伊岡瞬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある村に、介護老人ホーム、児童養護施設、青少年更生施設、この3つが1つの敷地に設置され運営されていた。
見た目や評判は至って普通なこの施設。
そんな施設がある村で、ときおり事件が起きていた。
老人ホームで暮らしていた人の転落死、村の駐在員の行方不明。
駐在員の行方不明をきっかけに、調査員である樋口透吾が真相を探りに村へやってくるが、そこでもまた不可解な事件が起きてしまう。
とても分厚く、読み応えバッチリの本作。
最後の終わり方がとても良く、本書内で少し刺々しい印象のある樋口を、最後はとても温かい気持ちで送り出した感覚になった。
事件の真相も最後は全て回収されており、読み終わってとてもスッキリ -
Posted by ブクログ
あまりにも複雑すぎて、見開きのノートに登場人物・小学生時代から大人になってからの関係性などをノート見開き2ページに細かく書いてあらすじを追っていた
物語の主人公である圭輔は、小学生・中学生時代は遠い親戚で同級生の達也から逃れられない……
高校、大学では離れていたが弁護士となった圭輔の元に依頼人として現れ、またもや支配されつつあった
しかし、先輩の言葉「あなたはいつもできない理由を考えている」と指摘されたこと
友人からの背中を押されたことで、2人の関係性が始まった子供時代からの理不尽な出来事を調べていくことにした。
達也は自分でも気づかないうちに、人を欺き破壊することに喜びを見つける特性があり、 -
Posted by ブクログ
北陸の岩森村を舞台に、失踪した駐在警官を追う調査官・樋口が、村に隠された深い闇へと近づいていく物語。
穏やかに見える村の裏では、児童養護施設や老人ホーム、病院などを備えた巨大施設が存在し、“行き場のない人たち”を受け入れる代わりに、新薬の臨床実験に関わらせるという恐ろしい実態が隠されていた。
視点人物が多く、最初は少し整理しながら読む感じだったけれど、二日間に起こる出来事の密度がとても濃く、最後まで緊張感が途切れなかった。犯人探しというより、「なぜこんなことが起きたのか」を追いかけていくミステリで、少しずつ全体像が見えてくる面白さがあった。
現在の事件だけでなく、17年前の樋口の過去も大き