伊岡瞬のレビュー一覧

  • 朽ちゆく庭

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    サスペンスというジャンルを久しぶりに読んだのでサスペンスってこんな感じだったなぁというのを思い出してくれる一冊でした。
    面白さで言ったら少し微妙なところもありますが、もし自分の家族がこんな形だったら嫌だなと思いましたし苦しいだろうなと思います。

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    2025年08月30日
  • 145gの孤独

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    何となく哀しいけど未来に繋がる終わり方。

    途中のちょっとしたドンデン返し。

    楽しくさらっと読めました。


    誰にも理解されない個々の痛み(孤独)が色々な痼りになって人間関係に現れるのはリアリティがあり登場人物の色を一層濃くしてくれて、良い物語でした。

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    2025年08月30日
  • 痣

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    久々の伊岡瞬さん。今回は真壁刑事がメインのお話だ〜と思ったらあまりに辛い出来事が…。

    猟奇的殺人のシーンは読んでいて気分が悪くなりましたが、真相を知りたくて一気読み。

    緊迫した場面が多いけど、相棒の宮下刑事の存在がその場の空気を緩めてくれて良かったです。

    後味の悪い結末ですが、私の中では『代償』を超えるほどではなかったかな。やっぱり『代償』はインパクトが強かった〜。

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    2025年08月27日
  • 悪寒

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    ネタバレ

    中年男の鈍感さは、それだけで犯罪

    男と言うか女も愚か。
    人間は本当に愚かな生き物だなと。


    前半は主人公の会社での立ち位置や真面目さのお話。後半は妻が自分の上司を撲殺した…一体何が…
    とストーリーは進みますが、真犯人は何となく読めました。

    もらわれっ子症候群の真実には驚き。


    真壁さんの過去気になりました!
    『代償』めちゃくちゃ読みたい!

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    2025年08月26日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    立明(りつめい)大学の文学サークル『ヴェリテ』(フランス語で「真実」)は、ノンフィクション作家の泉蓮(いずみ れん)文学部教授が顧問を務めている。
    泉は「松浦一家惨殺事件」を題材に『乙霧村の惨劇』という小説を上梓していた。
    サークルメンバーの有志は、夏休みに馬籠宿方面への旅行を計画、ついでに泉蓮の小説の舞台となった「乙霧村」を見学に行くことになった。

    第一部では、チャラい大学生たちがかつて凶悪事件のあった場所をミーハー気分で見に行って、立ち入り禁止の札がぶら下がる鎖を乗り越えて侵入した挙句に、過去の亡霊のような斧を持った大男に追い回されるという、なんというか自業自得の地獄絵図が展開された。

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    2025年08月22日
  • 翳りゆく午後

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    ネタバレ

    主人公の敏明がクソすぎて
    「なんだ?こいつ?」と、ずーっと
    思いながら読んでたわ

    とにかく『保身』
    父親にも、奥さんにも、息子にも
    愛情が全く感じられん

    想像力も、隠蔽する力も
    なんもなさすぎ
    人として、薄っぺらぺら

    高齢者ドライバーが自分の父親って設定
    = もっと切ないストーリーを
    想像してたのよ
    共感できまくり…みたいな?

    なのに、主人公性格悪すぎるわ
    平気で嘘つくし
    カケラも共感できんやん

    最後、武の手記で終わったのは
    良かった
    結局、敏明以外の家族は
    みんなまともやん

    武の家を売った金で
    慰謝料払うとか
    マジ許せんわ

    今後、自分が高齢になったら
    事故起こして
    つかまってし

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    2025年08月16日
  • 本性

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    サトウミサキに全て収束するストーリーが見事
    面白いし可哀想だなと思ったキャラがあとあとクズであることが判明したりでスッキリする構成
    終わり方は続くような終わり方だったがそれも良き

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    2025年08月14日
  • 翳りゆく午後

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    ネタバレ

    高齢ドライバーによる事故で死者が出ると、本当にやりきれない気持ちになる。免許返納の年齢を一律で決めてしまえばいいのにと思わずにはいられない。何か起きてからでは遅く、被害者が出れば加害者本人だけでなく、その家族までもが不幸になる。読んでいて「これは他人事じゃない」と感じた人も多いはず。嘘をついたり肝心なことを隠したりせず、警察には正直に話すべきだと強く思った。変に隠そうとすると、どんどん泥沼にはまりそう。

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    2025年08月13日
  • 祈り

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    交わるはずのない人たちのストーリーが交わった時…これが伊岡瞬作品なんだと思うが、登場人物のそれぞれを細かく説明してくれてもいいような気がした。

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    2025年08月04日
  • 奔流の海

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    感想
    子供を虐待した親が亡くなり、子供が欲しい夫婦に引き取られていく。一見良さそうだが、深い闇が潜んでいたなんて。

    壮大な物語。最後は時間がかかったけどやっと元の場所に戻った感じ。


    あらすじ
    千遥は母親と二人で暮らしていた。実家である旅館は閉めていた。ある日、坂井という学生が旅館に泊まりに来る。

    裕二は子供の頃、貧乏で父親から無理矢理当たり屋をやらされ、何度も入院していた。裕二は父親に騙され、何度も当たり屋をやらされる。母親は、父親に無理矢理働かされて亡くなる。裕二は最後に当たり屋をやり、入院している時に父親が亡くなる。そのまま当たり屋をやった坂井家に引き取られる。

    千遥は父親が事故

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    2025年07月29日
  • 本性

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    一見関係のない人たちの物語のようで、事件が少しずつ進んでいき、見えない部分が見えてくるという、多視点型のミステリー。

    ただ、事件の全貌が見えてきても、彼女の本性は見えてこない。そんな気味悪さがあって、面白かった。

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    2025年07月22日
  • 乙霧村の七人〈新装改訂版〉

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    22年前に惨殺事件が起きた村に、大学生がサークル活動という名目で訪れた。そこで過去と同じ惨劇が繰り返される…、みたいな事が背表紙に書かれていて、横溝正史の世界の匂いがプンプンすると思い読んでみました。

    ろくでもない学生たちにうんざりしつつも、確実に迫ってくる者がいるという恐怖。横溝正史のあのおどろおどろしい感じがずっと続いていきます。でも残り1/3でアレ?アレ?アレ?となりました。そういう事件の解決もありなんだ、とそこが私の中でどんでん返し。結末も真相が分かりスッキリはするのだけど、これから何か不吉な事が起こります、という感じで話が終わったので怖い。私は絶対にアイツがやらかすと思う。

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    2025年07月13日
  • 不審者

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    ネタバレ

    21年も音信不通だった義理の兄が現れて里佳子の生活が脅かされる。何者なんだ?という不安と恐怖がじわじわと迫ってきて楽しめた。それにしても秀嗣がやばい。

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    2025年07月12日
  • もしも俺たちが天使なら

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    ネタバレ

    元刑事の染井さんと、詐欺師の谷川くんと、ケンカだけは強いイケメン松岡くん。3人が松岡くんの実家のぶどう園を詐欺集団の魔の手から守ることになるお話。

    読みやすい。
    最近多い感想なんだけど、2時間ドラマ観たみたいな気分。
    ラストがちょっとあっさり終わってしまったけど、気分の良い終わり方で良かった。

    ぶどう園が山梨で、超地元だったので、なんか親近感沸いた。
    笛吹川とか懐かしい響き^^;

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    2025年07月11日
  • 代償

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    主人公の人生を、めちゃくちゃに破壊するサイコパスな少年達也に胸くそが悪くなる。心底関わりたくないという描写が続く。2部で舞台が変わり、幸せを取り戻すのかと思えば、再び人生を狂わされる。達也にどのような鉄槌が下されるのかと、ページをめくる手が止まらない。

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    2025年07月10日
  • 瑠璃の雫

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    久々にラストに感情を揺さぶられた
    一冊。

    伊岡瞬さん作品は全体的に暗い人間模様で、その代表格な印象です。(明るい作品があったらごめんなさい)

    色んな人の罪と隠蔽。 人を想う気持ちと自分だけを守りたい気持ち。エゴ。

    最終的に全ての念が集まって、隠蔽された罪は土から掘り起こされる(読んだテンションそのままに生意気にも比喩表現であります)

    瑠璃の雫はラピスラズリという石であり、涙であり、確かにそこに人がいた跡であり、この本のタイトルであ(以下略)

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    2025年07月06日
  • 奔流の海

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    読み始めのストーリーと途中から始まるストーリーにあまりにも関連がないから?????だった。
    さらに裕二の辛い幼少時代にはグッと惹き込まれ、そこから浮上するあたりでさらに最初のストーリーとどう関わるのか?????に。
    さらにその先でようやく繋がっていくところが爽快感があって気持ちよかった。ストーリー全体としては虐待や暴力だったから凄惨な内容も。時代背景がバブル前あたりでノスタルジックだった。

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    2025年07月05日
  • 残像

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    おもしろかった。
    浪人生の堀部一平はバイト先の同僚(お爺さん)が職場で倒れ、部屋まで送り届けるところから運命の歯車が狂いだす。
    ぼろっぼろのアパートへ送り届けると、どう見ても親戚などではない女性3人と男の子が集まって来て、側から見ても奇妙な宴会に参加させられる。
    その人たちの不可思議な関係に疑問を持ちながらも、なんだか興味が湧き一平と奇妙な住人たちとの交流が始まる。
    しかしこの奇妙な住人たちにはさまざまな過去があり、とある縁から一緒にある事件について水面下で行動を起こしていた。

    ミステリーではなくサスペンス。
    最初から犯人もわかっている状態だったが、最後のまとまりもよく、ちょっとした寂しさを

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    2025年06月24日
  • 仮面

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    好きな伊岡作品。
    今回も入り組んだ人間関係と、タイトルの『仮面』が交差する楽しい一冊でした。

    自ら被り人を欺く仮面と、周りから被された勝手な仮面。評価や思い込み(○○な人)が持つ不安定さが話をより深くしてくれているように思います。

    冒頭の数ページを読んで買うか迷われる方も居るらしいので、あえて言うならば、その数ページは当本の仮面です。笑

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    2025年06月22日
  • 残像

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    だんだん二つの物語が繋がっていく感覚がぞわぞわして面白かった。けど、エンディングが少し薄いかな?と思った。恭一のお父さん死んだのとかもっとインパクト付けても面白かったのに!あっさり書いてるのが逆に怖いのかな

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    2025年06月17日