伊岡瞬のレビュー一覧

  • 追跡

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    まさに追跡する者と追跡される者の緊張感が溢れる疾走感ある小説だった。

    冒頭に小説の人物相関図が記されていたので面倒な物かと危惧したが、たしかにこの相関図と共に読み進めると、放火殺人小児誘拐という複雑な事件の物語に没入できた。
    信頼と裏切りの繰り返しにより、読者も誰が正しいのか探っていく。
    コミカルな要素も含みながら、スピード感溢れる追跡の小説だった。

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    2025年04月19日
  • 追跡

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    読みやすいのに、読み応えもあった。
    複雑に絡み合った人間関係で、それぞれ、誰と誰が仲間なのか敵なのか、目的は何なのか先が気になった。
    最初から気持ちを入れて集中して読まないと、人物像を見誤ってしまいそうでした。
    『冷たい檻』の樋口さんが再登場した。

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    2025年04月12日
  • 追跡

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    東京都武蔵野市で住宅火災が発生。焼け跡から男女三人の遺体が見つかる…。警察小説かと思いきや裏組織や政界フィクサー、与党幹事長も登場して息詰まる展開に。「冷たい檻」の樋口も登場。この作者さん、こんな小説も書くのかとビックリするやら感心するやら、傑作。

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    2025年04月10日
  • 翳りゆく午後

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    とても主人公に共感出来る物語でした。
    何かあった時にあれこれ手を打とうと
    考えてしまい、泥沼にハマって行く。
    自分の立場、考えを脇に置いて瞬発的に
    やるべき事をやれる人が羨ましいです。

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    2025年04月04日
  • 仮面

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    題名の"仮面"を被った人間ばかり登場する話でした。誰しも仮面は被っていると思う。そう分かってるのだけど、この作品に登場する仮面を被った人間は、仮面を脱ぐと変な人間ばかり。読んでて、まともな人間は出てこないのか?もう嫌だ、と思ってしまうほど。たいていこういう変な人間ばかりだと私は読むのが苦になってしまう。読んでも読んでも先に進まないぐらい。
    でもこの作品は面白かった。なんかあっという間に読めた感じ。苦手な暴力描写もあったりしたけど、そんなに気にならなかった。一番面白いと思ったのが、こういうサスペンスには珍しい胸キュンもあった。そういうギャップもあり、私はこの作品好きです。

    この作品は何年か前に

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    2025年03月27日
  • 翳りゆく午後

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    ネタバレ

    伊岡作品、6冊目。人間ドラマを感じさせてくれる作家さん。今回も然り。主人公の敏明には、間もなく八十歳になる父・武がいて、一人暮らしをしている。市民講座の教師を務めている。最近物忘れがいどいが、運転免許証を返納しない。武の車に大きな傷。武は人を轢いたかかもしれないと伝える。さらに近くで轢ひき逃げ事件があったことを知って懊悩する敏明。武は事故を起こしたのか?実はこの物語は高齢者の交通事故の話しがメインではなく、敏明がこれまで家族を蔑ろにしてきた代償を払う作品だった。伊岡作品は単純にはいかないところが魅力。⑤

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    2025年03月27日
  • 悪寒

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    主人公の苦悩がうまく表現されており、ドンドン読める。最後にはどんでん返しとまでは言えないながらも仕掛けがあり、最後まで楽しめた。

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    2025年03月05日
  • 仮面

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    私は遊園地のジェットコースターが嫌いだけど、この本の後半の展開はまさにジェットコースターで、ミステリ好きで良かったと心底おもった。おもしろい。

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    2025年02月26日
  • 奔流の海

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    伊岡さんの作品が好きでいつも読んでいます。
    この話は、年代やそれぞれの人物に分けた話で始まります。
    台風で行方不明になる赤ちゃん、クズのような父親に幼い頃から大怪我をさせられる悲劇の子供、親を失った少女、どの話もなんという悲劇なんだろうと読むのを途中で止めてしまおうかと思うくらいでした。
    それでも最後にはみんな幸せになれてこの作家さんでは珍しくハッピーエンドかとおもいます。

    #共感する #切ない

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    2025年02月12日
  • 不審者

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    伊岡瞬さんの家族のはなし
    小説なのに感じれる不穏な空気

    たまらない

    20年ぶりのお兄さんの行動がものすごくこわく感じた

    家族を狙わないでと…

    これは最後まで読んだほうがいい作品。

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    2025年02月09日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    もう手に取ったら一日で読み切ってしまうとわかるくらい続きが気になってしまう作品。この村に訪れる登場人物が本当にミステリーの古屋敷で1人になっちゃう人くらいフラグをたてまくる。ジェットコースターのような大味の恐怖をまずあびて、ビクビクする。と思ったらとてつもなく静かな雰囲気になっていく。お化け屋敷とはまた違う、日常に戻っているはずなのに謎を残し続けているからかずっとまだ後ろに追いかけてくる人物がいるような感覚。最後の不穏さはもうどうしようもない。なぜまた再会というかあの場所に訪れる気持ちになったのか理解できないが最後の最後にこんな怖さを感じさせられるとは思わなかった。

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    2025年02月03日
  • 痣

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     伏線の張り方といい、さすが大御所。飽きさせなく、最後まで連れて行ってくれる。
     真壁と宮下が登場する「悪寒」や「本性」も読んでみたい。

     人間の複雑怪奇な心を極上のミステリーで楽しむ。
     伊坂幸太郎氏はそれを可能にしてくれる作家だと思う。

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    2024年11月12日
  • 白い闇の獣

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    いくら寅ちゃんや多岐川さんが頑張っても、愛の少年法では今の少年犯罪には対処しきれないと思います。凶悪犯罪を犯した子どもは大人と同じように処罰すべき。むしろ大人より厳しい罰で良いくらいだと思います。たとえ家庭環境が悪い子供でもです。特にこの本のような犯罪者には更生の機会など与える必要はありません。こんな奴らはどうせ更生など不可能、死ぬまで犯罪を繰り返すだけです。「赤ん坊はどの親のもとに生まれてくるかで人生の半分は決まる」まさにその通りです。子供と一緒に親にも責任を負わせるべきでしょう。

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    2024年10月11日
  • 瑠璃の雫

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    残酷な事件と哀しい真実。それに向き合い、前進する事がどれだけ難しいことか。読み応えがあり心を動かされる小説。

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    2024年10月04日
  • 不審者

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    10年ほど前に、代償、をよんで、
    すごさとムカつきを感じた。

    不審者もなんともいえない、
    不安感、むず痒さ、違和感。

    最後にそれらが、いきなり回収される。
    タイトルはその通り。

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    2024年09月11日
  • 不審者

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    ネタバレ

    最後の30ページまでこんな結末は全くの予想外。伊岡さんに見事にやられました。登場人物がとにかく嫌な人ばかり。脳天気で優柔不断な旦那。気が強くて半分ボケた義母。陰気な実母。そして結末が分かった後も最後まで一番嫌な奴が意地悪でしつこく権力まで振りかざす義兄。可哀想なのは犯人だけ。弁護士の奥山先生に頑張っていただき無罪判決を勝ち取ってもらいたいです。

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    2024年08月25日
  • 奔流の海

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    ミステリー特有の謎が紐解かれる快感と、そこに辿り着くまでの様々な感情を読み取り、理解していく過程で大きな感動をもたらしてくれた。
    皓広の壮絶な人生は自分では理解し難いような複雑な感情になり、自分の中にどう落とし込んでいけば良いかわからない場面もあったが、
    星の元で出会うべき人と出会い最後はハッピーエンドで終わり、とてもまとまりのある話だった。

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    2024年08月13日
  • 冷たい檻

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    物語の初めの方は登場人物が多く、場面がコロコロ変わるから話に入り込むのが難しいかったが、終わってみれば600頁が短いと感じるほど没入していた。面白かった!

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    2024年08月07日
  • 白い闇の獣

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    辛い話、少年法という難しい話ではあるが
    読み始めからあっという間に引き込まれ
    没頭した。とにかくおもしろい。

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    2024年07月09日
  • 残像

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    伊岡瞬作品を数冊読んで 今回はあらすじを何も知らず購入
    真壁シリーズかと思いきや、刑事は全く出てこない
    登場人物もそう多くはなく 不要な説明文などはあまりなくサクサク読めてしまい、次はどうなる?と3日で読んでしまった

    登場人物それぞれの人生模様がよく分かり 様々な人間の本質が垣間見える

    東野圭吾作品のように 最後には切なく温かい気持ちが残る作品である

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    2024年07月06日