【感想・ネタバレ】痣のレビュー

あらすじ

平和な奥多摩分署管内で全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか──。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

テンポよく進んでいき、展開も非常に面白くあっという間に読んでしまった。それぞれ登場人物のキャラクターが立っていて、感情移入しやすかった。実際、捜査一課内でも人間関係の面倒くささがいろいろありそうだなとか。
赤い砂、悪寒、冷たい檻、翳りゆく午後、乙霧村の7人等いろいろ読んだが、伊岡作品の中でもかなり好きな作品。

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2025年11月13日

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なかなか宮下さんや上司に 気づいた事を言えない真壁さん 

読み進めていくうちに どんどん悲惨な事件が増えてきて 謎が増える
しかし自分勝手でグロい事件でした

面白かったです 一気読みです

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2025年06月02日

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ネタバレ

★4.5。
面白かったなー。読み始めたらさっくさく読めちゃった。読みやすいわ。
ストーリー展開とかキャラクターも"ザ・キャラクター"って感じしてわかりやすい。ただ内部犯オンパレードだったのがあーって感じだったし結構エンタメ系なのかなって感じはしたけども。読後そんな嫌な気になんなかったからそれは良かった。
真壁さんはものすごく好きなタイプですね。大泉洋でどうですか。とりあえず悪寒も今度見てみっかなー。悪寒が先なのかと思ったけど痣の方が先だったのね。上手いこと順番に読めていいわー。

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

 伏線の張り方といい、さすが大御所。飽きさせなく、最後まで連れて行ってくれる。
 真壁と宮下が登場する「悪寒」や「本性」も読んでみたい。

 人間の複雑怪奇な心を極上のミステリーで楽しむ。
 伊坂幸太郎氏はそれを可能にしてくれる作家だと思う。

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2024年11月12日

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面白かった。
宮下くん良いキャラだったから続編あれば…って思ったらある!
真壁さんとコンビ!
嬉しい。読もう。

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2024年03月06日

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久々の伊岡瞬さん。今回は真壁刑事がメインのお話だ〜と思ったらあまりに辛い出来事が…。

猟奇的殺人のシーンは読んでいて気分が悪くなりましたが、真相を知りたくて一気読み。

緊迫した場面が多いけど、相棒の宮下刑事の存在がその場の空気を緩めてくれて良かったです。

後味の悪い結末ですが、私の中では『代償』を超えるほどではなかったかな。やっぱり『代償』はインパクトが強かった〜。

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2025年08月27日

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連続冷凍美女殺人事件の被害者の胸に殺された妻の胸にあった赤い痣と同じところに切り傷が見つかる。妻を亡くし、辞めようと思っていた刑事が呼び戻される。複雑な人間関係、絞れない犯人。
面白い

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2025年02月15日

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妻を亡くし気が削がれている刑事が、ある死体をきっかけに妻の事件をひとりで探るお話しの中にいろんな登場人物が入ってバディ的展開になる。
個人的には真壁と宮下のバディが好きで、事件も伏線回収が面白かった。

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2025年01月03日

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予想してなかった犯人でした…。
続きが気になって一気読み。
あまりに胸糞悪い事件のオンパレードなので、苦手な方はお気をつけて。

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2024年12月15日

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ネタバレ

真壁修  警視庁南青梅警察署奥多摩分署巡査部長
     捜査一課の野良犬と呼ばれていたが、
     妻が殺され抜け殻化し退職を決意
真壁朝美 真壁の妻で元警視庁庶務係。結婚一年目  
     の記念日に刺殺された
宮下   真壁の相棒、27歳一橋大卒、語学堪能
     名物警部 富岡鉄郎の甥
伊丹吉範 分署長、真壁の上司 59歳
伊丹敏和 吉範の息子、真壁の友人で2歳下の後輩
     巡査部長、捜査中に行方不明になる
木戸   奥多摩分署 警部補、係長
河原井  奥多摩分署
岩本   奥多摩分署、真壁を敵対視する大男
久須部  警部、真壁の元上司、あだ名はクズリ
清塚久志 久須部の息子、3歳母離婚、8歳母再婚
     25歳で青梅署員 真壁を尊敬
梅崎   一課長補佐、管理官
三田村  警部補、スマートで優秀
青沼幹泰 朝美殺害容疑者、事故死
森谷千夏 美容師、朝美の友人で敏和の婚約者
上松志真子 38歳、箱ヘル嬢まりん、第一被害者
らいむ  まりんと親しくしていた箱ヘル、中国人
盛田   新宿箱ヘル店長
北村   不動産会社、上松のアパート管理人
有馬亨  京成美容外科医師 41歳
有馬織江 有馬の2度目の妻、30歳
有馬結花 織江の連れ子、7歳、三浦半島で溺死
小塚雅紀 当時21歳 有馬妻を強姦殺害
国島恭一 当時23歳、小塚に協力
上松雄大 当時18歳、志麻子の息子



 




警察を辞めることにした真壁修の最終出勤日、猟奇的に殺害された全裸女性の遺体が奥多摩山中で発見された。溺死して冷凍後に解凍された遺体の股間にシャワーベッド、首にマフラー、胸に小さな赤いキズ。真壁は妻の朝美の胸の痣を思い出してしまう。

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2024年11月10日

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ネタバレ

81/100

刑事ものってなかなか事件が重かったり、人物が渋かったりするので読み進めるのが難しいことが多い。
実際今回の内容も人の殺された描写はグロいことが多かったが、内容がしっかりしてた。

筋が通っており、たまにある現実味が薄くなるような浅い本でもなかったため、内容に対してモヤモヤすることがなかった。
それは犯人である清塚のキャラクターが確立されていたため、なぜ事件に関与してきたのかなど納得することができたからだと思う。


沖縄旅行のおともにした。

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2024年09月04日

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伊岡さんの警察小説でした。
やはり心が痛くなりました。
それでも続きが気になり、ほぼ一気読みでした。

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2024年07月31日

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犯人は、微妙だった。
話の展開としては面白いが、それが犯人なの?とうーんな感じ。
サスペンスとしては読みやすかった。

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2024年06月15日

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主人公真壁刑事の奥さんが殺された事件が、とんでもない猟奇的に見える別の事件との繋がりが、徐々に明らかになり・・・
強烈な個性の固まりの警察のメンバーの中で、相棒の宮下刑事の愛すべきキャラが光ってます。

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2024年06月12日

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残忍な事件の真相が気になり、ぐいぐい読み進めてしまいました。伊岡瞬さんの作品は暗いものが多い(イメージ)ですが、その世界観にひきこまれてしまうんですよね。
真壁刑事の過去が知れておもしろかったです。
次の話は宮下刑事がでてくるのかな?本性。

それと最近この真壁、宮下ペアの新しい話もでたみたいなので、はやくゲットして読みたいところです。

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2024年05月07日

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次々に起こるストーリー展開、とても楽しめました。解説内にある「本性」にも真壁・宮下コンビ登場していると。何か記憶の片隅にあった名前だと合点が行きました。
ボロボロのランエボなんて、かっこいいだろうな!!そしてクズリと言う動物も初めて知りました!!

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

久しぶりの伊岡瞬さん!
伊岡瞬ってこんなだったなと読み始めてすぐに
うぅぅと唸りたくなるような事件が起こる。
気になり通勤中にひたすら読んでしまいました!
朝からかなり、重かった。

本当にもやもやと不快な気持ちにさせられ、
もう犯人がやばい..んだけど、
そこがまた面白いんだよなー!やめられない!
わかる方います?笑

真壁刑事って悪寒にも出てたんだね!!
続編の「水脈」を先に購入しちゃったので
またすぐに読もうー!!

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

読む順番が前後したかもしれぬが、それを差し置いても中々読み応えのある作品だった。
真壁と宮下。相性もあるのだろうが、名コンビである。最新作「水脈」の下調べとして読んだが、至って満足した。

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2024年03月01日

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やっぱり伊岡ミステリーは胸糞悪い悪党が多い。
それでも警察側のキャラが立っていて、展開が早く一気読み。退職間近の真壁主任が冴えていく変化と、頼りない宮下刑事の成長、そんなふたりのバディに引き込まれた。ただ、あれだけの狂気に至った動機がしっくりこなかったので星3つ。

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2025年11月16日

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引き込まれて一気読みしました。
警察の人間模様、それぞれが抱える過去を乗り越えようとする様が面白かったです
でもたぶん過去に読んだ事がある作品で、最後の結末あたりで思い出しました…たまにミステリ小説って通り過ぎるだけの作品があって、読んだことを忘れてしまうことあるなと再認識しました。

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2025年10月23日

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それぞれの登場人物の背景が浅いので感情移入はしにくかったですが、久しぶりの警察小説だったので楽しめました!

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2025年10月13日

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エンターテインメント性のあるストーリーでした。

最後の方の
「爆発で目が見えないから救急車呼んで」って言われたからドアを開けた…
ってあったけど、駐車場で爆発あったのにどうやって4階まで行くんだ…
罠だと思わないのか…

とか気になってしまった。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

一気読み。
派手なストーリー展開はないけれど、すんなり読めてよかった。
人物描写が丁寧に書かれた感じがした。
真壁シリーズ次を期待したい。

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2025年05月12日

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展開はどんどん読み進めてしまうくらい面白いです。
やはり伊岡さんの描き方は、心奪われます。
結末もなるほどとなりました。
ただ、もう少し背景に意味があってほしいなと、、。
今回のは殺した理由や犯人の性格の設定に少し無理があるようにも感じました、、。

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2025年03月09日

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緻密に描かれた本格的な警察小説。
新婚の妻を殺害された刑事・真壁は、妻殺しの容疑者が死亡し警察上層部が事件を隠蔽する中、真犯人が別にいると判断し退職を決断。単身で真犯人を追うことを決意する。
タイトル『痣』の意味が中盤で明かされ、興味が一層深まる。
幾重にも重なる事件の真相に迫る過程は非常に面白かったが、真相が判明すると動機の弱さや犯人の心根が理解しがたく、やや消化不良な印象を受けた。

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

代償、本性を読み、真壁刑事の生い立ちが気になり、順番が逆になったけど、読み始める。
謎が解けてスッキリしたが、話的にはなかなかエンジンがかからず前半は読むのに時間がかかった。
後半から一気に動き出した感じ。
真壁、宮下がいい感じでまた続きが読みたいので次は水脈を読んでみようかな。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

あまりに奇想天外で呆れてしまった。主人公が、31歳と読んでいて思えない。もう50過ぎの男性にしか感じられないので途中何度も年齢確認しながら読みました。不思議な本です。

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2024年11月21日

Posted by ブクログ

徳間文庫大賞受賞作と聞いて買った一冊。

連続殺人事件を解決する話

自分には結構複雑な話だった

なかなか捜査が進まない、主人公がやる気がないで序盤はつまらなかったが、中盤くらいからサクサク操作が進み興味が持てた。

人間関係が複雑すぎ
なんとか理解できたが、油断するとごちゃごちゃになりそうだった

でも複雑な分、スッキリしたラストでよかった。

主人公と部下のコンビは良かった。
このコンビが活躍する話があったらまた読んでみたいと思った小説でした。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

犯人が分かって、こいうことで犯罪に走ってしまうのってありそう。何となく分かるなーと思ってしまった。
ただ、読んでから数日経ってますがお風呂入ると思い出してしまう。

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2024年09月06日

Posted by ブクログ

読みやすく、テンポも良いが、事件は凄惨である。
主人公の心理的な部分にはもっと細く切り込んで欲しかったが、作品としては良かった。


平和な奥多摩分署管内で全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか──。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!

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2024年03月20日

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