伊岡瞬のレビュー一覧

  • 朽ちゆく庭

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    この作品、家庭崩壊三部作の一つみたい…(^^;;
    「代償」「悪寒」で、「朽ちゆく庭」
    どんなお題目やねん!
    まぁ、その通りやねんけど…(−_−;)

    あるごく普通の家庭やけど、息子の不登校などもあり、一戸建てを購入して引越し。

    家庭の現状〜
     お父ちゃん
      下請けの事務と不倫…
      コンプライアンス違反に裏金…
      裏金を手切金に…_| ̄|○
     お母ちゃん
      勤め先の上司と不倫…
      それをネタに脅され中…
     息子
      不登校ぎみ…
      親と会話せず、ゲーム三昧…
    お父ちゃん、お母ちゃんのは、バレてないけど、息子はカワイイもんで、でも、もう実質崩壊してるやん〜!

    ゲーム三昧の息子が、何

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    2025年12月16日
  • 145gの孤独

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    伊岡瞬さんの描く人物は魅力的。主人公の倉沢は軽口をたたくが、内面にもつ感情の反動のようなところが垣間見え、ネガティブ思考なのだけど覚悟を決めて取り組むと全力を尽くす感じ。そうなるの?っていうこともちょいちょいあって読んでて飽きもこないし面白いと思いました。
    裏表紙の紹介文にハードボイルドと書いてあるけど、ハードボイルド感はあまり感じられないです。

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    2025年12月11日
  • 代償

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    高校生の時に読んだ本を再読してみた。

    何もかも奪われた少年は、奪った少年にその代償を支払わせることが出来るのか。
    手を汚さずに罪を犯す人間に罪悪感なんてものはない。証拠もないから断罪することは出来ない。では、彼はどうやって代償を支払うのか。読んでいて、ハラハラドキドキ。
    途中胸糞悪くなる悪人に、私まで心臓を捕まれながら読んだ。

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    2025年12月08日
  • 祈り

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    ネタバレ

    自分の解釈は歪曲して捉えてるのかもだけど、
    行動力のない祈ることしかできない人間(春輝)が実際の力(鶴巻)を得たとしても、力を使うことによる代償を想像できなくて結局現実逃避してしまうのかー、と。
    実家にお金送らないくせに、母親の優しい声が聞こえるって都合いい耳だね。と皮肉を言いたくなる。取捨選択して現実を生きねば!と思える作品。

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    2025年12月05日
  • 翳りゆく午後

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    先が気になり、一気に読んだ。
    認知症を疑い、免許証の返納を勧める息子と嫁。認知症の疑いのある父は、ひき逃げの犯人として自首し、逮捕される。
    強く正しく校長まて勤めた父の老いてからの孤独と、高校教師をしている息子の家族を信じきることなく保身にはしる姿は、寂しい。

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    2025年11月30日
  • 朽ちゆく庭

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    セレブタウンと呼ばれるエリアに引っ越してきた3人家族。
    中学生の真佐也は不登校で、母の柚美子はパート先の上司と不倫。中堅のゼネコンに勤める父の陽一は突然の自宅勤務。
    ある日、一人の少女の遺体が見つかり、警察や世間の目を集めることになる。

    危ういバランスの上に立つ家族。
    決して、まともと思える人間が登場しない。
    まともに思えるのは、刑事さんや代償にも登場した白石弁護士の様な気がしました。
    世間でいう正しさの正体が何なのか。
    子供を守ろうとする家族。
    子供に無関心をよせる家族
    狡猾な子供。歪な友情や依存関係に苦しむ子供。
    家族や個人の形が歪だからこそ、歪な部分につけ入ろうとする人たちがいる。

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    2025年11月30日
  • 翳りゆく午後

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    一気読み。偶然にも父親認知症かも?の内容を2作続けて読みました。
    免許返納問題です。なかなか難しい。

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    2025年11月29日
  • 赤い砂

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    伊岡瞬さんの作品が好きなので作者買いの一環として買った今作品。

    なんかちょっといつもと雰囲気が違う?と思いながらもウイルスによる自殺の連鎖という設定が面白くてどんどんと読み進むことができました。
    あとがきを読んでなんとデビュー前の作品と知り驚愕。

    最後の終わり方が個人的に衝撃的で人生で初めて読み終えた瞬間「えっここで終わるの?」と声が出た。

    スルスルと読んでいたので唐突に終わったように感じたのですが、作品の余韻に浸ったあと、もう一度最後の方を読み、敢えて結末をハッキリ書かない、読者側に想像の余地を持たせる終わり方もそれはそれで好ましいなと思えた。

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    2025年11月27日
  • 奔流の海

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    ストーリーは大きく1部と2部に分かれる構成で、タイトルも付けられてるから意味あり気な印象でしたが読み終えるとあまり意味は無さそうです。
    ストーリーほかなり可哀想な展開が続きます、プロローグで描写した家族がどう繋がるのかは後半の後半まで微妙に解らないのですがラスト50ページから一気に判明する流れは爽快感があるくらいです。
    最後の最後で恋愛小説っぽい終わり方が少しギャップを感じましたが、青春ミステリーと呼べるのかなって印象を受けた作品でした。

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    2025年11月23日
  • 残像

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    偶然のような出会いから始まり、距離が縮まったと思いきやある日忽然と姿を消す人たちとの記憶。
    でもそれは嘘でもなく夢でもなく、ちゃんと現実だった。
    人々の残酷な体験や記憶が渦巻く現実の中でも、読み続けていくと甘酸っぱい気持ちや青春も感じられた。世間では悪人認定される犯人でも、人それぞれ背景や理由がある。
    たとえどのような状況にあっても時間は流れ、人は生きていく。
    大切なことを失うことの絶望、残酷を感じた。でも命がある限り、人生は続いていく。苦しくも死に物狂いで生き続けるという強い「生」を感じた本でした。

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    2025年11月23日
  • 残像

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    ホームセンターでアルバイトをしている浪人生の堀部一平が、同僚の葛城が職場で倒れた事をきっかけにトラブルに巻き込まれて行くストーリー。

    葛城が暮らすひこばえ荘の住人たちが謎だったけど、だんだんと関係性がわかってきたものの、伊岡さんにしてはのんびりした内容だな…と思っていたら、やっぱり残酷な場面が待っていました。

    とにかく吉井恭一が怖すぎます。彼自身の過去を知れば彼自身も可哀想ではありますが、だからといって…。こんな人間の目に止まってしまったら不運でしかないですね。

    主人公の一平は主人公なのに大活躍とはいかず、むしろ探偵の須賀がヒーローに見えてしまいました。そして恭一の父親があのような結末を

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    2025年11月19日
  • 翳りゆく午後

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    教職に就く47歳の大槻敏明には、同市内の実家に一人で住んでいる父親・武がいた。
    武も中学の教職に就き、定年までは校長として務めあげた。
    その後は市が主催している生涯学習センターの講師を務めている。
    敏明が幼い頃には、ドライブが好きな武のクルマに乗り、度々キャンプ場や山へ連れて行ってもらった。

    今や80歳近くになった武だが、愛車には多数のこすり傷があり、不安になった敏明は武にその理由を聞くのだが「駐車中に誰かにぶつけられたんだろう」と一蹴されて取り憑く島もない。
    高齢になったことから、運転免許証の返却を考えるように敏明は意見するのだが、馬耳東風の武だった。
    その武に、生涯学習センターの女性受講

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    2025年11月19日
  • 代償

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    平凡な家庭で育った小学生圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに遠縁で同学年の達也家族と暮らすことに。その後達也や達也の母道子のせいで過酷な思春期を送る。でもある出会いで圭輔は救われる。
    大人になり圭輔は弁護士になる。そこへ逮捕された達也から弁護依頼がくる。
    裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追い詰められた圭輔は達也とどう対峙するのか...

    達也がもう本当に根っからの悪いやつ。胸糞悪いとはまさにこのこと。
    達也が登場すると眉間に皺がより、険しい顔で読んでいた気がする。
    圭輔の弱腰にもイライラするが、寿人の存在が救いに。
    胸糞悪い展開ではあるが、どう展開して行くのかが気になってほぼ一気に読めた。

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    2025年11月18日
  • 代償

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    イライライライラ腹が立ってしょうがなくて、一気読み。何日もかけて読んでたらこっちが病んでしまう。小説って恐ろしい。

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    2025年11月12日
  • 残像

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    身元引受人、元犯罪者3人の奇妙な生活。
    各々偽名を使い、主人公と接触を試みる。彼女らの過去と目的が分かった瞬間から読者の視点も反転する。
    暗闇の中にも光はあるのだろう

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    2025年11月11日
  • 翳りゆく午後

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    伊岡瞬さん、今回は、クズではない?

    お父ちゃんが認知症かも?
    うちの父親は、もういないけど、最後は、認知症やったしな。あんまり他人事とは思えず。
    この話と同じように、クルマ擦ってたし。まぁ、大きな事故とかはしなかったけど。元々、クルマ関連の仕事してたから、やっぱり、運転に自信があったんかな。

    夜中に、鬼電…
    「死霊館怖かった!なんで一緒に来んの!」
    ちゃうわ!人違いや〜(・・;)

    改めて〜
    「人を轢いてしまったかもしれん」
    と父親から…
    それが悪夢の始まり…
    校長先生までいってるとプライドもあるんかな。自身の能力が下がっている事が認められない。
    忘れることも多くなって来た。
    轢いたかどう

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    2025年11月09日
  • 冷たい檻

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    ネタバレ

    日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪した。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!

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    2025年11月06日
  • 代償

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    この本を読むのは2度目でした。
    本棚から出てきた時は完読か積読かわからずに、読み始めて完読した本であることに気づいたものの、なんとなくのあらすじしか覚えてなかったので新鮮に読み返しました。
    あまりに不幸になった人が多くて、晴々とした気持ちというわけにはいかなかったけど、主人公の『圭輔』がやっと少しは心が救われたのではないだろうかと思ってホッとしました。

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    2025年10月24日
  • 翳りゆく午後

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    面白かった!
    ちょうど自分の両親にも訪れるであろう「いつまで運転するの?」で悩む主人公の日々。
    ある場面のセリフで突然違和感が出て、え?!と驚きもあり楽しめました。一気読み。

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    2025年10月23日
  • 代償

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    ネタバレ

    前半の気味の悪さ、両親が亡くなってからの辛い時期からの、裁判の場面でまだ主人公の圭輔を追い詰めてきた描写はすごかったです。
    みなさんがおっしゃっている通り、最後の結末が呆気なかったですが、最後の最後まで性悪キャラを突き通せた著者の描写力はすごかったです。

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    2025年10月21日