伊岡瞬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんか不思議な話でした。伊岡さんの作品だから覚悟して読んでたけど、どうもいつもと違う。私は伊岡さんの作品を今までに数冊しか読んでなくてすごい知っているというわけではないのに、それでもいつもと違うと思った。
ファンタジー要素がほんのちょっとあり、読んでて昔話の『わらしべ長者』が頭に浮かびました。出会いって大切だな、みんな幸せになって結末を迎えるのかな?なんて思ってたけど、そこはやっぱり伊岡さん。闇が…。いつも登場するどうしようもないタチの悪い人間が出てきたり…。ラスボスみたいなのも出てくるし…。結局いつもみたいに"ズドン"と来るのか?と構えたけど、この作品は優しかった。
色んな事が起こったけ -
Posted by ブクログ
不倫、不倫、不倫、不倫、
どいつもこいつも不倫ばかりで、呆れます。
なんのために夫婦になったのか。
一生添い遂げる相手を見つけたのではないのか。
独身の私には不倫する人の気持ちは計り知れませんが、家族だからこそ外部に刺激を求めてしまうのでしょうか。。
読んでいて不快な気分になります。
でも、そんな気持ちになるのは、やはり本作品の家族の仲にリアリティを感じるからでしょうか。
思春期の子供に悩まされる妻、に他人の子供の如く任せっきりにしてしまう夫、
誰も同じ方向を向いていない家族の在り方は想像に難くなく、実情としては多いのかもしれないと思うと、とてもつらい気持ちになります。
幸せな家庭を知らないか -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかくエロシーンが多い
ネタバレ
サトウミサキといういくつもの男を虜にさせる魅惑の女による、中学校でいじめられて自殺未遂をした弟・浩紀の復讐劇
4人の浩紀に関わった者たちと2人の刑事の視点で物語が進む。
とくに3人目の青木繁子の章が衝撃的
認知症っぽいおばあちゃん・繁子の家に孫の嫁・茜とサトウミサキが世話しに来る
繁子は息子・一彦はどこに行ったのかと度々尋ねるが、答えは帰ってこない
繁子だと思っていた人物は実は一彦であり、一彦は繁子を殺害して地下に埋め、繁子になりきって生活していた
一彦は居眠り運転で孫を殺し、自分は生き残ったことを繁子から散々責められた(繁子は息子には厳しかったが孫 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気読みしました
近年稀に見る悪役の登場と、主人公の気の弱さというか歯切れの悪さにめちゃくちゃイライラしながら読みましたが、とあるところあたりからいけ!やってやれ!みたいな気持ちになり、最後はしっかり綺麗に纏まりました。
ミステリー界のアンパンマン映画かってくらい分かりやすく読みやすく。ハラハラもあり、楽しめました。
途中、この悪役をどうやって成敗してくれるのかと楽しみでしたが、とにかくイライラしてました笑
最後にはずっと思ってたセリフが。
達也と同じような奴は他にも沢山いる
自分の周りにも達也ほどではなくても本当に理解できない人、ことってあるんです。 -
Posted by ブクログ
これまで読んだ伊岡瞬の作品の中で、本作がいちばん印象に残った。
物語は、ごく普通の日常から始まる。
しかし、その中にチクチクとした人間関係のズレや違和感が丁寧に描かれており、読み進めるうちにじわじわと不安が募っていく。そして、その違和感に気づいたときには、すでに物語に深く引き込まれていた。
本作では、妻・裕美子の心情が頻繁に描写される。
そのため私は、自然と裕美子に肩入れし、彼女を主人公のように感じながら読み進めていた。しかし、読み終えたときに残ったのは、「多くの問題の原因は裕美子にあったのではないか」という感覚だった。
中盤までは、彼女の行動に対して「状況を考えれば仕方がない」とどこか -
Posted by ブクログ
ネタバレ達也・道子親子との出会いから、両親を失い、浅沼家に引き取られるも虐待まがいの扱いを受ける子供時代の第一部、弁護士となり達也の弁護を引き受けながら、達也を有罪にすべく奔走する第二部と、時間軸的には隔たりがあるが、心に受けた傷やトラウマは変わらずに残っていることを感じさせられた。ストーリーも、前半の「検察側の証人」のエピソードが後半に活きる設定で、先が読めない展開だった。達也の、救いようのない悪役感がよく伝わってきて、著者の書きたかったというキャラクターと合致していると感じた。淡々とした語り口で読み進めやすかったが、主人公・圭輔が誰にも心を開ききっておらず、素の心で何を考えているか伝わりきってこな