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    2026年06月07日
  • 冷たい檻

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    北陸の岩森村を舞台に、失踪した駐在警官を追う調査官・樋口が、村に隠された深い闇へと近づいていく物語。
    穏やかに見える村の裏では、児童養護施設や老人ホーム、病院などを備えた巨大施設が存在し、“行き場のない人たち”を受け入れる代わりに、新薬の臨床実験に関わらせるという恐ろしい実態が隠されていた。

    視点人物が多く、最初は少し整理しながら読む感じだったけれど、二日間に起こる出来事の密度がとても濃く、最後まで緊張感が途切れなかった。犯人探しというより、「なぜこんなことが起きたのか」を追いかけていくミステリで、少しずつ全体像が見えてくる面白さがあった。

    現在の事件だけでなく、17年前の樋口の過去も大きく関わっていて、二つの出来事が繋がった時は胸にくるものがあった。
    児童虐待や少年犯罪、介護問題、政治と利権など重いテーマが描かれているが、ただ衝撃的なだけではなく、人の弱さや痛みにも丁寧に向き合った作品だったと思う。

    「一体何が起きているのか」がなかなか見えず、不穏な空気の中で読み進める手が止まらなかった一冊。読み終えたあとには、フィクションなのに現実にもどこか繋がっているような怖さが静かに残った。

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    2026年05月23日