伊岡瞬のレビュー一覧

  • 瑠璃の雫

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    交錯する人間模様。
    最後に明らかになる衝撃の事実。
    ありそうだけど、身近にはいない親子や夫婦などを登場人物に展開していく伊岡瞬ワールドに今作も引き込まれました。

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    2023年05月15日
  • いつか、虹の向こうへ

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    尾木 遼平(46才)は、刑事であったが、ある事件がきっかけで職場も家族も失う。そして、3人の奇妙な居候達と共同生活を送ることに。
    そんな時、家出中の少女が天真爛漫な陽気と、厄介事を持ち込んで来た、、、

    徐々に明らかになる居候3人の過去。
    それぞれが悲しい過去を背負い、今日を精一杯生きる姿に、ウルウルします。

    絵本に出て来る『虹の種』は、本当にあるのでしょうか?
    悲しみで出来た虹は、きっと、いつか晴れた空の向こうで、見つけることができるのではないかと思います。

    負け犬達の、明日の希望を渇望するピュアな姿に、ウルウルです。

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    2023年04月08日
  • 祈り

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    ネタバレ

    なんか性格悪い人多い!
    千穂と尚彦がもう本当に腹が立つし胸糞悪い

    元通りになった世界で、真っ当に生きる楓太の姿を見ている春輝と真澄の姿にウルッとした
    おそらく元通りの世界には存在しない2人が、前の世界の時よりずっと幸せそうで良かった
    楓太と千穂と、ラストは登場しないけど鶴巻も、幸せな人生を歩んでいってほしいと思う

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    2023年03月26日
  • 冷たい檻

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    ハードボイルドの傑作です。ちょっとオカルトじみてる所もいい。
    主人公は樋口ですが構成は群像劇のような形で、10人近い登場人物の視点で物語が進みます。
    そんなに多様な視点で、ページ数600を超える大作、読みにくそう。と思われるかもしれませんが全然そんなことはなく、すらすら一気に読めてしまいます。
    終わり方は大団円と言って良くモヤモヤ感が残りません。すっきり全部解決してくれます。

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    2023年01月29日
  • いつか、虹の向こうへ

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    私には充分なハードボイルド。
    この尾木というおっちゃん、人を想う気持ちの理想が高すぎる。まあいいか、くらいの感覚でいろんな人の人生をひょいと背負って行く。ただ、女性に弱い。本人は気を付けているようだが。特に元妻に対してはすごく不器用だったのかもしれない。
    尾木さんに出会った人たちの虹が小さくなっていて欲しい。

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    2022年03月28日
  • 教室に雨は降らない

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    背表紙のあらすじを読んだ時は森島巧はもっとやる気がない感じで、それにモンスターペアレント、いじめ等々ちょっと重たい話しなのかと思ったが、意外と前向きなストーリーで確かに心が晴れやかになる面白い小説だった。いい意味で伊岡作品とは思えない作品。

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    2022年03月12日
  • 145gの孤独

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    伊岡瞬著 145gの孤独

    ぽろり涙 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    ミステリー⭐️⭐️

    1.物語のはじまり
    プロ野球投手。
    先発を務める、150キロ本格派投手。
    危険球で、相手打者に致命傷をあたえ、
    その後、内角攻めができずに引退。
    第二の人生で、何でも屋を始める。

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    2.何でも屋の依頼人
    ①毎週水曜日。子供の遊び相手を依頼するシングルマザー。
    ②終活で蔵書の整理をしようと思い立つ大学教授の独り身女性。
    ③認知した子供と、故郷の旅行に同行を、、、と依頼する社長。

    プロ野球を辞めざるをえなかった主人公。
    何でも屋の仕事に対して、情熱も気力もなし。
    ただ、依頼された仕事は、プ

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    2022年03月06日
  • いつか、虹の向こうへ

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    半分くらいまでは少しダラダラした感じでなかなか進まなかったけど後半は一気読みするくらい展開が早く面白かった
    全ての謎解きがスッキリわかって
    充実した気分になった

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    2022年02月14日
  • 教室に雨は降らない

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    次は次へと楽しく読めて、読後感もとても良かった。重苦しい読書の合間に一息つくことができて、私にはとても良い本でした。先生も大変なんだろうけど、子供だけじゃなく顧客は何を考えているのか意味不明だし、教頭だけじゃなく課長も社長もパワハラはする。モンスターは父兄だけじゃなくそこら中にうろうろしている。先生だけじゃなく何をやっても大変なんだと思う。続編があれば買います。

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    2022年01月30日
  • もしも俺たちが天使なら

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    もしもも何も君らは天使ではないわ!
    詐欺師、ヒモ、元刑事というはみ出し者3人が、ちょっとした善意みたいなのを出したら、あらあら凶悪組織に立ち向かう事に!
    読んでると、谷川さんの一人勝ちって感じに思うけど。
    詐欺師って職業は、嫌いやけど、物事に動じず飄々としてる雰囲気は好み!
    深謀遠慮ってヤツやな。でも、表面上は何事もない。水鳥のように、見た目は優雅に泳いでるように見えて、水面下の足は、バタバタと激しく動いてるみたいな。(豆知識:実際には、そのまま浮くらしく、激しく足を動かす必要はないみたい)
    とは言え、3人とも個性豊かでカッコイイ!
    「天使界にも落ちこぼれはいるんだ。腹黒いやつ、喧嘩好きなやつ

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    2021年12月23日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    伊岡瞬作品には、お金の問題が絡んでくることが多い。その場合、企業や政治、闇組織の問題も同時に出てくる。その部分をもっと理解できたら、伊岡瞬作品をもっと楽しめると思った。
     本作でも、お金の問題が出てくる。ただ、あまり理解できなかった。ストーリー自体は楽しむことができたが、その部分が理解できなかったことが悔しい。

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    2021年12月15日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    『詐欺師 + ヒモ + 元刑事 = 絶妙なチームワーク?』

    セレブ専門詐欺師、喧嘩っ早いヒモ、訳アリ元刑事。
    3人の視点で語られる『義理人情クライム・サスペンス』
    伊岡さん初読みでしたが、先の展開が気になり一気読み!他の作品も是非読んでみたい。

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    2021年11月21日
  • もしも俺たちが天使なら

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    最初は、伊坂幸太郎作品の泥棒たちを連想させるキャラ設定のように感じていたが、読み進むにつれてオリジナリティ溢れる物語にどんどん引き込まれていった。やはり頭の切れる登場人物の話は爽快だ。

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    2021年11月18日
  • 悪寒

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    出向先に妻からの取り止めのないメールが来る。
    不安になり実家に戻る最中に、警察から妻が上司を殺したと連絡が入る。

    422頁の割と長めの作品。
    文体は読みやすく、長編とは思えないくらいサクサク読める。

    話は最初から終盤まで?????
    はてなマークが飛びまくり。
    正直焦ったい。
    主人公に感情移入しづらかったのも一因か?


    終盤、急転直下に話が進む。
    一見ハッピーエンド。
    それに悪寒。

    タイトルの付け方が秀逸だと思った。

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    2026年02月08日
  • 水脈

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    ネタバレ

    事件の内容としては特殊詐欺と、とても今っぽい作品。被害にあった老婆が可哀想で居た堪れなかった。老婆視点が多かったので、この人がどうやってキーになるのかと思いながら読み進めていったらそういうことだったのかと。読みやすいしあっという間に読んでしまった。しかし真壁/宮下コンビの内容としてはあと一押しなところもあったので、次回に期待をしたい。

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    2026年02月02日
  • 不審者

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    日常にじわりじわりと侵食してくる、得体の知れない恐怖と不快感。それは過去の記憶も手繰り寄せて、主人公を追い詰めていく。なんて、嫌な人間ばかりなんだろう。最後まで読んで真相を知っても、優平に対する嫌悪感は消えず、実は一番卑怯だった秀嗣も、義母も、ママ友にすらむかむかしてくる
    主人公が可哀想……と思うと同時に、洸太のためにも踏ん張って欲しかった
    嫌な人間を書くのが本当にうまい
    日常が壊れていく様を描くのも本当にうまい
    イヤミスはそんなに好きではないのに、伊岡瞬だけは癖になります

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    2026年02月01日
  • 悪寒

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    伊岡瞬は本当に嫌なミステリを書くなー。でもそれが良い。作者の作品は『代償』を以前読み、これが二作目。主人公の情けなさ、愚かさに呆れながらまぁそれが人間だよなぁと。家族の歪さをしみじみと感じました。不祥事に対するトカゲの尻尾切り、左遷先での白眼視、家族がばらけていくのが本当にリアルで危機迫っている
    法廷のシーンから始まるのも、真相が気になりすぎてノンストップで読み進めてしまいました
    展開もかなりゾッとする!悪寒なんてものじゃないです
    鋭いとこついてくるなーと感心した真壁刑事は『痣』で今度は主として登場するらしいのでこちらも要チェック

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    2026年02月01日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    個人的には面白かったのに、何故こんなに評価が低いんだろう…というのを自分なりに検証。

    まず戦慄のホラーサスペンスって書かれているけど、どっちかというとサスペンスミステリーという印象だった。

    確かにホラーの様な怖いシーンはあるけれど、ホラー好き人が読んだら、たぶん拍子抜けして低評価になるのも致し方ないと思う展開である。

    最初からミステリーだと思ってミステリー好きが読んでいれば、もう少し評価はマシだったのでは、と考えた。

    私はホラーがあんまり得意ではないし、ミステリーが好きなので、程よく楽しめたからだ。

    つまりこれはジャンルを間違えた、勿体ない結果である。…とも言える。

    そのため高評価

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    2026年01月31日
  • 教室に雨は降らない

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    教師側からみた様々な出来事とその対応を、臨時講師が対応して、解決していく。何を仕事に選ぶのか等の心の葛藤含めて、面白く読めました。

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    2026年01月31日
  • 奔流の海

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    ずいぶん久しぶりに伊岡瞬さん。かなり網羅的に氏の作品は読んできているので、良し悪しがあるのも承知のうえ。

    そのうえで今作はかなり好みで面白かった。中盤少しだるいなと感じる作品ほど後半戦の興奮度が高く、とはいえドキドキというよりはドクンドクンとじわじわくる興奮がほんと堪らない。

    作品群の中では瑠璃の雫もかなり好きなんだけど、それに匹敵するくらい好きだったなー。

    ファンであるプロの作家さんに対しての感想ではないなと思いつつ、どうしてそんな緻密に計算されたストーリーを思いつくんだろうと。

    氏のSNSもフォローしているので日常を垣間見つつ極上のフィクションを読む贅沢は今時ならではですな。

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    2026年01月30日